仕様書(PDF:139KB)

佐久合同庁舎エレベーター保守業務委託仕様書
1
目的
本業務は、エレベーターについて、専門的見地から点検又は測定等により劣化及び不具合の状況を
把握し、保守等の措置を適切に講ずることにより、所定の機能を維持し、事故・故障等の未然の防止
に資することを目的とする。
2 適用
(1)「建築基準法」及びこれに基づく地方条例、「昇降機の維持及び運行の管理に関する指針」(平
成5年6月30日住防発第17 号)、「人事院規則10-4」並びにJIS A4302(昇降機の検査標準)の
定めるところによる。
(2) 本仕様書は「建築保全業務共通仕様書(国土交通大臣官房官庁営繕部監修・最新版)(以下、
「建築保全業務共通仕様書」という)」により補完する。
3
業務委託方式
業務委託方式は「建築保全業務共通仕様書」によるところのフルメンテナンス(FM)とする。
4
期間
本業務の期間は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの1年間とする。
5 業務対象
(1)場所 長野県佐久市跡部65−1 佐久合同庁舎
(2)対象設備の概要及び構成は「別表1」のとおり
6
保守点検作業
本仕様書及び特記による。また、「建築保全業務共通仕様書」第2編第7章第2節「エレベーター」
により補完する。
(1)点検
①点検項目及び点検内容は「別表2−1」及び「別表2−2」のとおりとする。
②点検に必要な工具、計測機器等の機材は、設備機器に付属して設置されているものを除き、
受託者の負担とする。
(2)保守
①保守による修理又は取替えに該当する項目は、「別表3」のとおりとする。
②該当する項目に係る修理又は取替えに伴う費用は、受託者が負担する。
③委託者、使用者の不注意、不適当な使用、管理、天災その他、受託者の責によらない事由によ
って生じた修理又は取替えは含まない。
④修理又は取替えの範囲は、エレベーターを通常使用する場合に生ずる摩耗及び損傷に限る。
⑤一切の建築関係工事は除外する。
⑥関係法令の改正、官公署その他関係機関の命令、指導による改修、追加工事は除外する。
(3)部品供給
受託者は、エレベーターの保守に必要な消耗部品及び純正部品又はこれと同等の部品の十分
なストックと、安定供給をおこなうものとする。
(4)廃棄物処理
作業によって発生する撤去品及び残材は、受託者の負担で引取るものとし、速やかに搬出し適正
に処理すること。
7
定期検査
建築基準法第 12 条に基づき、年 1 回、昇降機を検査する資格を有する者による検査をおこない、
同法による定期検査報告書様式により報告する。
8
作業計画
保守点検の作業に先立ち、施設管理者と手順、方法、日程等につき十分打合せの上、計画を立てる。
9
作業報告
保守、点検についての報告は下表により書面で提出するとともに、結果等について必要な説明をお
こなう。
表
種
類
提出頻度
備
考
定期点検報告書
点検毎
点検後、速やかに提出
定期検査報告書
検査毎
建築基準法による定期報告様式による提出は年1回
故障修理報告書
作業毎
作業後、速やかに提出する
10
緊急時の対応
受注者は、24 時間出動体制を整え、不時の故障や事故に対し、最善の手段で対処する。なお、故
障災害等により、エレベーターに閉じこめ又は、機能停止が生じた場合は、速やかに復旧措置を講じ
るよう努めるものとする。
11 責任の範囲
(1)エレベーターの占有もしくは管理に基づく責任は委託者にある。
(2)災害が原因による故障、事故に関する運行管理の責任は委託者にある。ただし、保守点検委託業
務範囲において整備不良、動作不良等により被害の拡大等がみとめられた場合は、その責任を受託
者に課す場合がある。
12 特記事項
(1)全般
