IBM XL Fortran for Linux V15.1.1 はリトル・エンディアン専用 Linux

日本 IBM のソフトウェア発表
JP14-0521 (2014 年 10 月 6 日)
IBM XL Fortran for Linux V15.1.1 はリトル・エンディアン専用
Linux ディストリビューション向けに新しいコンパイラーを導入して
います
目次
1
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2
7
8
製品の概要
主要前提条件
出荷開始予定日
製品の機能詳細
製品の位置付け
プログラム番号
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9
11
13
16
16
製品資料
技術情報
発注情報
契約条件
料金
AP ディストリビューション
ハイライト
XL Fortran for LinuxTM には、以下をサポートする 2 つの XL Fortran コンパイラーが新たに
組み込まれています。
• ビッグ・エンディアン・モード向けに構成された Power® サーバー上のビッグ・エンディア
ン専用 Linux ディストリビューション
• リトル・エンディアン・モード向けに構成された Power サーバー上のリトル・エンディア
ン専用 Linux ディストリビューション
これら 2 つのコンパイラーは、正しいコンパイラーをインストールし、必要なアーキテク
チャーに適合するアプリケーションを作成するための柔軟性を提供するだけでなく、以下の特
徴と利点も備えています。
• 最新の IBM® POWER8TM サーバーをサポートしているため、ビッグデータ、クラウド、モバイ
ル、ソーシャルなどの最新のワークロードを促進することが可能です。
• IBM の円熟したコンパイラー・テクノロジーを使用する、最適化されたコードを生成しま
す。
• Fortran 用の最新のプログラミング言語標準により、ソース・コードの機能が追加され、移
植がさらに容易になっています。
• パフォーマンスを向上させるために、頻繁に使用される数学プロシージャー用に最適化され
た IBM Mathematical Acceleration Subsystem (MASS) ライブラリーが組み込まれていま
す。
• ハイパフォーマンス代数関数のための基礎線形代数サブプログラム (BLAS) が組み込まれて
います。
• 市場で IBM を差別化するコンパイラー・サービスおよびサポートを提供します。
製品の概要
新しい XL Fortran コンパイラーが、リトル・エンディアン専用 Linux ディストリビューショ
ンを実行する IBM POWER8 サーバー上でのアプリケーション開発をサポートするために提供さ
れます。
新しい XL Fortran for Linux の主要な強みとなっているのは、IBM Power Systems で実行
するための高度に最適化されたコードを生成できることです。XL Fortran for Linux に対す
る長年にわたる IBM のコンパイラー最適化の経験に基づいたパフォーマンスの向上は、IBM
POWER4 プロセッサーから、IBM POWER5、IBM POWER5+、IBM POWER6、IBM POWER6+、IBM
POWER7、IBM POWER7+、POWER8 プロセッサーへと進められた開発における、リリースごとのコ
ンパイラーの改善に見られます。XL Fortran for Linux V15.1.1 では、Ubuntu 14.04 for IBM
POWER8、Ubuntu 14.10 for IBM POWER8、SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power などの
日本 IBM のソフトウェア発表
IBM は、International Business Machines Corporation の登録商標です。
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Linux ディストリビューションに対するコンパイラー・サポートとして、POWER8 プロセッサー
上でのリトル・エンディアン・アーキテクチャーの活用が導入されています。
新しい XL Fortran コンパイラーを使用すると、リトル・エンディアン専用 Linux ディストリ
ビューション向けの POWER8 テクノロジーを基盤に構築された次世代の IBM Systems で実行す
るためのアプリケーションを作成して移植することができます。このコンパイラーは、ビッグ
データを処理し、クラウド、モバイル、ソーシャルなどの最新のワークロードを促進すること
を目的に設計されています。
サポートされるリトル・エンディアン専用 Linux ディストリビューション上の XL Fortran
for Linux は、 IBM の円熟したコンパイラー・テクノロジーを基盤とした、以下の特長を備え
ています。
• IBM POWER8 プロセッサーを活用する高度に最適化されたコードの生成
• 最新の Fortran 2008 (部分サポート) を含むプログラミング言語標準のサポート
• コンパイル時パフォーマンスの向上と新規のエラー検出機能によるプログラマー生産性の向
上
• Mathematical Acceleration Subsystem (MASS) ライブラリー
• 基礎線形代数サブプログラム (BLAS)
• 優れた IBM Service and Support のプロビジョン
長年にわたりエンタープライズ・ビジネスで使用されてきたあらゆる専門知識と技術が、最新
の POWER8 向けリトル・エンディアン専用 Linux ディストリビューションのプログラマーにも
解放されたことで、プログラマーは、実証済みの IBM コンパイラー・テクノロジーを利用でき
るようになりました。
主要前提条件
ビッグ・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux:
以下のいずれかをサポートする IBM Power System サーバー:
• Ubuntu 14.04 for IBM POWER8
• Ubuntu 14.10 for IBM POWER8
• SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power
必須ハード・ディスク・スペース: 250 MB
リトル・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux:
以下のいずれかをサポートする Power System サーバー:
• Ubuntu 14.04 for IBM POWER8
• Ubuntu 14.10 for IBM POWER8
• SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power
必須ハード・ディスク・スペース: 190 MB
出荷開始予定日
2014 年 12 月 12 日
製品の機能詳細
2 つの Fortran コンパイラー
Linux ディストリビューション向けの新しい XL Fortran コンパイラーは、リトル・エンディ
