5年「生き方科」年間計画 総合 60+ゆとり 10 道徳 26+生指事例 9 特別

5年「生き方科」年間計画 総合 60+ゆとり 10 道徳 26+生指事例 9 特別活動 35 余剰利用 23/58)
目標:価値観を学ぶなかで人権感覚を養い、自らの生き方を考える(ぬくもりワーク) コミュニケーション能力の育成(ふれあいワーク)
内容:生活設計(学校生活・家庭生活)と自学自習、命の尊厳、規範意識、ちがいの尊重と認め合い、社会参画、生き方と将来展望、コミュニケーション・スキル
学年
5年
時期
時数
ねらい
テーマ
主な内容
1学期
総合17時間+ゆとり6時間+道徳9時間
2学期
総合23時間+ゆとり3時間+道徳6時間
3学期
総合20時間+ゆとり0時間+道徳5時間
規範意識・命の尊厳・ちがいの尊重と認め合い
自他尊重・社会参画・生き方と将来展望
自他尊重・社会参画・生き方と将来展望
やさしい学校・やさしい町プランニング
自分にも人にもやさしい「環境」って?~学校から町へ~
学校・町 UD化作戦!~ハード&ハートプロジェクト~
○1学期の学習を生かし、施設面のUD、心のUDについて、体験を ~ふれあいワークとつなげて~
生活設計
○やさしい学校・やさしい町プランニング~ハード&ハートプロジェ
○学校生活・家庭生活において、4年生まで積み上げてきたことを思い 通して考える。
クト」を立ち上げ、その実現に向けたプランを立て、実行する。
・水泳の女王、成田選手の人生を紹介する。
(1)
出し、5年生として生活設計をする。
・
「夢を実現させた7人衆(7人のサムライ)
」について、そのエピソ
・北京パラリンピックの開会式をみる。
(1)
道徳 生活習慣の大切さを知り、節度ある生活をしようとしたり、目標
(2)
・長居「障害」者スポーツセンターで、さまざまなスポーツを体験し、 ードから、よさを考える。
を高くもって、粘り強くやり通そうという気持ち・家庭・クラスで協力し、
*高校生が始めたこと
*手を取り合って進めたこと
班ごとに壁新聞を作る。
(3)
役に立ちながら生活していこうという気持ちをもったりする。(3時間)
*よいところとよくないところをしっかり見極めていたこと
・
「ユニバーサルデザインのまちづくり」ビデオを鑑賞する。
(1)
・生活習慣が乱れることによって引き起こす健康に関する問題を知り、
その必要性を感じるとともに、生活点検表5年生版を見て、がんばっ
・啓発小学校のいいところと、もう少し工夫が必要なところを出し合 *エネルギッシュに、考えたことを行動に移したこと
てきたことを話し合う。(1)
・自分たちにもできることがあるはずと考え、学校・町をよりよくす
う。
(1)
・家庭科で学習する内容を見て、家族の役に立とうとするとともに、さら
るためのプランを立てる。
(3)
・アイマスク体験をする。
(1)
に自分でできそうなことを考え、林間学習の場でも実践しようという意
*よいところはなにか
*課題は何か
・視覚「障害」のある人の話をきく。
(1)
欲をもつ。(1)
*自分たちで解決できる可能性のあるものは何か
・
「みえないことは不幸ではない」のビデオを鑑賞する。
(1)
*自分でできること *家庭での仕事のこと *家庭学習のこと
*どのような方法ではたらきかければよいか
・
「聞こえないってどんなこと」のビデオ鑑賞をする。
(1)
*係り活動など、学級での仕事のこと *生活リズム
*気をつけないといけないことは何か
・妊婦体験をする。
(1)
・高齢者擬似体験をする。
(1)
~ふれあいワークとつなげて~
道徳 プラン実行時に気をつけないといけないことを話し合い、き
○自分と家族、友だち、先生・学校、地域・社会とのつながりやかかわ 道徳 「わたしの町のいろんな国の人」(にんげん~ひとつながり~)
まりや自他の権利を守っていく必要性を感じる。(2時間)
りを考える中で、ホリスティック教育の概念を体験的に学ぶ
を読み、外国の人々や文化を大切にし、自分の国の国民としての自
・実行にうつしたときに起こりうる具体的な場面を想像し、さまざま
道徳 自分は自分であると同時に、同じくそう思っている自分とはちが
う立場のいろいろな自分(人)という存在があることに、具体的な場面
を通して体験的に気づく。(自由・自律と責任)(1時間)
・具体的な場面を設定し、自分がしたいと思ったことを重い浮かべる。
・自由と規律について考える。
