DISTRICT 2750 新しい風に乗って 特別版 Governor’s LETTER 半年のまとめ 国際ロータリー第2750地区 2013−14年度 ガバナー 舟木 2013−14年度の2750地区ガバナーとして船出して から半年がたちました。最初に掲げた目標をどれだけ 達成できて、 どんな課題が残されているのか。これから の半年のために検証する時期に差し掛かっております。 2013年1月、国際ロータリーは国際協議会で、2013 −14年度RIテーマとして「Engage Rotary, Change Lives (ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を) 」を打 ち出し、当時のRI会長エレクトのロン・バートン氏は 「奉仕」 「親睦」 「多様性」 「高潔性」 「リーダーシップ」 を ロータリーの中心的価値観とし、日常生活の中でこれ らを実現し、社会に広め還元する人こそが本当のロー タリアンではないかと呼び掛けました。 世界に発信されたこの“号令”を受け、2750地区で実 現するために私が掲げたのが「草の根再生を目指す『新 しい風』 」 。ロータリーは草の根団体であり、 ロータリア ンひとり一人と地区の94のクラブから元気にするのが 「新しい風」 です。RIテーマを地区がクラブに橋渡し、 そ れを受け止めたクラブが対応をするとき、 「新しい風」 が吹き起こります。 まず、RIが最優先課題としたのは何でしょうか。他 でもない「会員の増強」です。2750地区の今年度の会 員純増数を「200人以上」 とし、 「各クラブで純増1名」 を 目標にしています。仕事仲間や趣味の友人、家族を通 じて入会を勧めるのはどうでしょう。これと並行して 「クラブ会員の維持」 に努め、 さらに8月にRIに認証され た「東京愛宕ロータリークラブ」 のような新しくクラブ を立ち上げることで「200人以上」は手が届きそうなと ころまで来ています。 ただ、 このまま何もしなくて到達できるわけではあり ません。 「今いる仲間を減らさない」 「新しい仲間を増 やす」 ように、 各クラブのご協力をいただきたいと思い ます。例会の開催時間や進め方、食事の決め方などが 仲間のライフスタイルに適応しているでしょうか。会 費は適正でしょうか。ロータリアンとして熱意を持て る、やりがいのある奉仕プログラムをクラブは十分に 提供していますか。こうしたことに照らして修正でき る点は勇気をもって、 修正する必要があるでしょう。 また、RIは大きな課題として「人道奉仕の充実」 を挙 げています。地区として進めているのが、地区内の全 クラブの奉仕活動の共有化です。あのクラブ、このク いさ子 ラブがどんな奉仕をしているの か、 ネット上で確認できるように しました。クラブとクラブが手 を結び、 新しい協同プロジェクト を立ち上げやすくしました。 一方、 今日の東アジア情勢を鑑 みるとき、 アジア全域の学生を支 援する「米山記念奨学事業」の重 要性が増しています。 このため、 寄付額の目標を総額1億円にしました。現在 700人の奨学生を1000人に増やし、平和の使者となる べき若者をもっと応援したいと思います。 さらに、RIは「ネットワークの強化」を打ち出しまし た。ロータリーにはファミリーとしてインターアクトと ローターアクトが、 青少年育成支援のプログラムとして RYLA、 青少年交換などに関する会議があります。それ ぞれ活発な活動を続けていますが、 殊に2750地区でイ ンターアクトとローターアクトが二つずつ新たに結成さ れることは、 私たちロータリアンを大いに励ますもので す。ローターアクトやインターアクトの“卒業生”たちが 明日のロータリアンの頼もしい候補生だとロン・バート ン氏は指摘しています。若者をはぐくみ応援する「未来 への投資」 、 種まきが実りをもたらすその日まで、 皆様と 息長く継続していきたいと思います。 最後に付け加えたいのは、 「対外広報活動の強化」 で す。ロータリーとはどんな団体なのか、実はロータリ アン以外の方々はご存じでないのではないかと思いま す。例えばロータリアンの皆様のご家族はどうでしょ うか。試みに尋ねてみてください、 「ロータリーを知っ ているか」と。例えば、2750地区で2月23日のロータ リーの誕生日に「ロータリーの日」を設け、その日は必 ず誰かにロータリーの魅力について話す日にするとい うアイデアもあります。ロータリーが多くの人々に祝 福され、 期待される存在であればこそ、 ロータリー力は 増すことになります。 