Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 23385 日本 建 築 学 会 大 会 学 術 講演 梗概 集 12011 (関 東 8 年 月 鉄 筋 コ ン ク リー ト造建物 と プ レ ス ト レ ス トコ ン ク リー ト造建物 に 関 す る 実 験 概 要 E −Defense を用 い た コ ン ク リー ト系 建物実験 2010 / そ の 1 ± ’ ’ ’ L ,長 江 拓 也 1 ,田 原 ee− ,福 山 國 夫 4 ’ ’ ゜ ± S 6 S 塩 原 等 ,壁 谷 澤 寿 海 ,河 野 進 ,西 山 峰 広 ,西 山 功 9 ア フ ーム レ コ 会 員 ○ 松 森 泰 造 正 構 造 耐 震壁 振 動 台 実 験 1,は じめ に 試 験 体 の 長 辺 方 向 を 振 動 台 の 短 辺 方 向 と し ,振 動 台 の 長 1995 年 の 兵 庫 県 南 部 地 震 で は ,新 耐 震 設 計 法 が 適 用 さ 辺 方向に , れ た 建 物 に 関 し て も安 全 性 に 関 わ る 被 害 が 見 られ た ほ か 損傷に よっ て 継続使 用 でき ない 問題 な る 問題 等 が 指 摘 さ れ 今 後 の 課題 と され た . ) を用 ン ス 』,1 L) 2) ト造 建 物 に 関 す る 実 験 が 実施 され 壊す る場合 の 資 料 が 得 られ て 規 定 に 従 う鉄 筋 ト レ ス ク ン コ ン = リー ト造 フ 高 は 3m ェ ー ン ク リ コ 階 にお い て を示 す PC ) 建 物 に 関 す る 大 型 振 動 実 験 ( RC 1)建 物 お よ び 構 成 を 行 う こ と と し た .本 実 験 の 目標 は , ( 部材 の 強 度 ・変 形 能 力 ,お よび 破壊 モ ー .RC mm 試験体 で 3 FLgure 試験 体 RC 試 験 体 の に 階 mm の 梁せ ス パ mm 純 ン の ,PC 600 は い 2 平 面 図 と軸 組 図 角 ,PC 試 験 体 の 柱 は 柱 は 500 の X 方 向 は 角 で あ る. 450mm の 2 と あ る .Figure .本 研 究 で は ,現 行 の (RC ) 建 物 と ,プ レ ス ト ,各 層 で 長辺 軒高 は 12 m で あ る .平 面 寸 法 は X 方 向 ( さ 14. 4 m ,Y 方 向 ( 短 辺 方 向 ) が 長 さ 7. 2m で , 方 向 ) が長 層崩 い る ク リー ト造 りや 浮 き 上 が り が 生 じ な い よ 2 体 の 試 験 体 は ほ ぼ 形 状 が 等 しい 4 層 骨 組 (E 一デ ィ て ]981 年 以 前 に 設 計 さ れ た 鉄 筋 い で 圧 着 され ,実 験 時 に す べ うに 十分 固 定 した . ,補 修 費 用 が 高 額 に 過 去 に ,実 大 三 次 元 震 動 破 壊 実 験 施 設 2 体 の 試 験 体 を 並 べ た .基 礎 は 振 動 台 に PC 鋼 棒 試験体 ーム フ レ 梁せ の 構造 で, い 500 は Y 方 向 は ,い ず れ の 試 験 体 も外 構 面 の 中央 に ある. ドに 関 わ る 各 種 評 価 式 の 精 度 を 検 証 す る こ と ,(2)建 物 お よ び 構 成 部 材 の 地 震応 答性 状 を 適切 に 表現 す る数値解 析 モ デ ル を 同定 す る こ と,( 3 )修 復 性 に 関 わ る 損 傷評 価 資 料 を 取 得 す る こ と, に よ の 向 て 社 会 に お ける っ コ ン ク リ ー ト系 建 物 信頼 性 の .大 地 震 に お け る 建 物 の 変 形 を 効 率 的 に 制 御 す る た め に は ,骨 組 の 降伏 機 構 を 明 快 に 計 画 す る こ と が 重 要 で あ る .本 研 究 で は さ ら に ,フ レ ーム 構 造 に お け る 降 伏 機 構 を 考 察 す る と と も に ,PC 建 物 に 関 す る 実 験 で は ,(4 )新 構 造 要 素 の 優 位 性 を 実 証 し ,高 耐 震 か つ 生産性 ・ 改修性の 高い 構 造形式を提案す る. 2 .