県に要望する佐藤県議(左から2人目) こ ん に ち は! いては、﹁国と規制委員会が 副知事は﹁国のペナルティが 説明をすべき。やり方は、市 あり、市町でふみきれないと 町で考えてもらう。高浜町の ころがある。国にこれをなく 考え方は確認していきたい﹂ すように求めている﹂と答え と、県が主体に取り組むこと ました。 を否定しました。 党側は﹁全国的には窓口無 全国でも突出して再稼働を 料化が広がっている。お財布 推進する福井県政が、県民の の中を気にすることなく、子 声を直接聞かずにすすめるこ どもの具合が悪い時には受診 とに批判の高まりは必至です。 できるようにしてほしい、と いうのが親の 低所得者向けの福祉灯油・ 切実な願いで ガソリンを す﹂と指摘し 2015年2月15日 289号 さとう正雄事務所 0776‐26-7400 自宅 福井市光陽1-18-4 0776-23-9303 「ブログ さとう正雄」発信中 子ども医療費窓口無料 に また、﹁子どもの医療費 無料化を拡充し、窓口で無 料に﹂と求めたのに対し、 さらに、北陸新幹線でのフ リーゲージトレインの開発が 敦賀開業に間に合わないこと となったことについて、党側 は﹁乗客全員が敦賀駅での乗 り換えを求められることにな り非常に問題だ。国とJRの 責任で現在の在来線特急の運 行をもとめるべき﹂と要望し ました。 石塚副知事は﹁並行在来線 には特急は走らない、という 前提でやっているので難しい。 前提が崩れることになる﹂と 答えました。党側は﹁利用者 の利便性確保のために、県も JRに対して要望をしていた だきたい﹂とつよく求めまし た。 高浜町長に申入れする佐藤県議ら 民軽視にはならない。どういう方法があるか、今後とも検討 していきたい」と答えました。 また、「説明会では非常な労力と、判断に時間がかかる。 出口が見つからなくなることがある」と、早く再稼働という 「出口」にたどりつきたい本音も語りました。 福島原発事故は、住民、国民に従来型の原発推進では住民 の命と生活、大地を守ることができないことをしめしつづけ ています。住民の声を聞かないことは、福島原発事故の現実 から耳と目をふさぐことにほかなりません。 原発問題住民運動福井県連絡会、嶺南センターは1月23 日、高浜町長と議長にたいして、高浜原発再稼働にあたって は住民説明会を開催するように申し入れました。佐藤県議も 原発問題住民運動連絡会の代表委員として参加しました。 野瀬町長は、「テレビがはいるような説明会では住民の本 音は聞けない。懇談会や公聴活動はやっている」「規制委員 会の審査書の内容をわかりやすくビデオにすることを国に求 めている。それを有線放送で流していく。国がつくらないの なら町でつくる」と、「原発安全宣伝」をつよめることを強 調しました。 参加者からの要請に対しても「説明会を開かないことが住 日 本 共産党福井県委員会 は6日、福井県に対して予算 と施策についての申し入れを おこないました。南秀一県委 員長、佐藤正雄副委員長・県 議会議員、金元幸枝書記長、 西村公子福井市議、鈴木正樹 福井市議が参加しました。県 側は石塚博英副知事が応対し 日本共産党福井県議会議員 ました。 今回の 地方創生 スキー ム ました。 ﹁地域住民生活等緊急支援交 原発 ﹁県は県民の意見に の声に耳を傾けるべき。高浜 敦賀で乗り換えの新幹線 付金﹂を活用して、低所得者、 耳を傾けるべき﹂ 原発などの再稼働にあたって 障害者、母子父子家庭向けの 特急運行で利便性確保を 南氏らは、﹁知事あての原 は、県として責任をもって説 通年の福祉灯油・ガソリン制 明会の開催を﹂と求めました。 発再稼働反対署名が 万人を 度の創設を求めたのに対し、 石塚副知事は、﹁署名は県 石塚副知事は﹁プレミアム商 超えて集まり、実行委員会は 知事に受け取りを求めている。 の機構として受け取ります﹂ 品券は灯油ふくめすべてのも 知事が署名を受け取り、県民 と答え、知事受け取りに否定 のに使えるものにする。主体 的な回答でした。説明会につ は市町であり、考え方を聞 きながらすすめる﹂と答え ました。 党側は、単にプレミアム 商品券の発行というだけで はなく、低所得者に直接の 支援がいくものにしてほし い、と要望しました。 です さとう正雄 20 高浜町長、原発再稼働・住民説明会開催を否定 ――安全宣伝のビデオ放映を計画 66 70 佐藤正雄 10 24 10 セクター経営の健全化の 観点からも現行の在来線 特急の存続をつよく国と JRに求めていくべきで あります。