①仕様書等に示されていない事項についても、管理、安全性、機能等の維持及び利用者の利便性向
上等について必要とした事項(プログラム調整を含む)については、施設管理担当者と協議する。
(2)作業条件
①エレベーター等の停止が必要な作業については、あらかじめ施設管理担当者の承諾をえること。
(3)保守点検作業
①エレベーターの運行状態を遠隔監視装置を用いて監視するとともに、定期に遠隔監視装置の点検
を行う。「別表2−2(特記)」
②点検項目等は「別表2−2」のとおりとする。
③遠隔点検装置を用いた点検は行わず、「別表2−1」に沿った点検を行うこと。
④プログラムにより制御等されている部分の保守及び調整は、プログラムの修正、書換え等により
おこない、それ以外の方法ではおこなわないこと。
⑤部品及び消耗品について委託者が指定した部品等は契約期間内に交換すること。 尚、本期間中
の交換指定部品等は「別表3」による。
また、通常使用を想定し、経年、運行時間、起動回数等により次回契約期間において交換が必
要となる部品についての見積書を平成27年9月中旬までに提出する。
⑥交換部品及び消耗品は、原則、製造者が製造、供給及び指定する純正部品を使用する。
だだし、独自にそれ以外の部品等を使用しようとする場合は、あらかじめ使用箇所、理由、技術
的資料等を提出し、施設管理担当者の承諾において使用すること。
⑦運行データを常時収集し、運行状況が良好であることを監視すること。また、施設管理担当者が
データの提出を求めた場合にはこれに応じること。
⑧エレベーターの最重要装置である電磁ブレーキは、分解手入れを委託期間内に1回以上行い良否
判定後、データを報告すること。
(4)報告書
①遠隔監視装置による監視報告書を毎月提出する。
②運行状況調査による調査結果報告書を年1回提出する。
(5)緊急時の対応
①委託者による出動要請に対しては、原則 90 分以内に到着し、迅速に必要な対処をするとともに、
速やかに施設管理担当者へその状況、状態等について必要な報告をすること。
②インターホンによる通報を受けた場合は、迅速に必要な対処をするとともに、施設管理担当者へ
通報の内容等について連絡すること。
③重大事故等が発生した場合の昇降機事故報告書には保守点検業者の立場から必要な協力をおこ
なうこと。
(6)行事への参加
庁舎全体でおこなう防災、災害等の訓練へ参加し、必要な訓練及び指導を行うこと。
(7)その他
①エレベーター機械室等、業務に必要な鍵の受け渡し及び入室については、施設管理担当者の指示
に従うこと。
②施設管理担当者が維持管理、機能向上等において助言を求めた場合は、保守点検業者の立場から
適切な技術的助言をおこなうこと。
別表1
別表1
対象設備の概要及び構成
付加装置
特記事項
インバータ
制御方式
m/分
7
7
750 ㎏
(11 人)
750 ㎏
(11 人)
60
60
○
P波
○
P波
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
マルチビー ム
乗用
制御方式
速度
(定員)
遠隔監視
フジテック
2
インバータ
積載量
階数
身障者
乗用
停止
群管理
フジテック
式
オートアナ
1
方
停電着床
途
自家発管 制
用
(形式)
火災管制
製造者
機
地震管制
号
物
高稼働
建
別表2−1
別表2−1 点検項目及び点検内容(遠隔点検装置を使用しない場合)
点検項目
機械室
機械室への通行
室内環境
主開閉器・受電
盤・制御盤・起動
盤・信号盤
巻上機
電磁ブレーキ
そらせ車
電動機
かご側調速機
つり合いおもり
側調速機
機器の耐震対策
主索の緩み検出
装置
かご速度検出器
昇降路との貫通
部分
点検内容
周期
① 機械室への通行及び出入りに支障がないことを確認する。
② 出入口扉の施錠の良否を確認する。
