宇治市高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画(初案)に関するパブリックコメント・市民説明会における 意見及び市の考え方について 資料2 第1章 計画策定にあたって No. 1 意見 宇治市の考え方 【 初案:P1 (概要版:P1)】 【 最終案:P1 】 「自己実現を図り、自らが望むライフスタイルを実現することは、地 豊かな地域社会の形成には、高齢者相互の支え合いが不可欠であるこ 域に活力を与え、豊かな地域社会の形成に資することと考えます。」 とから、ご意見を踏まえ、修正します。 という記述は、「高齢者が互いに支え合い協力し、互いのライフスタ イルを確立しようとすることが、地域に活力を与え、若い世代の夢を 育む豊かな地域社会の形成に資することと考えます」と記述する方が 良いと考える。 修正の有無 有 第2章 宇治市の高齢者等の現状 No. 意見 【 初案:P15 他 (概要版:-)】 実態を知ることで、生きた方針づくりができると思うため、在宅にお ける要介護者や、昼間独居などの状況調査をして欲しい。その上での ケアに取り組んで欲しい。 宇治市の考え方 【 最終案:P15 他 】 計画策定にあたり、第1号被保険者、第2号被保険者、要介護認定 者、要支援認定者、二次予防事業対象者を対象に、日常生活や保健福 祉サービス及び介護保険サービスの利用状況、今後の利用意向などに ついて調査を実施しています。調査結果では、多くの高齢者が日中一 人で生活していることを把握しており、要援護者等に対する適切な支 援ができるよう取り組みを進めます。 なお、最終案では、P15~P35に主な調査結果を記載しています。 修正の有無 意見 宇治市の考え方 【 初案:P34 他 (概要版:-)】 【 最終案:P36 他 】 昨年中に、市が取り組んできた介護予防の学習会や各種啓発活動の実 初案(概要版)には記載していませんが、初案には高齢者保健福祉施 態がどこにも記載されていない。分析検討はされていると思うが、初 策及び介護保険事業の実施状況、事業評価等を記載しています。 案に記載すべき。 修正の有無 2 無 第3章 高齢者保健福祉施策等の現状と課題 No. 3 4 5 【 初案:P74 他 (概要版:-) 】 【 最終案:P76 他 】 地域密着型サービスで24時間対応可能サービスの進捗状況を示してほ 第5期計画(平成24~26年度)においては、P76に記載のとおり、整備を しい。 行いました。 運営推進会議や介護・医療連携推進会議を通して利用者、家族、地域 住民の代表者等の要望や助言等を聞く機会を設け、地域に開かれた サービスとすることで、引き続きサービスの質の確保を図ります。 【 初案:P74 他 (概要版:-) 】 24時間の対応が可能なサービスについて、その実態と家族や利用者の 意見を取り入れてより良い方向にと切望する。 無 無 無 1 第3章 高齢者保健福祉施策等の現状と課題 意見 No. 宇治市の考え方 修正の有無 【 初案:P80 (概要版:-) 】 【 最終案:P83 】 平成26年度の要支援1・2の合計は2,320人だが、その内のサービス利 初案(概要版)には記載していませんが、初案には、サービス利用者 用者数が不明確である。 数を介護度別で記載しています。 6 7 8 9 無 【 初案:P115 他 (概要版:P9 他)】 【 最終案:P118 他 】 「第5期計画における重点課題の現状と課題」で示されている第5期 計画書の体裁上、このような記載としていますが、今後の計画策定の の課題は、第6期の取り組みに具体化されているが「課題に取り組ん 参考とさせていただきます。 で何が問題だったのか」「改善されなかった事例はどうすればよかっ たのか」など示されれば、市民がもっと理解しやすい計画になるので はないかと思う。 【 初案:P115 他 (概要版:P9 他)】 【 最終案:P118 他 】 現状に対する問題点と課題についての記述内容がしっくりといかな 本計画では、第3章で現状と課題を列挙し、第5章で計画実現に向け い。課題とは問題点が今どこにあり、こういうことが課題であるとい た方策を記載する体裁となっています。 うことである。例えば、「検討が必要です」「取り組む必要がありま す」「支援が必要です」等は分かっていることで、それをどうしてい くかを示してほしい。 【 初案:P120 (概要版:P11)】 「高齢者の生きがいづくりと社会参加の支援」の「現状」で列記した 生きがい対策事業において、老人福祉法の理念(第3条)に基づく老 人クラブ連合会である連合喜老会の名称を記載してほしかった。 【 最終案:P123 】 高齢者の生きがいづくりと社会参加の支援には、喜老会やシルバー人 材センターなど関係団体が果たす役割も大きいことから、ご意見を踏 まえ、追記します。 無 無 有 第4章 計画の基本的な考え方 No. 意見 【 初案:P127 (概要版:P16)】 協働による見守りや連携は特に大切だと思う。 