第1回 改定懇話会における主な意見と対応案 資 料 2 意 見 対 応 全 1 老人福祉計画の最終目的は、老人が安心して地 (対 応) 体 P39「地域ケア会議の充実」に記載 域でできるだけ安らかに暮らしていく。元気な間 構 多職種連携により個別困難事案への支援策の検討 は働き、働けなくなり自立出来なくなった時に地 成 P41「介護予防・生活支援サービスの充実」に記載 域でどう見守るかではないか。地域資源を集中し 地域の住民や関係者による検討会を設置 て、できるだけ様々な職種の人が納得しながら助 P46「高齢者の地域での見守り」に記載 けあっていく計画として欲しい。 市町が、NPO、社会福祉法人、社会福祉協議会、地縁組織、協同組 合、民間企業、ボランティア団体、介護サービス事業者、シルバー人 材センター等で協議体を設置 2 目次構成で「高齢者の住環境の整備」の次に「認 (考え方)項目順を見直し 知症支援体制の整備」が来ているが、ニーズ的に (対 応)第 1 章 Ⅳ「認知症支援体制の整備」、Ⅴ「高齢者の住環境の整 見て入れ替える方がよいのではないか。 備」の順に記載 3 人材育成を章立てるなど、県計画でもしっかり (考え方)章立てを見直し 位置づけて欲しい。 (対 応)第2章に「人材の確保及び資質の向上」を設定 地 4 人はいつまでも活躍して安心して生きている訳 (考え方) 域 第1部第1章において、地域包括ケアシステムは、高齢者が住み慣れ ではなく、次の社会にどう繋いでいくのか地域包 包 た地域で安心して自分らしい生活を送れるよう、 必要とする医療、介護、 括ケアシステムという仕組みで行っていく。安心 括 予防、住まい、生活支援が一体的に提供されるしくみであり、地域によ して死を迎えて次の社会に引き継ぐ仕組みを作る ケ り、人口構成、介護ニーズ、介護資源などが異なるため、市町が事業主 ア ことに資料では殆ど触れられていない。 体となって、在宅医療と介護の連携等に取り組むことを記載 シ 5 地域包括ケアシステムの考え方等がはっきりし システム構築に当たり、地域住民の参画のもと、どのように構築して ス いくかを決めることが求められるため、市町において、まず住民に地域 ておらず、県民への周知啓発・意見聴取が計画に テ 包括ケアシステムの理念や新しい介護サービスについて説明したうえ 打ち出されるべき。 ム で、地域でどのように地域包括ケアシステムを構築していくか検討を進 6 地域包括ケアシステム、新たなサービスの普及 めるものと考えている。 等には、広報が大事で、計画に広報を位置づけて (対 応) P41「介護予防・生活支援サービスの充実」に記載 欲しい。 ・地域の住民や関係者による検討会・・ ・住民意識の向上、 ・・ 意 見 包 7 地域包括センターの機能強化とは、更に事業実 括 施せよということか。既にセンター職員は疲弊し C ており、これ以上の業務は難しい。 8 民間事業者には人生を締めくくる場面のパート ナーではあるが、センターの設置主体は行政で、 市町・市町社会福祉協議会が大きな役割を果たす べきである。 社 9 県と県社会福祉協議会、市町と市町社会福祉協 協 議会との関係性・連携策・協力体制も記載して欲 しい。 計 10 計画に訪問看護ステーションの設置目標数を示 画 して欲しい。 記 載 対 応 P105 「地域包括ケアシステムの構築の重要な要素である地域でのサービ スづくり」に記載 地域住民、・・・・・社協、行政等が参画し、検討・実施 (考え方) 今回の制度見直しで、医療と介護の連携や認知症施策など、地域包括 支援センターが関係する業務が加わる。 そこで、センター配置の考え方や職員数の充実、市町が地域包括セン ターを委託する場合は具体的な実施方針を示すなど、地域包括支援セン ターの機能強化について記載 (対 応) P36・38「地域包括支援センターの機能強化」に記載 ・地域包括支援センターの配置基準や職員数の充実を記載 ・市町が、地域包括センターを委託する場合は、市町と受託者の 役割分担を明確にした上で、地域包括支援センターの具体的な 実施方針を示し、その運営に対して適切な指導を行います。 (対 応) P41「介護予防・生活支援サービスの充実」に記載 市町の「地域福祉計画」や市町社会福祉協議会の「地域福祉推進計 画」に基づく取組みと連携し、・・ P48「高齢者の権利擁護の推進」に記載 高齢者・障害者の権利擁護を推進するため、兵庫県社会福祉協議会 の「兵庫県高齢者・障害者権利センター」に運営費補助・・ (考え方) 訪問看護サービスの充実には、訪問看護職員の増員や訪問看護事業所 の規模拡大が必要であると考えており、訪問看護事業所の看護職員の増 員等の施策の方向を記載する。 (対 応) P24「居宅サービス基盤の整備」 訪問看護事業所における看護職員の増員による規模拡大を支援 要 11 請 人 12 材 13 14 15 16 意 見 第5期の評価・検証についても考えて欲しい。 対 応 (対 応)計画の各項目に、5 期の実績も踏まえて、「現状と課題」の項 目を設け記載する 専門職に限らず地域の方々の意識向上も含めて (考え方)地域包括ケアシステムを構築するには、地域住民との共通理解 検討されたい。 の上に、住民の見守りなどの生活支援サービスへの参画が必要 (対 応) P41「介護予防・生活支援サービスの充実」に記載 住民意識の向上、ボランティアやサポーターの養成・・・ 「介護人材」とは介護専門職か、NPO・ボラ (考え方) ンティアも含むか。いずれも、必要数がすぐに育 P74「人材の確保及び資質の向上」に記載する介護人材は、 介護福祉士など介護に携わる職員を想定している。 たない。 福祉人材の表現は、「介護・福祉人材」「介護人 (対 応) P74「人材の確保及び資質の向上」において 材」のように明確化して欲しい。 「介護人材」を①「介護職員」②「看護職員」③ケアマネジャーを含 む「介護その他職員」の3つに分類して記載 (対 応) 介護者のポスト・地位が高く評価されていない 印象があり、社会への奉仕者としての格付けが必 P77「福祉人材のキャリアアップ支援」に記載 介護キャリア段位制度の普及を図るなど、職員の能力を適正に評価し 要。 資質向上や処遇改善につながる仕組みづくりを進める。 P78「福祉・介護サービスの周知・理解」 ○介護業務のイメージアップの推進、○福祉・介護啓発事業 単発の研修でなく、学会・研修会を常設しタイ (対 応) ムリーに相談できる機能が不可欠で、県広域事業 P76「多様な人材の参入促進」に記載 福祉人材センターが、・・・・、求職者と求人施設・事業所とのマッ として予算確保いただきたい。 チング支援 P77「福祉人材のキャリアアップ支援」に記載 施設・事業所の職場研修を支援し、職員のキャリアアップを図る・・ 意 見 対 応 住 17 サービス付高齢者向け住宅の整備促進につい (対 応) ま て、サービスにはばらつきがあるとか、監視の目 P71「サービス付き高齢者向け住宅」に記載 い 介護サービスの適正利用について、市町と連携しつつ事業者を指導 が届かないなど問題点も多く、適正な運営の確保 P29「特定施設の整備及び特定施設入居者生活介護の指定促進」に記載 が出来る方策を検討されたい。 特定施設入居者生活介護の指定を促進 →介護担当部局が単独で監査指導に入れるよう指定を進める 18 元気な高齢者が元気なうちに住み替えできるよ (対 応) う介護保険給付を行わない高齢者向けの住宅を作 P72「住宅改修への支援」に記載 バリアフリー化に関する補助制度 る事業者に補助金を出して欲しい。 P73「高齢者世帯等の住み替え支援」に記載 居住支援協議会における高齢者等が安心して入居できる住宅の情報提供 ※ サービス付き高齢者向け住宅の建設等に対する国庫補助制度の活用 要 19 新総合事業を行う上で、NPO・ボランティア (対 応) 望 の力が必要となり、継続的支援をお願いしたい。 P42「介護予防・生活支援サービスの充実」に記載 生活支援コーディネーター等を対象に、県で生活支援コーディネーター 近隣市町でバランスが取れるよう県の立場から見 の養成研修を実施 てほしい。医療介護連携でのバックアップもお願 P51「医療と介護の連携強化」 いしたい。 郡市区医師会による市町への協力について、県医師会と協議調整を行い ます ※ 生活支援サービスの好事例を作成し、市町に情報提供(11 月) そ 20 給付費等チェックする機関を作っていく必要が (考え方)市町が、介護保険の地域支援事業で、介護給付が適正に行われ の るよう介護給付適正化事業(ケアプラン点検等)を実施するものである。 ある。 他 (対 応) P83「(2) ケアプランの点検」に記載 21 社会サービス利用の前提として、老後のために (考え方) ※ 今般の制度改正で、補足給付の要件に資産要件が導入 蓄えた資産や年金を先に消費するよう行政の介入 が必要。
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