実 験 計 画 Figure l に 試 験 体 の セ ッ トア ソ プ 状 況 を 示 す .実 験 で は , RC 試 験 体 と PC 試 験 体 を 同 時 に 加 振 す る 手 法 を と た . 上 に 資 す る こ とで あ る Rei concrc Pres1ressed Figure l Setup oftwo っ _ 9Fi ◎ 濤F 、 §. 【 曽 . 守 q 呂 RGL 4CL 〆 、 l 4G1 愈〉 で 目/ ・ f− ・ 3G ] コこ ユ 《 nettt % i 广 x コ Y O 嬲 郵 徽 田 岡 14400 姐 皿 1 , 72 ア Flgure 2 Plan of2nd tG 4th tloor Unit : mm ( ・ and 〔a )1 frame ・ ・ 妬 弘 \ / w 62 『 3 ⊂ 11 i q ユ V w 詛1 /\ . 鰡 嬾 匝 y / ! ICl 匿 鵬 3 』 諞 } % ↓ 4。 3 く \、 I I ド 袈 髪騾 / 3u3 、 、、 1, . r’r广 ZCl 馳 一τ . / ・ 〆 ZG 、. 一 、 ’ 、 尸 く LC1 r 1 r 、 馳 〆 1馳 ’ 、 一 . ドド 。冠 」 3Cl で 」 … ◎ 2−frame ( b)A −fセarnc nnd C −fram リロ / 逢 薩 .=記 \ mmen RG3 {氾 rf ・・ ¢ じ 三 蒙予 旨蓋 广 一 1 、 「 馳 、馳 ’「 馳 rr : : \、 門蠢 ’阿、 r尸 丶 ド 、 丶= ゴ 1. ’ ttt 12q 〆 F U ICI r−i誉i_ . /___ iGi 丶一 t−_馳 己 r. 」_ ’ ト 1C5 丶 C1 三 1腔 玉 」 [ 11 「 广防 篇 ず 」 RG2 LR一尸 」 「 一 一 ∫ 、 聴 下 x i舞1誹コ 丶 . 二 く/ . R α n 亡o sp specimens 制 ∋ _ ¢ c )B ( ・ frame Figure 3 Elevations ) T ¢ st plan on a reinforced concrc 重¢ building and a prestressed concrete 〆P 飢 , 1 The2010E −Defense test on concrete buildings building Takuya NAGAE Kenlchi TAJMII4 . Kunio FUK し溜 翩 , Taizo M4 TS UMORI , ’ Toshimi κ沼8EL4 謂 朋 , Susumu KONO Mineh 〃o A ISHI rA MA , Jsao NI . S HIFAA C4 SH ∬(丿HARA , Hitoshi、 . 厂 「 一 ‘ 795一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural 250mm Institute エnstitute of of Japan Japan 2500 mm x 連 層 耐 震 壁 を 有 す る .境 界 梁 の 梁 せ の 130 mm で あ る .ス ラ ブ 厚 は 300mm い は で ある . N ,躯 体 に 加 え ,床 に 固 定 され た 倒 壊 防 ー ム ,計測 用 鋼 製 治 具 類 ,設 備 機 器 類 止 用 鋼製 フ レ ( 機 の 5903 C 試験体 全重 量は 能 評 価 実 験 ) か ら 評 価 し た .R. kN ,各 階 の 重 量 は 934 kN (R FI. ,894 kN 〔4 F1 . ,872 kN ) ) 、 PC の 3FL ) 試 験 体 全 重 量 は 5600 ,867 kN 〔2 FL )と な た 〔 4 Fl . kN ,各 階 の 重 量 は 996 kN (R FI. ) 840 kN ( ), 806 kN の た .実 験 前 ホ ワ イ トノ イ ズ 〕と な (3F1 . ), 804 kN (2 F1. 加 振 で 得 られ た RC 試 験 体 の 1 次 固 有 周 期 は ,X 方 向 に お い て 0. 