平成 27 年 3 月 13 日各位会社名ヴォルフガング株式会社代表者名池田光陽（コード番号） 3684 問合せ先取締役社長室長伊藤弘行電話番号（03）5573－8816 「取引関係等の有無の調査に関するお知らせ」の経過に関するお知らせ当社では平成 27 年２月 10 日付で開示いたしました、「取引関係等の有無の調査に関するお知らせ」で、当社の貸付先である木戸雄介氏が代表取締役を務める株式会社グランターとの関係に関して調査を行う事とした旨をお知らせいたしました。その後、本件に関して、当社における社内調査を実地いたしましたので、その経過についてお知らせいたします。１. 調査の目的当社では、平成27年1月23日付けで提出した第2期有価証券報告書に記載の通り、木戸雄介氏に対して2千万円の貸付金、及び同氏が代表取締役を務める株式会社エッジコンストラクショングループとの間にアプリケーション開発の受注取引による売上が存在しております。平成26年8月6日付けで証券取引等監視委員会が東京地方裁判所に対して木戸雄介氏及び同氏が代表取締役を務める株式会社グランターについて、金融商品取引法違反行為の禁止及び停止を命ずるよう求める申立てを行っていたこと、及び、平成26年9月5日付で東京地方裁判所が申立ての内容とおりの命令を下していたことを受け、同氏への貸付金及び株式会社エッジコンストラクショングループへの売上について、株式会社グランターとの当社における関係性の有無及び再発防止策の検討を目的として、調査を行うに至りました。２. 調査の概要本調査は、平成 27 年２月 10 日を調査開始日とし、社内における木戸氏に関連する資料等を精査するものであります。また本調査においては、同氏にヒアリング等を行うべく株式会社エッジコンストラクショングループに連絡を試みましたが、連絡をとる事が出来なかったため、内部資料の精査及び代表取締役の池田、取締役の伊藤及び従業員へのヒアリングを行っております。３. 調査の結果本調査において、当社では以下の事実を把握しております。（１）当社と株式会社グランターとの関係性について本調査の結果、当社と当該会社の間に、資本関係、取引関係、人的関係は無い事を確認しております。当社には、木戸氏個人への貸付金及び、同氏が代表取締役を務める株式会社エッジコンストラクショングループとの間に、アプリケーション開発の受注に関する取引が存在しましたが、これらは株式会社グランターと関わりのない取引であることを確認しております。（２）当社役員及び従業員と株式会社グランターとの関係性について本調査の結果、当社役員及び従業員と当該会社との間に、資本関係、取引関係、人的関係は無い事を確認しております。（３）今後の取り組み本件は当社取引先である株式会社エッジコンストラクショングループの代表取締役が株式会社グランターの代表取締役を兼務しており、当社との取引以後に金融商品取引法違反を行っていたことが判明したものであり、当社といたしましては、当該事象に対する事前の調査等を行うのは困難であったと認識しております。しかしながら、本件に関しては、様々な関係各所及び株主の皆様にご心配をお掛けする事となったことから、重大な出来事であると受け止め、今後はこのような出来事を未然に防ぐべく、取引先に関する調査等を今以上に十分に行い、取締役会の開催回数を増やすなどして、定期的に役員の業務報告及び兼業状況等の報告を行って参る所存であります。また、コンプライアンス等に関する社員意識の形成のため、定期的な社内勉強会を行うなどして、社員意識の向上に努めて参ります。なお、木戸氏に対する貸付金は、平成 27 年２月 27 日付で開示いたしました「第３期決算速報」において、全額を貸倒引当金に計上しております。これは、同貸付金の弁済期限が平成 26 年４月末日であることを勘案しております。以上