QU活用を目指した「生徒指導協議会(校内研修)」マニュアル <K-13法 ステップ13の展開例> ステップ13のマニュアルを基に,各学校で事例ごとに班分けをし,生徒指導主事等がストップウォッチで 時間を計り,下記の展開で進めていく。 ◇所要時間:約60分 (ストップウォッチ等で時間を図り,知らせる) 侵害行為 ◇対象者:全職員(班分けをしておく。グループ5~6人程度) <Q-U結果> ◇準備物:Q-Uに基づく校内研修マニュアル, 報告書用紙…市教委提示の物(又は,提供者の報告) Q-U結果(印刷したもの), 付箋(検討用カード7種類・・・印刷しておく・のり) 台紙1・台紙2,サインペン,ストップウォッチ など ◇心構え 不満足群 満足群 非承認群 要支援群 (1) 教師のパーソナリティーに原因を求めない。 → 結果に一喜一憂しない。示された事実から何をするかが大事であると考える。 不満足群 非承認群 (2) 原因にマッチングを求める。 → 教師の人格の問題でなく,クラスに合ったスキルを活用しようと考える。 (3) 教師間のチームワークが何よりも大事と考える。 → すべての教育活動を通して子どもは成長すると考える。チームで支援する。 要支援群 (4) 普通にできることをやりきる。 → すぐに結果を求めず,スモールステップで順々に最後まで行う。 (5) 教師の力量をお互いに付け合う。 → 教師の仕事は子ども達の明るい未来のためにあると考える。 ◇展開例 内 容 概要説明 事例の提供 アセス メント (要因)現 状について 考えられる こと 対応策の 検討 終わり 時間 3分 15分 (2 分) (2 分) (2 分) (4 分) (5 分) 活 動 ○生徒指導主事より,目的を説明する。 分析の目的 心構え (特に,ここはしっかり伝える。) 【学級担任による】 報告用紙 ステップ1 ステップ2 担任が記 ステップ3 入した物 ステップ4 ステップ5 20分 (10 分) (5 分) (5 分) 【担任と参加者全員で】 ステップ6 ステップ7 ステップ8 20分 (10 分) (3 分) (5 分) (2 分) 【担任と参加者全員で】 ステップ9 対応策 ステップ10 ステップ11 ステップ12 ◇ 付箋 人数分×2枚 ※ 配付した「検討用カード 等等6種類」を使用し,のり でで貼る。 ◇ 台紙2 班に2枚 ◇ サインペン 班に1本 【担任による決意表明】 ステップ13 全員の拍手をもって終了する。 ※ 3分 要因 留 意 点 事前に,職員数,Q-U 実施数を考慮し班分けを しておく。 ◇ 報告書用紙(担任が記 入・印刷した物)人数分 ※ ◇ Q-U結果 (印刷した 物)班に1枚 →書き込めるように ◇ 付箋 人数分×2枚 ※ 配付した「検討用カード ((現状について考えられる ここと)を使用し,のりで貼 るる。 ◇ 台紙1,班に2枚 ◇ サインペン 班に1本 事例提供者(担任),参 加者が,互いに感謝の気持 ちを込めて拍手する。 参考文献 「学級づくりのためのQ-U入門{楽しい学校生活を送るためのアンケート}活用ガイド」 河村茂雄(図書文化)
© Copyright 2024 ExpyDoc