仕様書【PDF:246KB】

[別紙1]
テレビ会議システム
仕
様
4式
書
※本仕様書は、予告なしに修正又は訂正する場合があります。その際は、
当機構ホームページ上にて仕様書の修正又は正誤表等を公示いたします
ので、必ず、ご確認下さい。
独立行政法人 製品評価技術基盤機構
テレビ会議システム購入仕様書
1.目的
製品評価技術基盤機構認定センター(以下、「認定センター」という。)では、認定制度の普及
促進及び国内に点在する試験・校正等事業者の認定に係る審査等を効果的かつ円滑に行うため、
拠点となる支所の活用をすすめており、現在のところ、本所(東京)のほか、優先度の高い、中
部、近畿及び九州に認定業務の拠点を配置している。認定業務を適正に執行するため、各拠点担
当者を含め、評定委員会等の会議や審査等に係る技術的な打合せを適宜行っているが、拠点間で
より密にコミュニケーションをとり、また、各拠点から本所への移動にかかる費用を削減するべ
く、本所に 2 式、各拠点に 1 式テレビ会議システムを導入し、遠隔会議を行っており、今後の認
定業務拠点の拡大においても、テレビ会議システムによる遠隔会議を重要なコミュニケーション
ツールと位置づけている。
現在、本所設置の 2 式うち 1 式及び各拠点に設置しているテレビ会議システム機器は、いずれ
も納入から 6 年以上経過し、老朽化しており、会議等において音声・映像が乱れるなどの現象が
度々生じ、業務に支障をきたしていることから、機器の更新を行う。
2.品名及び数量
テレビ会議システム 4 式
(以下の納品物を「7.納入場所」に 1 式ずつ納入すること。ただし、ディスプレイ及び移動式ラック
は「7.
(1)製品評価技術基板機構 本所」にのみ納入すること。
)
・テレビ会議システム機器本体 1 台
・専用カメラ
1台
・専用マイク
2台
・専用リモコン
1台
・ディスプレイ
1台
・移動式ラック
1台
・接続用ケーブル類
1式
・操作説明書(日本語表記)
1 式(電子媒体の場合は、CD-Rで納入のこと。)
3.機器等仕様
以下の仕様を満たすこと、又は、同等以上であること。
(1) 多拠点接続機能
HD 品質で最大 4 拠点間におけるテレビ会議(他拠点の PC 画面の表示を含む)が行えること。
なお、認定センター本所設置の機器 2 式のうち、今回更新せず引き続き使用する、ポリコム社
製 Polycom HDX7000 の機器との多拠点接続を実現すること。
また、上述のポリコム社製 Polycom HDX7000 を含む各拠点の機器は、それぞれ親機として、
又、子機としても多拠点接続を実現できること。
(2) 通信規格
H.323 及び SIP に準拠していること。
(3) 映像規格
H.261, H.263, H.264 AVC, H.264 High Profile, H264 SVC 及び H.239 に準拠していること。
(4) 音声規格
G.722.1 Annex C, G.722, G.722.1, G.711, G728 及び G729A に準拠していること。
(5) 映像伝送速度
IPで最大 6Mbps のデータ転送が可能であること。
(6) 映像品質
512kbps の通信速度において、720p/30fps 以上の画質でのテレビ会議が可能であること。
(7) 専用カメラ
①専用のカメラを有すること。
②1280×720p の解像度を有すること。
③パン、チルト、ズーム機能を有すること。
④光学 10 倍・デジタル 12 倍以上のズーム機能を有すること。
(8) 専用マイク
①本体と独立した専用マイクでること。
②360 度範囲の集音機能を有すること。
③マイクは 2 台の同時接続が可能であること。
④本体及びマイク同士を接続する為のケーブルの長さはそれぞれ 3m以上であること。
(9) ディスプレイ
①50 インチ以上の液晶画面を有すること。
②1920 X 1080(1080p)の画面出力が可能であること。
③テレビ会議の音声を出力可能なステレオスピーカーを有すること。
④映像・音声入力端子として、HDMI 端子を有すること。
⑤ディスプレイの電源及び音量調整の操作を行える専用のリモコンを有すること。
(10) 移動式ラック
①(9)のディスプレイを取り付け可能であること。
②ディスプレイのセンター位置は約 1.4~1.5m の範囲の高さで調整可能であること。
③テレビ会議システム機器本体の設置が可能な棚を有すること。
④ディスプレイ上部に専用カメラを取り付け可能であること。また、落下防止を考慮しネジ固定
を施すこと
⑤キャスター付きで移動が可能であること。
(11) その他機能
①オートゲインコントロール機能を有すること。
②エコーキャンセラ機能を有すること。
③パケットロス補正機能を有すること。
④暗号化機能として AES を有すること。
(12) インターフェイス
①映像出力端子として、HDMI 端子を有すること。
②映像入力端子として、HDMI 端子及び VGA 端子を有すること。
③音声出力端子として、3.5 ミニ端子を有すること。
④音声入力端子として、3.5 ミニ端子を有すること。
⑤LAN接続端子として、RJ45 接続端子を有すること。
(13) 電源
AC100V 電源供給により稼働可能であること。
(14) 動作環境
一般的な執務環境(温度:0~40℃、湿度:15~80%)で稼働可能であること。
4.信頼性
本システムを構成するハードウェア、ソフトウェアは同一機種において、過去に出荷・稼動実績を有
する標準的な既製品で、かつ、最新のものであること。
5.契約の種類
売買契約による。なお、導入・設定作業、教育支援、付帯作業等、一切の付帯経費を含むもの
とする。従って、入札価格は一切の付帯費用を含めて記入すること。
6.納入期限
平成 27 年 3 月 27 日(金)
7.納入場所
(1)製品評価技術基盤機構 本所
東京都渋谷区西原 2-49-19 本館 4 階南 4 会議室
(2)製品評価技術基盤機構 中部認定事務所
愛知県名古屋市中区三の丸 2-5-1 名古屋合同庁舎第 2 号館 1 階書類保管室
(3)製品評価技術基盤機構 近畿認定事務所
大阪府大阪市中央区大手前 4-1-67 大阪合同庁舎第 2 号館別館 3 階技術資料室
(4)製品評価技術基盤機構 九州支所
福岡県福岡市南区塩原 2-1-28 本庁舎 3 階 審査室
8.責任の所在等
(1)納入物品の稼動・保守に関しては、物品の製造者の如何に係わらず、導入業者が最終責任
を負うこととする。
(2)製品保証期間は、テレビ会議システム機器本体、専用カメラ、専用マイク、専用リモコン
及びディスプレイについては1年間とする。製品保証期間中の製品の故障については、無
償で故障修理に応じること。ただし、技術者の派遣については有償とする。
9.その他
(1)使用する回線は、既存ネットワークとする。
納品検証として、既設ネットワークを介した認定センター本所設置の機器(既設)との接続確認
を「7.納入場所」からそれぞれ行うこと。
(2)使用済みの梱包材は持ち帰ること。
(3) その他、本仕様書に明示されていない事項については、認定センター担当職員と調整を行う
こと。
(4) 万が一の障害時や操作に関する問い合わせ等に対応可能な専門のサポート窓口を用意すること。
ただし、認定センターからの問い合わせは、テレビ会議システム機器の管理者である認定センタ
ー計画課職員からのみ行うものとする。
なお、窓口の対応は、平日の 9:00~17:00 とし、日本語で対応すること。