見本 PDF 第8章部品配置から足曲げ挿入，配線まで試してみたいとき，すぐに作れるユニバーサル基板で回路づくり浮森秀一変換基板，集合（アレイ）部品や汎用材料（アルミ箔テープ）を使用し，「ブリッジはんだ」等の技法を用いて「ベタ」も実現してみます，簡単で高品質なユニバーサル基板を製作します．表と裏にパターンを引ける 2.54mmピッチ（a）ICB-93SG （b）ICB-93SGH-PbF 〰〰鉛フリー写真 1 一般的なユニバーサル基板の外観写真 1 に示すユニバーサル（Universal）基板は，「蛇の目基板」とも呼ばれ，規則的なパターンの銅はく（パユニバーサル基板の基礎知識ッド）と穴（ホール）で構成されています．特定の回路や部品を実装するように設計された「カスタム基板」 ● 穴のピッチは 2.54 mm と相対するものです．なるべく多くの人に，さまざまユニバーサル基板のパターンは，これまでその時代な用途でユニバーサル（共通，快適）に利用できるようによく使用された部品によって変化してきました．現に用意された基板です．在の主流は 2.54 mm（100 mil）間隔で，格子状に穴が設けられたものです．この格子状の穴は，直径 1 mm 程度のものが一般的電源パターンです．これは DIP IC が実装できるように，その直径およびピッチに合わせたものです．写真 1 以外のユニバーサル基板として，異なるピッチで穴が設けられた品，電源パターンが引かれている品（写真 2），特定のコネクタ用のパッドが設けられた品（写真 3）などがあります．ここでは，「2.54 mm ピッチの格子状穴とパッドだけ」で構成された基板を，ユニバーサル基板として紹介したいと思います．表面実装部品（SOP，QFP）やコネクタ（DSUB など）， GNDパターン写真 2 電源 /GND パターンが引かれているユニバーサル基板 94 第 8 章ユニバーサル基板で回路づくりスルーホール部品でも異なるピッチ［1.27 mm （50 mil），1.778 mm （70 mil）など］のデバイス実装時に使用する「ピッチ変換基板」（写真 4）などは，ここ