結晶シリコン太陽電池モジュール用部材の開発

H27被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)
No.06
太陽電池モジュールを設置するための技術
支援課題名「結晶シリコン太陽電池モジュール用部材の開発」
企業名:株式会社カナメ(福島県)
企業が保有する技術シーズの内容:
 技術シーズ評価事業のなかで、薄型ガラスを用いた
両面ガラスタイプで、アルミフレームをなくしたフ
レームレスタイプの軽量モジュールにおける取付け
金具を開発してきた。
産総研による技術シーズの評価方法:
 両面薄型ガラスモジュールの作製。
 このモジュールを取付け金具を用いて実際に架台に
設置し、耐荷重試験(風や雪を想定)などにより、
その性能を評価(JIS規格準拠の試験を実施)す
る
H26年度の成果:
 業界初の耐荷重2400Paに耐える取付け金具(プロ
トタイプ)の開発に成功。
波及効果(どのように役立つか?):
 モジュールの軽量化により、従来品では設置できな
かった場所(既設住宅や、倉庫など)にも設置でき
るようになり、市場の拡大が見込まれる。
株式会社カナメ
• 両面薄型ガラス構造で、アルミフレームをなくした
フレームレスモジュールを屋根取り付けるための
金具の設計・作製・評価
産総研(FREA)
• フルサイズ太陽電池モジュールの作製)
• 取付け金具の評価(荷重試験など)
H26年度成果
• 業界初の耐荷重2400Pa(正
圧)に耐える取付け金具(プ
ロトタイプ)の開発に成功。
開発した取付け金具(プロトタイプ)
H27年度計画
• 従来の砂袋による静的な荷重
試験から、機械的荷重試験装
置による動的な荷重試験を行
う。
• より高性能な金具の実現。