平成27年3月期 中間決算説明会資料

2014.11.11
2015年3⽉期中間決算説明会資料
株式会社島津製作所
代表取締役社⻑ 中本 晃
2014年度上期損益計算書
単位:億円
売上高
営業利益
経常利益
純利益
2015.3 期上期
2014.3 期上期
1416
100
102
64
1382
79
87
72
増加額
増加率
34
21
15
(8)
2.5%
27.4%
16.5%
(10.2)%
 EPS(1株当り純利益)
2015.3期上期:¥21.83, 2014.3期上期:¥ 24.32
 期中平均為替レート
2014.4.1‐2014.9.30: $1 = ¥102.28, €1 = ¥139.48
2013.4.1‐2013.9.30: $1 = ¥ 98.15, €1 = ¥ 128.50
2
2014年度上期利益解析
単位:億円
項
目
売上総利益
売上高増加による影響
採算率1.9%ポイント改善による影響
販売費・一般管理費 増加
営業利益
営業外損益 悪化
経常利益
前年同期比
+40
+13
+27
-19
+21
-6
+15
3
2014年度上期事業セグメント別損益
単位:億円
2015.3 期上期
売上高
営業利益
売上高
医用機器
営業利益
売上高
航空機器
営業利益
売上高
産業機器
営業利益
売上高
その他
営業利益
営業利益調整額
売上高
合計
営業利益
計測機器
856
105
274
4
105
(12)
148
9
33
6
(12)
1416
100
2014.3 期上期
815
82
283
9
106
(14)
147
10
31
8
(16)
1382
79
増減額
41
23
(9)
(5)
(1)
2
1
(1)
2
(2)
4
34
21
増減率
5.1%
28.6%
(3.2)%
(56.0)%
(0.8)%
━
0.5%
(5.6)%
5.3%
(29.1)%
━
2.5%
27.4%
4
2014年度上期事業セグメント別売上⾼構成〈1〉
計測機器
単位:億円
汎用分析機器 ⇒医薬,ヘルスケア,食品,化学
などでの R&D・QA/QC
内 LC・GC・MS
表面分析機器 ⇒電気・電子などでの R&D・
QA/QC
主要製品:蛍光 X 線分析装置(EDX)
環境分析機器 ⇒水質・大気モニター
主要製品:全有機体炭素計(TOC)
試験機・非破壊検査機器 ⇒鉄・非鉄,新素材
(試験機),電気・電子(非破壊)などでの QA/QC
その他:受託分析などの子会社売上
合計
2015.3 期上期
2014.3 期上期
565
524
41
8.0%
448
408
40
10.0%
46
52
(6)
(10.5)%
49
45
4
7.0%
87
73
14
19.0%
109
121
(12)
(10.0)%
856
815
41
5.1%
増加額
増加率
5
2014年度上期事業セグメント別売上⾼構成〈2〉
医用機器
単位:億円
X 線撮影装置
主要製品:血管撮影装置,X 線 TV 装置,一般撮影装置
その他
主要製品:核医学撮影装置,子会社事業
合計
2015.3 期上期
2014.3 期上期
242
245
(3)
(1.0)%
32
38
(6)
(17.0)%
274
283
(9)
(3.2)%
増加額
増加率
6
2014年度上期事業セグメント別売上⾼構成〈3〉
航空機器
単位:億円
2015.3 期上期
航空機器
主要製品:空調システム,操縦系統システム,ヘッド
アップディスプレー
105
2014.3 期上期
106
増加額
(1)
増加率
(0.8)%
7
2014年度上期事業セグメント別売上⾼構成〈4〉
産業機器
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増加額
増加率
TMP,CVD,ガラスワインダー等
93
98
(5)
(5.6)%
油圧機器
55
49
6
12.9%
148
147
1
0.5%
合計
8
2014年度上期地域別売上⾼構成〈1〉
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増加額
増加率
日本
687
684
3
0.5%
海外
729
698
31
4.4%
米州
199
177
22
12.6%
欧州
124
116
8
6.6%
中国
239
243
(4)
(1.6)%
その他のアジア
113
111
2
1.1%
54
51
3
6.9%
1416
1382
34
2.5%
その他
合計
*「その他のアジア」は日本・中国を除くアジア地域の総売上高.
*「その他」は中東・オセアニア・アフリカの総売上高.
9
2014年度上期地域別売上⾼構成〈2〉
日本
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
355
359
(4)
(0.8)%
医用機器
139
142
(3)
(2.6)%
航空機器
84
85
(1)
(2.1)%
産業機器
76
67
9
15.1%
その他
33
31
2
5.3%
687
684
3
0.5%
合計
10
2014年度上期地域別売上⾼構成〈3〉
米州
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
117[94]
101[81]
16[13]
15.9[16.2]%
医用機器
48[34]
45[35]
3[(1)]
7.4[(4.1)]%
航空機器
20[20]
19[19]
1[1]
5.1[5.1]%
産業機器
14[14]
12[12]
2[2]
16.4[16.0]%
199[162]
177[147]
22[15]
12.6[9.9]%
合計
*カッコ内は米州のうち北米の売上高.
