平成27年度イメージアップ推進事業コンテンツ制作・発信業務仕様書 1 業 務 名 平成27年度イメージアップ推進事業コンテンツ制作・発信業務 2 業務概要 本県の名前と良いイメージを首都圏をはじめ全国に浸透させるため、全国へインパクトを持 って本県の魅力を伝えるコンテンツ等を制作するとともに、年間を通じて戦略的かつ効果的に 情報を発信する。 3 業務期間 平成27年4月1日~平成28年3月31日 4 契約限度額 30,032,640円(消費税及び地方消費税を含む) 5 業務内容 下記のコンテンツの制作及びその発信に関する企画、制作等の業務一式。 (1)キラーコンテンツの企画及び制作 岡山の名前と良いイメージを首都圏をはじめ全国に浸透させることを目指し、これまで築 いてきた「晴れの国」や「もんげー岡山」、「くだもの王国」等のブランドも生かしなが ら、全国へインパクトを持って伝えることができる動画コンテンツの企画及び制作。 なお、企画及び制作にあたっては、視聴者に岡山県の魅力を短時間で強い印象で伝える必 要があるため、工夫された斬新な映像とインパクトのある企画でストーリー性のある訴求効 果の高い映像を制作すること。 (2)特設サイトの運用及びプロモーション 上記(1)のコンテンツを効果的に発信するための特設サイトを構築・運用するとともに、 登録制サイト「もんげー部(http://8092fun.jp)」の追加コンテンツを作成するほか、facebook、 ツイッター等を運用し、岡山の名前と良いイメージを首都圏をはじめ全国に浸透させるための 効果的な手法を検討し、年間を通じてプロモーションを行うこと。 (※平成26年度に作成したコンテンツやアカウントを継続的に使用することも検討。) 動画コンテンツによる情報の発信に限らず、効果的な手法を用いた一体的なプロモーション の実施も行うこと。 (3)「もんげー岡山!」ロゴ・キャッチフレーズ等を活用したPR 平成26年度に作成した「もんげー岡山」のロゴやキャッチフレーズ等を活用した岡山の魅 力紹介など、戦略的かつ継続性のある情報発信を行うこと。 (4)ノベリティグッズ等の制作 本業務の実施に必要であり、PR(広告)効果のあるノベリティグッズ等を制作(デザイン 提案も含む。)するなど印象に残る仕掛けを提案、実施すること。 (5)業務によるPR効果の調査及び算定 本業務を実施したことによる各種媒体での露出状況や特設サイトへのアクセス数、動画の再 生回数等、PR(広告)効果を細かく調査するとともに、その効果の広告費換算を行うこと。 (6)首都圏イベントとの連携 県が行う首都圏イベント等も連携した情報発信を行うこと。 (7)その他 業務の進行にあたっては、効果的な体制(「7 制作体制」)を組み、定例会議(「9 例会議等」)を行うなど、県との綿密な連絡体制を確保すること。 定 6 仕 様 等 (1)動画コンテンツの仕様 ① ハイビジョン画質とすること。 ② インターネットに掲載可能なコンテンツとする。 ③ 取材・撮影業務・編集全般(映像・音声・ナレーション、テロップ入力等)を行うこと。 なお、作業の各段階において、岡山県との間で内容確認を行い、必要に応じて、修正すること。 ④ 動画コンテンツをストリーミング形式で配信し、パソコン、スマートフォン及びタブレッ ト端末でも再生できること。 (2)動画のエンコード及び公開 ① 動画を公開するサイトは、上記5(3)のプロモーション用の特設サイト及び YouTube 等の動画配信サイトを活用し、作成した動画コンテンツを、一般的なインターネット環境 にあるネットユーザーが閲覧できる容量、ファイル形式にエンコードした上で、公開する こと。なお、YouTube に公開するに当たり、公開のためのアカウントを作成すること。 ② 作成した動画コンテンツは、それぞれのサイトに最も適合する形式でエンコードするこ と。 ③ プロモーション用の特設サイト及び Youtube 等の動画配信サイトについては、岡山県か ら提供する登録及び設定に必要な情報に基づき、受託者において公開すること。 ④ 作成した動画コンテンツのエンコード前データについては、適切な方法により岡山県に 提出すること。 (3)特設サイトの構築 ① サイトのメインコンテンツとして、岡山の名前と良いイメージを首都圏をはじめ全国 に浸透させるための動画コンテンツ(キラーコンテンツ)を盛り込むこと。 ② サイトには、動画コンテンツのほか、岡山県の魅力が伝わるコンテンツや既存のサイト へのリンクを盛り込むこと。 ③ サイト閲覧者がツイッター、Facebook 等のソ-シャルメディアと容易に連動が図れる ような仕組みを構築すること。 ④ サイトへのアクセス数、ページごとのアクセス数、動画閲覧回数等の集計が行えるよ うな仕組みを構築すること。 ⑤ サイトへのアクセス数ならびに動画閲覧件数が向上するように、最大限努めること。 また、アクセスの解析を行い、分析結果を提示するとともに、アクセスの向上に向けた 具体的な取り組みを提案すること。 (4)プロモーションの実施 ① 情報発信に当たっては、話題を喚起するように、様々なメディアを用いるクロスメディ ア手法により効果的に情報発信するとともに、展開する媒体・時期等は、その時の状況に 応じて、最も効果的であると思われる手法を組み合わせながら、一定期間、継続的・集中 的に展開すること。 ② ソーシャルメディア等への展開やマスコミ報道などをあらかじめ視野に入れた話題づ くりのための仕掛けも盛り込むこと。 ③ 県外のみならず、岡山県民が当事業の目的を理解・共感し、深くコミットできるための 仕掛けやイベント等の実施も考慮すること。 ④ なお、実施に当たり、受託者において、媒体の選定・契約・企画・制作・取材対応等の 全般を行うこととし、必要に応じて、岡山県と協議すること。 (5)動画の構成、演出及び撮影 ① 構成及び演出は映像作品としての品質を左右する重要な事項である。したがって「2 業務 概要及び5 業務内容」を十分に理解し、視聴者が、分かりやすい作品となるように構成するこ と。 構成については、絵コンテの制作を必須とし、県との打ち合わせを重ね、絵コンテを制作す ること。ただし、撮影工程に入った場合でも、県と受注者の打ち合わせを行い、絵コンテの修 正を要する場合がある。その際の再撮影、追加絵コンテ制作などは受注者の契約の範囲内とす る。 ② 撮影場所や、時間のスケジュールリストを作成し、県と協議し、撮影日を決定する。なお、 撮影場所の撮影元の許可や、撮影に関わる移動費、出演者拘束費などは受注者の負担とする。 (6)その他 業務を実施するに当たり、第三者が権利を保有する素材(タレント等の著名人、キャラク ター、音楽等)の活用も可とする。その際には、権利保有者との交渉、契約締結、契約料の 支払い、出演料、利用料、スケジュール調整、交通手段の確保等、その他付随する業務全般 を実施すること。 7 制作体制 制作に当たっては、本業務の開始から終了までの間、事業実施方法や進捗状況の確認等、事 業の円滑な実施の為に十分な経験と技術力及び調整能力を有する技術者を従事させるととも に、事業内容を総合的に評価でき、かつ作業進行を適切に処理できる制作責任者を置くこと。 また、岡山県と綿密な連携を図りながら、業務が円滑に遂行できる体制をとること。 なお、本業務の遂行に先立ち、制作責任者、担当者等について、その所属、氏名、実務経験、 本業務における役割等を県に提出し、承認を得ること。その提出書類はフォーマットを含め、 受注者がすみやかに用意すること。 8 履行場所 受託者事業所内 9 定例会議等 本業務を適正かつ円滑に実施するため、定例会議(週1回程度)を開催し、スケジュールや 企画内容、プロモーションの展開等を協議するほか、進捗確認や報告を行うともに、必要に応 じて岡山県との協議を行うこととする。また、本業務に関係する企画書、計画書、実績報告な ど、岡山県からの求めがあった場合は、速やかに対応し提出すること。 10 委託の条件 受託者は、本業務の実施に当たって、次の条件を遵守しなければならない。 (1)委託業務が完了したときは、速やかに業務実績報告書を作成し、報告しなければならない。 (2)委託業務の実施に必要とする機材等については、原則として受託者所有の機器を使用する こと。なお、委託事業の実施に当たり、取得価格が3万円以上の機械、器具又は物品の使 用が必要となる場合、当該備品の調達方法については、特段の事情がない限り、賃貸借契 約(リース又はレンタル)により整備すること。やむを得ず、委託業務を実施するに当た って、備品の取得が必要な場合にあっては、取得する備品の取得価格又は効用の増加価格 は50万円を限度とし、50万円を超える備品の取得はできないものであること。 (3)委託事業に係る会計関係帳簿等を整備し、委託業務完了後5年間保存すること。 11 精算 本業務は、契約時に定めた契約金額を上限としてその範囲内で実施するものとする。本業務 が終了した時点で、実施経費の精算を行い、岡山県の確認を経た上で額を確定し、経費の請求 を行うこと。 12 著作権等 (1)動画・画像の著作権は、原則として、すべて県に帰属するものとする。また、動画共有サ イトへのアップロード以外に二次使用することがある。 (2)著作権・肖像権等に関して、権利者の許諾が必要な場合は、受託者は必要な権利処理を行 うものとする。 13 秘密保持 (1)事業者から県に提出された提案書等は、本業務における契約予定者の選定以外の目的で使 用しない。 (2)本業務に関して、受託者が県から受領又は閲覧した資料等は、県の了解なく公表又は使用 してはならない。 (3)受託者は、本業務で知り得た県及び事業者等の業務上の秘密を保持しなければならない。 14 そ の 他 (1)受託者は、当該業務の遂行方法等について不明な点が生じた時は、その都度岡山県と協議 の上、業務の円滑かつ適切な実施に努めるものとする。 (2)岡山県は、受託者に対し、必要に応じ業務の状況について報告を求めることができるもの とする。
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