コアーシェル構造を有するポリスチレン・ハイ ドロキシ

MZzre"αノ亜ch"oノqgy陥鰹ノ,ノVひ.6伽ノ3ノ”.ノイ3-ノイ7
《論文》
コアーシェル構造を有するボリスチレンーハイドロキシ
アパタイト複合粒子の調製
ゥ
柴田裕史*l・佐野雄哉*1.小倉卓*2.油井研一*2.酒井秀樹*2.3.阿部正彦*2.3,橋本和明*1
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1
℃
ReceivedSeptember28,2013;AcceptedNovember27,2013
1.緒言
ぴ陰イオンの両者に対する優れたイオン交換特性
を有する5) 7)ことから,環境汚染物質の除去な
水
酸
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)
どが可能な吸着剤としても着目されている。
リン酸カルシウムの合成は,炭酸カルシウムや
に代表されるリン酸カルシウムは.生体硬組織の
主成分として知られ,その優れた生体適合‘性から
リン酸水素アンモニウムなどの原料粉末を混合し
骨置換材や骨補填材などの生体材料として広く応
焼成することで調製する乾式法8)∼'0)と,カルシ
用されているI)'2)。また,HApには陽イオンおよ
ウムイオンおよびリン酸イオンを出発原料とし,
pHを調整することで調製する湿式法'1)∼'3)とに
大別される。そのため,生体材料として広範に応
*
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千葉工業大学工学部
用されている高分子などの有機物質とリン酸カル
シウムの複合化を行うためには,前者では焼成時
千葉県習志野市津田沼2-17-1(〒275-0016)
における高分子などの有機物質の焼失,後者では
*
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Masahiko
東京理科大学理工学部
有機物質と出発原料となるイオン間の低い濡れ性
が問題となり,均一な複合材料を調製することは
千葉県野田市山崎2641(〒278-8510)
*3Sak副HidekiandAbeMasahiko
東京理科大学総合研究機構
千葉県野田市山崎2641(〒278-8510)
困難である。一方,著者らは,非イオン性界面活
性剤存在下において湿式法でリン酸カルシウムの
(
1
4
3
)
1
Mh”ね/歴cA"oノひ8,ノリb“1,ノVb、6(2013)
合成を行うと,非イオン性界面活性剤が形成する
2.3コアーシェル構造を有するPS−HApの
合成
ミセルの親水基近傍でのみHApの晶析反応が進
行し,カプセル様構造を形成することを報告し,
イオン交換水lOmlにFl27を0.01g添加し,
リン酸カルシウムの合成において非イオン性界面
室温で1時間かくはんを行うことでFl27水溶
活性剤の構造規定剤としての有用性について明ら
液の調製を行った。次に,前駆粒子0.019およ
かにした'4)。ここで,湿式法による有機物質とリ
び69%硝酸1mlをFl27水溶液に加え,前駆粒
ン酸カルシウム複合材料調製時における濡れ性の
子が完全に溶解するまで室温でかくはんした。そ
改善に非イオン‘性界面活性剤を用いることがで
の後,PS分散溶液0.7mlを加え,室温で30分
きれば,リン酸カルシウムによる被覆が必要な有
かくはんを行い,アンモニア水溶液5mlを添加
機物質を合成するための新規な方法となり,様々
な生体材料の合成に必要な汎用性の高い技術に
しpHを11に調整した。得られた水溶液を2000
rpm,30分の条件で遠心分離を行い,上澄みを
なると推測される。そこで本研究では,バイオイ
除去しイオン交換水をlOml加えた。さらに10
メージングやドラッグデリバリーシステムのキヤ
分間の超音波照射を行った後に,試料を得た(以
リヤーとして検討が行われているポリスチレン
後,この試料については「Fl27粒子」と表記す
(PS)に着目し,その表面がHApで被覆されたコ
アーシェル構造を有するPS−HAp複合粒子を合
る)。また,比較のためF127を添加しないで同様
の方法で粒子を調製した(以後,この試料につい
成することを目的とした。
ては「無添加粒子」と表記する)。得られた試料の
構造特性について,XRD測定,FT-IR測定,電界
2.実験
放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM;株式会社日立
ハイテクノロジーズS-4700)および透過型電子
2.1試薬
顕微鏡(TEM;株式会社日立ハイテクノロジーズ
炭酸カルシウム(CaCO3;キシダ化学株式会社)
およびリン酸水素カルシウム二水和物(CaHP04.