10 11 【 初案:P127 (概要版:P16)】 独居高齢者などを地域で見守ることは大切である。しかしながら、地 域の団体が見守り等の支援活動を行うにあたって、受け手となる高齢 者自身が情報を開示してくれないなど協力を仰げないことがある。支 援を必要とする高齢者の協力を得るためには、高齢者自身の理解の促 進が必要である。 宇治市の考え方 【 最終案:P130 】 計画の基本理念にありますように、地域包括ケアシステムの構築を進 めるにあたっては、公的な支援だけではなく、地域での見守りなど包 括的な支援体制が重要であるため、地域の多様な主体との連携を進め ます。 【 最終案:P130 】 計画の基本理念にありますように、地域包括ケアシステムの構築に向 けて、地縁組織やボランティア団体、NPOなどによる支援の充実を 図るため、市政だよりなど広報媒体による周知啓発を図るとともに地 域ネットワークづくりを進めます。 2 修正の有無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題1 地域で支える包括的な支援体制づくり> No. 12 13 14 15 16 17 意見 【 初案:P139 (概要版:P27)】 介護予防給付の訪問介護、通所介護が、平成29年4月に市が地域支援 事業の中で実施する介護予防・日常生活支援総合事業に移行される が、今後も引き続き同じレベルのサービスを受けることができるの か。 宇治市の考え方 【 最終案:P142 】 ①予防給付の見直しと介護予防・日常生活支援総合事業への円滑な移 行で触れていますように、現在と同程度のサービスを維持しつつ、地 域の多様な主体がサービスを提供できる体制を整備することで、より 効果的かつ効率的なサービスを提供できるよう、介護予防・日常生活 総合支援事業への移行を進めます。 【 初案:P139 他 (概要版:P27 他)】 【 最終案:P142 他 】 今後、高齢者が増加するが在宅生活の支援や、在宅で介護している家 (1)高齢者の生活支援サービスの充実にありますように、支援が必 族への支援も充実させて欲しい。 要となっても住み慣れた地域で生活が継続ができるよう、効果的な介 護予防・日常生活支援総合事業の実施や、認知症総合相談支援体制の 強化を進める中で、在宅生活を支援するサービスや家族介護者の支援 の充実に取り組みます。 【 初案:P139 (概要版:P27)】 介護業界は人手不足ということですが、元気な高齢者をボランティア としてもっとうまく活用すべき。各地で高齢者や子どもの居場所づく りが必要と考える。 【 最終案:P142 】 ①予防給付の見直しと介護予防・日常生活支援総合事業への円滑な移 行にありますように、介護保険制度の改正により、要支援認定者に対 するサービスの一部(訪問介護・通所介護)が予防給付から市町村が 実施する地域支援事業に移行します。その受け皿となる介護予防・日 常生活支援総合事業では、介護サービス事業者、NPO、地縁組織な ど多様な主体が、多様な生活支援サービスを提供する体制づくりが求 められています。本市では、社会参加を通じて介護予防や生きがい支 【 初案:P139 (概要版:P27)】 援を図るという観点からも、既存の事業者だけではなく、元気な高齢 地元自治会にも老人の会があり、様々なクラブを作り活動している 者による住民主体のサービスなど、新たな担い手を創出することによ が、特定の人しか集まらない。この現象は、当自治会、当市だけでは り、地域の支え合いの体制づくりを推進できるよう検討します。 ない。高齢者がどうしたら外出するのか、他人と交流しようとするの 平成29年4月の移行に向けた具体的な取り組みとしては、②生活支援体 かを第一義に考えて欲しい。健康づくりと社会生活(生きがい)が 制整備事業の活用にありますように、介護保険制度の改正により地域 セットにできれば良いと思う。 支援事業に新たに追加された生活支援体制整備事業を活用し、「生活 支援コーディネーター」や「協議体」の設置等を通じて、生活支援 サービスの提供体制の整備に取り組むこととしており、介護サービス 【 初案:P139 (概要版:P27)】 事業者だけでなく、地縁組織やボランティア団体、NPOなど地域で 高齢者の生きがいと社会参加の支援について、介護を必要としなくな 高齢者を支える団体の活動把握や支援・育成、新たな人材の発掘な る魅力ある事業として、市ではどのようなものを考えているのか。 ど、支援の充実を図るためのソーシャル・キャピタルの醸成を進めて いきます。また、ボランティア活動に対する報酬のあり方についても 検討していきます。その中で高齢者が社会的な役割を持つことによっ て、生きがいを感じ、いつまでも健康でありつづける生涯現役社会の 実現に向けて検討を行います。 【 初案:P139 (概要版:P27)】 団塊の世代からは年金が少なく経済的にも不安との声も聞く。元気な 間は働きに行くのでボランティア等の社会貢献がしたくても出来ない 人もいると思う。 