ANIORU’S CUP2015 SAILING INSTRUCTIONS 帆走指示書 1. 規則 1.1 本レガッタには、『セーリング競技規則 2013-2016』に定義された規則が適用さ れる。 1.2 競技規則 Y 旗、RRS 規則 27.1 及び RRS 規則 40 を次のように変更する。乗員は 出港から帰港までの間、個人用浮揚用具を着用しなければならない。 1.3 スピネーカーの使用はレース委員長の判断により制限されることがある。スピネ ーカーの使用を制限するレースに関しては予告信号と共に本船と運営艇にて Y 旗 が掲揚される。レース中にスピネーカーの使用を制限する場合、トップ艇がマー ク 1 を回航する前にマーク付近にて運営艇が音響信号(長音)と共に Y 旗を掲揚し、 本船でも Y 旗が掲揚される。この場合、トップ艇が帆走し始めるレグ以降におい てスピネーカーの使用が制限される。レース中にスピネーカー使用の制限を解く 場合、トップ艇がマーク 1 を回航する前にマーク付近にて運営艇が音響信号(長音) と共に Y 旗を降下、本船でも Y 旗を降下する。この場合、トップ艇が帆走し始め るレグ以降においてスピネーカーを使用できる。 2.競技者への通告 競技者への通告は、大会陸上本部に設置された公式掲示板に掲示する。 3.帆走指示書の変更 帆走指示書の変更は、それが発行する当日の 08:30 までに掲示する。ただしレース日 程の変更は、発行する前日の 20:00 までに掲示する。 4.レース日程 ANIORU’S CUP 2015 レース公示に記載されたものとする。 5.クラス旗 クラス旗はアニオール旗を使用するものとする。 6.レースエリア 添付 A にレースエリアの位置を示す。 7.コース 7.1 添付 B の資料にコースを示す。準備信号前に信号艇から挙げられる数字旗は次の レースのコースを表し、数字旗 1 はコース 1 を、数字旗 2 はコース 2 を、数字旗 3 はコース 3 を、数字旗 4 はコース 4 を表す。 7.2 予告信号以前に、レース委員会の本部艇に最初のレグのおおよそのコンパス方位 を掲示する。 7.3 コース 1,2,3 のスタート前に本部艇がW旗を掲揚した場合、ヒッチマークが設置さ れることを意味する。ヒッチマークが設置されている間、以降のレースではヒッ チマークが使用される。 8.マーク 8.1 コース 1,2,3 のマーク 1 は全日本学生外洋帆走連盟 1 と書かれた黄色円筒形浮 標を使用する。コース 1,2,3 のマーク 2、およびコース 4 のフィニッシュライ ンを形成するマークは全日本学生外洋帆走連盟 2 と書かれた黄色円筒形浮標を使 用する。 9.係留 添付 C に指定される場所に係留しなければならない。 10.スタート 10.1 レースは、規則 26 を用いて、予告信号をスタート信号の 5 分前としスタートさせ る。 10.2 スタートラインは、本部船マストとマーク 2 上部の間とする。 11.フィニッシュ 11.1 フィニッシュラインは本部船マストと、マーク 2 の間とする。 12.コースの次のレグの変更 12.1 コースの次のレグを変更するために、レース委員会は元のマーク(またはフィニ ッシュライン)を新しい位置に移動する。 13.タイムリミットと目標時間 13.1 スタート信号後 30 分以内に 1 艇もマーク 1 を通過しなかった場合には、レースを 中止する。 13.2 先頭艇がフィニッシュした後 30 分以内にフィニッシュしない艇は、審問なしに 『DNF』と記録される。この項は、規則 35、A4、A5 を変更している。 14.抗議と救済要求 14.1 抗議書は葉山港内にあるレース本部で入手できる。抗議および救済または審問再 開の要求は、適切な締め切り時間内にレース本部に提出されなければならない。 14.2 抗議締め切り時間はその日の最終レースに最終艇がフィニッシュした後、または レース委員会が当日それ以降のレース中止の信号を発した後、どちらか遅い方か ら 90 分とする。 14.3 審問の当事者であるか、または証人として名前が挙げられている審問に関わって いる競技者に審問のことを通告するために、抗議締め切り時間後 30 分以内に審問 場所と審問開始予定時間を掲示する。 14.4 抗議しようとする艇は該当レースのフィニッシュ後、直ちに本部船に抗議しよう とする相手の艇名 とその旨を通知しなければならない。 15.得点 15.1 得点方式は次の通りとする。 15.2 シリーズが成立するためには、5 レースを完了することを必要とする。 15.3(a) 6 レース未満しか完了しなかった場合、艇のシリーズの得点は、レース得点の 合計とする。 (b) 6 レースから 8 レースまで完了した場合、艇のシリーズの得点は、最も悪い得 点を除外したレース得点の合計とする。 (c) 9 レースから 12 レースまで完了した場合、艇のシリーズの得点は、最も悪い方 から 2 つの得点を除外したレース得点の合計とする。 (d) 13 レース以上完了した場合、艇のシリーズの得点は、最も悪い方から 3 つの得 点を除外したレース得点の合計とする。 16.安全規定 16.1 出艇、帰着申告書はその日レースに参加する全てのチームがレース本部へ提出する 必要がある。また、それらの書類を提出し、リタイヤした艇はその旨をレース本 部、本部船のどちらかに直ちに報告しなければならない。 16.2 参加チームは出艇時に配布されるチェックシートを参照し自艇の状態を確認する。 帰港後再度艇の確認を行い、チェックシートを提出、異常の有無をレース委員会 へ報告する。 17.乗員の交代と装備の交換 17.1 競技者の交代は、緊急の場合を除き、大会受付時に事前承認されたものに限り許 可される。 17.2 損傷または紛失した装備の交換は、レース委員会、プロテスト委員会の承認なし では許可されない。 交換の要請は、最初の妥当な機会に、その委員会に行わなけ ればならない。 17.3 持ち込む備品に関しては、大会受付時に添付 D の書類を提出し、許可されたもの のみとする。 18.運営艇 18.1 レース本部艇には 32.5feet ヨット Cybell325(艇名 NEO PATHOS Ⅳ)を使用す る。 18.2 マークボートには VSR を使用する。 19.使用艇 参加チームがレースで使用する艇は当日の艇長会議の抽選で決定する。 20.ごみの処分 大会中に発生したごみは投棄せず、陸上本部で分別して処分する。 21.通信 21.1 レース委員会から緊急の通達が行われる場合がある。艇長は登録した連絡先の回線 を確保しておく必要がある。 21.2 携帯電話などの通信機器は、運営委員以外との連絡通信を禁止する。尚、緊急時は この限りではない。 22.責任の否認 このレガッタの競技者は自分自身の責任で参加する。RRS 規則 4「レースをすることの 決定」参照。主 催団体、並びに公認、後援、協力団体はレガッタ前後、期間中に生じ た物理的損害又は身体障害もしく は死亡に対していかなる責任も負わない。 23.問合せ先 日本学生外洋帆走連盟 運営委員長 ANIORU’S CUP2015 運営委員会 檜森拓実 TEL:080-2007-0849 レース委員長 川崎恭輔 TEL:090-2052-8911 副委員長 木部大樹 TEL:080-7000-2604 E-mail:[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc