平成 27 年度 専門課程 水災害予報・水防企画研修 実施計画 建設部建設第一科 1.研修目的 河川行政の最近の動向と洪水予報に関する最新の技術や知識を修得するとともに過 去の災害事例の分析により災害時の判断や行動を学び水災害発生時に的確に対応でき る専門知識や技術を修得することを目的とする。 以下の各点を重点項目とする。 ① 洪水災害、水災害予報センター、災害情報普及支援室に関する知識の修得 ② 水防計画(避難を含む)に関する知識の修得 ③ 洪水予報、気象情報に関する最新の知識修得 ④ 災害事例の研究や災害体験者による講話等を通じた危機管理能力の向上 ⑤ 水災害模擬演習による実践能力の向上 2.対象者 国土交通省、他省庁、地方公共団体(都道府県、政令指定都市、特別区、市及び町村) の職員で、次のいずれかに該当する者 【標準コース】 ① 地方整備局等の水災害予報センター、災害情報普及支援室の係長以上の者 ② 水災害予報業務、水防企画業務を担当する地方公共団体の係長以上の者 ③ 水防、防災、危機管理業務を担当する地方公共団体の係長以上の者 ④ ①②③の者と同程度の職又は能力を有すると認められる者 【水防・防災・危機管理コース】 ①水防、防災、危機管理業務を担当する地方公共団体の係長又はこれと同等の職又は 能力を有すると認められる者 3.研修期間 標準コース:平成 27 年 4 月 20 日(月)∼平成 27 年 4 月 24 日(金) (5 日間) 水防・防災・危機管理コース:平成 27 年 4 月 20 日(月)∼平成 27 年 4 月 22 日(水) (3 日間) 4.研修定員 国土交通省 他省庁 地方公共団体 独立行政法人等 平成 27 年度計画 24 6 20 計画 24 1 10 平成 26 年度 実績 16 1 0 計画 24 1 10 平成 25 年度 実績 15 0 1 ※平成 25 年度、平成 26 年度は水災害危機管理研修として実施した。 団体 2 3 計 50 35 19 35 19 5.カリキュラム 基本科目、専門科目、水災害模擬演習で構成する。 (別紙、教科目一覧表(案)を添付、参考資料として時間割表(案)を添付) 水災害模擬演習(案)については次の通り。 テーマ:今年度テーマについては未定。 ≪参考≫(昨年度テーマ:仁淀川の洪水時における、高知県吾川郡いの町役場の対応) 実施方法:ロールプレイング演習、全体討議、講師による講評等を行う。 6.その他 テキスト代(予定) 標準コース:11,000 円 水防・防災・危機管理コース:8,000 円 【別紙−1】 平成 27 年度 専門課程 水災害予報・水防企画研修 教科目一覧表(案) (標準コース) 番号 1 基 本 科 目 2 3 4 水災害予報センターの役 割、水災害監視予測につい て 災害情報普及支援室の役 割について 水管理・国土保全局河川計画課河川情報企画室 室長 1.5 水管理・国土保全局河川環境課水防企画室 室長 1.5 小計 水防法について 河川情報センター 情報基盤整備部 部長 洪水予報の事例とあり方 豪雨災害とリスクコミュ ニケーション 気象情報の取り扱いと住 民避難への活用 河川管理者の災害対応 水管理・国土保全局河川環境課水防企画室 課長補佐 名城大学 准教授 気象庁予報部予報課気象防災推進室 室長 検討中 災害時の自治体対応 検討中 水災害と緊急報道 日本放送協会報道局 災害・気象センター長 11 12 13 14 15 自衛隊の災害対応 小計 水災害模擬演習 16 17 小計 入校式・修了式等 小計 合計 1.5 備 考 東日本大震災への対応、大規模水害対 策について 近年の降雨状況とレーダー雨量・、水 情報の共有化 洪水ハザードマップ普及支援に、事業 所等の自衛防水に係わる相談窓口、災 害情報普及協議会 4.5 水管理・国土保全局河川環境課 水防企画室 企画専門官 水管理・国土保全局河川環境課 河川保全企画室 河川情報の取り扱いと活 用方法について 10 間 水管理・国土保全局河川計画課 課長 8 9 時 最近の洪水災害と対応 状況 7 6 演 習 講師の所属・氏名 タイムライン策定の取組 について 新宮川水系相野谷川(三重 県紀宝町)での出水時のタ イムラインの運用と効果 河川情報に関する新たな 取り組みと課題 5 専 門 科 目 教科目 1.5 1.5 水防法、水防計画、避難計画、水防活 動 タイムラインの取組について 近畿地方整備局紀南河川国道事務所 詳細は、検討中 1.5 大規模水災害に関する各主体のタイ ムライン 水管理・国土保全局河川環境課水防企画室 課長補佐 1.0 河川情報の新たな取り組みと方向性 や課題 1.0 各種の防災情報、情報の特性と利活 用、取り扱いの注意点 検討中 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 自治体への情報提供のあり方、自治体 への支援 豪雨災害事例、行政サービス提供のあ り方 気象庁における気象観測、防災のため の気象情報 直轄河川管理者の豪雨災害対応 自治体の豪雨災害対応、災害から国、 県に望むこと 水災害時のマスコミの対応、水災害時 の報道体制 自衛隊の対応と活動状況、災害時の関 係機関の連携 17.0 河川情報センター 危機管理業務部 部長 参事 国土交通大学校 副校長 建設部長 教務課等 大規模水害の洪水予測と情報伝達演 習 9.0 9.0 2.5 2.5 33.0 【別紙−2】 平成 27 年度 専門課程 水災害予報・水防企画研修 