報告書2 - 姫路市

児童支援プロジェクト【こども部会】報告
<検討テーマ>
 「教育・子育て・福祉のネットワークについて」
 障害児支援の全体像
 教育計画と支援計画との関係
児童支援プロジェクト構成員
所属機関
1 姫路市総合教育センター育成支援課
2 姫路市立書写養護学校
3 兵庫県立姫路特別支援学校
4 姫路こども家庭センター
5 書写ひまわりホーム児童デイサービス
6 姫路市総合福祉通園センター 児童部
7 姫路地区手をつなぐ育成会学齢部
8 書写養護学校 PTA
9 姫路市こども育成部 保育課
10 児童家庭支援センター「すみれ」
11 姫路市こども育成部こども政策課
8月6日
11 月 25 日
2 月 26 日
第1回 「障害児支援の全体像」
第2回 「障害児支援の全体像の把握と整理」
第3回 「障害児支援一覧の作成」
現状の把握について
<こどもの支援の課題分析>
「障害のある子どもの子育て支援の位置づけや内容が不明瞭で、わかりにくい。」
 通常の子育て支援や教育に「障害のある子ども」の支援(配慮)が位置づけされていな
い
 福祉・療育・教育・子育ての連携したマネジメントがしにくい
 学校や保育所、地域などに障害に関する研修機会がない
 障害を受けた(気がついた)時のファーストコンタクトが取りにくい。
 地域に情報を集約したり、協議する機関がない
 療育や介護以外の子供が通常行う社会生活を支援するサービスがない
 子ども本人の支援に留まらず、家族を含む支援が必要である。
<今年度の重点課題>

福祉・療育・教育・子育ての連携した支援
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

障害児支援の全体像の把握と整理(支援一覧の作成)
サービス等利用計画と教育計画、保育計画等との整合性
障害児支援の全体像の把握と整理
<今回の主な意見>
 支援連携図はあるが、そこでどんな支援が受けられるのかという事がわからない。
 フローチャート的な感じが良いのではないか。入口は絵面的に簡単な方が良い。
 項目別の方が使いやすい。病院から紹介を受けて来る人もいれば、自分で考えて来る
方もいるので、それぞれの立場の人が一同に同じ冊子を見るのは難しい。今回は、専門
職が連携などの把握をする冊子があれば良いのではないか。姫路市内で纏まった物が
欲しい。
 ニーズ別・ネットワーク図・事業所一覧など 3 つくらい必要ではないかと思う。
 困り感が出た時に見れるものがあれば良いと思う。幼・小・中のカリキュラムを活かして、
福祉や療育につながれば良いのではないかと思う。保護者や認識の薄い教師が見ても
分かるものが欲しい。大枠があって、それぞれの項目の細かい部分が見たい時は別ペ
ージという物が欲しい。
 今回の資料は学童や子育て支援、教育のコーディネーターなど、直接子どもや保護者と
関わる支援者に向けたものにする。
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障害児支援支援一覧の作成
<今回の主な意見>
 教育・子育て・福祉をまとめていくということで協議していただいた。本日の協議を今年
度のこども部会の成果にしたい。
 本ガイダンスは支援者側に重きを置いている。2 次的に保護者にも活用してもらいたい。
医療機関、福祉事業所、行政などが連携していくためのものである。
 まだ(資料の内容が)難しい。療育といわれても最初は分からない。支援者側の目線で
あれば問題ないが、保護者目線だと言葉が難しい。
 この表だと福祉用語を知らない保育士などが見た時分からないと思う。
 3 つのガイダンスで内容をフォローしていく形になる。色々な目線で見たときに、何らかの
きっかけになるようなものにしたい。
 機関別になっているのに、コーディネートの部分だけ出ているので、他に入れるのはどう
か。
 今回の資料は子育て支援になると、重なりと幅が難しい課題。網羅しようとすると関わり
が多い所から優先していくことになる。
 療育、福祉、子育ては分ける必要があるのか。定義が難しいのであれば、分けるメリット
があるのかどうか。
 ニーズ別にするとニーズが多様なだけに難しい。役割で事業の概要を頂くということで良
いか。そういう機関別で分けることにする。
 就学児の事例や病院で支援が必要と言われた事例など、障害の入り口や就学児の事
例が必要。入所なども必要だと思った。
 相談支援事業所を明確にしなければいけない。相談支援事業の関わり方など重要にな
ってくる。
 基本的には、関係機関から情報をまとめて掲載するので、各自協力をお願いしたい。各
機関がどういう事をしてくれるところかが分かればよいと思う。障害に関して支援として
何があるのかという文言を書いてほしい。
 流れを確認する。様式を決めて、各機関にメールまたは文書で依頼。3 月末までに回
収・集約して、4 月にこども部会の皆さんにお返しする。その後 6 月の全体会で出し、完
成品を配布したい。
 提案としては、3 つの原案をもとに実現できそうな所で、ニーズが高いものを作成してい
きたい。
以上
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支援が必要な子どものサポートガイダンス
Ⅰ
支援機関別ガイダンス
支援が必要な子どもの支援機関別ガイダンス
年齢
コーディネート
保健師
相談支援専門員
特別支援教育コーディネータ
福祉行政機関
子育て支援室
障害福祉課
子ども家庭センター
保健機関
保健所
保健福祉サービスセンター
0歳
3歳
6歳
12歳
15歳
巡回訪問・検診
相談・サービス利用支援
相談・関係期間調整
相談・
相談・サービス利用支援
相談・措置・手帳交付
巡回訪問・検診
相談・
医療機関
産婦人科
地域医療機関
ルネス花北診療所
療育関係機関
児童発達支援センター
児童発達支援事業所
発達障害者支援センター
教育機関等
幼稚園
小・中学校
高等学校・専門学校
特別支援学校
総合教育センター
子育て支援機関
保育所
児童家庭支援センター
児童館
学童保育
福祉施設等
障害児入所施設
乳児院
児童養護施設
情緒障害児短期治療施設
児童自立支援施設
福祉サービス等
ホームヘルプ事業所
移動支援事業所
放課後デイサービス
タイムケア
地域の各種団体
育児サークル
ボランティアサークル
子ども会
13
18歳
Ⅱ
支援内容別ガイダンス
支援を必要とする子供を支援する事業体系
療育・福祉
子育て支援
児童相談支援
* 障害児支援利用援助
* 継続障害児支援利用援助
児童通所支援
* 児童発達支援
* 医療型児童発達支援
* 放課後等デイサービス
* 保育所等訪問支援
児童入所支援
* 福祉型障害児入所支援
* 医療型障害児入所支援
療育等支援
* 療育等支援事業
居宅支援
* 居宅介護
* 重度訪問支援
* 行動援護
* 短期入所
地域生活支援等
* 相談支援
* 移動支援
* 日中一時支援
* タイムケア
* 日常生活用具
* 補装具等
教育支援
その他の支援
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Ⅲ
事例別ガイダンス
参考例
1) 保健所の健診から支援につながった事例
2) 保育所から支援につながった事例
3) 教育相談から支援につながった事例
4) 療育機関から地域の学校につながった事例
5) 地域の子育ての相談から支援につながった事例
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