① 室内清掃及びエレベーターの機能上又は保全の実施上支障のないことを確認
する。
② 室内又は制御盤内の温度の良否を点検する。
③ 手巻きハンドルの設置の有無を点検する。
④ エレベーターに係る設備以外のものの有無を確認する。
① 作動の良否を点検する。
② 端子の緩み及びヒューズエレメントの異常の有無を点検する。
③ 次に示す回路の絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。
・電動機主回路 ・制御回路・信号回路 ・照明回路
④ 主開閉器の操作及び作動の良否を点検する。
⑤ 電磁接触器の接点摩耗の有無を点検する。
⑥ 制御盤内の清掃を実施する。
⑦ プリント板汚れ及び冷却ファンの回転状態の異常の有無を点検する。
① 潤滑状態の良否及び油漏れの有無を点検する。
② 歯当りの良否を点検する。
③ 回転時に軸受の異常音及び異常振動の有無を点検する。
④ 綱車のひび割れ、ロープ溝の摩耗及びロープスリップの有無を点検する。
⑤ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
① スリップの異常の有無を点検する。
② ブレーキシュー、アーム及びプランジャーの作動の良否を点検する。
③ プランジャーストロークを点検し、その良否を確認する。
④ ブレーキスイッチ接点の脱落、荒損及び摩耗の有無を点検する。
⑤ ブレーキライニングの摩耗の有無を点検する
⑥ 制動力をチェックし、その良否を確認する。
① ロープ溝の摩耗の有無及び取付け状態の良否を点検する。
② 回転状態の異常の有無を点検する。
③ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
① 作動の良否を点検する。
② 異常音、異常振動及び異常温度の有無を点検する。
③ 電動機エンコーダ、パイロットゼネレータの作動の良否を点検する。
④ 電動機用冷却ファンの作動の良否を点検する。
⑤ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
① 異常音及び異常振動の有無を点検する。
② ロープ溝の摩耗の有無を点検する。
③ 過速スイッチ及びキャッチの作動速度を測定し、その値が基準値にてきごう
していることを確認する。
④ エンコーダの作動の良否を点検する。
⑤ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
① 異常音及び異常振動の有無を点検する。
② ロープ溝の摩耗の有無を点検する。
③ 過速スイッチ及びキャッチの作動速度を測定し、その値が基準値に適合して
いることを確認する。
④ エンコーダの作動の良否を点検する。
⑤ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
1M
1M
備考
1M
1M
1M
3M
1M
1Y
1Y
6M
6M
1Y
6M
1M
1Y
1Y
1Y
1Y
1M
6M
6M
6M
1Y
1Y
1Y
1M
1M
1M
1M
1M
1M
1Y
1M
1Y
1Y
1M
1Y
1M
1Y
1Y
1M
1Y
地震その他の振動による移動、転倒及び主索外れ防止装置の良否を点検する。
1Y
作動の良否を点検する。
1Y
① 取付け状態の良否を点検する。
② 正しく機能していることを確認する。
6M
6M
主策及びガバナロープが機械室床の貫通部分と接触していないことを確認する。
1Y
措置不良の場合の修
理
別表2−1
点検項目
かご
運行状態
かご室の周壁、
天井及び床
かごの戸及び
敷居
かごの戸ハン
ガー
かごの戸連動
ロープ及びチ
ェーン
ドアレール
かごの戸のス
イッチ
戸閉め安全装
置
かご操作盤
