平成27年度税制改正解説 法人税~法人実効税率の引下げ① 速 報

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平成27
平成27年度 税制改正解説
法人税~法人実効税率の引下げ①
1.改正の概要
• 平成27年4月1日以後に開始する事業年度について、法人税の税率を23.9%(現行25.5%)に引き下げます。
• 中小法人の軽減税率の特例(19%→15%)等の適用期限を2年延長(平成29年3月31日までに開始する事業年度)します。
【法人税の税率】
改正前
(平成27
27年度
(平成
27年度)
年度)
改正案
(平成27
27年度
(平成
27年度)
年度)
年800万円以下の金額
19%
15%
15%
年800万円超の金額
25.5%
23.9%
23.9%
25.5%
23.9%
23.9%
中小法人(※1)、一般社団法人等
及び人格のない社団等
中小法人以外の普通法人
一般社団法人等以外の公益法人等、
協同組合等及び特定の医療法人
(一定の法人を除く)
年800万円以下の金額
15%
15%
19%
年800万円超の金額
19%
【法人実効税率(※2)】(標準税率ベース)
中小法人(※1、3)
改正前
(平成27
27年度
(平成
27年度)
年度)
改正案
(平成27
27年度
(平成
27年度)
年度)
年400万円以下の金額
25.90%
21.42%
21.42%
年400万円超 年800万円以下の金額
27.58%
23.20%
23.20%
年800万円超の金額
36.05%
34.33%
34.33%
34.62%
32.11%(
32.11%(※5
%(※5)
※5)
中小法人以外の普通法人(※4)
(※1) 中小法人とは、期末資本金の額が1億円以下の法人(資本金の額が5億円以上の法人の完全子法人等を除く)をいいます。
(※2) 法人実効税率は、住民税の均等割、事業税の資本割及び付加価値割を含めずに計算しています。
(※3) 住民税、事業税の標準税率を適用し、事業税の軽減税率適用法人として計算しています。
(※4) 住民税、事業税の標準税率を適用し、事業税の軽減税率不適用法人として計算しています。
(※5) 法人事業税及び地方法人特別税は、改正案の税率により、計算しています。
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無断複写・転載を禁じます。
内容につきましては、「平成27年度税制改正大綱」(平成26年12月30日与党公表)に基づき、情報の提供を目的として、一般的な概要をまとめたものです。そのため、今後国会に提出
される予定の法案等を確認する必要があり、当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください。対策の立案・実行は専門
家にもご相談のうえ、ご自身の責任において取り組んでいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
1
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平成27
平成27年度 税制改正解説
法人税~法人実効税率の引下げ②
【法人税等の税率の推移】
【中小法人等の軽減税率の推移】
※中小法人以外の普通法人に対する税率、中小法人、一般社団法人等及び人格のない
社団等のうち年間所得800万円超の金額に対する税率
税率
※中小法人、一般社団法人等及び人格のない社団等のうち年間所得800万円以下
の金額に対する税率
税率
19%
30%
18%
1.95%
引下げ
1.5%
引下げ
<改正案>
28.05%
復興特別法人税
1.6%
引下げ
2.55%
引下げ
1.5%
引下げ
16.5%
<改正案>
2年間延長
(注)
復興特別法人税
(注)平成27年4月1日以後
開始事業年度
25.5%
15%
(注)平成29年3月31日まで
に開始する事業年度まで
23.9%
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
(※)平成29年4月1日以後は本則税率19%になります。
2.実務上の留意点
• 法人実効税率の引下げに伴い、既に計上されている繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の一部取崩しが必要になる。
