在宅医療連携シンポジウム

H26.5.31 発行
県央地域保健医療協議会
在宅医療専門部会
在宅医療推進ニュース 第5号
在宅医療連携シンポジウム開催報告
昨年から発行している在宅医療推進ニュース。第5
号は、去る3月9日(日)にクレア鴻巣を会場に開催
した、在宅医療連携シンポジウム(主催:県央地域医
療協議会在宅医療専門部会、部会長:北足立郡市医師
会長)の概要をお知らせいたします。
当日は、在宅医療にかかわる99人の方にご参加を
いただき、在宅医療や介護を担う多職種の連携の重要
性を深める機会となりました。
基調講演の講師には、医療法人社団つくし会新田ク
基調講演講師 新田國夫氏
リニック院長、全国在宅療養支援診療所連絡会会長の
新田國夫氏をお招きし、
「在宅医療―総合医として患者の人生に寄り添う」をテーマに、なぜ在宅医療が必
要なのか、経験に基づく貴重なご講演いただきました。講演会当日の講演資料を、ご案内いたします。
*資料について別途ご覧になる場合はこちらをクリックしてください。
(事務局:埼玉県鴻巣保健所 TEL:048-541-0249)
鴻巣保健所ホームページに掲載しています。
URL
http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/h09/
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県央地域保健医療協議会
在宅医療専門部会
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―在宅医療連携シンポジウムの概要報告-
基調講演後に、県央地域(鴻巣市、上尾市、桶川市、北
本市、伊奈町)で、在宅医療実践者の4人の方と、医療
と介護との連携の要である介護支援専門員の方をシンポ
ジストにお招きし、ご発言いただきました。
概要は、次のとおりです。
【鈴木義信氏:桶川・北本・伊奈地区医師会長】
北足立郡市医師会では、県立がんセンターと連携し、
在宅医療を希望するがん終末期の患者さんの受入を積極
的に行っています。在宅医療を上手く実践するには、多
在宅医療連携シンポジウウムの様子
職種の関係者が患者さんとご家族の思いを一つにして取
り組んでいくことが重要です。
【松本千春氏:埼玉県看護協会吹上訪問看護ステーション所長】
訪問看護は病気や障害のある方が、住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送ることが出
来るように、看護ケアを提供するサービスです。地域で支えるフォーマル・インフォーマルケアに向け、
少しずつ力を出し合い、顔の見える関係から、お互いに助け合える関係へと協力し合うことが必要です。
【藤澤 徹氏:鴻巣市ケアマネ連絡会長】
在宅療養者のためには、多職種とどのように連携できるかが課題です。いろいろな情報や知識に、なか
なか辿り着かない在宅療養の方がたくさんいらっしゃいます。どこに相談してよいか分からないときは、
地域包括支援センターに相談してみるのがいいと思います。
【斉藤 敬氏:北足立歯科医師会地域保健部長】
口の中の衛生状態が、全身の健康に密接に関係していることが明らかになっています。在宅療養の方の
多くが、お口のケアを充分に行える環境にはないと思われます。県歯科医師会では、
「在宅歯科医療推進窓
口」
(048-822-6464)を設け、
「埼玉県障がい者歯科相談医制度」と連携し、専任の歯科衛生士が電話
での相談を受けています。
【柏崎純子氏:鴻巣薬剤師会会長】
薬を通して在宅医療をサポートできるのが薬剤師の仕事です。薬は、飲み残しや飲み忘れがあります。
最近、独り住まいの糖尿病の82歳の女性が、退院直後、インスリンの注射のことなどでパニックになっ
ていらっしゃいました。インスリンの打ち方をお伝えすると笑顔が戻り、自己管理できるようになったこ
とがありました。
*会場からもご発言・質問がありました。
24 時間定期巡回型の訪問介護・看護サービスを提供している方から、軽症から重症の方まで支援が可能
であるという紹介をいただきました。
在宅医療の看取りについてのご質問がありました。看取りの確立がされていない中、終末期においては、
倫理的手順、法的問題が関わり、倫理的問題があること。課題解決の過程こそ連携が必要であること。ご
家族とご本人の心構え、地域の心構えが必要であること。そして、地域医療が重要であること等、講師、
シンポジストから基調な助言をいただきました。
(事務局:埼玉県鴻巣保健所 TEL:048-541-0249)
鴻巣保健所ホームページに掲載しています。
URL
http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/h09/