1 2 2014. ３月号子どもに本を手渡す人のための子どもの本棚編集委員会３．１１から 4 年目の春をむかえます。子どもたちは、若者は、あの日からのことをどう受け止めているのでしょうか。「フクシマは終わらない」というそのことばの重さを受け止めながら、子どもたちの記憶の底にある思いによりそい、それぞれの未来につなげていきたいと願う人たちがいます。そして、「忘却に抗う」とした森絵都さんのことばに、記憶し続け、共感・関心を生む物語を紡ぐことの大切さを問う西山利佳さんのことばに、子どもの本にかかわるものとしての深い思いを感じます。特集 3.11 子どものこころによりそってー 4 年目の春にーー－／西山利佳＊絵本のちから子どものちから／蟹江杏＊子どもたちと共に「希望」を紡ぐ〜四年目の春に〜／白木次男＊震災は終わらない—―故郷を追われて４年—― ／高橋みほり＊私にとっての故郷と原発事故／明智礼華＊「シュレーディンガーの猫」ともう一つの物語／佐藤雅通 ★「子どもの本棚」では、東日本大震災以降、3.11 関連の特集を組んできました。ぜひご覧ください。・放射能ってなに？・3.11 にむきあう (2011.8) -声を聴く思いをつなぐ―（2013.4）・3.11 原発震災が問うもの -暮らしとエネ第五福竜丸事件ルギー問題（2011.10）・ビキニ・からつながっているもの・ 3.11 転換点に立つ — 3.1 から 3.11 へ- （2012.3）（2014.8）・自分の言葉で語る -歴史を見つめ、いま C フクシマから問いなおす ©第五福竜丸展示館（2012.8） ★情報コーナーもお見逃しなく！催し物のチェックができます。 ★「子どもの本棚」バックナンバーの問い合わせは下記へ！新刊紹介 13 冊日本子どもの本研究会 Tel&Fax03-3992-0362 第 47 回全国大会 2015.8.2〜8.3 平和へつなぐ子どもと本の出会い記念講演那須正幹