公益財団法人MR認定センター 平成 26 年度事業計画 自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日 医薬品の適正使用に必要なMRによる情報提供等の質的向上を図り、国民の保健 衛生の向上に寄与する事業を引き続き推進する。 MR認定試験と教育研修の認定事業は継続して実施する。 新制度の実施後の検証と将来に向けた検討を行う。 1.MRの資格認定事業(定款第4条第1号関係) 1)第 21 回MR認定試験の実施 (1)試験実施日:12 月 14 日 (日) (2)試 験 地:東京・大阪の2地区2会場 [東京:学習院大学、大阪:大阪工業大学] (3)受 験 者 数:4,900 名 (4)受 験 料:① 1科目 ② 2 科目以上 8,640 円(税込) 12,960 円(税込) 2)MR認定試験受験者の合否判定及びMR認定証の交付 (1)試験委員会において、第 21 回 MR 認定試験の試験問題の作成及び合否の判定を 行い理事会で承認する。その結果を受験者に通知する。 (2)試験委員会は、全体会議と運営委員会を開催する。 (3)試験に合格し実務経験を修了したMRに対する認定証・バッジの交付、及びその登 録管理とともに不合格者の管理も行う。 3)新試験制度の実施後の検証と将来に向けた調査 4)MR認定証更新事業 (1)有効期限が 2015 年(平成 27 年)1月末日のMR認定証の更新 ① 更新予定者数:認定研修及び補完教育修了者の約 20,000 名 更 新 料:5,400 円(税込) (2)2014 年度補完教育の実施 ① 受 講 対 象 者:有効期限が 2015 年(平成 27 年)1 月末日でMR認定証の更 新に必要な認定研修が充足できなかった者 ② 受 講 者 数:約 3,067 名(見込み) ③ 受 ④ 実 施 期 間:2014 年 6 月~2015 年 1 月 講 料:15,120 円(税込:1 年補完)~23,760 円(税込:5 年補完) 1 ・受講期間は 18 週とし、実施期間中に受講を開始する ・2012 年~2016 年度までの 5 年間は、経過措置として翌年 5 月まで実施 期間を延長し、その間の受講申請を認める ⑤ 範 囲 とレベル:MRテキストに記載の内容を範囲とする MRとして備えなければならない基本的な内容とする ⑥ 実 施 方 法:コンピューターによる学習システム(IT方式) ドリルモード及びテストモードの組み合わせ方式 ・経過措置として 2012 年~2016 年までの5年間は用紙方式を併存させる予定 ・補完教育修了認定の条件は、教育研修委員会で決定する ・補完教育小委員会にて、補完教育全般に関する検討を行い、教育研修委員会に 提案、報告をする ・作問業務委託先:北里大学薬学部 ・IT業務委託先:株式会社イーコミュニケーションズ 5)制度の普及事業等 (1)医療関係者、薬系大学及び一般大学に対するMR認定制度の周知 医療関係者、大学関係者に対して MR 職への理解向上を図る。 MR白書、センター案内、MRテキスト、MRになって良かったこと、まんが「MR物 語」、女性MR座談会(別刷)、私が目指すMR(MR 誕生 100 周年記念論文コンク ール)を用いる。 (2)センター・ミーティングの開催 2015 年 2 月に東京と大阪において、センター登録企業等の教育研修担当者との 意見交換を行う。 (3)MR に関するセンター懇談会の開催 センターの検討課題等について意見交換を行い、今後の制度運営の参考とする。 6)MR 活動に関する実態調査 2.MRに対する教育研修及びその担当者への教育環境整備に関する事業(定款第4条第 2 号関係) 教育研修履修認定事業 1)教育研修の履修認定及び教育研修システムと教育研修施設の認定 MR教育研修要綱解説書の頒布 (1)教育研修に関する認定 ① 企業の教育研修に関する履修認定を行う ② 新規に教育研修を開始する企業の教育研修システムの認定を行う ③ 新規に教育研修を受託する教育研修施設の認定を行う 2 (2)教育研修に関する指導 2)「教育研修・試験管理システム(MRO)」の運用 ・ITを活用して教育研修制度とMR認定制度の個人管理を一元的に運用する。 ・MRO の OS を更新しシステムの安全性と安定性の確保を図る。 3)Niko サービス「MR認定証の更新条件確認メールサービス」の運用 ・MR個人に対して、各自の教育研修履歴をメールで送信するサービスを行う。 