3 修正の有無 無 無 無 無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題1 地域で支える包括的な支援体制づくり> No. 18 19 20 21 22 23 24 意見 【 初案:P139 (概要版:P27)】 【 最終案:P142 】 「高齢者の知識や経験を活かせる活躍の場づくり」のための事業とし No14~No.17に同じ。 て、高齢者が活躍できる場づくりをビジネスとして進める民間事業体 を立ち上げること、そのために高齢者の知識と経験に加えて「おカ ネ」を活かす事業を提案する。 【 初案:P139 (概要版:P27)】 前期高齢者までは、まだまだ仕事に対するやる気が十分にあると思う が、働けば市民税、介護保険料等の負担が増えるため、働く意欲が萎 え、ダラダラした日々を過ごされている方が多々いるように思える。 そこで、市内で働いた場合、市内のみ使用できる地域通貨やポイント 等、所得に含まれない見返りを得ることができれば、仕事への意欲が 高まり、生きがいを得ることができるのではないか。 宇治市の考え方 修正の有無 無 無 【 初案:P139 (概要版:P27)】 地元町内会では、集会所で茶話会を開催している。身近な組織でどの ような活動をしているか調べて欲しい。 無 【 初案:P139 (概要版:P27)】 地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みでは、地縁組織、ボラ ンティア団体、NPOも地域社会の担い手の1つとしているが、受け 皿として機能する体制が整っているのか。本計画が実現可能となるよ うに支援をお願いする。 無 【 初案:P139 (概要版:P27)】 住民主体の介護の仕組みづくりについて、需要もあり担い手となる高 齢者もいるが、活動の中心となる人材の確保、育成が重要である。そ こを行政も一緒に考えて欲しい。 無 【 初案:P139 (概要版:P27)】 学区福祉委員が高齢化しており、若い人が少ない。地域で高齢者を支 える活動を次世代にもつないでいけるような施策を実施して欲しい。 無 【 初案:P139 (概要版:P27)】 無償ボランティア、地縁組織、NPOなどを頼ることも必要ですが、 やはり行政の中で出来る事をやってほしいと思います。果たして無償 のボランティアが機能していくのでしょうか。 無 4 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題1 地域で支える包括的な支援体制づくり> No. 25 26 27 28 29 30 31 意見 【 初案:P140 他 (概要版:P28 他)】 地域包括支援センターの機能強化について期待している。きめ細やか な支援を行えるように日常生活圏域の設定や地域包括支援センターの 配置をして欲しい。 宇治市の考え方 【 最終案:P143 他 】 (2)地域包括支援センターの機能の充実にありますように、職員体 制の強化や、保健、医療等の関係機関との連携強化を図るとともに、 高齢者人口の増加を見据え、地域包括支援センターを配置している現 在の6つの日常生活圏域のあり方についての具体的な検討を行うこと としており、介護予防・日常生活支援総合事業の実施などと併せて総 合的に進めます。 【 初案:P140 他 (概要版:P28 他)】 「地域包括支援センターの機能の充実」について、第6期計画の取り 組みの提示が、第5期のままで進展したところが無いように見受けら れる。第5期の課題の文章は「検討が必要です」、第6期の課題の文 章は「検討を行います」となっているだけ。第6期こそ、職員体制の 強化と、地域人口の変動及び高齢者数の増加に伴って区域設定の見直 しなど、急いでほしい。 【 初案:P141 (概要版:P29)】 【 最終案:P144 】 今後、どのように地域包括ケア会議を展開していくのか教えて欲し ③多職種の関係機関との連携強化にありますように、地域包括ケアシ い。 ステムの構築に向けて、保健、医療、介護、福祉などの多職種の関係 機関と地域包括ケア会議を開催し、地域の共通課題や好事例の共有、 協働による個別事例の検討など支援の充実を図り、連携強化を進めま す。 【 初案:P141 他(概要版:P29 他)】 福祉現場の立場から養護老人ホームや特別養護老人ホームは、どうし ても入所してくる高齢者の処遇に追われ、地域の様々な生活や福祉の 問題に触れる機会がないので、地域包括ケア会議や日常生活圏域毎に でもいいから事業所を一堂に会する機会などをつくり、地域福祉活動 に参加できる場を設けてほしい。 【 最終案:P144 他 】 ③多職種の関係機関との連携強化にありますように、地域包括ケア会 議を充実させるため、介護施設などの参加を含めて、多職種の関係機 関の連携を図るとともに、介護サービス事業者等への支援として、介 護サービス事業者が情報交換や意見交換できる場として、事業者間で 質の向上に向けた取り組みが行えるような環境整備を支援していきま す。 【 初案:P144 (概要版:P30)】 【 最終案:P147 】 在宅での介護は、医療のバックアップが不可欠である。