かご内位置表
示灯
外部への連絡
装置
照明
換気扇及びフ
ァン
停止スイッチ
注意銘板の表
示
停電灯装置
各階強制停止
装置
かご床先と昇
降路壁の水平
距離
光電装置
側部救出口
専用操作盤【車
いす兼用の場
合に限る】
鏡及び手すり
【車いす兼用
の場合に限る】
床合せ補正装
置
点検内容
周期
加速・減速の良否並びに着床段差及び異常振動の有無を点検する。
1M
磨耗、錆び、腐食による劣化の有無を点検する。
1M
①
②
③
①
②
3M
1Y
3M
6M
6M
ドアシュー及び敷居溝の摩耗の有無を点検する。
取付け状態の良否及び戸の隙間の適否を点検する。
ビジョンガラスの汚れの有無を点検する。
取付け状態及び作動の良否を点検する。
ハンガーのおどり止めの状態が適切であることを確認する。
連動ロープ、チェーンのテンション状態及び破断、摩耗並びに取付け状態の良否
を点検する。
1Y
①
②
①
②
①
②
①
②
6M
6M
6M
1M
1M
1Y
1M
1M
取付け状態の良否を点検する。
摩耗及びさびの有無を点検する。
取付け状態の良否を点検する。
作動の良否を点検する。
戸の反転動作機能の良否を点検する。
ケーブルの取付け状態及び損傷の有無を点検する。
作動の良否を点検する。
取付け状態の良否を点検する。
球切れの有無を点検する。
1M
① 呼出し及び通話の良否を点検する。
② 装置の異常の有無を点検する。
③ 電話回線を使用している場合は、電話回線の異常の有無を点検する。
① 球切れ及びちらつきの有無を点検する。
② 照明カバーの取付け状態の良否及び汚れの有無を点検する。
① 回転状態の作動の良否を点検する。
② ルーバーの汚れの有無を点検する。
作動の良否を点検する。
1M
1M
3M
1M
1M
1M
1M
1M
用途、積載質量(又は積載量)及び最大定員の表示の適否を点検する。
1M
① 点灯状態の良否を点検する。
1M
② 基準照度を基準時間以上保持できる状態のバッテリーであることを確認す
る。
1Y
作動の良否を点検する。
6M
出入口の床先とかごの床先との水平距離及びかご床先と昇降路壁(乗用又は寝台
用のエレベーターに限る) との水平距離が規定値内 ・異常がある場合の精密調
査及び修理(※にあることを確認する。
作動の良否を点検する。
施錠及びスイッチの作動の良否を点検する。
備考
1Y
1M
1Y
① 取付け状態の良否を点検する。
1M
② 作動の良否を点検する。
1M
取付け状態の良否を点検する。
1M
着床面を基準として規定値内の位置において補正することができることを確認
する。
1M
調整不能の場合の
修理
別表2−1
点検項目
かごの周
囲・昇降
路
かごの上部の
外観
非常救出口
戸の開閉装置
リタイアリン
グカム
かご上安全ス
イッチ及び運
転装置
かごつり車及
びおもりのつ
り車
ガイドシュー
又はローラー
ガイド
主索及び調速
機ロープ
ガイドレール
及びブラケッ
ト
はかり装置
つり合いおも
り
つり合いおも
りの非常止め
装置
上部ファイナ
ルリミットス
イッチ
誘導板・リミッ
トスイッチ
中間つなぎ箱
及び配管
着床装置
給油器
終端階強制減
速装置
昇降路
点検内容
周期
汚れの有無を点検する。
1M
① かご外部からの開閉の良否を点検する。
6M
② 救出ロスイッチを作動させた場合にエレベーターが停止することを確認す
る。
① 戸の開閉状態及び開閉時間の良否を点検する。
② 開閉機構の取付け状態の良否を点検する。
③ 軸受の異常音及び異常温度の有無を点検する。
④ 駆動チェーン・ベルトのテンション及び伸びの異常の有無を点検する。
⑤ 電動機コンミュテータ、カーボンブラシの荒損及び摩耗の有無を点検する。
⑥ 各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