2H20;キシダ化学株式会社)をカルシウムおよ
H-76SO)観察によって検討した。
3.結果および考察
びリン源として用いた。コアとなるポリスチレ
3.1前駆粒子の同定
ンには,Polysciences製の2.5wt%PS分散溶
界面活性剤には,ポリオキシエチレン(PEO)と
Fig.1に得られた前駆粒子のXRDパターンを
示す。HApに帰属される回折ピークのみが観測
ポリオキシプロピレン(PPO)のトリブロック共
され,α-リン酸三カルシウム(α-TCP)などの他の
重合体であるプルロニック系界面活性剤F127
リン酸カルシウム化合物に帰属される回折ピー
液(直径200,m)を用いた。また,非イオン性
(PEO60PPOl20PEO60;BASFジャパン株式会社)
クは観測されなかった。Fig.2にFTLIRスペクト
を用いた。pH調整剤には,30%アンモニア水溶
ルを示す。570および610cm '近傍にPO4の変
液(関東化学株式会社)を用いた。
角振動に帰属されるピークが,960およびlO40
行った。その後,大気中,1100℃で12時間焼成
cm−l近傍にPO4の伸縮振動に帰属されるピーク
が,それぞれ観測された'5)。また,3570cm ’近
傍に見られるHApに由来する水酸基のピークが
観測された15)。一方,710cIfi-I近傍に見られるピ
ロリン酸カルシウムのP207に起因するピーク'6)
を行った(以後,この粒子を「前駆粒子」と表記す
は観測されなかった。これらの結果は.前駆粒子
る)。得られた試料は,X線回折(XRD;株式会社
にはα-TCPやピロリン酸カルシウムなどの副生
リガクRAD-2c)測定および赤外吸収スペクトル
成物は含まれず,化学量論組成の結晶性の良い
(FTLIR;日本分光株式会社FT/IRF4200)測定に
HApのみが生成していることを示し,得られた
前駆粒子はHAp粒子であることがわかった。
2.2前駆粒子の合成
Ca/P比が1.67となるようにCaCO3および
Ca1匹04.2H20を秤量した後,1時間乾式混合を
よって評価した。
2
(
1
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)
MaZerjIα/IeC""O/09)ノレO/、J1,1V0.0(‘(ノノJノ
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Figo1XRDpatter殿oftheobtainedp麺・ticles
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35003000250020001500.1000500
Wavenumber/cm−1
Fig.2F'1F、IRspectrumoftheobtainedpartiicIes
500,m
3.2コアーシェル構造を有するPS−HAp複
Fig.3SEMimagesofthepolystyl・eneparticles
合粒子の合成
((乱)and(b))afteraI1d(c)befbl・ereaction
inthe(a)presenceand(b)absenceof
HAp粒子および硝酸を含む溶液を用いて,
F127
Fl27存在下におけるリン酸カルシウムの合成を
検討した。Fig.3(a)に得られた粒子(Fl27粒子)
のSEM像を示す。また,比較のため,Fl27を添
加しないで調製した無添加粒子のSEM像をFig
3(b)に,PSのSEM像をFig.3(c)にそれぞれ示
す。Fig3(b)および(c)のSEM像では,直径200
TEM観察を行った。Fig.4(a)に得られた粒子の
TEM像を示す。また,Fig.4(b)にPSのTEM像
,m程度のPS粒子が観察されたのに対し,Fl27
を比較のために示す。直径200,mのPS粒子の
存在下で得られた粒子のSEM像(Fig.3(a))では
表面に5,m程度の薄膜が形成し,被覆されてい
次に,Fl27粒子の構造を詳細に検討するため,
直径200,mの粒子表面に薄い被膜が形成してい
る様子が観察された。また,Fig.4(a)のTEM像
る様子が観察された。また,Fig.3(b)および(c)
では,SEM像で観察された被膜により粒子同士