アン・アーキテクチャー用に構成されている Linux ディストリビューションを実行する Power
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SystemsTM をサポートしています。この度、この新しい XL Fortran コンパイラーが、ビッグ・
エンディアン・アーキテクチャー用に構成された Linux ディストリビューションを実行する
Power Systems をサポートする、 IBM の現行の Linux 向け XL Fortran コンパイラーと同じ
製品に組み込まれました。お客様は、適切な Power サーバー上で、適切な Linux ディストリ
ビューションとともに、いずれか一方のコンパイラーまたは両方のコンパイラーを柔軟に使用
することができます。
以下で、新しい XL Fortran コンパイラーの主な特長について説明しています。このコンパイ
ラーは、リトル・エンディアン・アーキテクチャーと Ubuntu 14.04 for IBM POWER8、Ubuntu
14.10 for IBM POWER8、SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power をサポートしていま
す。ビッグ・エンディアン・アーキテクチャーをサポートしている XL Fortran コンパイラー
の説明は、以前の発表資料に記載されています。
POWER8 テクノロジー向けの、アーキテクチャーや調整に関する新たなコンパイラー・オプ
ション
新しい Fortran コンパイラー V15.1.1 は、最新のリトル・エンディアン専用 Linux ディスト
リビューションを実行する POWER8 Systems をサポートするためにリリースされました。
-qarch コンパイラー・オプションは、コードの生成対象であるプロセッサー・アーキテク
チャーを指定します。 -qtune コンパイラー・オプションは、命令選択、スケジューリン
グ、およびその他のアーキテクチャー依存のパフォーマンス機能拡張を調整して、特定のハー
ドウェア・アーキテクチャーで最適に実行できるようにします。この度の新規リリース、XL
Fortran for Linux V15.1.1 では、アーキテクチャーおよび調整のための新しいコンパイ
ラー・サブオプションが追加され、 POWER8 プロセッサー・アーキテクチャー向けのコード
生成を指定できるようになっています。 -qarch=pwr8 を指定すると、 POWER8 アーキテク
チャーを完全に活用できるコードがコンパイラーによって生成されます。 -qtune=pwr8 を指
定すると、 POWER8 の設計およびプロセッサーを備えた Power Systems 固有の最適化を図るこ
とができます。
POWER8 テクノロジー用のコンパイラー組み込み関数:
新しい組み込み関数は POWER8 のアーキテクチャー命令をアンロックするので、アプリケー
ション・レベルで POWER8 の機能に直接アクセスできます。
新しい組み込み関数の追加により、以下の POWER8 機能がサポートされます。
• POWER8 のベクトル処理用組み込み関数
• POWER8 の 2 進化 10 進関数
• POWER8 の暗号化関数
• POWER8 の4 倍長ワード算術関数
• POWER8 の load-and-reserve 命令および store condition 命令
• POWER8 のキャッシュおよびデータのプリフェッチ制御関数
• POWER8 のトランザクション・メモリー関数
• POWER8 のプリフェッチ関数
最適化機能
XL Fortran for Linux の主要な強みの 1 つは、最適化です。このコンパイラーは、ハード
ウェアに関する広範囲の知識と、コンパイラー・テクノロジーについて、および新しいワーク
ロード (特に、ビッグデータ、クラウド、モバイル、ソーシャルなど) に対するエンド・ユー
ザー向けアプリケーションの作成時にお客様がコンパイラーに期待するものについての包括的
な理解の組み合わせによって、1980 年代後半以降 IBM で発展してきた最適化テクノロジーの
利点を提供します。最適化により、 POWER8 などの Power Architecture® プラットフォーム上
での実行に適合するように高度に調整されたコードを生成することによって、実行時間を短縮
し、アプリケーションの実行を高速化することができます。
最適化プログラムには 5 つの基本最適化レベルが組み込まれています。これにより、最小の最
適化から、集中プログラム分析まで選択することができます。その範囲は、ローカルな基本ブ
ロックから、サブプログラム・ユニット有効範囲、ファイル・レベル、全プログラム分析にま
で及びます。最適化レベルが高くなるほど、より集中的なプログラム分析が行われます。これ
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は、プロシージャー間分析や Profile-Directed Feedback など、より高度な最適化手法がご使
用のコードに適用されるからです。
5 つの最適化レベル (-O1 レベルはサポートされていません):
• -O0、最小の最適化。デバッグに最適
• -O2、強力な低レベル最適化。ほとんどのプログラムに有益
• -O3、集中低レベル最適化分析および基本レベル・ループ分析
• -O4、-O3 のすべてと、詳細ループ分析およびリンク時のプログラム全体の基本分析
• -O5、-O4 のすべてと、リンク時のプログラム全体の詳細分析
プログラミング言語標準および業界仕様
プログラミング言語標準
XL Fortran for Linux V15.1.1 は、標準コンプライアンスを通じて科学的、技術的、商業的な
アプリケーションのパフォーマンスと機能性の最大化を追求します。Fortran 言語標準委員会
に IBM コンパイラー開発チーム代表が属しているため、 IBM は Fortran 標準に対する最新の
更新、説明、推奨について理解し、影響を与えることができる立場にあります。
XL Fortran for Linux V15.1.1 は以下に準拠しています。
• ANSI X3.9-1978 (FORTRAN 77)
• Information Technology - Programming
and ANSI X3, 198-1992 (Fortran 90)
• Information Technology - Programming
(Fortran 95)
• Information Technology - Programming
(Fortran 2003)
• Information Technology - Programming
(partial support for Fortran 2008)
Languages - Fortran, ISO/IEC 1539-1:1991(E)
Languages - Fortran, ISO/IEC 1539-1:1997
Languages - Fortran, ISO/IEC 1539-1:2004
Languages - Fortran, ISO/IEC 1539-1:2010