在宅医療と介 (3)在宅医療・介護連携の推進にありますように、ご意見をいただ 護の連携について、必要とする人が必ず利用できるような体制の整備 いた体制整備について、具体的な検討を行います。 を具体的に進めて欲しい。 【 初案:P144 (概要版:P30)】 「在宅医療・介護連携の推進」について、自宅で要介護者が、医療を 必要とする場となった場合は速やかに医療機関で処置を受けることが 原則ベターだと思うが、この方針だと、無理に在宅での医療行為を提 供することを前提にしているように思え、医療・介護の連携の本質で はないと思う。 【 最終案:P147 】 (3)在宅医療・介護連携の推進の趣旨は、住み慣れた地域で生活を 望む高齢者が、たとえ医療と介護の両方が必要になった場合でも、 サービス等を利用しながら在宅生活が継続できるよう体制を整備しよ うとするものです。 【 初案:P144 (概要版:P30)】 看取り(ターミナルケア)のための支援として、ヘルパーには安否確 認や排泄介助等がありますが、報酬加算がない。国をはじめ、看取り の支援に取り組む中で、ヘルパーが果たす役割は大きいのに、なぜ加 算がないかと思う。 【 最終案:P147 】 (3)在宅医療・介護連携の推進で触れていますように、在宅での看 取りを進めるためには、医師・ヘルパーなど多職種の連携が不可欠で あることから、引き続き医療・介護連携の推進に取り組みます。 5 修正の有無 無 無 無 無 無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題1 地域で支える包括的な支援体制づくり> No. 32 33 意見 宇治市の考え方 【 初案:P144 (概要版:P30)】 【 最終案:P147 】 宇治久世歯科医師会においても、医療と介護の連携強化に資する取り 在宅医療・介護連携の推進には、宇治久世歯科医師会との連携が不可 組みとして、口腔サポートステーションの設立など進めていくので、 欠であることから、ご意見を踏まえ、追記します。 本計画でも位置づけて欲しい。 【 初案:- (概要版:-)】 【 最終案:P150 】 災害時における高齢者等の避難体制について、市の姿勢が分かるよう 災害時における高齢者の支援体制が重要であることから、ご意見を踏 にして欲しい。 まえ、追記します。 修正の有無 有 有 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題2 健康づくりと介護予防の推進> No. 34 35 36 37 意見 【 初案:P147 他 (概要版:P33 他)】 介護予防や認知症について、本人の心構え、気持ちの持ちようが大切 である。自身が勉強することで周囲の人間を助けることにも繋がる。 そういった主体的な健康づくりについて、もっと普及啓発が必要だと 考える。 宇治市の考え方 修正の有無 【 最終案:P151 他 】 重点課題2 健康づくりと介護予防の推進で触れていますように、高齢 期を迎えても活動的で生きがいのある生活を送るためには、主体的な 健康づくりと介護予防が重要となります。ご意見のとおり、市民一人 無 ひとりが健康意識を高め、望ましい生活習慣を身につけるよう生涯に わたる健康づくりを支援する取り組みを進めます。 【 初案:P147 他 (概要版:P33 他)】 介護予防のボランティアをしているが、小学校区に1つしか会場がな く、遠くて参加しにくい人もいる。もっと身近な場所で取り組める施 策が必要と感じる。 【 最終案:P151 他 】 重点課題2 健康づくりと介護予防の推進にありますように、介護予防 拠点整備事業と連携し、高齢者にとって身近な場所で健康づくり・介 護予防の場が提供できるよう事業の検討を行います。 また、公立集会所の利用にあたっては、市が使用料を徴収することは ありませんが、地域で組織された集会所運営委員会に消耗品費等を負 担いただいていることから、集会所運営委員会が実費負担金を徴収す ることは可能としています。 【 初案:P147 他 (概要版:P33 他)】 サロン活動(介護予防)をしやすい環境を整備するため、高齢者の身 バリアフリー化については、大きな工事を伴うものは、原則として築 近にある集会所について、使用料の無料化、バリアフリー化(車いす 25・35年目を目安に行っている大規模改修の際に実施しています。た 対応できるよう段差解消・廊下幅等の確保)や冷暖房の設置をして欲 だし、既存施設の構造上、実施困難な内容もあります。なお、手すり の取り付け等、軽微な工事で実施可能なものは個別に対応しています しい。 ので、集会所運営委員会を通して担当課までご相談ください。 【 初案:P147 他 (概要版:P33 他)】 地域の介護予防活動の支援について、まず高齢者の居場所づくりから 始めることが最も大切だと考える。本市にある全ての集会所(公・民 を問わず)を高齢者の居場所確保の場所として、条例により位置づけ ることを市職員及び介護関係者等が英知を集めて検討し、具体的に取 り組まれることを願い提案する。 