したいと思うことは自由、したいと思ったことをするのは…。
覚、他国の人と親善的にふれあう気持ちをもつ。(2時間)
・話を読み取る。
・どの人の話にも共通することを考え、表に整理するなどして、自分
の国のことを大事に思う感覚をもって話せることや、他国のよさをと
らえて親善を深めていくことの大切さをつかむ。
道徳 「コリアタウンへようこそ」を読み、その中の、「本名と通名」「嫌
・人間は、
「ちがい」を活かし合って生きていることを、事例をもとに体 がられる」に着目して、ソンセンニムから話を聞いたり質問したりしな
がら、差別や偏見について考える。(3時間)
験的につかむ。 ~シリーズ「人権」を参考に~(1)
・
「ユニバーサルデザイン(以下「UD」
)
」という考え方を知り、そこに ・読み取りを深め、「本名と通名」「嫌がられる」について疑問をもつ。
・ソンセンニムの話を聞き、差別や偏見について、自分自身の経験を
は「施設面(ハード面)のUD」と「心のUD」があることに気づく
語り合うことで、「心の UD」を進めることの大切さに気づく(1)
とともに、心のUDが施設面のUDをもたらすことをつかむ。
(1)
○UDは、まず身近な自分たちの間の問題であることに気づき、林間学 ・これまでの学習をもとに、意見文を書き、交流しあう。
(4)
習の計画や実行を通して、学年内のUDについて考える。
*差別心や偏見をもっていた自分 *差別や偏見を目にした自分
・林間学習オリエンテーションをし、目標を立てる(1)
*自分にも人にもやさしい環境とは。
・いろいろな立場にわかれて、CM づくりをする。
(5)
道徳 林間学習を成功させるために、必要と思うことを自分たちで話し
合い、目標を立てる際の大事なことをつかむ。(4時間)
○「やさしい学校・やさしい町プランニング」の具体化に向け、学校
・生活規律を守ることの必要性(1)
・お世話になる宿の人たちへの気持ちや態度での表し方(1)
の環境、町の環境へと意識を発展させる。
(道徳1)
・自然とのふれあい方、美しい自然への感動(1)
・学校でのアピール
*味わい方 *大切にする気持ち *自然がもたらす力
・学校へ来る人へのアピール→町へのアピールの必要性
・役割を果たし、自分から進んで友だちとかかわり、協力する(1)
→これらを通して、先生や学校の人たちと協力して、よりよい学
校にしていこうという意識をもち、ひいては町への意識へと発
・グルーピングと役割分担・当番を決定する(1)
展させる。
・分担に従って、内容を工夫し、計画、準備する。
(5)
・しおり原稿を作成する。
(2)
・スタンツの内容を考え、練習する。
(3)
な意見を出し合う中で深める。(1)
・未然に防ぐ方法や対処の方法を考え、大切なことは何かをまとめ
る。(1)
・立てたプランにもとづいて、実行する。
(5)
○プランニング反省会をし、ふれあいワークとつなげながら、進捗や
行動に対する反応、評価、課題について話し合う。
(5)
・学校のUD化は進んでいるか(施設面、心面)
・町のUD化はどうか(施設面、心面)
・多文化学習発表会で簡単に報告する。
○話し合った課題を受けて再プランニングを行い、実行する。
(8h)
・計画→実行→点検と反省→再計画・実行のサイクル(4)
・プランのまとめをする。
(1)
生活設計
○これまでの学習と家庭科学習をふまえて、生活点検表を見直し、最
高学年に向けての準備をする。
(道徳3)
これらすべてを林間学習の場で出す。
林間学習 (学校行事として)
常に目標を意識し。2泊3日を自分たちの主体的な活動で過ごす。
道徳 自然を満喫し、その偉大さへの感動を胸に刻むとともに、
大切にしようとする気持ちや、自然がもたらす力への畏敬の念を
もつことができるようにする。(1)
・湧き水の話
・ホタルの話
平和学習(ながら実践)
人権課題に 性教育
かかわる取 ■男女の「ちがい」~おなじものと ■戦争にUDやホリスティックの
概念がないことに気づく
ちがうもの・体と心~
り組み
・第2次性徴を知り、男女の体のち ・写真や教材「ながら」から、戦
争がもたらすものを考え、UD
がいについて話し合う。
(1)
・この時期の心の変化について話し やホリスティックの考え方との
(1)
合い、男女でちがうこと、同じこ 相違点を話し合う。
とを整理して考える。
(1)
5年
時数
道徳2時間・特別活動12時間・余剰 12時間
2~3時間
ねらい
2~3時間
18~20時間
