油圧ピストンポンプ PTO 駆動 SAE 規格 目次 XA シリーズポンプ SAE 規格 PTO 取り付けポンプ -------- 1 ----------------- 2 -------------------- 3 ----------------------- 4 -------------------------- 5 ポンプのデザイン レンジと仕様 外形寸法 性能 アクセサリ ---------------------- シャフトシール -------------------- 取り付けと始動の推奨項目 その他の LEDUC 製品 6 7 ---------- 8 -------------- 9 斜板式ピストンポンプ PTO 駆動アプリケーション用 シングルフロー ツインフローあり 小型 LS 制御可変容量ピストンポンプ PTO 駆動 アプリケーション用 2.44 - 7.93cu.in(40 - 130cc) SAE 規格 LEDUC 社はトラック用アプリケーションに適した高圧機器 広いレンジ幅の油圧ポンプの設計製造のスペシャリストです -固定容量斜軸型ピストンポンプ -固定容量インライン型ピストンポンプ シングル ツインフロー -LS 制御付き可変容量型ピストンポンプ このカタログで紹介するのは 固定容量斜軸型ピストンポンプ 高耐久性 低騒音 適合性 SAE フランジ J744 シャフト US 標準ポート ヨ ー ロ ッ パ 標 準 取 り 付 け DIN5462 シ ャ フ ト ISO7653 取り付けの XP シリーズポンプも販売し ています PTO 取り付けポンプ ポンプのデザイン XA シリーズポンプ XA ポンプは厳しい条件下での運転を想定し、設計されました - 狭い取り付け空間 - 高速度運転 - 強化型シャフトシール これらの要求を満たすために LEDUC 社は斜軸ポンプ方式を選択し、 詳細の設計で 各種の特徴を生み出しています - 7 本ピストンデザイン - 特殊ポートプレート設計によるバレルとの親和性確保 - 少数部品の付け替えによる回転方向変更 - 高耐力材料の選択 - 強化型シャフトシール 注記 油圧回路で油がポンプ側に戻る可能性のあるシステムではポンプ出口に チェック弁を設ける必要があります そのため XA シリーズポンプは卓越した性能を示します - 極めて低い騒音 - 高速運転 - 容易なハンドリング - 長寿命 非常に小形に設計されたハウジングにより狭小部分取り付けが可能 になり 高い運転速度に対応することが可能です ポンプが停止時、シリンダに荷重がかかったときのための 安全確保のチェック弁 レンジと仕様 XA シリーズポンプ 6 種類のモデル - 1.1 - 3.84 cu.in (18 - 65cc) 連続 5075psi(350bar) 5800psi(400bar) ピーク 最高速度 2300 - 2900rpm 小形ハウジング 高速 高圧 ポンプ 吐出量 連続最高圧力 瞬間最高圧力 回転方向変更の方法 全ての XA ポンプはご指定がなければ時計方向回転で納入されます 取り付け部の回転方向を確認してください - PTO の内部の軸の回転方向を確認ください - もし PTO が時計方向開ならポンプは反時計方向回転が必要になります XA ポンプの回転方向を変更するには--- 吸入継ぎ手(2)と固定しているフランジ(3)(4)をはずします - 回転方向セットネジ(1)をはずします - プラグ(6)をはずします - 回転方向セットネジ(1)をプラグ(6)をはずした穴に取り付けプラグ(6)は回転 方向セットネジ(1)がついていた穴に取り付けてください - フランジ(3)用の O-リング(5)を忘れないように取り付けて吸入継ぎ手(2)を プラグ(6)がとりついている側に移動してボルト(4)で固定します 締め付けトルク 回転方向セットネジ(1) 締め付けトルク フランジ用ボルト(4) 締め付けトルク プラグ(6) 2.95lbf-ft (4N-m) 1.84lbf-ft (2.5N-m) 1.84lbf-ft (2.5N-m) 注1 回転方向セットネジ(1)は常に吐出側になります 一旦回転方向セットネジ(1)がセットされたなら 吸入継ぎ手はそのサイドには 取りつきません 注2 サイズ 6 の 6 角レンチだけで作業できます 最高速度 5077psi(350bar)時 (大気圧) 必要トルク 質量 外形寸法 XA シリーズポンプ 外形寸法 -ボルト取り付け寸法(SAE J744) ポンプ コード シャフト -ボルト取り付け寸法 (SAE J744) ポンプ コード シャフト 性能 圧力 VS 必要トルク 流量 容積効率 これらのデータは弊社のラボで専用のテストベンチで行 われた試験結果をもとにしております 作動油 ISO VG46 温度 77°F/ 25℃(100cSt) 2”吸入管 約 13feet(4m) 油面高さはポンプ軸高さよりわずかに上 XA シリーズポンプ アクセサリ XA ポンプ用バイバスバルブ XA シリーズポンプ 作動原理 バイパス弁には 12V または 24V のソレノイド弁が装備されています 回転が止められない PTO(クラッチ無し)の場合などのために、XP ポンプにはポンプ後部に直接 信号が無い状態ではバイパス弁は開の状態でポンプは吐出しません マウントできるバイパス弁を取り付けることが可能です この弁を使用すればポンプは常時回転 信号が与えられると、バイパス弁が閉じ通常のポンプ吐出が開始されます させておくことができます - 作動油の異常過熱は発生しません ポンプ - ポンプの寿命に影響を及ぼしません - 油圧回路に特別な改造は必要ありません XA