IBM は、Standard Performance Evaluation Corporation (SPEC) のメンバーです。SPEC の使
命は、長い年月にわたってハイパフォーマンス・コンピューティングを推進する標準ベンチ
マークを特定し、維持することです。SPEC は、2006 年に SPEC CPU2006 をリリースしまし
た。CPU2006 は、システムのプロセッサー、メモリー・サブシステム、およびコンパイラーに
焦点を当てたベンチマークです。
プログラミング言語標準をサポートすることで、各種のコンパイラー実装間でソース・コード
の移植性を実現できます。
並列コンピューティングのパワーの活用
XL Fortran for Linux を使用すると、 Power Systems の対称型マルチプロセッシング (SMP)
機能を利用できます。コードを自動的に並列化したり、SMP ディレクティブを使用して明示的
に並列化したりすることが可能です。プラグマ・ディレクティブにより、お客様は、自動的に
並列化される特定のループの特性に関するコンパイラー情報を提供したり、並列化に対して明
示的な制御を獲得したりすることができます。
XL Fortran は、ソース・レベルの組み込み関数を通じてハードウェア・レベルの機能を直接
公開します。 -qaltivec オプションが指定されている場合、 XL Fortran for Linux は、
ベクトル・データ型をサポートし、 POWER8 上の VMX プロセッサーをサポートする Vector
Multimedia Extension (VMX) および Vector Scalar Extension (VSX) 命令にアクセスしま
す。VMX は、 SIMD (Single Instruction Multiple Data) としても知られています。ベクト
ル機能により、プログラムは最大 16 データ項目に対する算術結果を同時に算出できます。ま
た、より高いレベルの最適化で自動的に SIMD ベクトル化を実行するようにコンパイラーに命
令することもできます。この変換が最も一般的に行われるのは、連続配列データに対して各要
素の計算を繰り返し実行するループがある場合です。
XL Fortran for Linux は、OpenMP API バージョン 3.1 を完全にサポートしています。また、
バージョン 4.0 も部分的にサポートしています。OpenMP により、OpenMP 並列プログラミング
標準に準拠している移植可能コードを記述することができ、 POWER8 などの対称型マルチプロ
セッシング (SMP) システム上の並列スレッドでアプリケーションを実行することが可能になり
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ます。OpenMP は、アプリケーションを並列化するために使用できる、定義済みのソース・レベ
ルのディレクティブ・セットとランタイム関数インターフェースで構成されています。このコ
ンパイラーには、OpenMP サポートのための、または他の SMP プログラミング・モデルととも
に使用するための、スレッド・セーフ・ライブラリーが組み込まれています。
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IBM MASS ライブラリー
XL Fortran for Linux には、 IBM MASS ライブラリーが組み込まれています。それらのライ
ブラリーは、 POWER8 を含む IBM Power Architecture で最適なパフォーマンスを発揮でき
るよう特に調整された数学組み込み関数で構成されています。MASS には、スカラー、ベクト
ル、SIMD ライブラリーがあり、Fortran、C、C++ のアプリケーションで使用できます。SIMD
ライブラリーは、処理速度が向上した、頻繁に使用される一連の数学組み込み関数を提供しま
す。これらの関数は標準数学ライブラリー関数を上回るパフォーマンスを実現することを目的
に設計されています。スカラー・ライブラリーおよびベクトル・ライブラリーはいずれも、最
適化における特定のレベルで自動的に呼び出されますが、プログラム内で明示的に呼び出すこ
ともできます。
基礎線形代数サブプログラム (BLAS)
BLAS は XL Fortran for Linux に組み込まれており、ハイパフォーマンスの代数関数を提供し
ます。これらの関数は、一般行列またはその転置行列において、結合行列の乗算および加算を
実行するために使用されます。また、一般行列またはその転置行列の行列ベクトルの積を計算
するためにも使用されます。
IBM Service and Support
リトル・エンディアン専用 Linux ディストリビューション向けの XL Fortran for Linux
V15.1.1 コンパイラーには IBM Service and Support が付属しています。 IBM Service and
Support 組織は、連携して作業をしている個人から成る複数のチームで構成されており、お客
様が必要とする応答性に優れたプラットフォームおよびクロスプラットフォームのソフトウェ
ア・サポートを提供します。 IBM では、複雑な問題やコード関連の問題について、専門化され
た、熟練のサービス・チームを用意しており、必要に応じて IBM の開発ラボ内の専門家に連絡
を取ることができます。したがって、あらゆる場所に存在する適切なレベルの IBM の専門知識
を、必要に応じて利用できます。 IBM Service and Support のビジョンは、お客様の期待を超
えた、市場で IBM を差別化する、卓越したサポート・レベルを達成することです。
資料
XL Fortran for Linux コンパイラーの製品資料は、検索機能が完備した IBM Knowledge
Center で入手できます。この資料には、製品ライブラリー・ページからオンラインでアクセス
できます。また、XL Fortran for Linux コンパイラーには、すべてのユーティリティーおよび
コンパイラーの呼び出しコマンドの man ページが組み込まれています。
アクセシビリティー情報
アクセシビリティーの準拠に関する詳細が記述されている米国リハビリテーション法第 508 条
の Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) を以下の Web サイトから請求できま
す。
http://www.ibm.com/able/product_accessibility/index.html
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製品の位置付け
同じオファリングで 2 つの Linux コンパイラーが提供される柔軟性
XL Fortran では、単一の製品に 2 つの Linux コンパイラーがパッケージされるようになりま
した。XL Fortran for Linux V15.1.1 では、ビッグ・エンディアン・システム用の既存の XL
Fortran for Linux と、リトル・エンディアン・システム用の最新の XL Fortran for Linux