3.今後の注目点
• 平成28年税制改正以後の段階的な法人実効税率の20%台まで引下げと代替財源の確保(生産性向上設備投資促進税制の検討、
大法人向けの外形標準課税の更なる拡大、 減価償却方法の見直し 等)。
• 中小法人、公益法人等、協同組合等の軽減税率の特例(19%等)の見直し。
• 財産評価基本通達における非上場会社株式の評価の際の、純資産価額方式の計算上控除される含み益相当額に係る
法人税額等相当額の税率(現行40%)の引下げ。
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内容につきましては、「平成27年度税制改正大綱」(平成26年12月30日与党公表)に基づき、情報の提供を目的として、一般的な概要をまとめたものです。そのため、今後国会に提出
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平成27年度 税制改正解説
法人税~欠損金の控除限度額の見直し、繰越控除期間の延長
1.改正の概要
• 繰越欠損金の控除限度額が平成23年12月の税制改正における引下げから、さらに引き下げられます(改正前80%→65%→50%)。
(中小法人等(一定の法人を除く)は、従来どおり100%控除できる。)
• 設立日から7年経過する日までの事業年度等については、控除限度額が緩和されます。(新設)
• 欠損金の繰越期間が延長(9年→10年)(※3)され、それに伴い適用を受けるための帳簿書類の保存期間(9年→10年)(※3)も延長されます。
改正案
内容
改正前
① ②以外の事業年度
所得金額×80%
② 設立日(※2)から同日以後7年を
経過する日までの事業年度等
所得金額×80%
平成27年4月1日から
平成29年3月31日
までの開始事業年度
平成29年4月1日以後開始
事業年度
所得金額×65%
所得金額×50%
控除限度額
(※1)
欠損金の繰越期間(※3)
9年
所得金額
9年
10年
(※1)中小法人等(資本金の額が5億円以上の法人の完全子法人等を除く)は、従来どおり100%控除できる。
(※2)合併法人の場合には、合併法人又は被合併法人のうちその設立が早いもののその設立等の日
(※3)平成29年4月1日以後に開始する事業年度において生じた欠損金について適用される。
2.実務上の留意点
• 繰越欠損金の控除限度額がさらに引下げられることにより繰越欠損金を有する法人の事業計画(利益計画)に影響があることから、将来
計画に基づく企業価値算定(DCF法等)に影響を及ぼすことになる。
• 中小法人等については、現行の控除限度額(所得金額)が存置されるため、影響はない。
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平成27年度 税制改正解説
法人税~受取配当等の益金不算入の見直し①
1.改正の概要
・受取配当等の益金不算入については、株式等の区分が変更され(3区分→4区分)、それに伴って、益金不算入割合、負債利子控除
の計算の対象範囲が見直されます。
・公社債投資信託以外の証券投資信託の収益の分配の額について、益金不算入割合が見直されます。
・関連法人株式等に係る負債利子控除額の簡便法の基準年度が、平成27年4月1日から平成29年3月31日までの間に開始する事業
年度となります。
名称
完全子法人株式等
(保有割合100%)
株式等
改正前
不算入割合 負債利子控除
100%
関係法人株式等(注1)
(保有割合25%以上100%未満)
100%
×
改正案
名称
不算入割合 負債利子控除
完全子法人株式等
100%
×
(保有割合100%)
関連法人株式等
関連
100%
〇
(保有割合3
3分の1
分の1超100%未満
100%未満)
%未満
影響
影響なし
影響なし
〇
増税(注3)
増税
その他の株式等
(保有割合5
5%超3
%超3分の1
分の1以下)
以下
50%
×
減税
上記以外の株式等(注2)
(保有割合25%未満)
50%
〇
非支配目的株式等
(保有割合5
5%以下)
%以下
20%
20%
×
増税(注3)
増税
(注1)所有期間6月以上であるものに限ります。
(注2)投資信託についても改正が行われます。
・通常の投資信託
改正前:収益の分配金の2分の1×50%が益金不算入→改正案:益金不算入計算の対象外(全額益金算入)
・外貨建資産割合又は非株式割合50%超75%以下の投資信託