すべてのロータリアンがクラブを拠点にリーダー シップをもって活動すれば、モラルある平和な社会の 再生はかないます。そんな希望に満ちた目的地に向 かって「新しい風」を帆でしっかりとらえて、皆様と航 行を続けていきたいと思います。 Rotary International 新しい風に乗って ロータリーの存在とは RI財団元トラスティ/RI元理事/RI日本財団理事長 千 玄室 日本の中心である東京の各 ロータリークラブは、それだけに メンバーも錚々たる方々である。 2750地区で、舟木いさ子さんは 会長経験者として、2013−14年 度の女性初ガバナーに選ばれ、活 躍されています。優雅でしかも毅然とされた女性 ガバナーは全国ロータリーアンの憧憬の的となる のだが、現在のロータリーは女性をはじめ青年若人 のメンバーが増えることに大きな期待を寄せてい る。舟木さんは、自クラブ(東京白金RC)だけでな く他クラブの大きな支援があって、増々その真価を 発揮していただけるものであろう。 私は国際ロータリーの理事や、財団トラスティを はじめ様々な委員会の委員や長を務めさせていた だき、ロータリー暦も55年を経ているが、実際のと ころロータリーの奉仕に対して、また存在価値に未 だ歴然とした理解を持つことが出来ていなく、忸 怩たる思いである。それは職業を持って社会に生 きる人間として、自分の職業(天より与えられたも の)を通じてどのような奉仕活動を行ってきたかと 自身に問う時、中々明確な答えが正直でないのであ る。それはロータリーの奉仕の意義を、日本人であ るがために神仏、特に仏の教えに照らし合わせて、 また哲学的に或いは思想的に考えるからである。 欧米のメンバーは、キリストの教えの奉仕「己を捨 て己を越えて他の人のために捧げ尽くす」と端的に 割り切れる。私どもは仏の教え、無財の七施に照ら し合わせる。それは和顔施、眼施、心施、身施、言辞 施、、房舎施であるが、中々難しいことで実行は出来 難い。布施ということを奉仕として考えると、布施 とは金品を施すのでなく、社会において共同体をつ くる人と人の交わりから、共に慈しみ合い助け合う ことである。それがまず第一の心や身の施しとな る。 ロータリーアンとして己を何時も省みて謙虚な 心を持つことを理解し、そのために一週間一回の例 会や色々な活動に出席し、皆と一緒に己の心の成長 を鍛える。そこにロータリーとしての存在価値が あると思わねばならない。私は私なりにそうした 価値観を持って、人間修練の道場がロータリーであ ると思っている。単に仲良しクラブで友と共に親 睦を図るのもよいが、もっとロータリーの真の奉仕 の哲学をそれぞれの職業を持った人々が謙虚に学 び修していく姿勢を持つことこそ大切なことであ る。 幸い舟木いさ子さんの素晴らしいお心と実行力 をもって、この地区から「ロータリーらしさ」の真 価を発揮していただくことを心より願い、私も御支 援申し上げたいと念じている。 研修リーダーからのご挨拶と地区大会参加のお願い 地区研修リーダー 市川 皆さん、清々しい気持ちで新年 をお迎えになられたことと存じ ます。 昨年は本当にご活躍を頂き有難 うございました。 舟木年度に入り7カ月が経ちま した。この7カ月に舟木ガバナーをリーダーとし て、従来になくエネルギッシュな活躍が皆様のお蔭 で随所に見られました。 舟木ガバナーにはすべてに亙って活気溢れるご 指導を頂きましたが、中でも特筆すべきことは、 1)大きな目標をすべてに亙って立て、挑戦を呼び 掛けたこと。 2)本年度RI会長ロン・D・バートンが激しい言葉 伊三夫 で言われていた“big-mouth(口先だけ)を慎む こと。実績をもって答えを出せ”この教えを忠 実に実行されていることです。 2750地区のロータリアンは誰しもが舟木ガバ ナーに負けないような、逞しい背中を人に見せるよ うにこれからの5ヶ月頑張りましょう。 今度の地区大会は私達の地区大会です。いろい ろな面で画期的な要素を盛り込んでおります。こ れが成功すれば、かなり新しいスタイルになると 思います。より多くの人を呼び込んでのロータリ アンとロータリアンでない人とのハーモニーゼー ションが図れるのではないかと期待しています。 あらゆる面で皆様の新しいスタイルに挑戦する 従来以上のご協力をお願い致します。 Governor's LETTER 戦略室 特別版 新しい風に乗って 2013-14 年度 地区大会 みんなで地区大会を盛り上げよう !! ■指導者育成セミナー クラブ会長・幹事は、ご参加ください。 ■シンポジウム ロータリー家族及びロータリアン以外の方もご参加下さい。 