43 秒 ,Y 方 向 に お い て 0 , 31 秒 で あ た .PC 試 験 体 の 1 次 固 有 周 期 は ,X 方 向 に お い て 0 . 45 秒 ,Y 方 向 に お い て D29 秒 で あ た . 3 ,計 瀏 概 要 全 体 で 計 679ch を 計 測 し た .床 加 速 度 ,層 間 変位 ,鉄 筋 歪 を 主 な 計 測 内 容 と し た .部 材 の 変 形 に っ い て も ,柱 脚 と 梁 端 の 回 転 変 形 ,柱 梁 接 合 部 の せ ん 断 変 形 ,連 層 壁 に お け る 壁 脚 回 転 変 形 ,水 平 変 形 ,お よ び 局 所 的 な鉛 直 変 形 を 計 測 し た .層 間 変 形 角 は ,床 上 に 固 定 さ れ た 鋼 製 フ レ ーム と ,上 階 の 床 ス ラ ブ の 下 面 に 固 定 さ れ た 鋼 製 治 具 の 相 対 変 位 を 計 測 し た .デ ータ の サ ン プ リ ン グ 周 波 数 試 験 体 の 重量 は K K 騙 。NSLO EWLO 醸 k6 ・ 剛 磁 悦 。 詔 d 田 田 量 29 自 5 。 ,w 面 丁 【 ・ 1 呼幡 。唹 1 ヒ 0 矧 60職 メ塀 鰤 齬 跏 o 写 e づ ・ r臨 罵 量 50 詈 的 蜘 〉 昆 邑 鬥 505 巨 b ・帥 } っ m5 [ の 0 ヨ 一 〜 . ( 帽 o D 昌 石 5 遷 0 曇 , 扣 a 5Figure 旧 tS 20 25 ]o ]5 40 45 50 Tlmc 同 4 Time history ofinput っ greund motion Table l Scheduleand っ 1叩 は 200Hz 脚等 4 の .そ と した 損 の .加 振 計 画 ,柱 脚 ,梁 端 部 ,柱 梁 接 合 部 , 収録 し た , ほか 傷状 況 を ビ デ オ と入 力 地震動 入 力 地 震 動 は ,1995 年 気 象 庁 神 戸 海 洋 気 象 台 観 測 波 (JMA −Kobe 波 ) お よ び JR 鷹取 駅記 録 波 ( JR−Takatori波 ) で あ る .い ず れ も水 平 2方 u 【w 凋v ビ 2JMA 1662 4JMA 且 5JR 34 % し 丁誰 . . . 35 . 96 . 69 . 69 气 『5 1 : : ユ0 25 闇2 “2 1 冒 亘 〔 α 亘 { : : iS 10 0 0. 5 1D 1. 5 10 25 . . . . ’ Fcriod[ 「 P R RTakaloti NS XDlreetioo Y @I⊃ 1recion 1s . 」 亘 00 0 i 1 O 【 5 2 1 eriDd 20 z . 98o . 69o . 34i 461 . 4 545 α% 21 ・ Y 1067415 3 053 重 6Jk 466198 爭 79 器 % 。 ・ 副 069o 3JMA 喰 X JMA 匹 ・ 兵 庫 県 南部地震 で 記 録 され た の ・ Kobe lO% . Kobe Z5 % −K , 50 be ・ Kobc OD ・ Taka od 40% 一 aIon 6 っ 壁 A . No inshake table acc . recorded max !/ 丁訟 a ヒ OrlEW 】 ) 虻 : , s〕 】 .15 口 ] 5 sl 「 に { : 耐淋 亘lc .試 験 体 の 損 傷 を 噎5 唯 5 . lff4 Kobe 波 の 振 幅倍 段 階 的 に 大 き くす る こ と を 意 図 し,JMA ・ 00 . 0 S 10 5 2. 9 25 Duo o5 10 5 1 0 た .