改正前:収益の分配金の4分の1×50%が益金不算入→改正案:益金不算入計算の対象外(全額益金算入)
・外貨建資産割合又は非株式割合75%超の投資信託
改正なし(全額益金算入)
・特定株式投資信託
改正前:収益の分配金の50%が益金不算入→改正案:非支配目的株式等として20%益金不算入
(注3)負債利子の金額が大きい場合には、減税となることもあります。
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平成27年度 税制改正解説
法人税~受取配当等の益金不算入の見直し②
具体例:保有割合30%の国内株式について配当金1,000千円を受けた場合(負債利子100千円とする)
具体例:
改正前
改正案
→関係法人株式等に分類
不算入割合100%
負債利子を控除
→その他の株式等に分類
益金不算入額
益金不算入額
(1,000千円-100千円)×100% = 900千円
1,000千円×50% = 500千円
益金
1,000千円-900千円 = 100千円
益金
不算入割合50%
負債利子を控除しない
1,000千円-500千円 = 500千円
2.実務上の留意点
下記株式保有割合の場合には、改正の影響を受けることとなる。
保有割合
影響
25%以上3分の1以下
益金不算入割合100%→50%であり、負債利子を控除しなくなるが増税の可能性が高い
5%超25%未満
益金不算入割合50%継続するが負債利子を控除しない分、減税となる
5%以下
益金不算入割合50%→20%であり、負債利子を控除しなくなるが増税の可能性が高い
オーナー
オーナーの資産管理会社につき、保有割合が25%以上3分の1以下
のケースがよく見受けられる。
資産管理会社
25%以上3分の1以下
当該ケースにおける資産管理会社は本制度の改正の影響を受ける
ため、今後の保有割合につき検討する必要がある。
事業会社
3.今後の注目点
・適用開始時期
・関連法人株式等の所有期間や負債利子簡便法の計算の詳細
・別表八(一)の様式
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平成27年度 税制改正解説
法人税~研究開発税制の見直し①
1.改正の概要
・総額型(※1)及び中小企業技術基盤強化税制につき税額控除限度額が引下げられます(増税)。
(※1) 試験研究費の総額の一定割合を法人税額から控除できる制度
・特別試験研究費税額控除制度に係る税額控除率が引上げられるとともに、税額控除限度額を別枠で設定します。
・特別試験研究費の範囲について、一定の見直しがされます。
・繰越控除制度が廃止されます(増税)。
内容
改正前
税額控除限度額(総額型)
特別試験研究費税額控除限度額
(オープンイノベーション型)
特別試験研究費税額控除率
(オープンイノベーション型)
特別試験研究費の範囲
改正案
法人税額の25%(※2)(※3)
法人税額の30%(※2)
(特別試験研究費税額控除も総額型
の枠内で計算)
総額型及び中小企業技術基盤強化税制とは
別枠で法人税額の5%
(総額型とあわせると控除限度30%の確保)
12%
・特別試験研究機関等又は大学等との共同
研究及びこれらに対する委託研究 30%
・上記以外 20%
国の試験研究機関又は大学との間で
実施される共同研究に係る試験研究
費等
・試験研究独立行政法人の範囲から国立研
究開発法人以外の法人を除外
・委託研究の対象に公益法人等、地方公共
団体の機関、地方独立行政法人等を追加
・特定中小企業者に支払う知的財産権の使
用料を追加
(※2) 増加型又は高水準型については、総額型と別枠で10%の税額控除限度額が設けられている(平成28年度末まで)。
(※3) 特別試験研究費税額控除限度額が総額型と別枠で設定されることから、総額型の対象となる試験研究費の額には、特別試験研究費の額
に係る税額控除制度の対象とした特別試験研究費の額を含まないこととする。
〇平成27年4月1日以後に開始する事業年度に適用される。
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平成27年度 税制改正解説
法人税~研究開発税制の見直し②
2.実務上の留意点
・特別試験研究費税額控除について税額控除率の引き上げ、税額控除限度額の別枠設定及び特別試験研究費の対象費
用拡大より、オープンイノベーションを促進している企業については研究開発税制の優遇を受けやすくなった。
