平成 27 年度広報よこはま港北区版のデザイン編集委託仕様書 1 件名 平成 27 年度広報よこはま港北区版のデザイン編集委託 2 広報紙の概要 (1) 目的 広報よこはま港北区版は、区の重要事項を区民に周知し、区政の円滑な運営に資する ことを目的に、区の現況や将来計画、行事、区民の活動等を掲載する。目的を達成する ため、だれにでもわかりやすく親しみの感じられるデザインと紙面構成を目指す。 (2) 体裁 ア 平成 27 年5月~平成 28 年4月号(12 か月) タブロイド判8ページ(5~12 面、4色カラーで構成)及び広報よこはま市版内 囲み欄(1面、100 ㎜×81 ㎜、4色カラー)※1~4、13~16 面は市版 イ 福祉保健センターからのおしらせ(平成 27 年9月号、平成 28 年3月号(2か月) ) タブロイド判4ページ(挟み込み、4色カラーで構成) (3) 発行日 毎月1日 (4) 発行部数(概数) 各月 135,000 部(全 12 回) (5) その他 一部広告掲載あり、広告部分のデザイン・版下作成は不要 3 委託期間 平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日(平成 27 年5月号~平成 28 年4月号) 4 委託内容 (1) 受託者のデザイナー(以下「デザイナー」という) 本委託を行うデザイナーは、プロポーザル作品を制作したデザイナーとする。また、 デザイナーは委託者の求めがない限り、原則として、委託期間中変更しないこと。 (2) デザイン 委託者とデザイナーと直接打ち合わせ後、デザイナーはレイアウトやデザインなど を提案する。委託者はその案を尊重するが、委託者からの修正依頼には、デザイナー は適切に対応すること。 (3) 表紙及び本文のデザイン・ レイアウトと版下作成(広告部分を除く) ア デザイナーは、委託者が企画取材した原稿(プリントアウトしたものとテキスト 1 データ)と写真等を使用し、全体のレイアウトの構成、見出しロゴの作成、写真の トリミングなどの加工及び色指定を行い、版下を作成すること。写真はデジタルカ メラによる画像データが主であるが、ポジのものも含む。その他資料にはスキャニ ングを要する場合がある。 イ デザイナーは、委託者から渡された画像データ以外に、紙面構成上必要な画像(イ ラスト・地図など)を作成・加工すること。この際、使用する画像は、素材集を使 用することも可とするが、第三者が著作権を有する画像を使用する場合は、著作権 者の権利を侵害しないように、著作権者の許諾を得るなど、適切な処理を行ってか ら使用すること。 ウ 高齢者や色弱者に配慮した色指定とすること。 エ デザイナーは港北区役所に来庁し、原稿と写真等を受領すること。 オ 版下は、 デスクトップパブリッシング(DTP)データを保存した記憶媒体(C D、DVD等)か電子メール等で、委託者が指定した印刷業者(以下「印刷業者」 という)に渡すこと。 (4) 文字の大きさと基本レイアウト 基本パターンを横書き、左開きとし、詳細は委託者とデザイナーで協議して決める。 (5) 校正 校正は完全版下を印刷業者に渡すまでに3回以上行うこと。校正紙はカラーでプリ ントアウトした原稿とし、区役所に持参するか宅配便等を使って指定日午前中までに 届けること。または、PDF化したデータを電子メールなどで提出すること。 委託者が校正した原稿は直接か電子メールなどで返送する。 (6) 標準作業日程 詳細は別紙「作業スケジュール」のとおり ア デザイナーは、発行日の前々月に委託者と企画記事の打ち合わせ(記事の構成、 ラフレイアウトなど)を行う。 イ デザイナーは、発行日の前々月末前後に区役所で原稿等を受領し、発行日前月の 13 日前後までに校正作業を行う。 ウ デザイナーは、発行日の前月 14 日前後(発行日の原則 17 日前)に必要なすべて のデータを印刷業者に入稿する。ただし、広報よこはま市版内囲み欄は、発行日の 原則 25 日前(土日祝日の場合は前営業日の場合もある)に必要なデータを港北区役 所区政推進課広報相談係に入稿する。 エ 入稿後の色校正は、委託者とデザイナーが立ち会い、印刷業者等において行う。 (7) DTP作業における注意事項 ア フォントは印刷業者が出力可能なものを原則使用する。万一それ以外のものを使 う場合は、必ずアウトラインをかけること。フォントは、印刷業者と綿密な取り決 めを行うこと。 2 イ 判サイズはタブロイド判(2ページ見開き)で作成する。また面付けは、8ペー ジの場合、 「1ページと8ページ」、 「2ページと7ページ」、 「3ページと6ページ」、 「4ページと5ページ」とし、見開きで作成する。増ページもこれに準じること。 ウ 4色カラーページは、CMYKモードで制作する。RGBモードのままは不可と する。2色カラーページは、CMYKモードから2色を使用して制作する。印刷時 には、それぞれの指定の刷色で印刷を行うこととする。 エ DTP編集ソフトは、広報紙を作成するのに適した代表的なソフトを使うこと。 オ 地図や表などの作成はグラフィック系の代表的なソフトを使用すること。 (8) 印刷業者にデータ等を入稿する際の注意事項 ア デザイナーは、データファイルや版下・写真などを、発行日の原則 17 日前までに 印刷業者に電子メール等で送付するか持参すること。 イ デザイナーは、使用ソフトの仕様を印刷業者に伝えること。 (9) 色校正等 入稿後の色校正は、デザイナーと委託者がともに行う。その際、色や文字の直しは、 原則としてデザイナーに戻さず、印刷業者の作業とする。ただし、突発的な事項など により、大幅な変更があった場合はデザイナーが再度版下等を制作するものとする。 5 港北区役所への納品 (1) 色校正後の完全版下データ(印刷業者へ入稿した電磁的記録媒体と同じもの)及び ページごとにPDF化したデータ(可能な限りテキストで抽出できる形式とすること。 広告スペースは白抜きにすること)並びに使用した画像等のデータを色校正の日から起 算して3日以内に納品すること。データはCD、DVD等の電磁的記録媒体で納品する こと。ただし、PDF化したデータについては、電子メール等で納品することもできる。 なお、納品されたデータは、港北区ホームページに使用できるものとする。 (2) 納品されたデータは、HTMLデータに変換して、使用できるものとする。なお、 港北区はデータの変換について、他の事業者へ委託することができる。 6 成果物について 当契約にかかる成果物は、横浜市に帰属するものとする。基本的なフォーマット、フ ォント、イラスト等は港北区版の体裁を変更しない限り、継続して使用できるものとす る。この場合、次年度以降の受託者が本年度の受託者と同一であるかを問わない。イラ スト等を他の印刷物(横浜市発行のものに限る)に使用する場合は、委託者から受託者 へ事前連絡をする。 7 業務の引き継ぎについて 受託者は本業務の開始時に、本業務を他者から引き継ぐ必要がある場合は、円滑に引 3 き継ぎを行うこと。また、受託者は本業務の終了日までに本業務を他者に移行する必要 がある場合において、必要な措置を講じ、円滑に本業務の引継ぎを行うこと。 8 その他 (1) 契約締結後、受託者は毎月の作業スケジュール表を委託者及び印刷業者と協議のう え速やかに作成すること。 (2) デザイナーは必要に応じて、標準のレイアウト用紙を作成すること。 (3) 委託者がデザイナーに渡したメモリ・写真などは、校了後速やかに返却すること。 (4) 受託者はこの契約の履行に関して知りえた秘密を漏らしてはならない。この契約が 終了した後も同様とする。 (5) その他のことについて疑義が生じた場合は、委託者と受託者で協議のうえ委託者の 指示に従うこと。 4 別紙 作業スケジュール スケジュール例 【出稿】午前中(発行月の2か月前の月末前後) | 2営業日 | 【初稿】午前中 | 2営業日 | 【初稿戻し】午前中 | 1営業日 | 【2校】午前中 | 1営業日 | 【2校戻し】午後 | 【3校】翌営業日午前中 | 【3校戻し】翌営業日午後 | 【4校】3校戻しと同日(3校で直しがあった場合) | 【印刷所へ入稿】翌日(発行日の前月 14 日前後) | 【色校】翌日、時間未定、出張校正 【色校日前後】次号の打ち合わせを行う 【市版内囲み欄の締切】発行日の原則 25 日前 5
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