4)教育研修管理者の認定及び更新等 (1)教育研修管理者認定講習会 ITを使用した試問を行う ① 受講者:新たに教育研修管理者になる者(約 70 名) ② 時期:4 月、7 月 11 月 2014 年 1 月上中旬 ③ 開催地:東京で計 4 回 ④ 認定:講習会受講後、試問に合格した者 ⑤ 受講料:5,400 円(税込) (2)教育研修管理者認定更新講習会 ① 受講者:教育研修管理者(約 300 名:予定) ② 時 ③ 開催地:東京、大阪 ④ 認 ⑤ 受講料:7,560 円(税込) 期:10 月 15 日(水)東京、21 日(火)大阪 定:講習会受講により認定更新する 5)導入教育「基礎教育」コアカリキュラムの見直し (1)カリキュラム委員会の開催 ① 各科目分科会での検討 ② 全体会の開催(2013 年 9 月~2015 年 9 月:予定) 教育研修支援事業 1)教育研修の支援に関する事業 (1)インストラクター研修会(2日間コース) ① 目 的:インストラクションの基本スキルを修得する ② 対 象:初任者のインストラクター 約 70 名 ③ 時 期:5 月 22-23 日、6 月 19-20 日、10 月 23-24 日、2015 年 2 月 5-6 日 ④ 開催地:東京・大阪の計4回 ⑤ 参加料:56,160 円(税込) (2)ファシリテーション研修会(1 日コース) ① 目 的:ファシリテーションスキルを修得し、グループ学習の促進を図る 3 ② 対 象:MRの教育研修に携わる者 約 40 名 ③ 時 期:7月11 日、2015 年1月 23 日 ④ 開催地:東京で2回 ⑤ 参加料:43,200 円(税込) (3)MRに対するマナー指導者セミナー(1 日コース) ① 目 的:新人MRに対するマナーの具体的指導ポイントを学び、医療関係者 から信頼されるMRを育成するためのスキルを取得する ② 対 象:MRの導入教育に携わる者 約 40 名 ③ 時 期:2015 年 2 月 20 日、3 月 13 日 ④ 開催地:東京で 2 回 ⑤ 参加料:29,160 円(税込) (4)教育研修セミナー(1日コース) ① 目 的:教育研修責任者をはじめ、教育研修に携わる人に対して役立つ情 報を提供し、MR の資質向上の支援とする ② 対 象:教育研修責任者およびMRの教育研修に携わる者 約 100 名 ③ 時 期:8 月 30 日 ④ 開催地:東京で 1 回 ⑤ 参加料:10,800 円(税込) (5)トレーナーズ・セミナー入門コース(1日コース) ① 目 的:新任トレーナーに必須の教育の考え方の基本を学ぶ ② 対 象:MRの教育研修に携わる者 約 50 名 ③ 時 期:10 月 9 日、22 日、11 月 13 日 ④ 開催地:東京・大阪で計 3 回 ⑤ 参加料:32,400 円(税込) (6)トレーナーズ・セミナー基礎コース(2日間コース) ① 目 的:学習理論の基礎を学び自社プログラムに使えるようになる ② 対 象:MRの教育研修に携わる者 約 40 名 ③ 時 期:11 月 20-21 日、12 月 18-19 日 ④ 開催地:東京で2回 ⑤ 参加料:71,280 円(税込:宿泊費・食費込み) MR 教育に関する各種研究 1)MRの資質向上等に関する研究等 (1)MRに関する調査 MR数等MRの実態や企業における教育研修の現状などについて毎年度調査を 4 実施している。本年は変動調査。「2014 年版MR白書」として公表する。 2)日本医薬品情報学会との協力 (1)MRの資質向上の一助となるよう、同学会が開催するフォーラムを後援する。 (2)MRの実態や今後のあり方について、学会と協力して研究活動等を行う。 3)各企業における MR の資質向上策の調査と支援 (1)継続教育の充実を図るために、各企業に「各社の目指すMR像」の策定や教育の評 価確認を推進する。 (2)MR環境の変化に対応した、教育研修体制を調査し支援する。 3.出版事業(定款第4条第 3 号関係) 1)出版物の頒布及び刊行 (1) MRテキストⅠ 医薬品情報 2012 MRテキストⅠ 医薬品情報 2012 2015 年改訂(2014 年 12 月刊行) (2) MRテキストⅡ 疾病と治療 2012(基礎) MRテキストⅡ 疾病と治療 2012(基礎) 2015 年改訂(2014 年 12 月刊行) (3) MRテキストⅡ 疾病と治療 2012(臨床) MRテキストⅡ 疾病と治療 2012(臨床) 2015 年改訂(2014 年 12 月刊行) (4) MRテキストⅢ 医薬概論 2012 2014 年改訂 MRテキストⅢ 医薬概論 2012 2015 年改訂(2014 年 12 月刊行) 4.設備投資について 公益事業1.2のITシステム改修のために、設備投資を行う。 以上 5
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