・総額型及び中小企業技術基盤強化税制に係る税額控除限度額が法人税額の30%から25%となったが、オープンイノベー
ションを促進している企業については、30%の税額控除限度額を確保(総額型及び中小企業技術基盤強化税制25%+オー
プンイノベーション型5 % )することができる。
・繰越控除制度が廃止されるため、法人税額の負担に比して研究開発費が大きい企業は、研究開発税制の優遇を受けにく
くなった。
3.今後の注目点
・平成28年度末に期限が到来する増加型及び高水準型の今後の見直し。
【参考】
オープンイノベーションとは、自社の技術だけでなく、他社や研究機関、大学等の外部の技術及び知識を活用した研究開発
をいう。
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平成27年度 税制改正解説
法人税~研究開発税制の見直し③
改正前
選択適用
【増加型】
税額控除額
=増加試験研究費の額× 増加割合(5~30%)
【高水準型】
税額控除額
=試験研究費の額のうち平均売上の10%超
の部分×控除率(※1)
(※1) (試験研究費割合-10%)×0.2
<控除限度額>
法人税額 × 10%
+
+
【総額型】
税額控除額=試験研究費の総額 × 8%~10%(中小企業者の場合には12%、特別試験研究費については12%)
控除限度額を超過した場合には、超過部分について翌年度まで繰越可能(繰越控除制度)
<控除限度額>
法人税額×20%
(H27.3.31までの間に
開始する事業年度ま
で30%)
改正案
改正なし
【増加型】
税額控除額
=増加試験研究費の額× 増加割合(5~30%)
選択適用
改正なし
【高水準型】
税額控除額
=試験研究費の額のうち平均売上の10%超
の部分×控除率(※1)
(※1) (試験研究費割合-10%)×0.2
+
+
【オープンイノベーション型】
税額控除額=特別試験研究費 × 20%又は30%(※2)
(※2) 大学・特別試験研究機関等との共同・委託研究 : 30%
企業間等(中小企業からの知財権使用料等の追加): 20%
【総額型】
税額控除額=試験研究費の総額 × 8%~10%(中小企業者の場合には12%)
繰越控除制度を廃止
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<控除限度額>
法人税額×5%
・総額型とオープンイノ
ベーション型の控除限
度額を別枠化
・控除限度はあわせて
30%
+
+
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<控除限度額>
法人税額 × 10%
<控除限度額>
法人税額×25%
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平成27年度 税制改正解説
法人税~所得拡大促進税制の要件緩和
1.改正の概要
• 所得拡大促進税制とは、青色申告書を提出する法人が、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの間に開始する各事業年度において、
雇用者に対して支給する給与等を一定額増加した場合等には、その増加額の10% (法人税額の10%(中小企業者等は20%)が限度)を
法人税額から控除することが認められる制度です。本制度の適用要件のうち一部が以下のとおり緩和されます。
改正前
雇用者給与等支給額(※1)
≧基準雇用者給与等支給額(※2)×
適用年度に応じた割合
適用要件
適用年度に応じた割合
① 平成27年4月1日前に開始する適用年度…102%
② 平成27年4月1日から平成28年3月31日までの間に開始する
適用年度…103%
③ 平成28年4月1日から平成30年3月31日までの間に開始する
適用年度…105%
改正案
適用年度に応じた割合
①、②については改正なし
③(イ) 中小企業者等
平成28年4月1日から平成30年3月31日までの間に開始する
適用年度・・・103%
(ロ)それ以外の法人
・平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間に開始す
る適用年度・・・104%
・平成29年4月1日から平成30年3月31日までの間に開始す
る適用年度・・・105%
継続雇用者(※3)の平均給与等支給額(※4)
>継続雇用者の比較平均給与等支給額(※5)
雇用者給与等支給額≧比較雇用者給与等支給額(※6)