が提供されます。XL Fortran for Linux 15.1.1 を注文すると、ご使用の Power System に必
要な適切な Linux コンパイラーが常に提供されます。
IBM プロセッサーのすべての能力を解放
基本レベルでは、コンパイラーは、お客様が業務を行うアプリケーションとハードウェア・
アーキテクチャーとの橋渡しをします。 IBM コンパイラーは、一般的な IBM Power Systems
で出荷されるさまざまなアーキテクチャーに搭載されているものを含め、 IBM の各種プロセッ
サーのパワーを最大限に発揮するように設計されています。
IBM コンパイラーは、プログラマーの生産性を向上させるように設計されています。最先端の
コンパイル・テクノロジーにより、プログラマーはソース・コードを変更しなくても、新しい
ハードウェアの最新のパフォーマンスを利用できます。開発者はアプリケーションのロジック
のみに集中すればよく、アプリケーションを実行するシステム用のコード生成を変換および最
適化する最良の方法については、コンパイラーに判断させることができます。
並列コンピューティングのパワーの活用
XL Fortran を使用する並列プログラミングでは、マルチプロセッサー・システムの利点を活用
しつつ、既存のシングル・プロセッサー・システムとの完全なバイナリー互換性を維持してい
ます。XL Fortran を用いれば、以下のいずれかを使用して並列化アプリケーションを開発でき
ます。
• 広範囲にわたる OpenMP ディレクティブおよび非 OpenMP SMP ディレクティブ
• メッセージ・パッシング・インターフェース (MPI)
• POSIX スレッド (Pthreads) ライブラリー・モジュール
高帯域幅データ処理およびアルゴリズム集約アプリケーションでは、XL Fortran は VMX 命令
と VSX 命令、および自動 SIMD 化を使用してプログラムのパフォーマンスを向上させることが
できます。複数のデータを同時に処理することで、実行するコードの速度を加速させることが
できます。付加的な利点として、ソース・コードを再作成する必要がなくなる可能性がありま
す。
強力で簡単なパフォーマンスの最適化
言語標準に完全に準拠している、適正に作成されて徹底的にデバッグされたコードであれ
ば、XL Fortran の最適化テクノロジーを最大限に利用できるほか、パフォーマンスを向上でき
る可能性があります。XL Fortran の最適化機能およびハードウェア機能により、開発者は生産
性を向上させることができます。このコンパイラーは、たいていの場合はソース・コードに最
小限の変更を加えるだけで、既存および新規のハードウェアで最先端のパフォーマンスを活用
するコードを生成できます。
XL Fortran は、さまざまなレベルでのさらに積極的なコード変換をサポートします。プロシー
ジャー間分析 (IPA) や Profile-Directed Feedback (PDF) などの先進の最適化手法は、ハイ
レベルの最適化でしか使用できませんが、パフォーマンスをさらに向上させることができま
す。IPA は、ファイル単位ベースではなく、アプリケーション全体を分析および最適化しま
す。PDF は、実行頻度が高いコードを優遇するトレードオフに重点を置くよう最適化プログラ
ムに指示する情報を生成します。
ソース・コードに最小限の変更を加えるだけで (または変更不要で)、 POWER® プラットフォー
ムから最大のパフォーマンスを引き出します。最新の XL Fortran コンパイラーにアップグ
レードします。このコンパイラーには最適化およびハードウェア・テクノロジーのサポートに
おける最新の先進機能が組み込まれています。
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プログラミング言語標準、業界仕様、および他の言語の影響
プログラミング言語標準:
XL Fortran は、Fortran 77、90、および 95 の各標準をサポートします。バージョン 13.1 で
は、XL Fortran は、オブジェクト指向プログラミング・モデルを含む、Fortran 2003 標準を
フル・サポートしています。バージョン 14.1 から、XL Fortran は最新の Fortran 2008 標準
の部分サポートを提供しています。
XL Fortran は、以下で構成されています。
• すべての米国標準規格 Fortran 90 言語 (Fortran 90)。これは次の資料で定義されていま
す。
– American National Standard Programming languages - Fortran, ANSI X3.198-1992
– Information technology: Programming languages - Fortran, ISO/IEC 1539-1:1991(E)
• すべての ISO Fortran 95 言語標準 (Fortran 95)。これは次の資料で定義されていま
す。「Information technology - Programming languages - Fortran - Part 1: Base
Language, ISO/IEC 1539-1:1997」
• Fortran 95 標準の機能拡張:
– 多様なコンパイラー・ベンダーが提供する Fortran 製品に備わる、共通の業界拡張機能
– SAA Fortran で指定されている拡張機能
• 完全 Fortran 2003 言語標準。パラメーター化された派生型を持つオブジェクト指向プログ
ラミング・モデルのフル・サポートが含まれます。
• Fortran 2008 言語標準の部分サポート
業界仕様および他の言語の影響
IBM XL ファミリーのコンパイラーは、並列コンピューティングおよびハイパフォーマンス・
コンピューティングにおいて重要な役割を果たしています。XL コンパイラーは、共有メモ
リー・プログラミング・モデル用に、AltiVec/VMX プログラミング・インターフェースおよび
OpenMP 3.1 仕様の両方を実装しています。バージョン 13.1 リリースでは、 POWER7® アーキ
テクチャーのベクトル・スカラー拡張 (VSX) 命令セットもサポートされています。バージョン
15.1 リリースでは、OpenMP 4.0 の実装が開始されました。
IBM は、Standard Performance Evaluation Corporation (SPEC) のメンバーです。SPEC の
任務は、長い年月にわたるハイパフォーマンス・コンピューティングを推進する標準ベンチ
マークを特定し、維持することです。SPEC は、2006 年に SPEC CPU2006 をリリースしまし
た。CPU2006 は、システムのプロセッサー、メモリー・サブシステム、およびコンパイラーに
焦点を当てたベンチマークです。 IBM は、OpenMP を使用して並列ベンチマークのパフォーマ
ンスを測定する、SPECCOMP スイートに継続して参加します。
プログラミング言語標準をサポートすることで、各種のコンパイラー実装間でソース・コード
の移植性を実現できます。
プログラム番号
Program
number
VRM
Program
name
5725-C75
