News Release 特区プロジェクト No.22 福岡特区プロジェクト T079 市政記者クラブ所属各位 平成26年12月25日 「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ」最優秀賞 の製品が日本航空様にてトライアル利用されます 本市も企画運営に参加しています「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ」で 最優秀賞を獲得したユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の製品,耳につけない 会話支援機器「COMUOON」が,同賞のスポンサーの一員である日本航空株式会社様 にてトライアル利用されることとなりました。 詳細については,別紙のとおりです。 福岡市はこれからも,スタートアップ支援を通じて,新しい価値の創造を支援して まいります。 ◇本プレスリリースに関するお問い合わせ◇ 〒810-8620 福岡市中央区天神1丁目8-1 福岡市役所14階 福岡市経済観光文化局 創業・大学連携課 電話:092-711-4455,092-711-4637(内線4455,2528) FAX:092-711-4354 担当:藤本、山本 2015年1月の「チャレンジJAL」 耳につけない会話支援機器 「COMUOON(コミューン)」を用いた カウンター接客のトライアルを実施 -顧客サービスの分野では初めてとなる接客業務での試み2014年 12 月 18日 第 14190号 JALは、グループ一丸となって新たな価値の創造に挑戦する「チャレンジJAL」宣言を行い、毎月新た な商品・サービスを導入することに加え、アスリートやアントレプレナー(起業家)など、各方面で日々チャ レンジを続けている方々へのサポートを行っています。 今般、未来や海外に向かってチャレンジし続けるアントレプレナーへのサポートの一環としてJALが協 賛をしたビジネスコンテスト、「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ」(*1)にて最優秀賞の栄冠に輝 いた、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 中石 真一路(なかい し しんいちろう)氏、以下、「USD社」)の製品に着目し、医療分野以外の一般顧客サービスにおいて初 めて、同社の製品を活用した接客トライアルを、2015年1月から1カ月間、有楽町JALプラザ内の接客カ ウンターにて行います。 (*1) 参考URL:http://fukuoka-global.ventures/ 今回使用するUSD社の製品「COMUOON(コミューン)」は、聴力の低下などにより、「聴こえ」に不便を感 じる方々に対するコミュニケーションサポートシステムであり、聴き手が聞き取りやすい音や声を作り出 すことで、中等度の難聴であっても、補聴器を使用することなく快適なコミュニケーションが行える、高性 能のマイクスピーカーユニットです。 高齢者化社会においても、すべてのお客さまにおもてなしと快適な空の旅を提供するべく、JALは今後 もこのような革新的な発想に基づく製品によるトライアルを推進し、積極的に挑戦してまいります。 JALプラザ内で設置された「COMUOON」と ピンマイクを付けたスタッフ 「話し手側でできる聴こえの支援」として 考案された「COMUOON」 製品概要 これまで、音や声が聞こえにくくなった場合は、難聴者本人が補聴器や助聴機などを装用することで聴 こえを改善する方法が一般的でした。「COMUOON」は、難聴者側でなく話し手側で難聴者が聞き取りや すい音や声を作り出すことでコミュニケーションを改善する商品です。 難聴の方が聞き取りづらい子音(しいん)部分の周波数帯域(1000Hz~8000Hz)の音圧を電子的にイコラ イジング(調整)するのではなく、独自の卵型の形状と独自開発したスピーカーユニットにより音の明瞭度 を高めながら指向性をもたせ、壁面による音の反射を抑制させることで70dB程度の中等度難聴者であ れば補聴器を装用せずに聴こえを改善することが可能となります。(*2) (*2)個人差があります。 2014年5月14日~17日に開催された「第115回日本耳鼻咽喉学会総会・学術講演会」において、九州大 学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科分野チームにより「COMUOON」の設置が外来診療時の難聴の患者 とのコミュニケーションにおいて有用であると報告されています。 また、公益財団法人日本産業デザイン振興会が主催しているグッドデザイン賞において、2014年度グッ ドデザイン賞BEST100およびグッドデザインものづくりデザイン賞を受賞しました。 人間の会話に含まれる子音の音声帯域に当 たる1kHz以上の音を、スピーカーユニットとス ピーカーの形状で強調することでクリアな音声 を実現します。 以上
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