LOPE-C 2014 ファイナルレポート 第 6 回 オーガニック&プリンテッドエレクトロニクス産業国際見本市・会議 2014 年 5 月 26 日~28 日 ICM ミュンヘン国際コングレスセンター 2014 年 5 月 28 日 Summary 出展社数は18ヶ国から139社 ⇒前年比26%増 来場者数は2,000人以上 ⇒前年比10%増 業種を超えた重要イベントとしての将来性 が明確に 会議では28か国から195の講演を開催 Facts&Data 会 期 会 場 主 催 規 模 2014 年 5 月 26 日(月)~5 月 28 日(水) 午前 10 時~午後 6 時 最終日 午後 4 時 ICM ミュンヘン国際コングレスセンター ミュンヘン見本市会社 (Messe München GmbH) OE-A (オーガニック・プリンテッド・エレクトロニクス協会) 3,500 ㎡ 出 展 企 業 18 ヶ国から 139 社 (2013 年:19 ヶ国 から 110 社) 来 場 者 総 数 2,000 人以上 主 な 出 展 品 マテリアル、コンポーネント、生産プロセス、アセンブル・パッケージ技術、システム・ インテグレーション 、インスペクション・テスト・システム、デバイス、アプリケーショ ン、サービスなど (2013 年:40 ヶ国から約 1,800 人) 岡山大学、次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合、DOWA ホールディン 出展日系企業 (現地法人・代理 グス㈱、日本ゼオン㈱、printable electronics(㈱ICS コンベンションデザイン)、 富士フィルム㈱、三菱マテリアル㈱ 他 店出展含む) 専 用 U R L www.lope-c.com (英語) 全体的に成長:オーガニック&プリンテッドエレクトロニクス産業、 LOPE-C 2014 で莫大な可能性を見せる 新しい技術の市場認知度を高めよう!LOPEC 2014 はプリンテッドエレクトロニクス業界のこの目標に応 え、既に過去の LOPEC において達成していた市場認知度を、更に高めることになった。参加者は前回よ 1 り 10%以上増え、2,000 人を超え、出展社数や展示スペースもともに成長し、LOPE-C2014-第 6 回 オーガニック&プリンテッドエレクトロニクス産業国際見本市・会議は幕を閉じた。 「当社は、エンド市場向け新技術の認知度を向上さ せるためにも、LOPE-C のようなプラットフォームを 必要としている」今年の LOPE-C の印象をこのよう に話すのは、欧州委員会通信ネットワーク・コンテン ツ・情報総局局長 Khalil Rouhana 氏だ。「EU は 2014 年、2015 年と 7,000 万ユーロを出資し、オー ガニック&プリンテッドエレクトロニクス産業の研究 開発と技術革新を支援している。このことは、この新 技術の重要性を明確に表している」と同氏は続けた。 LOPE-C 会 長 お よ び OE-A 欧 州 副 会 長 の Wolfgang Mildner 氏は、「LOPE-C の結果が表し ているのは、プリンテッドエレクトロニクスの対象が一層成熟しつつあり、医薬品、自動車、家庭用電化製 品、包装などの応用産業へとその用途を拡大しつつあるということだ。見本市では多くの特殊応用事例を 見ることができた」と、喜びを表現した。LOPE-C 見本市会長で Coatema 社副社長である Thomas Kolbusch 氏は、「具体的な応用事例だけでなく、多くの大量生産用機械が実際に操作されているのを生 で見ることができた」と話している。 LOPE-C は、来場者の 50%以上がドイツ国外から来場していることもあり、その国際性も高く評価されて いる。ドイツ以外の来場者数トップ 5 カ国は、英国、フランス、米国、韓国、台湾だ。LOPE-C は初めて、 台湾、シンガポールから大規模な代表団と業界・研究機関の第一線で活躍する代表者たちを招待した。 メッセ·ミュンヘンの副最高経営責任者 Dr. Reinhard Pfeiffer は、「来場者数の伸びや、海外来場者数の 占める割合の高さから分かるのは、LOPE-C がプリンテッドエレクトロニクスにおいて世界で最も重要なプ ラットフォームだということだ」とコメントした。同イベントは、出展社数においても安定的な成長を見せ、18 カ国から 139 企業、前年比 26%の増加となった。展示面積に関しても、同じく 26%増加した。 ボッシュ・レックスロス・プラスチック電子社で事業開発を担当する Andreas Gryglewski 氏は、多くの部 門にとって LOPE-C は重要であると主張する。「異業種から多くの来場者が訪れ、プリンテッドエレクトロ ニクスがどのように伝統的産業を変えつつあるのかを知ろうと、このイベントを利用している」今年の LOPE-C は、エアバスによる事例紹介が行われた Innovation Showcase(イノベーション•ショーケース) や、特別な紹介イベント、ガイドツアーなどを開催し、こうした異業種からの需要を早くも満たした。 民間の調査会社 forschungplus 社が行った参加者へのアンケートで、LOPE-C のような業種を超えたイ ベントが重要視されていることが分かった。71%のアンケート回答者が、LOPE-C は将来的に重要性を 増していくだろうと考えていることが明らかとなった(2013 年 61%)。 この調査結果は、OE-A(オーガニック・プリン テッドエレクトロニクス協会)による初のビジ ネス環境調査とも一致している。OE-A 会長 の Stephan Kirchmeyer 氏は、LOPE-C の 記者会見で次のように語った。「調査対象者 の 72%は、機器メーカーからエンドユーザー まで、業界全体のあらゆる分野における成長 を期待している。この成長は、LOPE-C にお ける来場者の数や質の顕著な伸びだけでな く、より多くなった出展企業、展示ブース、より 広くなった展示面積にもすでに反映されてい る」 2 28 カ国から 195 に及ぶプレゼンテーションが行われた 3 日間の会議もまた LOPE-C の重要部分を担っている。 本会議での対象範囲は実に幅広く、業界の要求事項は もちろんのこと、AGC Glass Europe 社のビル統合のた めの有機太陽電池のような特殊応用や、Heraeus 社な どの企業が提供するビジネス戦略、EU と日本のための 地域戦略も含まれた。VTT 技術研究センターやホルス トセンターなどの研究機関は、医療や福祉などのアプリ ケーションに統合されたインテリジェントシステムについ ての見通しを発表した。 次回 LOPE-C は今から 9 ヶ月後の 2015 年 3 月 3 日 ~5 日、ドイツ・ミュンヘンにて開催される。 詳細情報並びに写真は、専用ホームページまで:http://www.lopec.com 資料請求、各種お問合せ先:メッセ・ミュンヘン・インターナショナル 日本代表部 株式会社メッセ・ミュンヘン・ジャパン 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 3-20-3 ノアーズアーク虎の門 5 階 Tel.: 03-6402- 4583 Fax: 03-6402-4584 e-mail: [email protected] URL: www.messe-muenchen.jp (日本語) www.messe-muenchen.de(英語 / ドイツ語 ) 3
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