15.1.1
IBM XL Fortran for Linux PA
5765-J10
15.1.1
IBM XL Fortran for Linux AAS
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Ordering
channel
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8
製品識別番号
Program
name
Program
number
XL Fortran for Linux, V15.1.1
5765-J10
XL Fortran for Linux 5648-F57
SW S&S 1 year After License
XL Fortran for Linux 5648-F55
SW S&S No Charge Registration/
1-year Renewal
XL Fortran for Linux 5648-F59
SW S&S 3-year Registration
XL Fortran for Linux 5648-F56
SW S&S 3-year Renewal
XL Fortran for Linux 5648-F58
SW S&S 3 years after licence
オファリング情報
製品情報は、以下の Offering Information Web サイトで入手可能です。
http://www.ibm.com/common/ssi
以下の パスポート・アドバンテージ® Web サイトもご覧ください。
http://www.ibm.com/software/passportadvantage
製品資料
このプログラムと共に出荷されるハードコピー資料はありません。
IBM Publications Center
http://www.ibm.com/shop/publications/order
Publications Center は、70,000 品目のカタログと、 IBM 製品出版物およびマーケティング
資料のための全世界に対する中央リポジトリーです。広範な検索機能が提供されています。さ
まざまなファイル・フォーマットの多数の出版物をオンラインで利用することができ、それら
すべてをすべての国でダウンロードできます。
技術情報
所定稼働環境
前提ハードウェア
• ビッグ・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux V15.1.1:
– システム: ビッグ・エンディアン・アーキテクチャー用に構成され、SLES 11 SP2、RHEL
6.4、RHEL 7.0 によりサポートされている Power Systems サーバー
– ディスク・スペース: 250 MB
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• リトル・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux V15.1.1:
– システム: リトル・エンディアン・アーキテクチャー用に構成され、Ubuntu 14.04 for
IBM POWER8、Ubuntu 14.10 for IBM POWER8、SUSE Linux Enterprise Server 12 for
Power によりサポートされている Power Systems サーバー
– ディスク・スペース: 190 MB
前提ソフトウェア
• ビッグ・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux V15.1.1:
– 以下のいずれかのオペレーティング・システム:
-- Ubuntu 14.04 for IBM POWER8
-- Ubuntu 14.10 for IBM POWER8
-- SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power
– 資料用の必須ソフトウェア:
-- HTML 資料にアクセスするための HTML ブラウザー
-- PDF ファイルを表示するための PDF ビューアー。
• リトル・エンディアン・ディストリビューション向け XL Fortran for Linux V15.1.1:
– 以下のいずれかのオペレーティング・システム:
-- Ubuntu 14.04 for IBM POWER8
-- Ubuntu 14.10 for IBM POWER8
-- SUSE Linux Enterprise Server 12 for Power
– 資料用の必須ソフトウェア:
-- HTML 資料にアクセスするための HTML ブラウザー
-- PDF ファイルを表示するための Portable Document Format (PDF) ビューアー
プログラムの仕様および所定稼働環境に関する情報は、使用可能な場合、README ファイルなど
プログラムに付随する文書の中、または発表レターなど IBM で公表されるその他の情報に含ま
れます。 資料やプログラムに関するその他のコンテンツは、英語以外の言語では提供されない
場合があります。
計画情報
Web 情報
XL Fortran に関する情報については、次の Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/software/products/en/fortcompfami
IBM Application Development に関する情報については、次の Web サイトを参照してくださ
い。
http://www.ibm.com/software/products/en/category
パッケージング
XL Fortran for Linux V15.1.1 パッケージには以下のものが含まれています。
• XL Fortran for Linux V15.1.1 製品が収録された 1 枚の DVD-ROM
• XL Fortran for Linux V15.1.1 クイック・スタート・ガイド
• パスポート・アドバンテージ のお客様レター
• パスポート・アドバンテージ のメディア・パック・ポインター・シート
このプログラムを Web サイトからダウンロードした場合は、適用される IBM プログラムのご
使用条件、および該当する場合はライセンス情報 (LI) が含まれており、これらは、当プログ
ラムのインストール時に同意・不同意を確認するために表示されます。ライセンスおよびライ
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センス情報 (LI) は、将来の参照のために LICENSE.TXT などのファイル名でディレクトリーに
保管されます。
セキュリティー、監査性およびコントロール
XL Fortran for Linux V15.1.1 は、ホスト・システムのハードウェアまたはソフトウェアのセ
キュリティー機能および監査能力を使用します。アプリケーション・システムや通信機能での
セキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様
の責任で行っていただきます。
発注情報
Product Group: IBM XL Fortran