無 無 無 6 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題2 健康づくりと介護予防の推進> No. 38 39 意見 【 初案:P149 (概要版:P34)】 「健康増進・生活習慣病予防の推進」について、市が検診や健康づく りに関する市民への呼びかけはよくされているが、呼びかけに応じら れない市民への対策を立てるべきだと考える。 【 最終案:P153 】 (1)健康増進・生活習慣病予防の推進にありますように、健康でい きいきとした高齢期を過ごすためには、壮年期からの健康づくりや生 活習慣病の予防が重要です。そのためには、まず健康に関する知識の 普及・啓発を図り、市民ががん検(健)診等を受診し、それをもとに 自ら生活習慣の改善に取り組めるよう支援します。 【 初案:P151 (概要版:P35)】 市で実施している要介護状態等にならないための予防教室を生きがい にしている人は多い。ただ、要介護認定を受けると参加できなくなる ため、気落ちすると良くない。このあたりについて、事業の検討をし て欲しい。 【 最終案:P155 】 ①一般介護予防事業への円滑な移行にありますように、これまで高齢 者の状態別に実施していた介護予防事業について、幅広い高齢者の参 加を促し、効果的で持続的な介護予防を図るため、状態で分け隔てな い「一般介護予防事業」という形態に見直し、平成29年4月に移行を 図ることとしており、その中で事業のあり方を検討していきます。 【 初案:P151 (概要版:P35)】 介護が必要にならないよう活動を行っている団体等への支援につい て、市の考え方を聞かせて欲しい。 【 最終案:P155 】 ②地域の介護予防活動の支援にありますように、健康づくり・介護予 防を推進するためには、市が実施する教室だけではなく、地域住民等 による多様な場を創出することが必要です。今後も地域において介護 予防を行う団体等の育成・支援を行うとともに、リハビリテーション の専門職等の関与など、質の向上を図り、幅広く高齢者が参加できる ように努めます。 40 41 宇治市の考え方 【 初案:P152 (概要版:P35)】 高齢者が継続して教室参加することで自らが健康づくりに取り組める ようになり、また、他の参加者に教えることが出来るような環境をつ くるため、各小学校区ごとに高齢者向けの健康教室を開催して欲し い。 【 最終案:P156 】 ③社会参加を通じた介護予防の推進にありますように、地域住民等に よる多様な介護予防の場を創出するためには、高齢者が単に支援を受 ける存在になるのではなく、地域で開催される介護予防の取り組みの 指導や企画運営にも携わることで相互の助け合いや、学びの場になる よう機能を充実させていくことが必要としています。 修正の有無 無 無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題3 認知症の人への対応と家族・介護者への支援> No. 42 43 意見 【 初案:P153 (概要版:P36)】 「認知症の人への対応と家族・介護者への支援」について、用語の問 題だが、「対応」は客観的な言葉であり、さして違和感はないが、 「認知症の人にやさしいまち」であれば、「処遇」の方が適当ではな いか。 【 初案:P153 (概要版:P36)】 医療関係者に本音を聞きたいところだが、痴呆症から認知症に変わる まで、当事者や家族が「痴呆」と嘲られたが、深い反省と自己批判の 上に立って認知症としたこと、人権侵害であったことの自覚があまり 聞こえてこない。また認知症としたことで、感情・感性まで含めて、 すべて「症」とされて誤解されるように思える。「認知症」用語の問 題だが、「認知機能障害」とした方がまだ適当ではないか。 宇治市の考え方 【 最終案:P157 】 ご意見を参考に、「認知症の人にやさしいまち・うじ」の実現に向 け、施策の実施のみにとどまらず、適切な表現、言葉のあり方につい ても考えていきます。 【 最終案:P157 】 脳の病気に起因する認知機能障害によって、生活機能(日常生活や社 会生活)が支障をきたした状態のことを認知症と定義しています。し たがって、本計画では、認知症と表現することとします。 7 修正の有無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題3 認知症の人への対応と家族・介護者への支援> No. 44 45 46 意見 宇治市の考え方 【 初案:P156 (概要版:P38)】 【 最終案:P160 】 レモンカフェは非常に良い企画であり、このような楽しい、優れた集 ①認知症の早期診断・早期支援体制の充実にありますように、今後も まりは1週間に1回の割合で開催してほしい。 引き続き、認知症の人の居場所づくりや、その家族への支援などに取 り組むための支援の充実を検討します。 