⑦ ギヤーオイル・グリースの漏れ及び劣化の状態を点検する。
⑧ 各スイッチ接点の摩耗の有無を点検する。
⑨ 制御抵抗管の状態を点検する。
1M
1Y
1Y
1Y
1Y
1Y
1Y
1Y
1Y
取付け状態及び作動の良否並びに摩耗の有無を点検する。
6M
作動の良否を点検する。
6M
①
②
③
④
1Y
1Y
1Y
1Y
回転時に軸受の異常音及び異常振動の有無を点検する。
ロープ溝の摩耗の有無を点検する。
取付け状態の良否及びき裂の有無を点検する。
各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
備考
6M
取付け状態の良否及び摩耗の有無を点検する。
1Y
①! 破断、摩耗及びさびの有無を点検し、基準に適合していることを確認する。
② 取付け状態の良否並びにダブルナット及び割ピンの劣化の有無を点検する。
③ すべての主索が、ほぼ均等な張力であることを点検する。
① 取付け状態の良否を点検する。
1M
1M
6M
1M
② さび、変形及び摩耗の有無を点検する。
1Y
作動した場合に警報を発し、かつ、戸が閉まらないことを確認する。
1Y
取付け状態の良否を点検する。
6M
① 取付け状態の良否を点検する。
1Y
② 非常止めの試験を行い、異常のないことを確認する。
1Y
① 取付け状態の良否を点検する。
6M
② 作動の良否を点検する。
6M
取付け状態の良否を点検する。
1Y
① ケーブルの取付け状態の良否を点検する。
② 昇降機に直接関係のない配管配線がないことを確認する。
作動の良否を点検する。
① 給油機能の状態を点検する。
② 油量の適否を点検する。
1Y
1Y
1M
6M
6M
作動の良否を点検する。
1Y
① 各出入口敷居下部の保護板の取付け状態の良否を点検する。
1Y
② エレベーターに係る設備以外のものの有無を点検する。
6M
③ 昇降路のき裂、損傷及び汚れの有無を点検する。
1Y
④ 地震その他の振動でかご及びロープが昇降路内の壁、機器と接触しない措置
が施されていることを確認する。
1Y
エレベーターに係
る設備以外のもの
がある場合の撤去
き裂又は損傷があ
る場合の精密調査
接触の恐れがある
場合の修理
別表2−1
点検項目
乗場
乗場ボタン
位置表示灯
非常解錠装置
乗場の戸及び
敷居
ドアインター
ロックスイッ
チ
ドアクローザ
乗場の戸ハン
ガーローラ
乗場の戸連動
ロープ及びチ
ェーン
ドアレール
光電装置
点検内容
① 乗場呼びの作動の良否を点検する。
② 取付け状態の良否を点検する。
表示灯の球切れの有無を点検する。
解錠に支障がないことを確認する。
① ドアシュー及び敷居溝の摩耗の有無を点検する。
② 取付け状態の良否及び戸の隙間の適否を点検する。
③ ビジョンガラスの汚れの有無を点検する。
① 作動の良否を点検する。
1M
1M
1M
1Y
6M
1Y
3M
1M
② 取付け状態の良否を点検する。
6M
ドア閉端で自動的に閉じる機能に異常がないことを確認する。
① 取付け状態及び作動の良否を点検する。
② ハンガーのおどり止めの状態が適切であることを確認する。
6M
1Y
1Y
連動ロープ、チェーンのテンション状態及び破断、摩耗並びに取付け状態の良否
を点検する。
1Y
① 取付け状態の良否を点検する。
② 摩耗及びさびの有無を点検する。
作動の良否を点検する。
6M
6M
1M
点検項目
ピット
環境状況
保守用停止ス
イッチ
非常止め装置
非常止めロー
プ
緩衝器
ガバナロープ
用及びその他
の張り車
移動ケーブル
下部ファイナ
ルリミットス
イッチ
つり合いロー
プ(鎖)及び取
付部
つり合いおも
り底部隙間
タイダウンセ
ーフティ
耐震対策
周期
点検内容