には,カーボンテープに由来すると考えられる網
が接着している部分(矢印で挟まれた部分)も観
目状の物質も観察された。これは,被膜が形成し
察された。これらの結果から,得られた粒子はコ
ている粒子は,その被膜により凝集しているのに
アーシェル構造を有することがわかった。一方,
対・し,その他の粒子では,カーポンテープ上に比
Fig3(b)に示したF127を添加しないで調製した
較的均一に分散し,その下のカーボンテープまで
無添加粒子では,PS表面における薄膜の形成は
観察されたためと考えられる。
確認されず,コアーシェル構造は形成しなかった
(
1
4
5
)
3
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1
08642
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sou〕rcespR・esenceand(b)absenceofFiI27
Fig.4TEMimagesofthepolystyrelleparticleS
after(a)andbefore(b)reactionwith
F127,calciumandphosphorussources
100
の。こ”差Eの匡⑱●二
04
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ことから,コアーシェル構造の形成にはFl27が
ロ
必要であることが明らかとなった。
4000350030002500200015001000500
Wavenumber/cm・1
最後にPS表面に形成した被膜を同定するた
め,XRD測定およびFT-IR測定を行った。Fig5
にXRDパターンを示す。HAPに帰属されるピー
Fig.6FTLIRsl)ectrumofthepolystyrenepaR・極cles
l・eactedwithF127,calciumandphosphorus
SO1IrCeS
クのみが観測された。また,a-TCPなどの他のリ
ン酸カルシウム化合物に帰属される回折ピークは
観測されなかった。一方,Fig.1に比べ,HApの
ピークの半値幅は大きく,ブロードな回折線であ
3.3コアーシェル構造を有するPS−HAP複
合粒子の形成機構
ることから,低結晶性の微細粒子であると考えら
れる。また,これらのXRDパターンには違いが
本実験で得られたコアーシェル構造を有する
あったことから.結晶構造的には同じHApであ
PS−HAp複合粒子の形成機構について考察す
るが,これらの間には溶解折出反応が起こってい
る。まず,F127がPS表面に疎水基であるPPO
ることが示唆された。Fig.6にFT-IRスペクトル
部分で吸着し,親水基であるPEO部分によりPS
を示す。Fig.2と同様に,570および610cm '近
傍にpO4の変角振動に,960および’040cm '近
表面が被覆された状態となる。その後,PEO部分
に浸透圧を駆動力とすることでカルシウムイオン
傍にPO4の伸縮振動に帰属されるピークが,ま
およびリン酸イオンが侵入する。次に,pH調整
た,3570cm ’近傍に見られるHAPに由来する
剤として添加したアンモニウムイオンが,同様に
水酸基のピークがそれぞれ観測された。さらに,
浸透圧を駆動力とすることでPEO部分に侵入す
2900cm ’近傍には,界面活性剤のC−H伸縮振
る。ここで,侵入したカルシウムイオン,リン酸
動に起因するピークも観測された。以上の結果か
イオンおよびアンモニウムイオンは,バルクに存
ら,pS表面に形成した被膜は結晶性の低いHAP
であり,コアーシェル構造を有するPS−HAp複
在する場合に比べて自由度は低くなるため,PEO
合粒子が得られたことが明らかとなった。
応場が形成される。この濃厚濃度の反応場におい
4
部分に存在することとなり,ごく微少な安定な反
(
1
4
6
)
Mbre"α/"c〃"oノ09〕′叱ノ.31,ノVb.6(20J3)
て,反応系で最も溶解度の低いHApの晶析反応
が進行し,PS表面にHApの被膜が形成されるこ
とで,コアーシェル構造を有するPS−HAp複合
Kalkura,J:jMb彪澱S℃』...jMn”Mどd1,20,S77
粒子が形成したものと考えられる。
(
2
0
0
9
)
.