(※1)
(※2)
(※3)
(※4)
(※5)
(※6)
改正なし
改正なし
国内雇用者(法人の使用人(一定の者を除く)のうち国内の事業所に勤務する雇用者)に対する給与等の支給額をいう。
平成25年4月1日以後開始事業年度のうち、最も古い事業年度開始日の前日を含む事業年度の雇用者給与等支給額をいう。
適用年度及びその前期において給与等の支給を受けた国内雇用者(一定の者を除く)をいう。
雇用者給与等支給額(一定の給与等を除く)を、適用事業年度における給与等月別支給対象者(一定の者を除く)の数の合計数で除した金額をいう。
適用年度の前期の雇用者給与等支給額(一定の給与等を除く)を適用年度の前期の給与等月別支給対象者(一定の者を除く)の数の合計数で除した金額をいう。
適用年度の前期の雇用者給与等支給額をいう。
2.実務上の留意点
• 法人にとってより本制度の適用要件を満たしやすくなり、賃上げへの動きを加速する改正となる。
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平成27年度 税制改正解説
外形標準課税の拡大①
1.改正の概要
・ 外形標準課税の拡大として付加価値割及び資本割の税率が引上げられる一方、所得割の税率は引下げられます。
・ 所得割の税率引下げに伴い、資本金1億円超の普通法人の地方法人特別税率が67.4%から152.6%へ引上げられます。
・ 付加価値割の税率引き上げに伴い、給与等支給額を一定額増加したときは一定の金額を付加価値割の課税標準から控除す
る制度が導入されます(付加価値割における所得拡大促進税制) 。
・ 資本割の課税標準が、資本金等と「資本金+資本準備金」のいずれか大きい金額とされます(資本割の課税標準の見直し)。
・ 外形標準課税の拡大に伴う負担増の軽減措置として、一定の金額を法人事業税額から控除する制度が導入されます(事業税
が増加した場合の負担変動の軽減措置)。
【外形標準課税の対象法人(資本金1億円超の法人)】 (※) 外形標準課税の対象外となる資本金1億円以下の法人については改正なし。
改正前
平成27年度
平成28年度
<創設された特例措置>
付加価値
割
付加価値割
税率0.72%
税率
0.48%
所得割
税率7.2%
所得割
税率6.0%
資本割
税率
0.2%
所得基準3
外形基準1
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付加価値割
税率0.96%
所得基準2.5
資本割の課税標準の
見直し
所得割
税率4.8%
資本割
税率
0.3%
外形基準1.5
資本割
税率
0.4%
所得基準2
付加価値割における
所得拡大促進税制
事業税が増加した場合
の負担変動の軽減措置
外形基準2
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平成27年度 税制改正解説
外形標準課税の拡大②
【法人事業税率の改正】
改正案
改正前
平成27年4月1日
以後開始事業年度
付加価値割
資本割
年400万円以下の所得
所
得 年400万円超800万円以下の所得
割
年800万円超の所得
地方法人特別税
平成28年4月1日
以後開始事業年度
0.48%
0.72%
0.96%
0.2%
0.3%
0.4%
3.8%
(2.2%)
5.5%
(3.2%)
7.2%
(4.3%)
3.1%
(1.6%)
4.6%
(2.3%)
6.0%
(3.1%)
2.5%
(0.9%)
3.7%
(1.4%)
4.8%
(1.9%)
67.4%
93.5%
152.6%
(※1) 所得割の括弧書きの税率は、地方法人特別税等に関する暫定措置法適用後の税率。
(※2) 3以上の都道府県に事務所又は事業所を設けて事業を行う法人の所得割に係る税率については、軽減税率の適用はない。
〇平成27年4月1日以後に開始する事業年度から適用される。
【資本割の課税標準の見直し】
資本割の課税標準
改正前
改正案
資本金等の額
資本金等の額
又は
「資本金+資本準備金」
のいずれか大きい額
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(※) 法人住民税の均等割の税率区分の基準である資本金等の額に
ついても同様の措置が講じられる。
内容につきましては、「平成27年度税制改正大綱」(平成26年12月30日与党公表)に基づき、情報の提供を目的として、一般的な概要をまとめたものです。そのため、今後国会に提出