教科目一覧表(案) (水防・防災・危機管理コース) 番号 基 本 科 目 1 2 教科目 1.5 災害情報普及支援室の役割 について 水管理・国土保全局河川環境課水防 企画室 室長 1.5 気象情報の活用と住民避難 への活用 門 科 目 5 6 7 新宮川水系相野谷川(三重県 紀宝町)での出水時のタイム ラインの運用と効果 災害時の自治体対応 自衛隊の災害対応 小計 水災害模擬演習 演 8 習 9 間 水管理・国土保全局河川計画課 課長 3 4 時 最近の洪水災害と対応 状況 小計 水防法について 専 講師の所属・氏名 小計 入校式・修了式等 小計 合計 備 考 東日本大震災への対応、大規模水害対策について 洪水ハザードマップ普及支援に、事業所等の自衛 防水に係わる相談窓口、災害情報普及協議会 3.0 水管理・国土保全局河川環境課 水 防企画室 企画専門官 気象庁予報部予報課 気象防災推進 室 室長 近畿地方整備局紀南河川国道事務所 水防法、水防計画、避難計画、水防活動 1.5 1.5 気象庁における気象観測・防災のための気象情報 の活用 大規模水災害に関する各主体のタイムライン 1.5 詳細検討中 検討中 検討中 1.5 自治体の豪雨災害対応、災害から国、県に望むこと 1.5 自衛隊の体制と活動状況、災害時の関係機関の連 携 7.5 河川情報センター 危機管理業務部 部長 参事 国土交通大学校 副校長 建設部長 教務課等 大規模水害の洪水予測と情報伝達演習 9.0 9.0 1.5 1.5 21.0 【参考資料−1】 平成27年度 専門課程 水災害予報・水防企画研修 標準コース時間割表(案) 午 前 月 曜 日 日 8:50 ∼ 10:15 10:25 午 後 ∼ 11:50 13:15 9:00 入校式 4/21 火 ∼ 14:40 14:50 16:15 16:25 ∼ 17:15 最近の洪水災害と対応状況 災害情報普及支援室の 役割について 水防法について 模擬演習概要説明 水管理・国土保全局 河川計画課 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 (一財) 河川情報センター 課 長 室長 企画専門官 部長 気象情報の取り扱いと 住民避難への活用 自衛隊の災害対応 災害時の自治体対応 新宮川水系相野谷川(三重 県紀宝町)での出水時の タイムラインの運用と効果 模擬演習準備 気象庁予報部 予報課 気象防災推進室 検討中 検討中 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所 班別討議 詳細検討中 建設部 9:20 オリエンテーション 4/20 月 ∼ 9:50 ガイダンス 室長 危機管理業務部 水災害模擬演習 4/22 水 8:50∼9:50 10:00∼14:30 水災害模擬演習 14:40∼16:25 16:35∼17:15 模擬演習の進め方 部長 参事 国土交通大学校 副校長 建設部長 討議・講評 演習とりまとめ 洪水予報の事例とあり方 豪雨災害とリスク コミュニケーション 13:15∼14:30 河川情報に関する 新たな取り組みと課題 14:40∼15:40 河川情報の取り扱い と活用方法について 15:50∼17:15 タイムライン策定の 取り組みについて 水管理・国土保全局 河川環境課水防企画室 名城大学大学院 都市情報学研究科 水管理・国土保全局 河川計画課 河川情報企画室 (一財) 河川情報センター 情報基盤整備部 水管理・国土保全局 河川環境課 河川保全企画室 課長補佐 准教授 課長補佐 部長 検討中 水災害と緊急報道 水災害予報センターの役割と 水災害監視予測について 河川管理者の災害対応 NHK報道局災害・気象セン ター 水管理・国土保全局 河川計画課 河川情報企画室 検討中 センター長 室長 4/23 木 4/24 金 14:50 成果とりまとめ 15:30 修了式 【敬称略】 【参考資料−2】 平成27年度 専門課程 水災害予報・水防企画研修 水防・防災・危機管理コース時間割表(案) 午 前 月 曜 日 日 8:50 ∼ 10:15 10:25 午 後 ∼ 11:50 13:15 9:00 入校式 4/21 火 14:40 14:50 ∼ 16:15 16:25 ∼ 17:15 最近の洪水災害と対応状況 災害情報普及支援室の 役割について 水防法について 模擬演習概要説明 水管理・国土保全局 河川計画課 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 (一財) 河川情報センター 課 長 室長 企画専門官 部長 気象情報の取り扱いと 住民避難への活用 自衛隊の災害対応 災害時の自治体対応 新宮川水系相野谷川(三重 県紀宝町)での出水時の タイムラインの運用と効果 模擬演習準備 気象庁予報部予報課 気象防災推進室 検討中 検討中 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所 班別討議 詳細検討中 建設部 9:20 オリエンテーション 4/20 月 ∼ 9:50 ガイダンス 室長 危機管理業務部 17:00 修了書授与 水災害模擬演習 4/22 水 8:50∼9:50 10:00∼14:30 水災害模擬演習 14:40∼16:25 模擬演習の進め方 部長 参事 国土交通大学校 副校長 建設部長 討議・講評 【敬称略】
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