Girija,Y,Yokogawa,R・Kesavamoorthy,
MPalanichamy,K・Asokan,S・Narayana
4)G・CKoumoulidis,A・RKatsoulidis,A.K
4.結言
Ladavos,RJ・Pomonis,C・CTrapalis,A・m
本研究では,PSおよび非イオン性界面活性剤
Sdoukos,TIC、Vaimakis,J:CO"ojd〃7彫加Ce
であるF127存在下においてリン酸カルシウムの
”.,259,254(2003).
合成を行い,その構造特性について検討を行った。
5)YMurakami,K、Sugo,T、Yoshitake,M・
その結果,PSにFl27を吸着させることで,PS
Hirano,TOkuyama,S2p.P"啄琵cル"of,103,
表面近傍でのみHApの晶析反応を進行させるこ
とができ,コアーシェル構造を有するPS−HAp
1
6
1
(
2
0
1
3
)
.
6)S、Sugiyama,H・Matsumoto,H、Hayashi,J・B
複合粒子が得られることを明らかにした。PSに
MC伽,Cb"り雄S"が4,169,17(2000).
は蛍光マーカーなどを含むものが市販されている
7)YXu,F、W・Schwartz,S、J、Traina,E"W”"・
ことから,本研究で得られた粒子はバイオイメー
Sbj・たch"o1,28,1472(1994).
ジングなどの分野への応用を期待することができ
8)C,C、Silva,M、RF、Graca,M、A・Valente,A、
る。また,カルシウムイオンおよびリン酸イオン
S、B・Sombla,JjMZ7”8℃』.,42,3851(2007).
を出発原料に用いた有機物質表面のリン酸カルシ
9)WKim,F,Saito,J:C〃e腕.助g〃".,33,768
ウムの被覆において,非イオン性界面活性剤はそ
(
2
0
0
0
)
.
の表面に特異的な反応場を与えるため,効果的に
10)K,Prabakaran,S、Raieswari,Slpec"oc肺加.
機能することも明らかとなった。特に本研究で得
AC”4,74,1127(2009).
られた手法は.微細領域におけるリン酸カルシウ
11)J・Andersson,E、Johannessen,S・Areva,N
ムの被覆技術として期待することができ,リン酸
Baccile,mAzais,M・Linden,。ノ:jMZ7〃C〃e〃.,
カルシウムの被覆を必要とする新たな生体材料の
1
7
,
4
6
3
(
2
0
0
7
)
.
調製を行う上で重要な知見を与えるものと考えら
12)A、Onda,S,Ogo,KKajiyoshi,K、Yanagi‐
れる。
sawa,Mn”Le".,62,1406(2008).
、13)S‘M、Schmidt,J・McDonald,E・T・Pineda,
謝辞
A・MVerwilst,Y、Chen,R・Josephs,A、E・
本研究は,JSPS科学研究費補助金(若手研究
Ostafin,Micmpom"sMセsQpom"sMb花γ・'94,
(B)25820344)の助成を受けたものである。
3
3
0
(
2
0
0
6
)
.
14)佐野雄哉,柴田裕史,小倉卓,油井研一,酒井
参考文献
秀樹.阿部正彦,橋本和明,材料技術,31,39
(
2
0
1
3
)
.
l)R、T・McMahon,L・Wang,R、Skoracki,A、
1
5
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,
B、Math皿J:Bjo腕edMZIrexRes.B:App/、
Bわ”〃,101B,387(2013).
2),.A,Cardoso,』.A,Jansen,S、C、G
Leeuwenburgh,J:Bjo"ed、MtIrexReS.B6.
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1
9
9
4
)
.
16)C.C,Ribeiro,C、C・BaITias,M、A・Barbosa,J:
M上JrexSbj.、畑口彪殿Mと。1,17,455(2006).
411pノBわ〃α”,100B,2316(2013).
3)S、PrakashParthiban,K,Elayaraja,EK.
(
1
4
7
)
5