される予定の法案等を確認する必要があり、当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください。対策の立案・実行は専門
家にもご相談のうえ、ご自身の責任において取り組んでいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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速 報
平成27年度 税制改正解説
外形標準課税の拡大③
【付加価値割における所得拡大促進税制の導入】
適用要件
控除額
① 雇用者給与等支給増加額≧基準雇用者給与等支給額×3%~5%(※1)
雇用者給与等支給増加額=雇用者給与等支給額(※2)-基準雇用者給与等支給額(※3)
② 雇用者給与等支給額≧前事業年度の雇用者給与等支給額
③ 平均給与等支給額(※4)>前事業年度の平均給与等支給額
雇用者給与等支給増加額
(※1) 以下の事業年度の区分に応じて3%~5%となる。
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの間に開始する事業年度:3%
・平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間に開始する事業年度:4%
・平成29年4月1日から平成30年3月31日までの間に開始する事業年度:5%
(※2) 損金の額に算入される国内雇用者に対する給与等の支給額
(※3) 基準事業年度(平成25年4月1日以後に開始する各事業年度のうち最も古い事業年度の直前事業年度)の雇用者給与等支給額
(※4) 雇用者1人当たりの月平均給与額
【基準事業年度】
【適用年度(H28.3期)】
A:給与等支給額が102の場合
B:給与等支給額が103の場合
増加額:3
(対基準事業年度)
増加額:2
(対基準事業年度)
給与等支給額
100
給与等支給額
平均給与等支給額
100
:100
:11
給与等支給額
:102
平均給与等支給額 :12
所得
:1
100
A:給与等支給額が102
:給与等支給額が102の場合
102の場合
1.判定
2.控除額
① 2≦100×3%
0
②102≧100
3.課税標準
③ 12>11 ∴適用なし
①102+1=103
②103-0=103
B:給与等支給額が103
:給与等支給額が103の場合
103の場合
1.判定
2.控除額
① 3≧100×3%
3
②103≧100
3.課税標準
③ 12>11 ∴適用あり
①103+0=103
②103-3=100
給与等支給額
:103
平均給与等支給額 :12
所得
:±0
〇平成27年4月1日以後に開始する事業年度から適用される。
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内容につきましては、「平成27年度税制改正大綱」(平成26年12月30日与党公表)に基づき、情報の提供を目的として、一般的な概要をまとめたものです。そのため、今後国会に提出
される予定の法案等を確認する必要があり、当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください。対策の立案・実行は専門
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速 報
平成27年度 税制改正解説
外形標準課税の拡大④
【外形標準課税の拡大に伴う負担増の軽減措置の導入】
<事業税額から控除する金額>
平成27年度
平成28年度
付加価値額が30億円以下の法人
(改正後の税率に基づく事業税-平成27年3月31日現在 (改正後の税率に基づく事業税-平成28年3月31日現在
の税率に基づく事業税)×1/2
の税率に基づく事業税)×1/2
付加価値額が30億超40億円未満の法人
(改正後の税率に基づく事業税-平成27年3月31日現在 (改正後の税率に基づく事業税-平成28年3月31日現在
の税率に基づく事業税)×(付加価値額に応じて1/2~0) の税率に基づく事業税)×(付加価値額に応じて1/2~0)
平成28年度(※1)
平成27年度(※1)
税率改正前後の差額×1/2~
0(※2)を事業税額から控除
税率改正前後の差額×1/2~
0(※2)を事業税額から控除
付加価値割
+
資本割
