最 新 情 報 違 法 な 長 時 間 労 働 へ の 是 正 指 導 、営 業 停 止 2015.1.30 長 時 間 労 働 に 対 す る 是 正 指 導 や 行 政 処 分 が 強 化 さ れ て い ま す 。 厚 労 省 が 過 去 に 労 災 請 求 が あ っ た な ど 、長 時 間 労 働 が 疑 わ れ る 全 国 の 約 4500 事 業 所 の 調 査 結 果 に よ り ま す と 、 調 査 対 象 の 半 数 を 超 え る 2304 事 業 所 で 違 法 な 長 時 間 労 働 な ど が 確 認 さ れ て お り 、月 1 0 0 時 間 超 の 時 間 外 労 働 が 確 認 さ れ た の は 715 ヵ 所 に 及 び ま し た 。 厚 労 省 は 、こ の よ う な 事 業 所 へ の 是 正 を 指 導 し 、今 後 も 長 時 間 労 働 が 疑 わ れ る 事 業 所 へ の 監 督 を 徹 底 す る 方 針 で す 。 一 方 、 国 土 交 通 省 の 北 海 道 運 輸 局 は 1 月 28 日 、 ト ラ ッ ク の 運 転 手 に 基 準 を 超 え る 長 時 間 労 働 を さ せ て い た と し て 、運 送 会 社「 ほ く う ん 」本 社 営 業 所 に 対 し 、3 0 日 間 の 事 業 停 止 を 命 じ ま し た 。昨 年 7 月 の 勤 務 状 況 を 監 査 し た と こ ろ 、運 転 手 7 7 人 の う ち 4 6 人 に 国 の 定 め る 連 続 運 転 時 間 ( 4 時 間 ) や 1 日 の 拘 束 時 間 ( 原 則 13 時 間 ) を 超 え る 長 時 間 労 働 が 繰 り 返 し 行 わ れ て い た こ と が 判 明 し ま し た 。 ト ラ ッ ク や バ ス の 運 転 手 の 労 働 時 間 超 過 に 関 す る 罰 則 は 昨 年 1 月 か ら 厳 し く な っ て い ま す が 、全 国 で 営 業 所 に 対 し 事 業 停 止 処 分 が 出 さ れ る の は 今 回 が 初 め て で す 。 マ タ ハ ラ に 対 す る 企 業 へ の 指 導 を 強 化 2015.1.23 厚 生 労 働 省 は 、働 く 女 性 が 妊 娠・ 出 産 を 理 由 に 退 職 を 迫 ら れ た り 、降 格 や 嫌 が ら せ を 受 け た り す る「 マ タ ニ テ ィ ー ハ ラ ス メ ン ト( マ タ ハ ラ )」 に つ い て 法 律 の 適 用 を 厳 格 に し 、企 業 へ の 指 導 や 監 督 を 強 め る よ う 全 国 の 労 働 局 に 通 達 を 出 し ま し た 。 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 で は 働 く 女 性 に 対 し て 妊 娠 や 出 産 を 理 由 に 不 利 益 な 取 り 扱 い を す る こ と を 禁 じ て い ま す が 、現 実 に は 立 証 す る の が 難 し い ケ ー ス が 少 な く あ り ま せ ん 。こ の た め 、厚 労 省 は 、妊 娠 や 出 産 の 時 期 と 、 降 格 、 解 雇 な ど の 不 利 益 な 取 り 扱 い が 近 い 時 期 に 行 わ れ て い れ ば 、 原 則 と し て 因 果 関 係 が あ る と み な す と い う 通 達 を 、2 3 日 、全 国 の 労 働 局 に 出 す こ と に し ま し た 。 こ れ は 最 高 裁 判 所 が 昨 年 10 月 に 示 し た 「 妊 娠 や 出 産 を 理 由 と し た 降 格 は 原 則 、違 法 で 無 効 」と い う 初 め て の 判 断 を 受 け た 対 応 で 、マ タ ハ ラ に つ い て 、企 業 に 対 し 法 律 の 適 用 を 厳 格 に し 、指 導 や 監 督 を 強 め る こ と に し て い ま す 。 「 障 害 基 礎 年 金 の 認 定 の 地 域 差 」調 査 結 果 が 公 表 2015.1.16 日 本 年 金 機 構 は 、障 害 基 礎 年 金 に つ い て 新 規 に 申 請 を 受 け て 決 定 を 行 っ た 事 例 の う ち 、不 支 給 決 定 の 割 合 が 都 道 府 県 間 で 異 な る こ と か ら 、各 都 道 府 県 に お け る 実 態 を 調 査 し 公 表 し ま し た 。 