規則 42 最もよくある違反 470 クラス - VENTO ORIENTALE -東からの風

規則 42 最もよくある
最もよくある違反
よくある違反
470 クラス
この文書はジャッジおよびセーラーのための
この文書はジャッジおよびセーラーのための手引き
ための手引きを目的
手引きを目的と
を目的としている
している
原則:
原則
ジャッジはセーラーに
ジャッジはセーラーに疑問に対する
疑問に対する助け
する助けを与える
助けを与える、しかしながら
を与える、しかしながら、
、しかしながら、セーラーが規則 42 に違反したと確信する
に違反したと確信する場
と確信する場
合はルールにしたがっているセーラーを
ルールにしたがっているセーラーを守る役目を果たさなければならない。
っているセーラーを守る役目を果たさなければならない。
規則 42 に影響を及ぼすクラスルール
C 節 – レースのコンディション
C.1 一般要件
一般要件
C.1.1 規則
(a) 次の RRS 2009-2012 規則が下記に変更されて適用される
(1) 平均風速が 8 ノットを超える場合、デッキ・レベルで測定、レース委員会はスタート信号後パンピング、ロッ
キングおよびウーチングを許可する(RRS 42.2(a), RRS 42.2(b), RRS 42.2(c)の変更)。信号は RRS P5 にし
たがって発せられる
(2) トラピーズ・システムを使用できる( RRS 49.1 の変更)
クラス特有のテクニックおよび違反:
クラス特有のテクニックおよび違反:
風速の低減の結果として、規則 42 の一部免除が 8 ノットで適用される、ジャッジはごく弱風域 4-8 ノットにおい
て規則 42 を監視する。この風速域においては、トップ・セーラーは、円滑なボートハンドリングがセールに気流
を保つのによいように、強くない動作を用いる。8 ノットを超える風において、O 旗が掲揚された場合、470 セー
ラーは通常の規則下となる。
スタート信号までの 42 の制限は、その後は風上および風下の両方でパンプ、ロックおよびウーチをすることが
できる。スカリングの禁止は常時適用する、また規則の一部免除は繰り返しのタックおよびジャイブまたは艇を
推進されるどのような単一のアクションも許可しない。セーラーにとって主な問題は、風が 8 ノットを超えている
が O 旗が掲揚されない場合である。セーラーは下記記載の禁止された動作を用いて無意識のうちにスタートす
る。
スタート
1. 1 回のロール
回のロール
スタート時のロールは艇を推進してはならない
許される動作:
・
パドルでひとかきするような効力を持たない 1 回のロール
禁止される動作:
・
パドルでひとかきするような効力を持つ艇を推進する 1 回のロール-基本 4
・
艇の繰り返しのローリング-42.2(b)(1)
証拠の蒐集:
・
競技者は艇にロールを生じさせているか?
・
1 回のロールがパドルでひとかきするような効力を持っているか?
・
ローリングが艇を繰り返されたか(1 回を超える)?
2. スカリング
1
日本語訳:山岡 閃
スカリングは軽風で起きる傾向がある、特にスタート・ラインにおいて、艇が他の艇の間に閉じ込められた場合
許される動作:
・
スカリング、たとえ強くとも、艇がクロースホールドのコースより風上にいて、明らかにクロースホール
ドのコースへ方向転換している場合– 42.3(d), スカル 1
・
減速のため繰り返し舵を動かすこと– 42.3(e)
禁止される動作:
・
クロースホールドのコースよりも風下へのスカリング、風位に立つために戻しながら艇を直ちに停止し
たり、他艇の風下にかわしたりするのにしばしば効力を持つ
・
両側への強いスカリング–スカル 2
証拠の蒐集:
・
ティラーの動きが強いか?
・
艇を前方へ推進しているか、または後進を妨げているか?
・
艇がクロースホールドのコースより風上にいて、明らかにクロースホールドのコースへ方向転換して
いるか?
・
スカリングが以前のスカリングを打ち消しているか?
風上
1. ボディー・パンピング
通常、7-8 ノットの間または 8 ノット以上で O 旗が掲揚されていないコンディションにおいて、スタート・ラインを離
れたあとまたは風上へのビートで見られる、またトラピーズ上のクルーによるボディー・パンピングが主として当
て嵌まる
許される動作:
・
波にあわせての艇のトリムを変えるための前後の身体の動き-ウーチ1
禁止される動作:
・
トラピーズ上のクルーの足の屈伸、または身体の下部の過度のトルキングによってリーチに繰り返し
のフリックを生じるボディー・パンピング– パンプ 6
証拠の蒐集:
・
波があるか?
・
セーラーの身体の動きは波にあわせているか?
・
セーラーの身体の動きがリーチにフリックを生じさせているか?
・
セーラーの身体の動きとフリックとを関連づけることができるか?
・
フリックが繰り返されたか?
・
リーチのフリックが波によって生じているかも知れないか?
