質量分析の医学応用 ~臨床診断から分子イメージ ングまで

IGM動物機能医科学セミナー
日時:平成27年2月20日(金)17:00~18:30
場所:IGM5階セミナー室
慶應義塾大学 医学部 医化学教室
特任講師 杉浦 悠毅 先生
質量分析の医学応用
~臨床診断から分子イメージ ングまで~
これまで大型の機器を使った機器分析を、"何となく"敬遠して来た生物 系研究者は少なくないのでは
ないでしょうか。
高額で、使い方も難解で、壊して(汚して)しまったらどうしよう、そのような心理的障壁が遠ざけて来た
質量分析が、現在活発に医学応用されています。本講演では、基礎医学研究において「質量分析イメー
ジング」「メタボロミクス」といった質量分析技術を応用展開して来た講演者の経験とともに、最新のテクノ
ロジーが基礎研究だけでなく臨床診断や外科手術のツールとしても応用されているトピックを紹介したい
と思います。
【略歴】
2010年 東京工業大学院生命理工学研究科 博士課程卒業
2011年 JST さきがけ 専任研究員 (慢性炎症)
2011年 慶應義塾大学 医学部 医化学教室 特任講師
2014年 JST さきがけ 専任研究員 (疾患代謝)
連絡先:動物機能医科学研究室 三浦恭子 内線6053