不 支 給 率 が 最 も 高 か っ た の は 大 分 県 ( 2 4 . 4 % )、 最 も 低 か っ た の は 栃 木 県 ( 4.0% ) で し た 。 精 神 障 害 ・ 知 的 障 害 に お け る 判 定 基 準 の 違 い が 大 き な 要 因 と な っ て い る 可 能 性 が 高 く な っ て い ま す 。精 神 障 害 ・ 知 的 障 害 に つ い て は 、診 断 書 に 記 載 さ れ た「 日 常 生 活 能 力 の 程 度 」の み で は な く 、具 体 的 な 症 状 や 治 療 の 経 過 、日 常 生 活 状 況 等 を 総 合 的 に 評 価 し 、認 定 し て い る た め 、診 断 書 に 記 載 さ れ た「 日 常 生 活 能 力 の 程 度 」が 同 じ で あ っ て も 、 認 定 結 果 に 差 異 が 生 じ る こ と は あ り 得 る と し て い ま す 。 厚 生 労 働 省 は 今 夏 に も ガ イ ド ラ イ ン を 策 定 し て 統 一 に 乗 り 出 す 予 定 で す 。 残 業 代 ゼ ロ 制 度 、 年 収 1075 万 円 以 上 対 象 で 調 整 2015.1.9 働 い た 時 間 に か か わ ら ず 、 成 果 で 賃 金 を 払 う と す る 「 残 業 代 ゼ ロ 」 制 度 に つ い て 、 厚 生 労 働 省 が 「 年 収 1075 万 円 以 上 」 の 人 を 対 象 と す る こ と で 調 整 し て い る こ と が わ か り ま し た 。 働 き す ぎ を 防 ぐ た め 、 勤 務 間 イ ン タ ー バ ル 規 制 、 在 社 時 間 の 上 限 規 制 、 年 104 日 の 休 日 の 取 得 規 制 と い っ た 長 時 間 労 働 防 止 策 の い ず れ か を 選 択 す る こ と を 条 件 に し 、 会 社 に い る 時 間 を 制 限 す る 措 置 や 対 象 者 へ の 医 師 に よ る 面 接 指 導 の 義 務 化 な ど 健 康 確 保 措 置 も 盛 り 込 み ま す 。 こ れ ま で 政 府 の 成 長 戦 略 で は 、 対 象 者 を 「 年 収 1000 万 円 以 上 、 職 務 が 明 確 で 、高 度 な 職 業 能 力 を 持 つ 人 」と し て き ま し た 。厚 労 省 は 年 収 要 件 で 政 府 方 針 を 上 回 る 額 に 設 定 し 、省 令 で 定 め る 方 向 で す 。厚 労 省 は 2 6 日 召 集 予 定 の 通 常 国 会 に 労 働 基 準 法 改 正 案 を 提 出 し 、 2016 年 4 月 の 適 用 開 始 を 目 指 し ま す 。 マ イ ナ ン バ ー 対 応 の 社 会 保 険 の 新 様 式( 案 )が 公 開 2015.1.6 1 年 後 の 2016 年 1 月 よ り 施 行 さ れ る マ イ ナ ン バ ー 制 に つ い て 、 年 末 に 社 会 保 険・雇 用 保 険 関 係 の 新 様 式 の 案 が 厚 労 省 HP に 掲 載 さ れ ま し た 。 社 会 保 障 ・ 税 番 号 制 度 導 入 に 伴 う 新 様 式 へ の 改 正 は 、雇 用 保 険 関 係 は 平 成 28 年 1 月 か ら の 施 行 、 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 ・ 厚 生 年 金 保 険 ) 関 係 は 平 成 29 年 1 月 か ら の 施 行 と な る よ う で す 。 ま た 、源 泉 所 得 税 関 係( 源 泉 徴 収 票 、扶 養 控 除 等 申 告 書 な ど )新 様 式 は 、 平 成 28 年 1 月 以 降 に 使 用 予 定 で 、 こ ち ら は 国 税 庁 よ り 発 表 が さ れ て お り ま す 。 新 様 式 に は 、届 出 内 容 に 応 じ て 、被 保 険 者 お よ び 被 扶 養 者 の「 個 人 番 号 」、 事 業 所 の 「 法 人 番 号 」 が 追 加 さ れ る 予 定 で す 。
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