平成 27 年度環境講座実施業務委託仕様書 本仕様書は、県が委託する「平成 27 年度環境講座実施業務」に適用する。 1 件名 平成 27 年度環境講座実施業務 2 目的 千葉県では、 「持続可能な社会づくりに向けて、豊かな感受性を育み、問題解決 力を身につけ、主体的に行動できるひとづくり」をめざした環境学習を推進して おり、その一環として、県民を対象に環境講座を実施している。 本講座は、子どもから環境学習指導者を目指す人を対象として、環境や環境問 題の現状について関心を高め、理解を深めるとともに、環境学習・環境保全活動 を推進する人材の育成を行うことを目的とする。 3 実施する講座の内容 (1)開催日及び開催内容 契約締結の日から平成28年2月12日(金)までの間に、下表に定める 講座等を実施する。 表 開催内容等 講座の概要 開催日 対象 開催数 (1)環境学習・環境保全活動の指導者養成講座 27年4月 環境問題 ①及び② <目標> ~28年2 の解決に の合計を 伝える力、教える力、感受性を豊かにする体験学習を重視 月 主体的に 5回以上 した講座により、学びを支援する人を育成する。 関わろう <内容> としてい ①ファシリテーター及びコーディネーターの基本を学ぶ る県民 講座 ②環境保全活動を行う団体の活動のノウハウ学ぶ体験活 動 ・知識の習得に留まらず、ファシリテーターとしての活動 につなげるよう、留意する。(例:他の講座へのインター ンシップとしての参加等) (2)講演・体験活動等の講座 27年4月 一般県民 9回以上 <目標> ~28年2 (そのう 講演、体験活動による講座を行い、環境や環境問題の現状 月 ち③と④ について関心を高め、理解を深める。 の合計を4 <内容> 回以上) ①講演 環境問題について、受講者の関心・注目度の高いテーマを 取り上げる。 ②体験活動 環境保全や持続可能な社会づくりのために受講者が体験 を通して学べる内容とする。 (例:環境をテーマとした工作教室、動物や植物に関する 観察会など) ③夏休み自然環境学習 バスにより開催場所に行き、自然体験活動を行う。 ④施設見学 バスにより工場等の産業施設など、環境について学ぶこと が可能な施設に行き、環境の観点から見学する。 (3)環境研究センター職員を講師とした講演の支援 27年4月 ・講演のテーマ及び講師については、県が指定する。 ~28年2 一般県民 3回 1回 月 (4)こども環境会議ちば 27年4月 こどもエ ・こどもエコクラブの会員が集まる「こども環境会議ちば ~28年2 コクラブ (交流会、活動内容の発表及び体験学習)」を開催する。 月 ( 35 団 体 ・ニュースレター(標題:こどもエコネットちば、サイズ: 程度) A4 両面 4 枚以上)を、当該会議の内容を主なコンテンツと して作成し(小学生3~4年生向け)、1,500 部印刷の上、 こどもエコクラブ、県内各市町村及び各市町村教育委員 会、県の関係機関、日本環境協会(こどもエコクラブ全国 事務局)、(一財)千葉県環境財団に送付する。 (2)場 所 県内の複数の市町村において、広範な地域で開催する。 必要に応じて、千葉県内の体験活動のできる環境学習施設を活用する。 (3)対 象 千葉県内に居住又は勤務、通学する受講希望者。なお、受講料は無料とする。 (4)受講者 内容により適正な定員を設定し、全講座合計して400名以上とする。 (5)留意事項 受講者からの質問を受ける時間を設定すること。 4 委託業務内容について (1)講座の詳細企画作成 ・ 各講座の実施内容の決定 ・ 各講座の講師の選定 ・ 各講座の開催地及び会場の選定 (2)講座開催の準備 ・ 講師との講演内容、スケジュール等の調整、配布資料の作成 ・ 会場の確保と必要な設備・機器の手配・調整 ・ 体験活動・見学形式の講座とする場合、受講者全員を対象とした保険の加 入。講演会形式の場合はその限りではない。 (3)広報業務 ・ 受講生募集のための広報活動(チラシ・ポスターの作成や各広報媒体への 働きかけ、講座の名称は「環境講座」とし、 「主催 千葉県」と明記する。) ・ 広報媒体により、周知時期が異なる場合、定員を超えた受講希望者から受 講者を決定する方法は、先着順とはしないこと。 (4)受付業務 ・ 受講希望者の申込先として、受付業務を行う。 ・ 受講希望者へ受講可否を通知するとともに、受付状況を定期的に県に報告 する。 ・ 受講者名簿を作成し、県に提出する。 (5)講座の開催 ・ 会場設置(案内表示、受付設置、必要な機器などの準備) ・ 講座の進行(質疑応答を含む) ・ 記録写真の撮影 ・ アンケートの実施(様式は任意。ただし、項目は、性別、年代、居住地域、 講座内容に対する満足度、意見・感想欄があるものとする。) (6)会計事務 ・ 講師謝金及び旅費の支払い ・ 会場借上費、その他使用した設備費等の支払い (7)費用負担 本委託業務に係る費用は、原則として、全て受託事業者が負担する。 (8)その他講座の実施に必要と思われる業務 必要が生じた業務については別途内容を協議する。 5 行事保険への加入 受託者は、自らと参加者について事前に行事保険に加入すること。ただし、室 内における座学等の場合は、この限りではない。 6 報告書の作成 業務が終了した日から20日以内、又は平成28年3月3日(木)のいずれか 早い日までに、県が指示する様式により結果を取りまとめて報告書を作成する。 7 委託業務期間 契約締結日から平成28年3月3日(木)まで 8 業務計画書の提出 受託者は、本業務の実施にあたり、講座内容、講師、会場等を記載した業務実 施計画書を作成し、県の承認を得るものとする。 9 成果品 (1)委託業務報告書 1部 報告書のタイトルは、「平成 27 年度環境講座実施業務」とする。 報告書の内容は、次の事項を必ず含むものとする。 ① 講座広報ちらし ② 受講者名簿(氏名、性別、年代、住所(市町村のみ)などを記載したもの) ③ 講座実施内容一覧(全講座の内容を1枚にまとめたもの) ④ 講座実施結果(各開催日ごとにテーマ、講師、内容、受講生の様子など をまとめ、講座で使用した資料と記録写真を添付したもの) ⑤ アンケート用紙及び結果集計表 ⑥ 講座の成果と懸案事項をまとめたもの (2)委託業務報告書(電子媒体) 1部 (1)の内容をCD-R等電子媒体に記録したもの。 ただし、講師の作成した資料等、原稿がないものを除く。 10 その他 (1) 本業務により得られたデータ等(報告書の記載を含む)は、県に帰属する ものとする。なお、個人情報が記録された名簿(書類及び電子ファイル)は 全て県に提出し、個人情報を含むその他の資料等については全て破棄するも のとする。 (2) 本業務を遂行するための担当者については、本書に掲げる業務内容を遂行 する能力を有する者を配置するとともに、誠意を持って業務を遂行するもの とする。
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