11
2014年度上期地域別売上⾼構成〈4〉
欧州
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
98
83
15
18.5%
医用機器
19
19
0
(0.6)%
産業機器
¥7
14
(7)
(54.9)%
124
116
8
6.6%
合計
12
2014年度上期地域別売上⾼構成〈5〉
中国
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
176
166
10
6.4%
医用機器
30
38
(8)
(22.6)%
産業機器
33
39
(6)
(15.6)%
¥239
243
(4)
(1.6)%
合計
13
2014年度上期地域別売上⾼構成〈6〉
その他のアジア
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
¥80
¥78
¥2
1.9%
医用機器
16
18
(2)
(13.0)%
産業機器
¥17
¥15
¥2
17.1%
¥113
¥111
¥2
1.1%
合計
*「その他のアジア」は日本・中国を除くアジア地域の総売上高.
14
2014年度上期地域別売上⾼構成〈7〉
その他
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
増減率
計測機器
30
29
1
2.8%
医用機器
23
21
2
12.2%
産業機器
1
1
0
30.9%
54
51
3
6.9%
合計
*「その他」は中東・オセアニア・アフリカの総売上高.
15
2014年度上期末流動資産
単位:億円
2014.9.30
売上債権
手持ち月数
棚卸資産
手持ち月数
2014.3.31
2013.9.30
889
1122
851
3.8 ヶ月
4.4 ヶ月
3.7 ヶ月
765
707
761
3.2 ヶ月
2.8 ヶ月
3.3 ヶ月
増加額
増加率
38
4.5%
0.1 ヶ月悪化
4
0.5%
0.1 ヶ月改善
*増減額・率は,対前年同期 2013年9月30日比.
16
2014年度上期末負債及び資本
単位:億円
2014.9.30
2014.3.31
2013.9.30
増減額
増減率
115
371
292
(177)
(60.4)%
コマーシャルペーパー
0
160
0
0
━
長期借入金
7
8
13
(6)
(49.6)%
社債
150
0
0
150
━
有利子負債合計
272
539
305
(33)
(10.8)%
短期借入金
2014.9.30
2014.3.31
2013.9.30
増減額
増減率
自己資本
1907
1818
1777
130
7.3%
総資本
3158
3407
3116
42
1.3%
60.4%
53.4%
57.0%
自己資本比率, %
3.4 ポイント改善
*増減額・率は,対前年同期 2013年9月30日比.
17
2014年度上期キャュシュフロー計算書
単位:億円
2015.3 期上期
2014.3 期上期
増減額
営業キャッシュフロー
207
58
149
投資キャッシュフロー
(59)
(45)
(14)
148
13
135
(286)
(19)
(267)
フリーキャッシュフロー
財務キャッシュフロー
18
2014年度下期の市況⾒通し
<主要地域の市況⾒通し>
*⽇本
企業での設備・研究開発投資の増加
*⽶国
ヘルスケア・エネルギー等の⺠需,また⼤学・国公⽴
研究機関での最先端分野での旺盛な研究開発投資
*欧州
対ロシア経済制裁の影響による停滞懸念はあるものの,
ドイツ・イギリス等でのヘルスケア・⾷品分野での需要の拡⼤
*中国
⾷品安全等の政府プロジェクトでの需要回復や中国薬典改正等での需要増
*ASEAN・インド
タイ・インドネシアでの経済の安定化,またインドでは医薬分野での需要
回復の加速
19
2014年度年間業績予想
単位:億円
2015.3 期予想
売上高
営業利益
経常利益
純利益
3120
260
250
155
2014.3 期
3075
240
248
97
増減額
増減率
45
20
2
58
1.5%
8.2%
0.8%
59.4%
 年間EPS(1株当り純利益)
2015.3期予想:¥ 52.56,2014.3期:¥ 32.97
 年間期中平均為替レート
2014.4.1 - 2015. 3.31予想: $ 1 = ¥104.00,€ 1 = ¥137.00
2013.4.1 - 2014.3.31 : $ 1 = ¥99.66, € 1 = ¥132.88
20
2014年度事業セグメント別業績予想
単位:億円
2015.3 期予想
売上高
営業利益
売上高
医用機器
営業利益
売上高
航空機器
営業利益
売上高
産業機器
営業利益
売上高
その他
営業利益
営業利益調整額
計測機器
合計
売上高
営業利益
1905
262
610
22
240
(28)
300
20