そ の 後 , P 率 を 10 % ,25 % ,50 % ,100 % と 上 げ て い D5 Period [1 大 変 形 を繰 り返 し 受 け る 状 況 を 確 認 す る 目的 で JR −Takatorl ms] Figure 5 nput motions recorded in shaking 波 を 用 い ,振 幅 倍 率 を 40 / ,60 % とす る加 振 を 行 た 、 bl JMA −Kobe 波 に お け る 実 験 で は ,最 大 加 速 度 の 大 き い NS リ フ ォ ル ニア 大 学 レ 」、 Meeh 謝辞 研 究 に お て バ ーク 成 分を Y 方 向 ( 耐 震 壁 方 向 ) に 入 力 し た .Figure 4 に 教 授, リ フ ォ ニア大 ロ サ ン ジェ ル 校J Wa “ uce 教授 ,り Takatori 波 の 60 % 加 JMA −Kobe 波 の 100 % 加 振 お よび JR ・ R , Sauce WGhanno ハイ 大 授 , テ キ ス 大 学 オ ー ステ 助 授 に ご 協 力 い た . た Table l に に 教 振 に お ける入力加速 度を示す ま , 実験 記 き ま した 録 され た 振 動 台 の 最 大 加 速 度 を 示 す ,Figure 5 に は ,試 験 海 :大 型 台 に よる鉄 参 考 文 献 り 松森 泰 造 ,白井 貴,壁谷澤 の い か た 体 基礎 にお て 記 録 され た 加速 度波 形 ら求 め 加速 ト ク 耐 震 壁 フ レ ー ム 構 造 の 耐 震 性 に 関 す る 研 究 , 日 本建 築 学 コン 6且 4 , 構 造系論 文 集 , pp 85 度 応 答 ス ペ ク トル を示 す .JMA −Kobe 波 の 100 % 加 振 お よ ge , 200742 〕 壁 谷 澤 寿 一 , 壁谷 澤 寿 海, 松 森泰 造 ,壁 澤 寿 成 び JR −Takatori波 の 60 % 加 振 の 目標 波 も合 わ せ て 示 す が , 大3 層 鉄 会 構 金 : 実 コ ン リー ト 建 物の 振 動 実 験 , 日本 632 実験結果 と よ い 対応 を示 した , 系 文 ppIS33 向 と鉛 直 方 向 の 3 〕 方 向 同 時 加 振 と した ,。 巨脇 け 聖 っ } ° . 】 ヨ rb じ っ 。 本 い カ , ル カ ー校 学 ス 教 学 サ ィン 校 ー 振 寿 和 リ . 動 第 号 . 谷 裕 集,第 論 40 独立 行政法人 防災 零 寧 ホ ● 寧掌 掌 取 出 主 任 研 究 員 ・ 博士 ( 工 学 〕 独 立 行政 法 人 防 , 主 任 研 究 員 ・博士 (工 学} 研 究 所 研 究 員 ・博 士 ( 工 学 ) 1234567 独立 行 政 法 人防 授・ 工 . earch 国土交 巳 r 、 じ Dr MED , 、archer, NTED ing 博京 都大 、D 、 博 ior 工S ロ R 巳archer , N 匸ED ,D 匚EngSenior 東京 大 京都 大学 大 学 院 工 学 研 究 科 教 授 ・ 工博 研 技術政 策 総 合 究所 建築研究部長・ 科学技 災 、 D R EngRe 匚EngVis P NIEDAssoc Researoher . 【of ., Graduate , rsity ofTokyo, D[ EngProf si 辱・ofTokyo ・GIo 通省 国 EngAssoc Dr . , , Dr Eng . Univ ERI ,, , Ph DProf University to Univ 已rsiW ment 建築学 − 技術 研 究 東 京 大 学 地 震 研 究 所 教 授 ・工 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 ・ Ph 号, ク 術研 究 所 独立 行 政 法 2008防 災 科 学 技 術 研 究 所 客 員 研 究 員 大 学 院 工 学 系 研 究 科 准 教 科学 技 災科 学 筋 錫 PrD 五, Graduate ,. Graduate Dlrector Schoo of Enginccring , Uni 且 , School ofEngin School ofEng ne ,K ering 巳 壬 巳hng K , ofBuilding Depa , [ NNII-Electronic [L M , Dr . Eng .Library 一 796 一 Service N 一 工 工
© Copyright 2024 ExpyDoc