備考
周期
備考
1M
漏水がある場合の
精密調査及び修理
② 汚れ及びエレベーターに係る設備以外のものの有無を点検する。
6M
汚れ又はエレベー
ターに係る設備以
外のものが有る場
合の清掃又は撤去
作動の良否を点検する。
1Y
① 取付け状態の良否を点検する。
② 非常止めの試験を行い、異常のないことを確認する。
1Y
1Y
さび、捩戻り、変形及、劣化の有無並びに巻取りの良否を点検する。
1Y
①
②
③
①
②
③
④
①
②
①
6M
6M
1Y
1M
1Y
1Y
1Y
1Y
1Y
6M
① 漏水の有無を点検する。
取付け状態の良否を点検する。
スプリング又はプランジャーのさびの有無を点検する。
油入式の場合は、作動油の油量の適否を点検する。
走行中に、異常音の有無を確認する。
ロープ溝の摩耗の有無を点検する
ピット床面との隙間の適否を点検する。
各すべり軸受又は転がり軸受部への給油を実施する。
かごの運行時に、揺れ及び捩れに異常のないことを確認する。
取付け状態の良否並びに損傷及び劣化の有無を点検する。
取付け状態の良否を点検する。
② 作動の良否を点検する。
6M
取付け状態の良否及びさび、摩耗、破断、劣化の有無を点検する。
1Y
かごが最上階に着床している時のつり合いおもりと緩衝器との距離及びかごが
最下階に着床している時のかごと緩衝器との距離が規定値にあることを確認す
る
1Y
取付け状態の良否を点検する。
1Y
地震その他の振動で、かごがピット内の機器と接触しない措置が施されているこ
とを確認する。
1Y
接触の恐れがある
場合の修理
別表2−1
点検項目
付加装置
地震時管制運
転装置
火災時管制運
転装置
自家発管制運
転装置
停電時自動着
床装置
オートアナウ
ンス装置
点検内容
周期
作動の良否を点検する。
1Y
作動の良否を点検する。
1Y
作動の良否を点検する。
1Y
① 作動の良否を点検する。
② バッテリー液に不足がないことを確認する。
1Y
3M
作動の良否を点検する。
1M
(周期について)
「1M」は、1月ごとに行うものとする。
「3M」は、3月ごとに行うものとする。
「6M」は、6月ごとに行うものとする
「1Y」は、1年ごとに行うものとする。
「2/Y」は、1年に2回行うものとする。
備考
別表2−2
別表2−2
点検項目及び点検内容
(特記)
(1)遠隔監視装置
点検項目
遠隔監視
遠隔監視装置
点検内容
周期
① 異常信号の常時監視について、状態の良否を点検する。
1M
② 運行の常時監視について、状態の良否を点検する。
1M
③ 機械室、乗場、かご、昇降路の常時監視について、状態の良否を点検する。
1M
④ 利用状況の常時監視について、状態の良否を点検する。
1M
(周期について)
「1M」は、1月ごとに行うものとする。
「3M」は、3月ごとに行うものとする。
「6M」は、6月ごとに行うものとする
「1Y」は、1年ごとに行うものとする。
「2/Y」は、1年に2回行うものとする。
備考
別表3
別表3
修理又は取替えの範囲(該当装置がある場合に限る)
区分
修理の対象
制御盤、受電盤
修理又は取替え項目
バッテリー取替え
リレー取替え
コンデンサー類取替え
電磁接触器接点(リード線含む) 取替え
ヒューズ類取替え
半導体、プリント基板取替え
インバータ、コンバータ取替え
抵抗管取替え
整流器取替え
変圧器取替え
定電圧電源装置取替え
NFブレーカ取替え
電動機
電動機巻線絶縁処理
各軸受ベアリング取替え
エンコーダ取替え
回転機カーボンブラシ取替え
軸受グリスアップ
巻上機
ギヤ歯当り調整
ギヤ取替え
各軸受ベアリング取替え
機械室
綱車溝修正及び取替え
ギヤ油取替え
補充用ギヤ油
オイルシール取替え
軸受グリスアップ
防振ゴム取替え
階床選択機
稼動・固定接触子取替え
