2012年度(平成24年度)シラバス 施工技術 Construction and Management 3学年後期 選択2単位 担当教員:岩舘 則彦 連絡窓口:金子賢治(教務委員) 環境建設工学科棟:C322 Tel:0178-25-8066 E-mail:[email protected] オフィスアワー:在室時いつでも可 【授業の到達目標・テーマ】 土工事、ダム、基礎工、コンクリート構造物、工事管理に関す基本事項を理解する。 【授業の概要】 土木工学では実際の現場での施工技術や方法の知識や活用能力が重要である。施工の基礎から応用まで、実際の例をあげながら実務に役立つように講義する。本科目 は応用的な科目であることより選択となっている。 【教育目標・時間】 本科目の土木建築工学科学習・教育目標に対応する授業時間数は次のとおりである。 A:1.5時間,D:6時間,E:9時間,F:6時間 合計22.5時間 詳細目標 A-2△,D-2○,D-3○,E-2◎,F-1○,F-2○ 【授業計画】 1回目 Ⅰ.建設工事業概論 1.建設業界とは 2.建設工事フロー 3.建設業 4.入札・契約方式 5.公共工事入札参加の格付け 6.JV制度 7.経審に係る建設関係の資格 2回目 Ⅱ.建設工事の流れとその管理 1.建設現場進行フロー 3回目 2.建設工事の施工計画と管理項目(工程) 4回目 3.建設工事の管理項目(品質・原価) 4.安全管理 5回目 Ⅲ.土工事 1.土工事 2.岩石工 6回目 Ⅳ.ダム 1.ダムとは 2.ダムの計画 3.ダムの形式と選定 4.フィルダム 7回目 5.コンクリートダム 8回目 Ⅴ.トンネル工事 1.トンネルの種類と概要 2.トンネルの施工法 9回目 Ⅵ.コンクリート構造物 1.一般的な施工手順 2.型枠 3.鉄筋 4.コンクリート 10回目 5.コンクリート標準示方書(施工編) 11回目 Ⅶ.基礎工 1.基礎の種類と概要 2.既成杭の種類と施工方法 3.場所打ち杭の種類と施工方法 4.ケーソン工法 12回目 Ⅷ.橋梁工事 1.コンクリート橋梁の種類と概要 2.PC橋梁 3.橋梁架設方法 13回目 Ⅸ.都市土木 1.都市の土木工事に用いられる施工技術 2.土留め工の種類と概要 14回目 Ⅹ.新しい技術 1.技術開発・工事管理手法について 2.ロボット化 3.情報化施工 15回目 これまでの復習と定期試験による達成度確認 なお,土木総合デザインⅡと隔週での実施となっている.したがって,詳細な講義 日程については,後期開始時に連絡する. 【準備学習の内容】 授業の前に教科書を一通り読んでくること. 本科目は施工管理の資格に関する内容であるので,講義終了後には施工管理資格試験の問題を解いてみることを推奨する. 【テキスト】 【参考書・参考資料】 プリントを配布する。また、実際の施工技術(現場)に関するビデオなどを教材と して使用する。 【成績評価の基準・方法】 【その他】 「土工事、ダム、基礎工、コンクリート構造物、工事管理に関す基本事項の理解」 授業で取り上げる施工技術は、最新の具体例を紹介することから一部変更する可能 を合計100%として達成度評価(定期試験)を行い、60%以上を合格とする。 性がある。また,適宜現場見学を行う場合もある. 授業コード:9052003001 【地球温暖化対策・環境・エネルギー関連科目】
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