・
他の艇と較べてどのように見えるか?
2. シート・パンピング
シート・パンピング
6-8ノットの間のコンディションにおいて、ヘルムは、風の振れ、ガスト(風の一吹き)または波と関係なく、主とし
て反復するシート・パンプをする傾向がある
許される動作:
・
風の振れ、ガストまたは波に合わせてセールを引き込んだり緩めたりする動き-パンプ2
禁止される動作:
・
主として風の振れ、ガスト、または波に合わせるのとは関係ないセールを引き込んだり緩めたりする
動き-パンプ1
証拠の蒐集:
・
トリムおよび緩める動きが、風の振れ、ガスト、または波に合っているか?
・
繰り返しのトリムおよび緩める動きが、セールをファニングさせているか?
3. ロール・タッキング
異常に大きいロールタックが特に弱風下で見られることがある。セーラーは、クルーがシュラウドにぶら下がる
ことによって強めたタックによって、身体を強く動かす
2
日本語訳:山岡 閃
許される動作:
・
ローリングを大きくして、タックによって艇の操舵を容易にし、タックを完了したときにそのタック直前と
同じスピードになるような身体の動き-ロック8
禁止される動作:
・
艇のローリングを大きくする身体の動きで、タックを完了した後に、艇のスピードが増進するタック
証拠の蒐集:
・
一つのタックが艇のスピードを増進しているか?
・
セーラーの身体の動きがスピードを増進しているか?
・
タック後のスピードの増進が、スピードの突然また明らかな減速の後であったか?
風下
1.パンピング
.パンピング
風下およびリーチにおけるスピネーカー・パンピングは、セ―ラーがトリミングによって調整しようとするとき 470
クラスでしばしば起きる違反の1つである
許される動作:
・
効果的なコンディションにおいて、艇をトリムするためのセールのトリミング-パンプ2
・
サーフィング(急速に加速しながら波の風下側を下ること)またはプレーニングを開始するために、た
だし艇のサーフィングが波の風下側に急いで加速しなければならない場合に限定し、一波またはガス
ト(風の一吹き)につき一度に限り、1枚のセールまたは同時に両方のセールのパンピング– 42.3(c)
禁止される動作:
・
セールをファンするためのトリミング-パンプ1
・
スピネーカーにつぶれを生じさせること、および繰り返し反復する方法でスピネーカーを過度にトリミ
ングすることによって、トリムとしてスピネーカーを調節するパンピング-パンプ1
・
メインの裏返しになったバテンを解除しようとする間の繰り返しのパンピング
・
ごく弱風域においてスピネーカーを艇からゆっくり飛ばし、プレーニングとかサーフィングを開始しない
で強く引き戻すこと
・
サーフィングまたはプレーニング時のセールのパンピング
・
すでにプレーニングとかサーフィングしている場合に、スピネーカーのパンプによって次のサーフィン
グまたはプレーニングを開始するためのヘルムによるメインセールのワン・パンプ
証拠の蒐集:
・
サーフィングまたはプレーニングのコンディションであるか?
・
サーフィングまたはプレーニングを開始するため一波またはガストにつき一度のパンプか?
・
艇が、サーフィングまたはプレーニングの間にパンピングしているか?
・
トリムおよび緩めが、風の振れ、ガストまたは波に合わせているか?
・
繰り返しのトリムおよび緩めが、セールをファニングさせているか?
2. ロッキング
470 クラスのロッキングは普通通常のパターンで起きる、また艇の反対側に座っているヘルムおよびクルー両
者の繰り返しの身体の動きが当て嵌まる
許される動作:
・
艇の安定性が落ちたときの動きのないクルーの位置どり-ロック4
禁止される動作:
・
艇の反対側に座っているヘルムおよびクルーによって生じるローリング、およびローリングを誘発す
るまたはバックグラウンド・ローリングを強める、のいずれか- 42.2(b)(1)
証拠の蒐集:
・
艇の安定性が落ちたとき、競技者が艇の適切なトリムに戻しているか?
・
競技者が、艇のロールを生じさせているか?
・
ローリングが繰り返されているか?
3
日本語訳:山岡 閃
・
アドバイス
アドバイス
1.
質問しなさい!
2.
テクニックについてはっきりしない場合、解明用に書面で尋ねなさい、そうすれば回答から他のセーラ
ーの助けにもなる。
3.
黄色旗ペナルティーを受けた場合、何ができるかできないかの説明をジャッジに尋ねなさい
4.
より重要な大会では、セーラーに対しジャッジの比率がより高い、そこであなたのセーリング・テクニッ
クは重要な問題として監視下となることを、覚えておいてください
更なる質問がある場合 Sofia Truchanowicz [email protected] に連絡されたし
この書類はガイダンスとしてのみ位置づけられる。公式の書類は ISAF INTERPRETATIONS である
4
日本語訳:山岡 閃