【 初案:P158 (概要版:P39)】 【 最終案:P162 】 認知症に関する理解の促進では、買い物先で声をかけてもらうことは 認知症の人を見守る支援体制づくりには、商店等の物販店、飲食店、 大事なことだが、そこに個人商店が書かれていない。 会社・企業等で働く従業者などの見守りが不可欠であることから、ご 意見を踏まえ、追記します。 【 初案:P158 (概要版:P40)】 認知症は、過去は痴呆症と言われ人権に関わる問題であった。また、 昨今では認知症という言葉が一人歩きし、「あの人は認知」という言 い方がされ始めている。認知症は人権問題として医者も捉えて欲し い。また、徘徊という言葉が使われるが、認知症の人は迷いながら困 りながら歩かれているのであって、徘徊という言葉は適切ではないと 考える。 【 最終案:P162 】 認知症の人や家族等が安心して地域で暮らしつづけるためには、正し い知識を普及啓発し、認知症に対する疾病観を変えていくことが必要 です。ご意見を踏まえて、施策を推進する中で「徘徊」に代わる適切 な表現についても考えていきます。 修正の有無 無 有 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題5 高齢者の生きがいづくりと社会参加の支援> No. 47 48 49 50 意見 【 初案:P164 他 (概要版:P45 他)】 高齢者アカデミーの受講者を地域社会を支える担い手とするため、受 講資格を70歳以上から65歳以上に引き下げ、学びたい科目の履修と併 せて、介護ヘルパー(2級)養成講座も履修し、卒後後は短時間制の 地域介護ボランティアとして、還元してもらえる仕組みにしてはどう か。 宇治市の考え方 【 最終案:P168 他 】 ①社会参加の支援で触れていますように、ご意見を参考に、履修する 科目や地域貢献のあり方などについて、京都文教大学と連携し、検討 します。 【 初案:P164 他 (概要版:P45 他)】 高齢者アカデミーに参加しているが、非常に生きがいとなっている。 2年間でアカデミーは卒業するが、もっと続けたいので、OB制度を 設けるなど卒業後も大学に通えるようなものを検討して欲しい。 【 最終案:P168 他 】 ①社会参加の支援で触れていますように、高齢者の生きがいづくりや 社会参加の支援を図るため、高齢者アカデミー卒業後の活躍の場や交 流の場について、京都文教大学と連携し検討を進めます。 【 初案:P164 他 (概要版:P45 他)】 今後も高齢者アカデミーを継続してほしい。現規定では2年間で卒業 となるが、1度制度を利用した方も再度利用できるように制度の見直 しをお願いする。 修正の有無 無 無 無 【 初案:P164 他 (概要版:P45 他)】 高齢者アカデミーに参加しているが、2年間では少し物足りないよう に感じる。希望者はもう1年継続できるよう検討してほしい。なお、 延長期間の自己負担の多少の増額はやむを得ないと考える。また、若 い学生に迷惑がかからないよう高齢者だけのクラスでも良いと思う。 無 8 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題5 高齢者の生きがいづくりと社会参加の支援> No. 51 意見 【 初案:P164 他 (概要版:P45 他)】 今期計画では、高齢者の生きがいづくりと社会参加の支援がうたわれ ており、身近な地域で互いに支え合い、助け合える仲間づくりを進め るために実施している住民主体活動である「Hot!ふれあいサロン」は 重要な事業であると考える。当該活動を計画に位置付けて欲しい。 宇治市の考え方 修正の有無 【 最終案:P168 他 】 社会福祉協議会が取り組む「Hot!ふれあいサロン」など関係団体の活 動についても周知が必要であることから、ご意見を踏まえ、追記しま す。 有 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題6 高齢者の住まいと介護サービス基盤の整備> No. 52 53 54 意見 【 初案:P165 他 (概要版:P46 他)】 低所得者には利用料を軽減するなど配慮があるが、一定収入がある人 の負担は大きい。現状では、低所得に該当しない層も年金だけでは、 施設の入所が難しい。低所得者・中間所得者も入れる施設の整備をお 願いする。 宇治市の考え方 【 最終案:P170 他 】 重点課題6 高齢者の住まいと介護サービス基盤の整備で触れています ように、給付と負担のバランスを考慮した適切なサービスが提供され るよう、総合的に基盤整備を進めます。 【 初案:P177 (概要版:P52)】 【 最終案:P182 】 地域密着型サービス事業所の建築工事について、地元業者に発注する ご意見も参考にしながら、施設整備を進めていきます。 などの配慮をして欲しい。 【 初案:P178 (概要版:P53) 】 【 最終案:P183 】 特別養護老人ホームの整備が計画されていない。待機者解消に向けた ④施設サービスの基盤整備にありますように、第5期計画において、 考え方について教えて欲しい。 