付加価値割
+
資本割
付加価値割
+
資本割
付加価値割
+
資本割
(※3)
所得割
所得割
所得割
所得割
平成27
平成27年
27年3月31日現
31日現
在の税率に基づき算
在の税率
定した事業税額
改正後の税率に基づ
改正後の税率
き算定した事業税額
平成28
平成28年
28年3月31日現
31日現
在の税率に基づき算
在の税率
定した事業税額
改正後の税率に基づ
改正後の税率
き算定した事業税額
(※1) 平成27年度:平成27年4月1日以後開始事業年度 平成28年度:平成28年4月1日以後開始事業年度
(※2) 付加価値額が30億円以下の法人は1/2、30億円超40億円未満の法人は付加価値額に応じて1/2~0となる。
(※3) 平成27年度と平成28年度の課税標準は同額と仮定している。
〇平成27年4月1日以後に開始する事業年度から適用される。
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速 報
平成27年度 税制改正解説
外形標準課税の拡大⑤
2.実務上の留意点
・ 付加価値割における所得拡大促進税制については、①適用要件が法人税における雇用者給与等支給額が増加した場合の税
額控除制度(所得拡大促進税制)と同様のものとなっており、国外の事業所に勤務する雇用者に対する給与等や、法人の役員
及びその役員の特殊関係者(親族など)に対する給与等の額は対象とならず、②賃金抑制防止措置としての雇用安定控除と同
種の制度であることから、両制度の適用関係について調整措置がある。
・ 自己株式の取得や組織再編により、著しく資本金等が減少しても「資本金+資本準備金」相当額までは、資本割が課税される
(法人住民税についても同様に、「資本金+資本準備金」の基準に対応する均等割が課される)。
・ 税負担軽減措置については時限立法であり、①付加価値割における所得拡大促進税制の適用期間は3年間、②負担変動の軽
減措置の適用期間は2年間となっている。
3.今後の注目点
・ 資本割の課税標準の改正の実施時期は、大綱上明確になっていないため、今後確認が必要である。
・ 住民税均等割の資本金等の無償増減資に関する加減算の措置の内容(事業税の資本割の増減資と同様の措置となるか)。
・ 付加価値割における所得拡大促進税制と雇用安定控除との調整措置の方法。
・ 付加価値額が30億円超40億円未満の法人に対する外形標準課税の拡大に伴う負担増の軽減措置における付加価値額に応じ
た控除割合。
・ 平成27年度税制改正で見送られた中小法人への外形標準課税の適用拡大。
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速 報
平成27年度 税制改正解説
法人税~地方拠点強化税制①
1.改正の概要
地域再生法の地方拠点強化実施計画(仮称)について、地域再生法の改正法の施行の日から平成30年3月31日までに承認を受け、そ
の後一定期間内に一定規模の建物等の取得や地方拠点の雇用者が増加した場合等に下記の特例措置が創設されます。
【趣旨】
地方経済縮小を是正するため、地方にある本社機能等の強化(拡充型)や東京23区から三大都市圏以外への本社機能等の移転等(移
転型)を支援すること。
【特別償却・特別控除】
地方拠点強化実施計画について承認を受けた日
地域再生法の改正法の施行の日から
平成29年3月31日まで
取得資産
建物等
(※2)
平成29年4月1日から
平成30年3月31日まで
取得等をした日
承認の日から2年以内
特別償却
取得価額×15%(25%)
(※1)
特別控除
取得価額×4%(7%)
(※1)
取得価額×2%(4%)
(※1)
(※1)移転型である場合には、括弧書きに記載された割合
(※2)取得する建物等は、一の建物及びその附属設備並びに構築物の取得価額の合計額が2,000万円以上(中小企業者にあっては、1,000万円
以上)のものを要件とする。
(※3)税額控除における控除税額は法人税額の20%を限度とする。
【雇用促進税制の拡充】
(1)計画の承認の日以後2年以内の日を含む事業年度において、雇用者増加割合に応じ、地方拠点の増加雇用者数に一定額を乗じた
金額の税額控除の適用を受けることができます。(現行の雇用促進税制の適用要件のうち雇用者増加割合以外は満たす必要があ
る。)
(2)移転型の計画で(1)の適用を受ける場合、その適用を受ける事業年度から承認の日以後2年以内の日を含む事業年度まで、雇用