Product Identifier Description: IBM XL Fortran for Linux
Product Identifier: 5765-J10 and 5725-C75
Product Category: XL Fortran
パスポート・アドバンテージのパーツ番号による発注
メディア・パックのパーツ番号のみ更新されています。その他の発注情報は以前に発表したと
おりです。XL Fortran for Linux V15.1 の発注情報については、ソフトウェア発表レター
JP14-0200 (2014 年 4 月 28 日付) を参照してください。
Program name/Description
Part
number
XL Fortran for Linux, V15.1.1
Media Package Multilingual
BT0MHML
製品 ID および機構番号による発注
基本ライセンス、電子的配信、メンテナンス、トレードアップ
基本ライセンス、電子的配信、メンテナンス・オファリングのメディア・サプライ詳細、ト
レードアップに関する発注情報については、変更はありません。
XL Fortran for Linux V15.1 の発注情報については、ソフトウェア発表レター
(2014 年 4 月 28 日付) を参照してください。
JP14-0200
メンテナンス・オファリングのお客様: メディア・サプライのライセンス詳細
XL Fortran for Linux または XL Fortran Advanced Edition for Linux の有効なソフトウェ
ア・メンテナンスをお持ちのお客様は、XL Fortran for Linux V15.1.1 に対応するメディア・
サプライ、または以前のレベルのプログラム (そのプログラムのレベルが引き続き有効である
場合に限る) を受け取る資格があります。
バージョン 15.1.1 より前のバージョンのメディア・サプライには、ビッグ・エンディアン・
ディストリビューション向けの XL Fortran コンパイラーのみ含まれています。
このソフトウェア・ライセンスには、ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (以前の
ソフトウェア・メンテナンス) が含まれます。
保証を取得日から合計 3 年間に延長することも可能です。ソフトウェア・ライセンスの保証を
延長する場合は、プログラム番号、機構番号、および数量を発注してください。メンテナンス
の有効期限が切れた場合は、アフター・ライセンス機構番号を指定してください。
XL Fortran for Linux V15.1 のソフトウェア・メンテナンスに関する発注詳細は、ソフトウェ
ア発表レター JP14-0200 (2014 年 4 月 28 日付) を参照してください。
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課金単位
Program name
Part number or
PID number
Charge metric
For build to order
XL Fortran for Linux, V15.1.1
5765-J10
Authorized User
Concurrent User
For build to plan
XL Fortran for Linux, V15.1.1
5725-C75
Authorized User
Concurrent User
For build to plan
XL Fortran for Linux, V15.1.1
BT0MHML
Authorized User
Concurrent User
このプログラムは、許可ユーザーまたは同時ユーザーのいずれかの課金単位に基づいてライセ
ンス交付および課金されます。
許可ユーザー
許可ユーザーは、プログラムのライセンス交付を受けるための測定単位です。許可ユーザーと
は、「プログラム」へのアクセス権を付与された個人をいいます。プログラムは任意の数の
コンピューターまたはサーバーにインストールすることができ、各許可ユーザーはプログラム
の任意の数のインスタンスに同時にアクセスできます。ライセンス所有者は、何らかの手段で
プログラムに直接的または間接的に (例: 多重化プログラム、多重化デバイス、または多重化
アプリケーション・サーバー経由) アクセスできる許可ユーザーごとに個別の専用ライセンス
を取得する必要があります。許可ユーザー・ライセンスはその許可ユーザーに固有のものであ
り、共有することはできません。また、別の個人に永続的に移転する場合を除き、再割り当て
することはできません。
注: プログラムによっては、デバイスをユーザーと見なしてライセンスが交付されるものが
あります。その場合、以下が適用されます。「プログラム」から一組のコマンド、プロシー
ジャー、またはアプリケーションの実行を要求する、またはその実行を受信するコンピュー
ティング・デバイス、あるいはそうでなければ「プログラム」によって管理されるコンピュー
ティング・デバイスはプログラムの別々のユーザーとみなされ、そのデバイスが人間として扱
われるため、ライセンスが必要となります。
同時ユーザー
同時ユーザーは、プログラムをライセンス交付するための測定単位です。同時ユーザーは、特
定の時点でプログラムにアクセスしているユーザーをいいます。このユーザーがプログラムに
複数回同時にアクセスしているかどうかに関係なく、このユーザーは 1 人の同時ユーザーとし
てのみ数えられます。プログラムは任意の数のコンピューターまたはサーバーにインストール
することができますが、ライセンス所有者はプログラムに同時にアクセスしている最大数の同
時ユーザーにライセンスを取得する必要があります。ライセンス所有者は、何らかの手段で直
接的または間接的に (例えば、多重化プログラム、デバイス、またはアプリケーション・サー
バー経由で) プログラムに同時にアクセスする同時ユーザーごとにライセンスを取得する必要
があります。
注: プログラムによっては、デバイスをユーザーと見なしてライセンスが交付されるものが
あります。その場合、以下が適用されます。「プログラム」から一組のコマンド、プロシー
ジャー、またはアプリケーションの実行を要求する、またはその実行を受信するコンピュー
ティング・デバイス、あるいはそうでなければ「プログラム」によって管理されるコンピュー
ティング・デバイスはプログラムの別々のユーザーとみなされ、そのデバイスが人間として扱
われるため、ライセンスが必要となります。
以前の パスポート・アドバンテージ のパーツ番号の廃止
以下に示す IPLA ソフトウェアのメディア・パック・パーツ番号は、この発表の結果として、
置き換えられるかまたは廃止されます。営業活動終了日は 2015 年 3 月 12 日です。
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IBM は、International Business Machines Corporation の登録商標です。
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上記の営業活動終了日以降、これらのパーツ番号に対するご注文は受け付けられなくなりま
