「弁当類」売上浮上の打開策

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マーケット商品・品揃え調査
好調な惣菜の中で低迷している「弁当類」売上浮上の打開策
スーパー各社惣菜売場は、量り売りバイキングに代表されるおかず強化が主流です。一方、弁当類はコン
ビニ、外食、宅配との厳しい競争状況にあります。 また弁当全体の消費動向は、家計消費支出をみると、
今年4月以降 7ヵ月中5ヵ月で前年割れと消費税増税後は低調な伸びが続いています。弁当は、価格に対す
る商品価値で売れ 行きが決まります。今回はマーケット調査をもとに、弁当の差別化への切り口を考えます。
魚メインに野菜組み合せの弁当を充実させる
メロカマみりん焼き弁当
イトーヨーカドー食品館 中野店
723円(税込)
メロカマみりん焼き
大根おろし、醤油
野菜の煮物
きんぴらごぼう
小松菜のおひたし
白飯、黒ごま
揚げ物、玉子焼き、漬物といった従来型の素材は一切使わず、1食600キロカロリーで仕上げられています。
店内調理だからできる設計の工夫は重要です。
高単価の弁当へ挑戦は、ハーフサイズを一緒に
広島県産かき重 788円(税込)
イトーヨーカドー食品館 中野店
岩手県産黒毛和牛牛めし
ハーフサイズ431円
980円(税込)
ハーフサイズ500円
容器サイズ 14cm×8cm
容器サイズ 12cm×12cm
ちょっと贅沢な高単価の弁当の売り込み挑戦には、1人前とハーフサイズの併売。
やや割高感のあるハーフサイズですが、揃えることで少し食べてみたいという販売チャンス獲得につながります。
温かいスープ、カレーをセルフで
イオン 多摩平の森店
スープ・バー
女性層の獲得、新たな切り口開拓
成城石井 自由が丘店
ガパオライス
豚汁、ミネストローネ
カレー・バー
ルー、ごはんをセルフで
盛れる
仕掛け
野中さんの (鶏ひき肉のバジル炒めごはん)
流行のタイ料理の定番メニュー
写真
マイ・セレクト
デリコーナー
DELI SYSTEM PLANNING
食情報との連動等から女性層
の獲得は重要な切り口です
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