移動ケーブル取替え
歯車ユニット取替え
かご連結スチールテープ(チェーン)取替え
マグネットコイル取替え
先行モータ取替え
電磁ブレーキ※
ブレーキシュー(ライニング)取替え
ブレーキ分解手入れ・オーバーホール取替え
マグネットコイル取替え
ブレーキプランジャー・コア・ガイド取替え
軸・軸受取替え
ブレーキスイッチ取替え
ブレーキアーム取替え
調速機
軸受ベアリング取替え
軸受グリスアップ
調速機本体取替え
スイッチ取替え
別表3
区分
修理又は取替え項目
修理の対象
外部への連絡装置
インターホンバッテリー取替え
停電灯装置
停電灯バッテリー取替え
停電灯ランプ取替え
操作盤
操作盤スイッチ類取替え
操作盤ランプ取替え
階床表示
階床表示ランプ取替え
かご戸
ドアハンガー・ローラ取替え
連結ロープ・チェーン取替え
ドアレール取替え
乗場戸との連結装置取替え
かご
ドアシュー取替え
戸閉め安全装置
アーム(レバー)取替え
ケーブル取替え
スイッチ取替え
マグネット取替え
光電装置(※)
受光部・投光部取替え
ユニット取替え
照明
かご内照明ランプ取替え
かご枠
防振ゴム取替え
はかり装置
スイッチ取替え
はかり装置取替え
戸の開閉装置
ドアモータ・整流子取替え
軸受(ベアリング)取替え
エンコーダ取替え
駆動ベルト・チェーン取替え
スイッチ取替え
歯車ユニット取替え
ギヤオイル取替え
かご上
補充用ギヤ油
かご上機器
ガイドシュー・ローラ取替え
位置検出・着床装置取替え
かご上照明ランプ取替え
給油器取替え
給油器補充用油
つり合いおもり
ガイドシュー・ローラ取替え
給油器取替え
給油器補充用油
乗場の戸
ハンガーローラ取替え
ドアレール取替え
連結ロープ・チェーン取替え
ドアインターロックスイッチ取替え
乗場
ドアクローザー取替え
かご戸との連結装置取替え
乗場ボタン
押ボタンスイッチ取替え
押ボタンランプ取替え
階床表示
階床表示ランプ取替え
別表3
区分
修理の対象
かご・おもり吊り車
修理又は取替え項目
かご吊り車ベアリング取替え
おもり吊り車ベアリング取替え
綱車取替え
軸受グリスアップ
主ロープ
主ロープ切り詰め
主ロープ取替え
調速機ロープ
調速機ロープ切詰め
調速機ロープ取替え
つり合いロープ、鎖(注)
つり合いロープ(鎖)切詰め
つり合いロープ(鎖)取替え
昇降路
非常止め装置ロープ(注)
移動ケーブル
・ピット
昇降路・ピット内機器
非常止め装置ロープ取替え
移動ケーブル取替え
エンコーダ取替え
リミットスイッチ取替え
調速機(注)
軸受ベアリング取替え
軸受グリスアップ
調速機本体取替え
スイッチ取替え
テンションプーリ
軸受テンションプーリベアリング取替え
軸受グリスアップ
かご下機器
かご下ガイドシュー・ローラ取替え
かご下プーリベアリング取替え
軸受グリスアップ
緩衝器
油入り緩衝器油取替え
油入り緩衝器油補充
ピット点検用照明ランプ取替え
地震時管制運転装置
感知器取替え
停電時自動着床装置
リレー取替え
バッテリー取替え
付加装置
火災時管制運転装置
リレー取替え
自家発管制運転装置
リレー取替え
監視盤
表示ランプ取替え
オートアナウンス装置
本体取替え
バッテリー取替え
故障自動通報システム
本体取替え
(遠隔監視装置)
バッテリー取替え
※電磁ブレーキについては年 1 回以上分解手入れを必ず行う。
除外項目
巻上機の一式取替え、ギヤケース取替え
電動機の一式取替え、フレーム取替え
制御盤等の一式取替え、キャビネット取替え
意匠部品(かご、かご・乗場操作盤、表示器、かご床タイル、内装シート、かごの戸、敷居、
乗場戸、三方枠)の塗装、メッキ直し、清掃又は取替え
別表3
別紙3
交換指定品
対象
エレベーター1 号機・2 号機
交換項目
ギヤ油交換
ギヤ油
♯460
20ℓ