パケット学習名 星のハート・素直な自分 あなたへのメッセージ
2~3時間
①「星のハート」カー
ドを見て、自分の気持
ちを表すものを選び、
表情や言葉で表したり
体で表現したりする。
②「感情を落ち着かせ
る方法」カードを1枚
ずつめくりながら言葉
や体を使って表現す
る。
③自分の好きな方法を
選らんで、
「このとき、
こうして、気持ちが落
ち着きました」と表現
する。
①「自己紹介カード」
を4枚書き、5分間自
由に歩き回り、自己紹
介していく。紹介され
た方は、3枚の本当の
カードを言い当てる。
②友だちのことでわか
ったことを「あなたへ
のメッセージ」として
書く。書いた部分を折
り曲げ次々に渡してい
く。
③読んで友だちのこと
で気づいたことを話し
合う。
2~3時間
12時間
道徳2時間・特別活動10時間・余剰8時間
2~3時間
メタ認知
学級学年開き
席替え・生活班
係活動
当番活動決定
集会練習
仲間づくり集会
校外学習
キッズカーニバル
道徳 ①や④の活
動を通して、自分の
特徴やよさを改め
て知るとともに、わ
かりあう友だちとし
て互いに協力し支
えあっていこうとい
う気持ちをもつ
①④として(2時間)
日常化
道徳2時間・特別活動13時間・余剰3時間
メタ認知
メタ認知→ストレスマネージメント メタ認知→アサーション その他
主な内容
在日外国人教育
同和教育
■「わたしの町のいろんな国の人」
(にんげん~ひと つながり~) ■夢を実現させた7人衆
・全文を読み、外国の人々や文化を大切にし、自分の国の国民として
の自覚、他国の人と親善的にふれあう気持ちをもつ。
(道徳として 2時間)
■コリアタウンへようこそ(にんげん~ひと つながり~)
・全文を読み取り、疑問に思ったことをソンセンニムに聞きながら、差別
や偏見について、自分自身の経験を語り合うことで、
「心の UD」を
進めることの大切さに気づく。
(総合として(1)
、(道徳として 2時間))
日常で「落ち着いて自分を表現したり友だちを語ったり」を評価する
2~3時間
14時間
メタ認知
アサーション
アサーション
その他
アサーション
メディエーション
その他
私OK?あなたOK?
私メッセージ
自分たちでできるかも
①例題を見て、4つの
タイプについて、言わ
れた人や本人の気持
ちを想像して書く。
②どういえばいいか、
自分も人も責めない
自己表現、アサーショ
ンの4つのステップ
を学ぶ。
③いくつかの例題を
用意し、ロールプレイ
で順にやってみる。
④お互いを評価し合
う。
席替え・生活班
係活動
当番活動決定
仲間ウィーク
仲間づくり集会
校外学習
私メッセージ②
①自己表現の4つの
タイプを知る。
②例題について、その
4つの表現(A~D)で
ロールプレイをし、ど
う感じるか話し合う。
③自分自身が、普段ど
のパターンが多いか
考える。同時に、今の
ロールプレイで気に
なる場面はなかった
か話し合い、言い直し
てみる。
④「私メッセージ」が
できないわけや、どう
すればよいか話し合
う
①「私メッセージ」と
「あなたメッセージ」
のちがいについて考
える。
②例題のロールプレ
イを通し、自分自身が
もめ事の当事者にな
ったときや、友だちが
もめているときに、こ
の「私メッセージ」が
役に立つことに気づ
く。
③グループで、他者へ
のかかわりやなりた
い自分のプランを立
て、計画的に実行す
る。
①日常的な他者への
かかわりや自分のこ
とについて、自分たち
で立てたプランの進
捗状況、評価、課題を
話し合う。
②私メッセージの視
点で、課題についての
検討を行う。
③プランニングをリ
メイクする。
④実行する。
⑤期間をおいて再度
評価し合い、6年生時
への展望につなげる。
席替え・生活班
係活動
当番活動決定
仲間ウィーク
仲間づくり集会
道徳
○「私 OK?あなた OK?」の④、「私メッセー
ジ」の①として
・自分をごまかさず、正直に普段の自分を
語りあうことで、相手の立場に立つことや、
謙虚な心、自分と異なる意見を尊重する必
要性を感じる。(2時間)
日常的に「私メッセージ」を相互に評価し合い、報告する
道徳
○「私メッセージ②」の③、「自分たちでもで
きるかも」の①として
・学校全体(子ども社会)に対する活動の意
識をもち、公共のために役立つ喜びを感じ
ながら、誠実に明るく取り組もうとする態度
を培う。(2時間)
プランを常に交流し合い、日常的に評価し合う