す。また、お客様と IBM の間に事前の契約が存在しない限り、通常の営業活動および教育サ
ポートは提供されなくなります。
Withdrawn from marketing information
Program name/Description
Part
number
XL Fortran for Linux, V15.1.0
Media Package Multilingual
BA182ML
New release information
Program name/Description
Part
number
XL Fortran for Linux, V15.1.1
Media Package Multilingual
BT0MHML
契約条件
この発表レターに記載されている情報は、参考のため、および便宜上の目的のためにのみ提供
されています。 IBM とのあらゆる取引を規定する契約条件については、 IBM プログラムのご
使用条件、 IBM インターナショナル・ パスポート・アドバンテージ 契約、および IBM ソフ
トウェア・メンテナンス取得契約などの該当する契約書に記載されています。
ライセンス交付
ライセンス情報文書およびライセンス証書 (PoE) を含む IBM プログラムのご使用条件は、お
客様によるプログラムの使用を規定します。すべての許可使用に、PoE が必要です。 パスポー
ト・アドバンテージ 以外から提供されるパーツ番号のみの製品 (適用される場合) は、使用を
許諾されるだけで、ソフトウェア・メンテナンスは含まれません。
このソフトウェア・ライセンスには、ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフト
ウェア・メンテナンスともいう) が含まれています。
ソフトウェア・メンテナンス取得契約
IBM ソフトウェア・メンテナンス取得契約 (Z125-6011) は、ソフトウェア・サブスクリプショ
ン&サポート (ソフトウェア・メンテナンスとも言う) に適用され、お客様の署名は必要あり
ません。
これらのプログラムは、 IBM プログラムのご使用条件 (IPLA)、および関連するソフトウェ
ア・メンテナンス取得契約の下でライセンス交付を受け、これにより、プログラムのリリース
およびバージョンへの継続的なアクセスがサポートされます。 IBM は、お客様が取得された各
プログラムの初期ライセンス取得に、1 年間のソフトウェア・サブスクリプション&サポート
(ソフトウェア・メンテナンスともいう) を組み込んでいます。 ソフトウェア・サブスクリプ
ション&サポート (ソフトウェア・メンテナンスともいう) の初期保守期間は、更新オプショ
ン (選択可能な場合) を注文することによって延長できます。これらのプログラムには、プロ
グラム使用のための一括払いのライセンス使用料と、電話によるサポート (通常の営業時間中
の電話による障害サポート) ならびにサポートの有効期間中のプログラムの更新、リリース、
およびバージョンへのアクセスを含む拡張サポートに対する毎年の使用料が課せられます。
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ライセンス情報 (LI) の資料番号
L-JYIP-9NKLSM
このプログラムのライセンス情報は、以下の IBM Software License Agreement Web サイトで
参照できます。
http://www.ibm.com/software/sla/sladb.nsf
限定保証の適用
あり
限定保証
IBM は、「プログラム」について、お客様が「プログラム」を IBM 所定の稼動環境で使用する
限り、IBM 所定の仕様に合致することを保証します。かかる保証は、「プログラム」の変更の
加えられていない部分についてのみ適用されるものとします。 IBM は、「プログラム」の実行
が中断しないこともしくはその実行に誤りがないこと、または、すべての誤りが修正されるこ
とを保証しません。「プログラム」の使用結果については、お客様の責任とします。
IBM は、お客様に対して、既知の「プログラム」の誤り、誤りの修正、制限事項および回避措
置に関する情報を含んだ IBM データベースへのアクセスを追加料金無しで提供します。詳細に
ついては次の IBM ソフトウェア・サポート・ハンドブックを参照してください。
http://www.ibm.com/support/handbook
IBM は、「プログラム」の当初の使用権の取得者が「プログラム」を取得してから最低 1 年間
(以下「保証期間」といいます。)、この情報を提供します。
返金保証
なんらかの理由で本プログラムに満足いただけなかった場合は、オリジナル・ライセンス所有
者である場合に限り、送り状の日付から 30 日以内に本プログラムとその PoE を販売元にお返
しいただければ、お支払い額を返金いたします。本プログラムをダウンロードした場合の返金
のお受け取り方法につきましては、本プログラムをお買い求めの販売元にお問い合わせくださ
い。
明確にするために、以下のことにご留意ください。(1) IBM インターナショナル・ パスポー
ト・アドバンテージ 製品のもとで取得されたプログラムの場合、この条件は、当該プログラ
ムの最初の取得にのみ適用されます。(2) IBM のいずれかの On/Off Capacity on Demand (On/
Off CoD) ソフトウェア製品のもとで取得されたプログラムの場合、これらの製品は、すでに取
得されて使用中のプログラムに適用されるので、この条件は適用されません。
ボリューム発注 (IVO)
あり。 IBM 担当員にお問い合わせください。
パスポート・アドバンテージの適用
あり。以下の パスポート・アドバンテージ Web サイトを通じて提供されます。
http://www.ibm.com/software/passportadvantage
使用制限
あり。 詳細については、以下の IBM Software License Agreement Web サイトにあるライセン
ス情報 (LI) の文書を参照してください。
http://www.ibm.com/software/sla/sladb.nsf
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートの適用
あり。 ソフトウェア・サブスクリプション&サポート (ソフトウェア・メンテナンスとも呼ば
れる) は、 パスポート・アドバンテージ 契約に含まれることになりました。この発表レター
で発表された製品のインストールとテクニカル・サポートは、 IBM インターナショナル・ パ
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IBM は、International Business Machines Corporation の登録商標です。
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スポート・アドバンテージ 契約によって提供されます。この有料サービスは、 IBM サポー
ト組織への音声または電子的アクセスを提供することによりお客様の生産性を支援するもので
す。
