第 8 回 TRIZ シンポジウム 2012 発表論文概要 (書式 B) 題名 発明原理 40 のシンボル化 高木芳徳 (ソニー株式会社) 、 概要 TRIZ において40の発明原理は強力な基本要素であるが、数が多く番号だけで想起することは難し い。そこでメモの際の利便性も考えてこれを手描きシンボル化した。このことにより、40 の発明原 理を手軽に援用することが可能になった。その結果、矛盾マトリクスを連続的に利用したり、日常 的にリバース TRIZ を行いやすくなり、社内での特許創出支援(アイデアクリエータ)活動の生産性向 上にも寄与した。 ■特許公報のリバース TRIZ におけるシンボル利用例 内容説明 まず発明原理1~4の図案化から 1. 分割:○を1で分割して半円2つ 2. 分離:○から2つの○●に分離 3. 局所性:三角の局所に3画の偏り 4. 非対称:非対称な4+台形 30 5 29 23 これらの図案化に際しては、 イメージと番号を組み合わせつつ 組合せ 言語非依存で汎用的に使えるよう 汎用性 内部に番号を入れこんだ構造で 両者の釣合いを心がけました リバース TRIZ などでのメモ時に便利 40 の発明原理の暗記に成功 入れ子 矛盾マトリクスを連続的に利用できる 釣合い などが見られ、社内で行っているアイデアクリエータ 上記のように工夫部分と感じた部分に、発明原理シン ボルを記入します。この際(T2)の簡便性と共に、 記入後(T3)の見返しを先取りして考え、 ■40 の発明原理シンボル一覧 先取り反作用 事前保護 シンボルの元イメージはコンパクトな発想リストに も利用でき、 描くだけで発想の起点となります。 DEATH XIII XIII ←タロット ジェットコースター ←みんな 同じ大きさ XIII ( ( )等ポテンシャル( )アバウト ( DEATH )逆発想( )曲面 ( )他次元移行 ( 偏らす 先取り作用 前もって(T1)「文字と反する形態」にすることにより、 メモが元の文に埋もれることを防げます 可動部のprediction 5 )ダイナミック性 )機械的振動 ( )周期的作用 非対称4 プラグ 抽出の イメージ 1 2 分割 3 可動性の Prediction 1→複→弾性 ジェット コースター 角を保護 1 12 2をひっくり 返して 太極図ぽく 3のハネ の勢いで 2まで フィードバック 2.1. 禍福 23 等しい 1 多孔質 -1/1- 変色 ダイナミック 2と5で 自らSelf Serviceの 頭文字 自己排出 m 2 4 7が表す 平面から 1が立つ 8 10 3=3 均質性 1で叩かれ て○が振動 して8に パルスと 正弦波と 打ち消し 自転車の イメージ 61 2 アバウト 他次元 機械的 周期的 連続性 の利用 振動 作用 2と7で 割り箸を イメージ 26 フィードバック 仲介 28は二進法で 11100なので これで28を作成 27 30を包む 薄い膜 肉汁 29 30 セルフ 薄膜利用 システム サービス コピー 使い捨て 流体作用 代替 3が水蒸気 火によって 3転び 4起き 透明な2 31 3 仲介 者 m ここの ガイド感 5 事前保護 等ポテ 逆発想 曲面 ンシャル サーティワンアイス とコーンから 多孔質連想 やじろべえ 7 7 5 死神の鎌 タロット逆位置 高速 実行 引き算での 先取りで 10繰下がり のイメージ ぜんまい のイメージ 7を 入れ子に 局所性 非対称 組合せ 汎用性 入れ子 釣合い 先取り 先取り 反作用 作用 分離 高さ同じに 2.1.発射 と描いて 高速っぽく 6本の棒 で汎用的 な数字 △と□を 組合せて 合&五角 1で 割る xy平面にz軸 じょうご (漏斗) 連続性 活動における生産性の向上がみられました。 13 ■利用法 ■シンボル化の効果 f(x)の パラメータ 六角形の6 が氷結晶 のイメージ 3と7が上ほ ど膨らんで るイメージ オゾン(O3)と 強い酸化剤O‐ 不活性 な囲い 4つの○で40と 束ねた鉄骨電線 をイメージ ‐ 7 o ‐ 3 (35) 排除 パラメータ 相変化 熱膨張 強い 不活性 複合 再生 酸化剤 雰囲気 材料 f 3o o 40
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