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)等の整備を行ったことか ら、第6期計画においては、現状のサービス提供基盤で見込み量の確 保ができる見込みです。第7期計画での整備に向けて、京都府と連携 しながら必要なサービスを確保していきます。 修正の有無 無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題7 適切な介護サービスの提供と質の向上> No. 55 56 意見 【 初案:P184 (概要版:P57 )】 市は平成29年4月から地域支援事業の介護予防・日常生活支援総合事 業を本格スタートする意向のようだが、もう少し分かりやすいように 移行期の手順を市政だよりなどで明らかにしてほしい。 【 初案:P184 (概要版:P57) 】 24時間の定期巡回・随時対応型訪問介護看護がスタートしたようだ が、そのことも市政だよりでもう少し具体的に、利用者数やどのよう な病院・施設と連携して成り立っているのか、また、家族の反応等リ アルに知りたい。 宇治市の考え方 【 最終案:P190 】 ①介護保険制度の周知で触れていますように、地域支援事業の介護予 防・日常生活支援総合事業の移行にあたっては、わかりやすく必要な 情報が取得できるよう、市政だよりなど広報媒体やホームページの活 用により周知を図ります。 【 最終案:P190 】 ①介護保険制度の周知で触れていますように、第5期計画において、 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の整備を行った際には、「かいご ほけんだより」において情報提供を行ってきましたが、今後はよりわ かりやすく必要な情報が取得できるよう、広報媒体やホームページの 活用により、更なる周知を図ります。 9 修正の有無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題7 適切な介護サービスの提供と質の向上> No. 57 58 59 60 意見 宇治市の考え方 【 初案:P184 他 (概要版:P57 他)】 【 最終案:P190 他 】 地域包括ケアシステムの実現に向けて、制度についての勉強会・講演 ①介護保険制度の周知で触れていますように、市政だよりや「かいご 会を実施することが必要ではないか。 ほけんだより」、認知症講演会などを通じて、地域で共に支え合う地 域包括ケアシステムの構築の重要性などを引き続き周知していきま す。 【 初案:P185 他 (概要版:P57 他) 】 在宅医療と介護の連携を進められていますが、家庭でも独居や高齢者 二人暮らしの人もおり、しっかり受け入れのできる状況になってこそ 安心です。ケアマネジャー等の資質の向上をお願いする。 【 初案:P185 他 (概要版:P57 他)】 【 最終案:P191 他 】 福祉現場の立場から人材確保に苦戦しているので、宇治市独自の人材 介護人材の不足は全国的な問題となっています。宇治市においては、 確保の方策について検討してほしい。 引き続き京都府が実施する事業等について広報等での協力を行いま す。また、(2)介護サービス事業者等への支援と指導で触れていま すように、介護サービス事業者への支援として、事業者が利用者の自 立支援につながる質の高いサービスを提供できるよう引き続き専門的 な研修を実施します。 【 初案:P186 (概要版:P58)】 【 最終案:P192 】 全国的に介護施設の不正請求が問題になっていますが、宇治市では実 ②介護サービス事業者への支援と指導にありますように、地域密着型 態のチェック機能が働いているのか。 サービス事業者に対しては、指定基準・運営基準などの遵守やサービ スの質の向上を図ることを目的に、継続的に集団指導と実地指導を実 施し、運営状況の確認を行っています。 【 初案:P187 (概要版:P59)】 要介護認定について、同じ要介護度でも状態の悪い人や元気そうに思 える人もおり、不公平を感じることがある。状態が良くなった場合、 どうなるのか。 61 【 最終案:P191 他 】 (2)介護サービス事業者等への支援と指導で触れていますように、 住み慣れた地域で生活を続けるためには、在宅医療と介護の連携が必 要です。第6期計画では、連携推進を図るとともに、ケアマネジャー をはじめとした介護関係者に対する研修等の実施により、引き続き資 質の向上を図ります。 【 最終案:P193 】 要支援・要介護認定は、認定調査員が行う認定調査や主治医意見書を もとに審査・判定が行われています。介護認定審査会では、コン ピュータによる一次判定を行い、全国一律の基準で判定を行っていま す。二次判定については、保健、医療、福祉の専門家が委員を務める 審査会により適正に審査・判定が行われています。要支援・要介護認 定には、有効期間があり、一度申請をしても有効期間終了の際には再 度認定を受けることになります。また、認定の有効期間中であっても 本人の状態が変わった場合は、いつでも区分変更の申請をすることが 可能です。