シンポジウム:「日本橋に青空を取り戻そう」 ロータリーがオピニオン・リーダーとなって国を動かす!! ・基調講演 ・ご来賓 「都市の美学」 コシノ ジュンコ(ファッションデザイナー) 下村 博文(文部科学大臣/教育再生担当/東京オリンピック・パラリンピック担当) ■RI 会長代理ご夫妻歓迎晩餐会 / RID3650 歓迎晩餐会 ..................................〔飛天の間〕 IN TE TARY L RO RNATION A RI会長代理ご夫妻を クラブ会員の20%の出席で お出迎えしましょう! RI2750地区 4,644名 (PBGを含む) 2013−14年度 地区大会 2月26日・27日 ※新会員には、松宮 RI 会長代理との記念撮影と記念品が用意されています。 (新会員のパートナーは、登録料が無料です。) ★地区大会プログラムへの広告掲載にご協力ありがとうございました。 Governor's LETTER 戦略室 特別版 2013−14年度 地区大会プログラム 2014年2月26日(水) 11:00〜 12:00 ①信任・選挙・決議・登録委員会 ②指導者育成セミナー(第1部) 冒頭に松宮RI会長代理のプレゼンテーションがあります。 2014年2月27日(木)大会本会議(飛天の間) 12:00〜 13:00 登録開始 /「友愛の広場」開場 13:00〜 14:00 開会・点鐘・国歌斉唱 / 来賓紹介 12:00〜 13:00 登録開始 /「友愛の広場」開場 ※午前中からの参加者には各会場でお弁当のご用意があります。 13:00〜 13:30 開会式典(飛天の間) 松宮RI会長代理よりご挨拶をいただくことになっています。 大会趣旨・プログラム説明をいたします。 13:45〜 16:30 ■ 指導者育成セミナー(第2部) ワークショップ/シンポジウムに参加 ■ ワークショップ 「新世代」 「会員基盤強化」 「PBG」 「東京オリンピック提言の輪」 「国際奉仕・環境に寄与する職業奉仕」 ■ シンポジウム 「最も美しい首都東京へ、日本橋に青空を」 (16:30〜 17:15) 今年度創立及び創立予定のクラブ合同例会 16:30〜 17:45 ---休憩--- 「友愛の広場」にて各種お飲み物と音楽演奏をお楽しみ下さい。 17:45~ 20:30 RI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会・RID3650歓迎晩餐会 (飛天の間) 17:45 オープニング 子供たちによる歌と踊りで歓迎 18:00 バ ト ン ト ワ リ ン グ 吹 奏 学 部 の 先 導 に よ りRI会 長 代 理 ご 夫 妻、 RID3650ガバナーご夫妻入場 ― 歓 談 ― ゆったりとお食事をお楽しみ下さい ミニコンサート 洋と和の融合による雅の世界へご招待 「花散里」 「希望の轍」 メインプログラムとして新会員紹介を実施いたします。 20:30 閉会 各クラブ会長が花道で松宮RI会長代理をお迎えします。 松宮RI会長代理は全てのクラブ会長と握手され、登壇されます。 クラブ会長、ガバナー補佐の皆様がステージ前、横並びに整列を されたところで開会点鐘となります。 14:00〜 15:30 舟木ガバナー挨拶・松宮RI会長代理講演 4種委員会報告・決議 / 各種表彰 前日に開催されたワークショップのご報告をさせていただきます。 ガバナー・エレクト/ノミニー紹介、挨拶 他 15:30〜 16:00 ---休憩--- ※「友愛の広場」にてお飲物をご用意しております。 16:00〜 18:30 ★特別講演 田中作次RI直前会長「平和」 サプライズプログラム ★記念講演 小泉進次郎 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官 次期大会ご案内 RI会長代理講評 謝辞 18:30〜 18:45 閉会・点鐘 ファイナルセレモニー 18:45〜 20:30 カクテルパーティー 立食形式によるパーティーをご予定しております。 会場は20:30まで開いておりますのでごゆっくりお過ごし下さい。 地区大会戦略室(大会戦略室) RI会長代理エイド: 市川伊三夫 研修リーダー ガ バ ナ ー : 舟木いさ子 戦略室室長: 松下昌夫 研修リーダー代行・戦略室計画室長 戦 略 室: 野上征利 大会委員長 戦 略 室: 西澤宗英 大会副委員長・渡邉久敏 大会副委員長 戦 略 室: 鈴木 齊 代表幹事
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