南海トラフ巨大地震等大規模災害への備え(概要版) ~東日本

南海トラフ巨大地震等大規模災害への備え(概要版)
~東日本大震災から得られた教訓・知見の活用プロジェクト~
静岡県が今後迎えることとなる
南海トラフ巨大地震への対応
東日本大震災の発生(H23.3.11)
<これまでの想定を超えた大規模な被害>
発生直後から復興支援を継続
(交通基盤部 累計100人程)
「静岡県第4次被害想定」
各ステージで課題が顕著化
87件の報告と改善提案
応急対策~復旧・復興一連作業に従事
国や被災自治体での様々な取組・工夫
東日本大震災の発災直後の応急対
策から復旧・復興作業に従事してき
た職員が得た知見、経験の活用
想定される震災シナリオ
(予想される展開)
地震津波対策
アクションプログラム
2013
整合
被災を最小限に食い止め、早期の復興を
実現するための早急なソフト対策が必要
交通基盤部
事前復興行動計画
交通基盤部の南海トラフ巨大地震等大規模災害への備え(概要版)
~東日本大震災から得られた教訓・知見の活用プロジェクト~
取組体制の構築
実現に向けた行動計画の作成
交通基盤部事前復興行動計画検討委員会
委員長 河川砂防局長
副委員長 理事(建設技術監理センター所長)
管理局(総務監、政策監)
建設支援局(技術管理課長、建設業課長、公共用地課長)
道路局(道路企画課長)
河川砂防局(技監、河川海岸整備課長、土木防災課長)
港湾局(港湾整備課長、漁港整備課長)
都市局(都市計画課長)
農地局(農地計画課長)河川砂防局長
支援局長
管理局長 森林局(森林計画課長)
道路局長
農地局長
河川砂防局長 支援局長
支援局長 すべての局長
港湾局長
事務局 建設支援局技術管理課建設技術監理センター
(技術監理センター)
取りまとめ
公共用地課
農地計画課
設計施工部門
建設業課
技術管理課
技術監理セン
ター
用地処理部門
土木防災課
総務監
政策監
各局調整監
入札制度部門
体制強化部門
作成部門
震災シナリオ
土木防災課
政策監
技術監理セン
ター
ワーキンググループ
検討会WG
検討委員会
(進捗管理)
・公共施設
4次被害想定
・被災地へ照会
・派遣職員報告
地震・津波対策
アクションプログラム
実施
2013
整
予
算
措
置
検討委員会
合
行動計画
(計画の検討)
部
長
提
出
交通基盤部事前復興行動計画
派遣職員
土木防災課
技術管理課
各事業課
(建設技術監理センター)
(地震対策APを除く項目)
・日常業務の改善や防災力の強化を図る行動
・発災後の行動計画、指針 (※予算措置に反映)
交通基盤部の南海トラフ巨大地震等大規模災害への備え(概要版)
~東日本大震災から得られた教訓・知見の活用プロジェクト~
取組の概要
シナリオ
地震発生期
(地震発生~1 日後)
情報途絶
遠方支援困難
行政機能喪失
応急復旧期
(1日後~1週間後)
人材、資材不足
ガレキ処理能力不足
*青字は代表取組事例
対応ポイント
体制強化部門
入札制度部門
(1週間後~1か月後)
職員の不足
技術者の不足
復旧・復興期
(1か月後~)
復興計画の遅延
災害復旧工事の遅延
復興期
設計施工部門
初動の迅速化
地元建設業の育成
市町支援体制の整備
通信手段の強化
職員研修の充実
情報収集の多様化
派遣マニュアル策定
土木防災情報共有シ
ステムの高度化
各種マニュアルの改
定
大規模災害に備えて
IT 化の推進
効率的な活動
災害廃棄物の有効活用
BCP の見直し
迅速な復旧に資する
計画の策定等
(緊急輸送ルート
確保計画の策定)
災害廃棄物処理及び
利活用
建設産業の担い手確
保
復旧期
用地処理部門
他行政機関からの受援
遠隔地団体の応援
受援マニュアルの作
成
広域受援体制の確立
技術力やノウハウのあ 職員研修の充実
る人材の確保
人材の確保
膨大な事務の発生に 官民境界の確定
よる人材不足
事業執行の効率化
官民境界確定の遅延
入札不調の発生
人材バンク制度創設
検討
再任用職員の利活用
検討
エキスパートの活用
発注ロットの拡大
多様な入札方式の導
入
適切な資材単価の反
映
JV 発注方式の調査・
研究
用地事務職員のスキ 復興まちづくりの事
ルアップ
前準備
地籍調査の推進
(浸水区域内の
官民境界調査)
復旧復興事業の連絡
調整会議の設置
被災事例から得られ
た設計指針の改正