本市では引き続き公平公正な認定調査の実施と適正な介護 認定審査会の運営に努めます。 10 修正の有無 無 無 無 無 無 第5章 計画の実現に向けた方策 <重点課題7 適切な介護サービスの提供と質の向上> No. 意見 【 初案:P188 (概要版:P60) 】 特別養護老人ホームの新規入所者が原則、要介護3以上に限定され る。現在でも老老介護、認認介護の実態があるのに、さらに施設入所 が難しくなるのではという懸念がある。 62 63 64 【 初案:P189 (概要版:P61) 】 一定収入(年金)の方も利用者負担を今のままにしてほしい。補足給 付の見直しについても、夫婦共働きだったからこそ人間らしい生活が できているのに、配偶者の預貯金が勘案されたら一人身になったとき 大変。人にやさしい制度にしてほしい。 【 初案:P189 (概要版:P61) 】 利用者負担が1割から2割へ増すのであれば、所要時間も長くするべ き。1時間や2時間では物足らないので、2~3時間にわたって介護を受 けたい。 宇治市の考え方 【 最終案:P194 】 ④特別養護老人ホームの中重度者への重点化にありますように、制度 改正により、新規入所者が限定されますが、要介護1又は2の人で あっても、やむを得ない事情により、特別養護老人ホーム以外での生 活が著しく困難であると認められる場合には、市町村の適切な関与の 下、施設ごとに設置している入所検討委員会を経て特例的に入所を認 めることとなりますので、本市では適切な判断が行われ、透明かつ公 平な運用となるよう手続を進めます。 【 最終案:P196 】 ③一定以上所得者の利用者負担の見直しと④補足給付の見直しにあり ますように、高齢化の更なる進展に伴い、今後さらに介護費用の増加 が見込まれる中で、制度の持続可能性を高める必要があることから、 一定以上の所得のある利用者の利用料が現行の1割から2割に引き上 げられるとともに、補足給付の見直しが行われます。本市では、利用 者・事業者への周知啓発を図るとともに、適正な審査及び制度の適切 な運営に努めます。一方、サービスの所要時間については、国で定め られた基準に沿って提供されることになります。 修正の有無 無 無 無 第6章 高齢者保健福祉を担う主体の役割と連携 No. 65 66 意見 宇治市の考え方 【 初案:P192 (概要版:P63)】 【 最終案:P198 】 社会福祉協議会は、地域の実情をよく把握している。社会福祉協議会 2.関係機関の役割と連携にありますように、社会福祉協議会は、地 との連携を強化し、今後の支援体制の充実に取り組んで欲しい。 域福祉の推進役として、地域の福祉力の向上を支援する重要な役割を 担っており、今後も連携を密にし、支援体制の充実に取り組みます。 【 初案:P192 (概要版:P63)】 老人福祉法の基本的理念の第2条は、周りが支えていこうという考え で、第3条は老人が自ら主体になることとされている。「第6章 高 齢者保健福祉を担う主体の役割と連携」では、多様な主体が言われて いるが高齢者保健福祉の一番の主体は高齢者本人であることを周知す べきである。 【 最終案:P198 】 地域包括ケアシステムの構築と健康長寿日本一の実現には、高齢者の 主体的な取り組みが重要になることから、ご意見を踏まえ、追記しま す。 11 修正の有無 無 有 その他 No. 67 68 69 意見 宇治市の考え方 修正の有無 【 初案:- (概要版:-)】 「パブリックコメント・市民説明会の実施」に関する市政だよりの記 事が見つけにくかった。計画の当事者である高齢者や老人福祉法によ り補助を受けている当事者団体、宇治市連合喜老会と傘下の60の老人 クラブには、冊子を配布し、説明会の日時場所を照会し、意見を求め るべきではないか。 【 最終案:- 】 今後の「高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」に係るパブリッ クコメント・市民説明会の実施にあたっては、広報・周知の方法につ いても検討します。 無 【 初案:- (概要版:-】 現在も地域の各団体が高齢者を支援する活動を行っているが、個人情 報保護法によって活動の範囲、内容が制限されている。また、個人情 報の管理も大変である。個人情報の取り扱いについて整備が必要と考 える。 【 最終案:- 】 地域による支援の充実には、必要な情報を把握し、共有することが必 要となります。宇治市個人情報保護条例に基づいた適切な個人情報の 利用を行う中で、支援の充実に取り組みます。 無 【 初案:- (概要版:-)】 【 最終案:- 】 高齢化社会になることは分かっていたことだし、介護保険料もたくさ これまで介護保険制度は介護を社会全体で支える制度とし浸透してき ん支払っている。社会保障の充実を求める。 ました。今後も持続可能な介護保険制度のための地域包括ケアシステ ムの構築を基本的な考え方とし、適切な制度運営に努めていきます。 無 12
© Copyright 2024 ExpyDoc