ポンプ吸入継ぎ手 全ての XA ポンプは吸入継ぎ手付きで納入されます 注文時に下記の表から選定しコードを連絡してください エルボ コード エルボ コード シャフトシール PTO 取り付け用 LEDUC ポンプは強化型シールが 標準となっています ダブルラジアルシール : 外側のシールは PTO やギアボックスの圧力に対応するた め、内側のシールは油圧ポンプの機能をまもるために取り付けられています シャフトシール保護機構 透明なビニールチューブがポンプにとりつけられており 二 つのシールの中間から外部に配管されています コンタミの防止、空気抜きなどの効 果が期待されます チューブ付きの場合の推奨事項 サイホン方式の配管として、以下の侵入を防止してください 路面からの汚れ異物 車体洗浄の高圧水 チューブの先端を下向きとし、異物の入りにくいところに開放してくださ い チューブの先端が暴れないように固定してください 禁止事項 チューブを可動部分に固定しないでください。チューブの破損の原因とな ります 固定時にチューブをつぶさないでください チューブ先端を塞がないでください シールが無い PTO のシステムではポンプがギアボックス側のシール も受け持つことになります そのため、このような場合、弊社は試作、テストを行っ ていただけるようお願いしております 特定のポンプでは、PTO の前面の角リン グシールがポンプと PTO の金属接触を防止することになります XA シリーズポンプ チューブ取り付けの例 取り付けと始動の推奨項目 XA シリーズポンプ ご使用のポンプが長期にわたり正常に稼働するために以下の内容を参考としてください 作動油タンク 一般的に作動油タンクは油圧ポンプ軸芯より高く設置するのが適切で す XA ポンプは、条件により作動油タンクの上方でも使用することがで きますが、その場合はご相談ください 吸入管内圧力は運転中で絶対 圧 0.8-2bar を推奨します タンク内部には仕切り板を設け、戻り油が直 接吸入されることが無いように計画してください これにより、システム に空気が混ざるのを防止し、分離を促進できます 吸入管はタンク底部 から出さないようにしてください 水分やコンタミを吸入する危険を防止 できます 吸入管 吸入管内の流速を 0.5-0.8m/sec となるように径を選択してください 可能な限り短く直線的な配管を心がけてください 始動前 XA ポンプの回転方向を確認してください 変更が必要な場合は 4 ペ ージを参照ください 始動前にポンプケーシングに作動油を充満してください XA ポンプには特に重要です 始動 - 吸入ラインにバルブがあれば開放してください - 全てのバルブがタンク戻りラインが選択されていることを確認ください - 吐出管の一部のネジを緩めます(エア抜きのため) - 低速でインチングしながら起動します - 緩めた吐出管の一部から空気が出て油だけになったら締め付けます - 負荷をかけずに 1-2 分運転を続け回路に油が流れていることを確認します - ポンプから振動や不適切な音が出ていないか確認します - 運転開始から数時間経過したのち、取り付け部も含め各部ネジに緩みがな いか再確認します フィルタ 作動油タンクを清浄に保ち、タンクに油を給油する場合はフィルタを通し てください 空気の混入にも注意してください ポンプ吸入管は清浄であること。また以下の内容でフィルタを設けてくだ さい 比較的シンプルな回路の場合(チッパーなど) 20μ リターンフィルタ より複雑で高度な回路の場合(クレーンなど) 理想的にはポンプ吐出口 に 10-20μ フィルタ 目詰まりインジケータもお勧めします 油圧作動油 10-400cSt の粘度の鉱物系作動油をご使用ください このレンジであれば適切な効率を維持することができます もし、その他の種類の作動油をご利用の場合は、ご相談く ださい 作動油の使用可能最大温度は 100℃です 駆動方式、取り付けの注意 PTO に接続する場合、ポンプ側 PTO 側いずれ の取り付け注意事項にも十分配慮してください PX ポンプは基本的にシャフトにアキシャル荷重 を受けないことを前提に設計されています 駆動条件の確認をお願いします メンテナンス 日常点検 - ポンプ取り付け部の緩みチェック - 作動油の清浄度 - フィルタの目詰まり状態 ポンプから出ている透明なビニールチューブに連続して油が 流れている場合は、ポンプまたは相手側のシールの確認が 必要です LEDUC 製品一覧 油圧モータ 固定容量斜軸型油圧モータ 5cc〜180cc ISO,SAE 取り付け マイクロハイドロリクス 産業用 車両用ポンプ W シリーズ固定容量型ポンプ、DELTA シリーズ可変 容量型ポンプがあります。小形で高圧力 W シリーズは ISO3019/2 フランジ取り付け、シャフトは DIN5480 DELTA シリーズは SAE シャフトおよび取り付けです 油圧アキュムレータ ブラダ式 ダイアフラム式 アキュムレータ 1.22cu.in-13.21gallons(20cc から 50L)まで 最高圧 7250psi(500bar) アキュムレータ用アクセサリ HYDRO LEDUC のノウハウの 詰まった特別な製品群です アキシャル&ラジアルピストン ポンプ、可変固定容量 アキシャルピストンマイクロ ハイドロモータ マイクロハイドロユニット(電動機、 ポンプ、バルブ、コントロール付き) 油圧の設置場所が極めて狭く、難しい 環境条件のユーザー様に信頼性の高い コンプリートシステムの提案をします ハイドロ リダック社
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