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Brocade Vyatta vRouter導入事例にみる
プラクティスとtips
伊藤忠テクノソリューションズ
エンタープライズ技術推進部 プロダクト推進課
太田 昌文
Copyright (c)2007 ITOCHU Techno-Solutions Corporation
そもそもVyattaってなに?
• ソフトウェアルータ
– ハードウェアルータ
– Debian LinuxベースのOSごとminimum image(2GB程度)での
提供
• liveCDからのインストール
• iptablesでなくネットワーク機器で使うコマンドでの利用
– vRouter=仮想イメージでの利用にフォーカス
• Vsphere,KVM,Hyper-V,Xenなど様々なハイパーバイザに対応
– 随時のアップデート
• V5600はlatest(Debian wheezy),最新安定版kernelでの提供
+
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仮想ルータにするメリット
• 仮想スイッチでの仮想マシンとのルーティングはアーキテ
クチャ的にはメモリ間でデータ転送となる。
– 物理NICからファイアウォール専用機器でつなぐよりも早くネット
ワークの処理ができる。
• ライブマイグレーション、クラスタリングなどハイパーバイ
ザ側の機能が利用できる
– vSphereであればHA,DRS,vMotionが対応できる
• (もちろん)物理的スペース・電力・コストを減らすことがで
きる。
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某機関での事例
• 基幹NWシステムの一部としてCISCO UCSとともに導入
• 仮想化ということもありサーバ間の通信の恩恵を受けてい
る。
– もともとハードFWを導入するまでの大規模なNWシステムでは
なかった…トラフィックもさほど多いものではなかった。
– 運用の際仮想化ということで配慮が必要になった。システム停
止の際Vyattaがいるホストの外にあるネットワークが先に落ちて
いるなど。
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アクセラレーションによるVyattaの進化
• Intel VTテクノロジー
– 仮想化に対するハード支援機構。仮想化でのシステム命令、
I/Oの最適化を行なう
• DPDK(Data Plane Development Kit)
– データプレーンライブラリとNICドライバ、VTテクノロジーと恊働
しネットワーク処理を最適化させる
• RCU(Read-copy-update)
– OSでの排他処理機構
• MQ(Message Queueing)
– メッセージキューイング
→NFV(Network Functions Virtualization)への最適化へ
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インテリコントロールとしてのSDN、ネットワーク機能仮想化としてのNFV
• SDNはネットワークを抽象化して仮想、物理ネットワーク
をControl Planeからコントロールする。
– 抽象化されたNIC、スイッチ、Firewallをコンポーネント単位で
Control Planeからプログラムコントロールをする。
• NFVはネットワークの様々な機能(Firewall,Switch..etc)を
よくあるx86システムに仮想化を駆使し統合する。
– 仮想マシンをベースとしてIntel VT,DPDK,RCU,MQといったハ
ード/ソフトの機能を駆使してネットワーク仮想化システムの最適
化し、様々なネットワークの機能をインプリする。
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NFVに最適化したBrocade 5600 vRouter
• Linuxベースの仮想マシン
• VT,DPDKによるCPUコア利用の最適化→NFV
• ベアメタルまたはゲストOSとしての利用
HIGH PERFORMANCE NETWORKING
SERVICES HIGHLIGHTS
Brocade Vyatta 5600 vRouter
ROUTING
SECURITY
VPN
IPv4, IPv6, Static,
PBR, OSPF, RIP,
BGP
IPv4, IPv6,
Stateful Firewall,
NAT
IPSec, SSL,
Route-based,
L2-bridging
CLI, RESTful API, GUI
SSH, DHCP, DNS, SNMP
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5600 vRouterの事例は…
• 乞うご期待!
• 是非ブースでいろいろ聞いてみてください!