者数を維持することを要件として、地方拠点の増加雇用者数の合計数に一定額を乗じた税額控除の適用を受けることができます((1)と
重複適用可)。
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速 報
平成27年度 税制改正解説
法人税~地方拠点強化税制②
【承認を受けた年度に移転をした場合のイメージ図】
x1年度
x2年度
適用区分
一人当たり控除税額
雇用者増加割合が10%以上
50万円
雇用者増加割合が10%未満
20万円
雇用者数を維持すること
30万円
×
×
承認
移転
x3年度
(1)
50万円(20万円)
(2)30万円 (最大3年間)
(2)
(※1)控除税額の上限は法人税額の30%から現行の雇用促進税制による控除税額と地方拠点建物等を取得した場合の税額控
除による控除税額との合計額を控除した残額である。
(※2)拡充型の税額控除の計算の基礎となる地方拠点の増加雇用者数は、法人全体の増加雇用者数を限度とする。
2.実務上の留意点
【特別償却・特別控除】
・大法人も含めすべての青色申告法人が対象となる。
・中小企業者等については、法人税の特別償却又は税額控除が法人住民税及び法人事業税に適用される。
中小企業者等以外は、法人税のみに適用される。
【雇用促進税制の拡充】
・大法人も含めすべての青色申告法人が対象となる。
・中小企業者等については、法人税の税額控除が法人住民税及び法人事業税に適用される。
中小企業者等以外は、法人税のみに適用される。
・移転型の控除税額追加措置(上記(2))は、地方拠点の雇用者数又は法人全体の雇用者数が減少した事業年度以後の事業年度は、
適用しない。
3.今後の注目点
・地域再生法の改正内容(地方拠点強化実施計画の承認プロセス、施行時期等)
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速 報
平成27年度 税制改正解説
法人税~特定資産の買換特例の一部延長と縮減①
1.改正の概要
・長期所有(10年超)の買換特例(九号)について、適用期限が平成26年12月31日から2年3ヶ月間延長されます。
・適用対象となる買換資産の範囲が見直されます。
・地域再生法の大都市等(仮称)以外の地域から大都市等への買換え等について、課税の繰延割合が引き下げられます。
※上記改正は所得税も同様
内容
改正前
改正案
適用期限
平成26年12月31日まで
平成29年3月31日まで
適用対象資産(譲渡資産)
10年超継続して所有している
土地等、建物及び構築物
改正なし
適用対象資産(買換資産)
一定の土地等、建物、構築物、機械装置、
貨物鉄道事業用の機関車
及びコンテナ用の貨車
一定の土地等、建物、構築物
及び貨物鉄道事業用の機関車
圧縮限度額
(課税の繰延割合)
一律80%
①大都市等以外の地域から大都市等・・・75%
②大都市等以外の地域から特定地域・・・70%
③上記以外・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80%
※次ページご参照
〇平成29年3月31日まで延長。
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速 報
平成27年度 税制改正解説
法人税~特定資産の買換特例の一部延長と縮減②
【参考資料】圧縮限度額の改正内容について
国土交通省出典の資料において下記の解説がされている。
①について
地方(東京23区及び首都圏近郊整備地帯等を除いた地域)から首都圏近郊整備地帯等(東京23区を除く首都圏既成市街
地、首都圏近郊整備地帯、近畿圏既成都市区域、名古屋市の一部)へ・・・・・・・・・・75%
②について
地方(東京23区及び首都圏近郊整備地帯等を除いた地域)から東京23区へ・・・・・70%
③について
①及び②以外の買換え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80%
・
2.実務上の留意点
・適用対象となる買換資産の範囲の見直し及び圧縮限度額の一部縮減がされるため、特例措置の適用にあたって十分な検
討を要する。
3.今後の注目点
・圧縮限度額が縮減される「大都市等」及び「特定地域」の範囲について、今後、地域再生法等での確認を要する。
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