IBM は、お客様が取得された各プログラムの初期ライセンス取得に、1 年間のソフトウェア・
サブスクリプション&サポートを組み込んでいます。ソフトウェア・サブスクリプション&サ
ポートの初期期間は、更新オプションを購入することによって延長できます。
ソフトウェアのサブスクリプション&サポートの有効期間中は、お客様の通常の短期インス
トール作業や使用 (使用方法) についての疑問、およびコード関連の質問などについて、 IBM
が支援いたします。 IBM は、お近くの IBM サポート・センターの通常の営業時間 (公表さ
れている基本シフト時間) 内に、お客様の情報システム (IS) 技術サポート担当者に対しての
み、電話および (利用できる場合は) 電子アクセスを通じて支援を提供いたします。(この支援
は、お客様のエンド・ユーザーにはご利用いただけません。) IBM は、重大度 1 の支援を 24
時間 365 日行っています。 詳しくは、次のサイトにある IBM ソフトウェア・サポート・ハン
ドブックを参照してください。
http://www.ibm.com/support/handbook
ソフトウェア・サブスクリプション&サポートには、アプリケーションの設計と開発、所定稼
働環境以外でのプログラムの使用、または製品に起因しても本契約の下で IBM の責任に属さな
い障害に関する支援は含まれません。
パスポート・アドバンテージ 契約について詳しくは、次の パスポート・アドバンテージ Web
サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/software/passportadvantage
配布されたソフトウェア・ライセンスにはすべて、取得の日より 12 カ月間のソフトウェア・
サブスクリプション&サポートを含み、 IBM ソフトウェアを取得し、すべてのライセンスに対
して技術サポートの適応を受けられるようにする簡素化された方法が提供されています。取得
の日から合計 3 年間まで適用範囲の延長を選択することもできます。
可変課金の適用
なし
教育機関向け割引の利用
適用外
適切なセキュリティー実施について
IT システム・セキュリティーには、企業内外からの不正アクセスの防止、検出、および対応
によって、システムや情報を保護することが求められます。不適切なアクセスにより、情報の
改ざん、破壊、または悪用を招くおそれがあるほか、システムが誤用された場合は他者へのシ
ステムを攻撃してしまうおそれがあります。セキュリティーに対して包括的なアプローチをと
らない IT システムや IT 製品は、完全にセキュアであるとみなすべきではなく、また単一の
製品や単一のセキュリティー対策で極めて効果的に不正アクセスを防止できるものはありませ
ん。 IBM のシステムおよび製品は、最大限の効果を発揮するために、追加の操作手順を必然的
に伴い、その他のシステム、製品、またはサービスを必要とする、包括的なセキュリティー・
アプローチの一部として設計されています。 IBM では、システムおよび製品が第三者の悪質な
行為、および不正な行為による影響を受けないことを保証することはできません。
日本 IBM のソフトウェア発表
IBM は、International Business Machines Corporation の登録商標です。
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料金
ビジネス・パートナー様向けの情報
IBM ビジネス・パートナー (IBM から製品を入手するワークステーション・ソフトウェア
のディストリビューター) の場合は、Web Ordering System (WOS) または Partner Sales
Support Center (PSSC) にリンクすることができます。
IBM ID とパスワードが必要です。
WOS
https://www-607.ibm.com/software/partners/jp/order/wos_i/top/boot.wss
PSSC
https://www-304.ibm.com/partnerworld/mem/pat/pat_sol_ssc_jp.html
AP ディストリビューション
Country/Region
AP IOT
ASEAN*
India/South Asia**
Australia
People's Republic of China
Hong Kong S.A.R of the PRC
Macao S.A.R of the PRC
Taiwan
South Korea
New Zealand
Japan IOT
Japan
Announced
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
* Brunei Darussalam, Indonesia, Cambodia, Lao People's Democratic
Republic, Malaysia, Philippines, Singapore, Thailand, and Vietnam
**Bangladesh, Bhutan, India, Sri Lanka, Maldives, Nepal, and
Afghanistan
商標
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。
POWER8 および Power Systems は、世界の多くの国における International Business
Machines Corporation の商標です。
Power、IBM、PartnerWorld、Passport Advantage、Express、Power Architecture、POWER およ
び POWER7 は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation
の商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM の製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能
な標準契約書、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、本発表の内容を予
告なしにいつでも変更または撤回できるものとします。この発表はお客様の参照用としてのみ
提供されています。追加ご利用条件については、以下の参照先に記載されています。
http://www.ibm.com/legal/jp/ja/
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
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IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、
IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。
http://www.ibm.com/planetwide/jp/
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