65
12
(28)
3120
260
2014.3 期
1822
233
627
25
266
(24)
295
20
65
18
(32)
3075
240
増減額
83
29
(17)
(3)
(26)
(4)
5
0
0
(6)
4
45
20
増減率
4.5%
12.7%
(2.8)%
(12.0)%
(9.7)%
━
1.7%
(1.8)%
0.6%
(33.5)%
━
1.5%
8.2%
21
トピックス:計測機器〈1〉
《戦略新製品の展開(1)》
 液体クロマトグラフ “i-Series”
簡単な操作で使い易さを追求した⼀体型LC,
ハイスループットと⾼い安定性を実現
*製薬・化学等のQA/QC に向け拡販
*⽤途を特化した“専⽤アナライザー” として,より幅広い分野に展開
✓ソフトウェアー・カラムをパッケージ化することで簡単な操作を実現
✓製薬・⾷品・素材・環境・エネルギー等の多くの分野に展開
 超臨界クロマトグラフによる先端的MS(SFE/SFC/MS)
移動相に超臨界流体を使⽤した全⾃動分析システム,簡単な前処理で⾼速・
⾼分離の質量分析を実現,⾷の安全や早期診断の実現に貢献
*残留農薬分析や⾷品成分分析など,⾷品安全分野に投⼊
*代謝物質・疾患バイオマーカー分析などヘルスケア分野にも展開
22
トピックス:計測機器〈2〉
《戦略新製品の展開(2)》
 Triple Quad LC/MS: LCMS-8050・LCMS-8040・LCMS-8030
⾼感度と⾼速性を両⽴したハイエンドLC/MS のグローバル展開を加速
*⾼感度化やアプリケーションの拡充など,ラインナップの充実を絶え間なく推進,
市場ニーズによりきめ細かく対応
*ヘルスケア分野での展開を加速
✓がん等の超早期診断実現に向けた⼤学病院との共同研究の推進
✓投薬管理等での実⽤化促進
✓⾛査型プローブ顕微鏡(SPM)・細胞培養システムなど,ヘルスケア分野で
多⾯的に展開
23
トピックス:計測機器〈3〉
《北⽶事業(1)》
 業績推移
*⾼収益製品のクロマトグラフ・質量分析計の拡⼤を牽引役に,⼆桁増の⾼い
成⻑を持続
*クロマトグラフ・質量分析計の売上⾼⽐率は,2011.3期の65.8%から2014.3期
の76.5%へ⼤きく向上
*製品ミックスの改善を伴う規模の拡⼤により,
北⽶事業の収益性は持続的に向上
<北米売上高推移>
単位:億円
2011.3 期
額
計測機器
LC・GC・MS
90
59
YoY
10.0%
7.9%
2012.3 期
額
103
75
YoY
13.7%
26.6%
2013.3 期
額
118
88
YoY
14.8%
16.4%
2014.3 期
額
168
129
YoY
42.8%
47.1%
2015.3 期見込
額
185
YoY
9.8%
24
トピックス:計測機器〈4〉
《北⽶事業(2)》
 成⻑戦略
*計測機器事業の拡⼤・発展が⾒込める市場に集中した展開
・臨床/ヘルスケア
・製薬
・⾷品
・環境
*⼤学向け⼤型プロジェクト及び官公庁向け事業の強化
*北⽶の「イノベーションセンター」を拠点に,現地顧客及び現地固有のニーズ
に密着した活動を展開
⇒最先端技術の探索,北⽶固有のニーズの掌握,現地顧客との共同開発の
推進(分析⼿法・分析アプリケーション・クリニカルアプリケーション・
製品開発 等)
25
トピックス:計測機器〈6〉
《中国事業》
 重点施策
*官公需プロジェクトの取り込み推進
国家⾷品薬品監督管理総局(CFDA)「⾷品安全プロジェクト」
農業部「農産品検査プロジェクト」
国家品質監督検査検疫総局(商検局)「⾷品安全プロジェクト」
*中国薬典改正にともなう需要の取り込み推進
*中国開発製品の展開加速
LC “Essentia“ (2014.7発売),GC-2018 (2014.8発売),
発光分析装置 PDA-5000(2014.10発売) 等
26
トピックス:医⽤機器
《成⻑施策をグローバルに展開》
■“Digital Radiography(DR)”製品の⾼付加価値化推進
*先進国:⾼度なアプリケーションの提供、検査効率の向上
*新興国:DR式にも対応した汎⽤X線装置の発売
*リファレンスサイトによる拡販活動
*機能を強化したDR式回診装置の投⼊
■治療分野での展開
*動体追跡システム“SyncTraX”:放射線治療装置導⼊/更新需要に伴う案件の獲得
*粒⼦線治療⽤透視撮影装置:粒⼦線治療装置への標準装備を推進
■新規事業 マンモ専⽤PET装置の展開
*新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成を得て開発
*国内での乳がん検査市場で部位別PET市場創出を推進
*海外展開に向けて、海外の⼤学・研究機関と共同研究を検討
27
本説明資料に記載の将来の業績に関する内容は,経済情勢・為替・テクノロジーなど様々な外部変動
要素により,事前見通しと大きく異なる結果となることがあります.
28