﹂ おこなってきている問題 提起は、県民・利用者本 位の交通のあり方を考え、 提案しているものであり、 さまざまな形で行政の施 策にいかしていかなくて はならない、と考える。 また、新幹線トンネル の敦賀・中池見湿地への 影響も自然保護団体から 懸念されている。 多くの県民のみなさん が﹁考える会﹂に参加し、 ともに考え、行動される ことを期待している。 詳しくは﹁考える会﹂ 事務局・橋川洋氏まで。 0776 ︱ 7 3 ︱ 1 2 2 9 ︵おわり︶ 地域訪問の中で、シベリア抑留体験者の方のお話しを お聞きしました。 歳のその方は、﹁先日、シベリアの 仲間が鯖江からたずねてきた。生き残ったのは 人に1 人ぐらいだった。シベリアでは福井出身者同士で仲良く していた。引き上げてきた時、共産党の人が﹁ごくろう さんやった。おかゆを食べてくれ。 ゆっくり食べなさい﹂ とあたたかく迎えてくれたのには感激した。当時の大本 営は私たちを見捨てて、ソ連の捕虜にさせた。十分な償 いはうけてない。佐藤さん、がんばってくれ﹂とあつく 語られました。 不破哲三さんが雑誌﹁前衛﹂でも紹 介していますが、まさに、当時の関東 軍は﹁天皇制、国体護持﹂を最大の目 的にして、﹁満州﹂の残された日本人 の扱いについて、﹁労働力として使っ てもらえば結構だ﹂などという文書を ソ連にだしていたのです。 そこにスターリンが目をつけて、日本人捕虜をソ連に ﹁持ち帰り﹂、労働力として使うことを決めたのです。 これは当時の大本営から関東軍に派遣されていた瀬島 龍三参謀 の(ちに中曽根内閣では臨時行政調査会委員 が) 書いたのです。 多くのシベリア抑留者の悲劇は、ここからはじまりま した。日本人を見捨てた当時の軍国日本。 そのような戦争を美化し、ふたたび戦争する国づくり へすすむことは絶対に許されません。安倍政権は憲法9 条改憲を本格的に言い出しました。 私もひきつづき戦争反対貫く日本共産党の議員として、 県議会で戦争準備のあらゆる施策に反対し、自民党議員 がすすめる改憲の動きと対決してがんばります。 力をあわせましょう。 88 福井県民・JR利用者がのぞまない新幹 線建設・北陸線第三セクター化計画を問う ︱ ︱ ﹁考える会﹂のJR利用者・県 民アンケートを参考に 20 5、今後は ﹁考える会﹂では今後、 新幹線駅がない鯖江市で の住民討論会 2(月 日午 後2時 鯖江市嚮陽会館 ) の開催や、沿線各自治体 との懇談などを計画して いる。 仮に、新幹線建設と北 陸線第三セクター化がこ のまますすむとしても、 ﹁考える会﹂が継続して 請願陳情の締め切りは開会日です。 28 いよいよ今期最後の議会です。2月18日から3 月9日までです。 2月18日開会 知事提案理由説明 20日 代表質問 24日 一般質問 25日 同 27日 常任委員会 総務教育、産業 3月 2日 同 厚生、土木 3日 原子力発電特別委員会 4日 新幹線特別委員会 5日 予算特別委員会 9日 本会議 日本共産党福井県議会議員 JRを利用してもいない、 年金生活者もふくめてお こなわれれば、さらに不 要論が高くなることも想 像されます。 福井県庁、福井県議会 は、この県民の声を真摯 にうけとめなければなり ません。 しかも、FGTが完成 しなければ、高さ ㍍、 在来線ホームとの距離2 00㍍に建設される新幹 線敦賀駅での乗り換えが 発生することになります。 現在、福井県民をふく め、県内を走るサンダー バード、しらさぎ号の利 用者は、少なくとも1日 あたり2万人前後にはな るでしょう。 これらの利用者に対し て、新幹線料金で料金は アップしながら、敦賀駅 乗り換えという利便性低 下を生じさせるような新 幹線計画ではあまりにお 粗末です。 利用者の皆様の利便性 確保、福井県などの第三 ■今期最後の県議会がはじまります ︵前号からつづき︶ 9月県議会の最終日、 月3日に県議会本会議で 新幹線予算に反対討論を おこなった。内容は次の とおり。 ﹁﹃考える会﹄が県内 JR各駅の利用者を中心 に約2000名にアンケー トを配布し、286通が 返送されています。 最終集計によれば、新 幹線が必要は %、必要 だとは思わないは %で す。 北陸本線の第三セクター 化については、やむをえ ないが %、反対は % です。 つまり、新幹線建設と 北陸本線の第三セクター 化には、6割から7割の JR利用 者・県民 が反対し ています。 かりに、 このアン ケートが 26
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