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Vyatta 5600 vPlane アーキテクチャ
コントロールプレインとデータプレインのCPU内部での分割=VT+DPDKの概念
Virtual Machine
Control Plane
FIB
Core 2
Core 3
Data plane packet pipeline
Core 4
Core 5 Data plane packet pipeline
Data plane packet pipeline
Core 6
Core 7 Data plane packet pipeline
Data plane packet pipeline
Performance/Cores
Mpps
Core 1
Data plane packet pipeline
Data Plane
Routing
Protocols
FIB
Data Model
Routing Core 0
Protocols
300
200
100
0
1
3
5
7 9 11 13 15
Cores
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5400と5600の比較
Vyatta 5400
Vyatta 5600
1Mpps/physical core
14.5Mpps/physical core
Firewall
0.9Mpps/physical core
11Mpps/physical core
NAT
0.55Mpps/physical core
6.5Mpps/physical core
Max system performance
8-10Mpps
200Mpps
System Base
user land
NFV
Forwarding
* Next Gen performance numbers limited by test gear
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会社情報: 会社概要
2014年4月1日現在
会
英
社
文
(略称 CTC)
名
社
名
本 社 所 在 地
〒100-6080 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
TEL: 03-6203-5000(代)
URL: http://www.ctc-g.co.jp/
代
者
代表取締役社長 菊地 哲
立
1972年(昭和47年) 4月1日
表
創
資
本
金
21,763百万円
社
員
数
3,919名 (CTCグループ 7,960名)
容
コンピュータ・ネットワークシステムの販売・保守、ソフトウェア受託開発、情報処理サービス、
科学・工学系情報サービス、サポート、その他
事
業
内
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CTC TSC(テクニカルソリューションセンター)のご紹介
各種主要ベンダーマシンエリア
提供サービス
SSL-VPN RAS(リモートアクセスサービス)
RIS(インストールサービス)
SSS(ストレージセットアップサービス)
Ness(ネットワーク構築支援サービス)
Advanced Experience Service(体感デモサービス)
Competency Center & LAB
Big Data Processing Lab(BPL)
常設機材
検証環境
大容量処理アセスメントサービス
POC事例
Open Compute Project (OCP)
Oracle Authorized Solution Center(OASC)
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TSC(テクニカルソリューションセンター)マップ
•
•
「自分たちが使うIT環境に、より豊かな信頼性を」そんなお客様の声から生まれたのが、
テクニカルソリューションセンター(TSC)です
TSCでは豊富な経験・実績・技術力でお客様の検証を強力にサポートします
600台
500台
ルータ/スイッチの単体検証から、
コンタクトセンター疑似環境まで
ネットワーク関連機材を取り揃え
ております。
エンタープライズ、ブレードからエ
ントリークラスまで、各種検証に
対応するサーバを豊富にご用意
しております
1PB
各種ルームからマシンエリア内
の機材に接続し、完全に独立し
たネットワークを構成することも
可能です。
各社ストレージ製(SAN,NAS,DAS)
を豊富に取り揃えています。異機種
感における接続性の検証や性能比
較が実施可能です。
13
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TSC PoC(Proof of Concept)実施状況
企 業
検討テーマ
検証内容
1
保険
既存DWH処理の
オフロード
データベースからHadoop
へ
データロード時間の測定
2
製造
(スモールスタート、コストダウン)
3
金融
分析処理速度の向上
既存システムとの性能比較
4
社内事例
ログ分析速度の向上
運用性の向上
既存システムとの性能比較
NO
ログ分析システムのリプレース
DWH製品との機能比較
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まとめ
• Vyattaは仮想化に最適化したソフトルータ
• 仮想統合環境に導入したらそこそこよかった。
• NFVによりVyatta 5600 vRouterはハード/ソフトの面から
も大いに改善されている
• vRouterを試すならきちんとした検証環境を!CTCでは
TSCでPoCを行なう事が出来ます。もちろん弊社エンジニ
アが支援を致します!
• 追伸:Brocadeさん、ovfとかテンプレートって無理なんです
かね….VMware Marketplaceとか、あったほうがいいと
思うんですけど….
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コーポレートロゴマークには、「世の中の変化を素早く読み取り、市場の変化に即応するだけでなく、
CTC自らがその変化を誘発する側に立とう」という熱い志を凝縮しました。
マークの下にある「Challenging Tomorrow's Changes 」は、この志を一文で表したものです。
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