「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務公募型プロポーザル実施要領 1 趣旨 「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務において、本市では世界における金沢の認知度 の向上をめざし、季節の風景、歴史的景観や工芸・芸能・食文化など世界に通用する本市の奥深い魅力 を凝縮した多言語対応のショートムービーを制作し、コンベンション会場における上映やインターネッ ト動画共有サイトへの掲載を行うこととしており、この「世界の金沢」プロモーションムービー制作委 託業務を実施する最適な候補者(以下、 「特定者」という。)を、このプロポーザルによって選定する。 2 一般事項 (1) 名称 「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務公募型プロポーザル(以下「本プロポ―ザル」 という。 ) (2) 方法 本プロポーザルは、公募型プロポーザルとする。 (3) 主催者及び事務局 ア 主催者 金沢市 イ 事務局 金沢市 市長公室 広報広聴課 〒920-8577 金沢市広坂1丁目1番1号 電話 076-220-2033 FAX 076-220-2030 (4) 実施要領等の交付の期間、場所及び方法 ア 期間 平成 27 年 4 月 9 日(木)から平成 27 年 4 月 20 日(月)まで(日曜日及び土曜日並びに 国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第2条に規定する休日(以下「休日」 という。 )を除く。 )の午前 9 時から午後 5 時 45 分まで イ 場所 金沢市 市長公室 広報広聴課 ウ 方法 直接、郵送又は電子メールとする(郵送又は電子メール希望者は、(3)イまで郵送、宅配便又 は FAX で請求すること。 ) 。また、以下のホームページからも実施要領等を入手することがで きる。 「金沢市公式ホームページいいね金沢」 エ 交付資料 (ア)「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務公募型プロポーザル実施 要領 (イ) 提出書類様式 (5) 日程 実施要領等の交付開始:平成 27 年 4 月 9 日(木) 実施要領等の交付終了:平成 27 年 4 月 20 日(月) 参加表明書の提出期限:平成 27 年 4 月 20 日(月) 企画提案書の提出期限:平成 27 年 5 月 22 日(金) プレゼンテーション:平成 27 年 6 月上旬を予定(別途、企画提案書提出選定者に通知) 審査結果通知:平成 27 年 6 月上旬を予定 3 応募資格 (1) 応募者の資格要件 応募者は、次の条件のすべてに該当する者とする。 ア 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者であること。 イ 金沢市内に本店又は営業所を有する法人であること。 ウ 過去 3 年(平成 24 年 4 月 1 日以降)に、プロモーションを目的とした同種、類似の活動実績を 有する法人であること。 エ 市税及び国税を滞納していないこと。 -1- (2) 応募資格の制限 次に該当する者は、3(1)の有資格者であっても、本プロポーザルに応募してはならない。また、 応募者は、次に該当する者から直接又は間接の援助・協力を受けてはならない。 ア 「世界の金沢」プロモーションムービー選定委員会委員 イ アが自ら主宰し、又は役員、顧問等として実質的に関係する組織(研究室等を含む。)に所属す る者 4 特定者の業務概要 (1) 業 務 名 「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務(以下「本委託業務」という。 ) (2) 業務内容 ア 企画提案事項 (ア) ショートムービー(4 分間以内) (イ) 外国人が直感的に理解し訪れたくなる金沢の魅力 イ 制作事項 企画を採用した者には、当該事案を実施するために必要な次の事項を委託する。 (ア) ショートムービーの制作 ウ ショートムービーの制作方針 (ア) 世界における金沢の認知度の向上を目的としたストーリー性のあるショートムービーを制 作する。 (イ) 季節の風景、歴史的景観や工芸・芸能・食文化など世界に通用する本市の奥深い魅力をクオ リティの高い映像で表現する。 (ウ) 海外からの来訪者数に高い比率を占めるアジア地域の方を主眼とした外国人が金沢の魅力を 直感的に理解し訪れたくなる内容とする。 エ ショートムービーの仕様 (ア) 画 質 HD 画質、画面縦横比は 16:9 とする。 (イ) 収録時間 4 分間以内 (ウ) 対応言語 字幕は以下の言語に対応させること。 日本語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、 英語、フランス語 オ 活用シーン (ア) ホームページ及びインターネット共有サイトへの掲載 (イ) 国際旅行博やコンベンション会場、市の関連施設、屋外ビジョン等における上映 (ウ) 金沢市広報番組における上映 カ 著作権 納品された映像及び音響の著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。 )は、 金沢市に帰属する。制作者は納品された映像及び音響の著作権に係る著作者人格権を、市及び第三 者に対して行使しないものとする。また、納品された映像及び音響は、金沢市及び金沢市が認めた 団体が作成するホームページや各種広報媒体、シティプロモーション、観光宣伝、旅行会社への販 促等に随時使用、複製できるものとする。 キ 納品形態 (ア) web 用データファイル(データ形式 MOV ) (イ) ショートムービーを収録した DVD (1 言語ごとの収録 DVD×各 2 枚及び 8 言語全てを収録した DVD×4 枚の計 20 枚) ク 留意事項 (ア) 一般的事項 a 業務の遂行状況について随時報告を行うこと。 b 業務を遂行する上で必要な資料等は、必要に応じて随時金沢市が貸与する。なお、貸与し -2- た資料等の複製、複写の可否、返却については、金沢市の指示に従うこと。 c 委託業務期間はもとより委託業務期間終了後も、当該業務で知り得た機密、個人情報等の 取り扱いについて厳守すること。 d 編集内容の最終決定までには、金沢市の立会いのもとショートムービーの試写を行い、訂 正指示があった箇所については、これに対応すること。 (イ) 業務体勢 a あらかじめ金沢市と調整したスケジュールで行うこと。 b 制作にあたるディレクターを置くとともに、当該業務従事者を確保すること。また、ディ レクター及び業務従事者は、画像や映像、音声などのマルチメディア情報を制作する上で 必要な知識と技能を有すること。 ケ その他 本仕様に記載のない事項については、その都度協議して決定する。 (3) 履行期間 本委託業務契約締結日から平成 27 年 12 月 31 日までとし、成果品の納品は、平成 27 年 10 月とする。 5 提案条件、提出書類等 (1) 提案条件 提案に当たっては、以下の条件により行うものとする。 ア 業務委託費上限額 3,600,000 円(消費税及び地方消費税を含む。) (2) 提出書類の内容及び提出方法等 ア 参加表明書 企画提案書の提出を希望する者は、以下に基づき作成した参加表明書を持参、郵送又は宅配便 等により提出すること。なお、電送は認めない。 (ア) 内容 a 参加表明書は、以下の様式に基づきそれぞれ作成する。 様式1 参加表明書 様式2 業務の運営組織 様式3 法人の過去 3 か年におけるショートムービー制作業務に関する活動実績 様式4 市税滞納有無調査承諾書 b 用紙の大きさはA4判とし、左端ホチキス仮とじとする。 c 様式3に記載する「ショートムービー」とは、平成 24 年4月1日以降に実施した主要な 業務をいう。 d 様式3に記載する活動実績は、ショートムービー制作業務について 6 件までとし、1 業務 ごとに様式3を 1 枚添付すること。 e 以下の書類を添付すること ・国税に係る納税証明書 法人税、消費税及び地方消費税の未納がない証明で申請時1ヶ月以内のもの。 (提出部数の内、1部は必ず原本を添付し、他はコピー可) ※その3の3(法人税と消費税及び地方消費税の未納がないことの証明)。 ・商業登記簿謄本 申請時3ヶ月以内のもの。 (提出部数の内、1部は必ず原本を添付し、他はコピー可) (イ) 提出部数 7部(写真はカラーコピーとしてもよい。) (ウ) 提 出 先 2.(3).イに同じ(金沢市市長公室広報広聴課) (エ) 提出期間 平成 27 年 4 月 9 日(木)から平成 27 年 4 月 20 日(月)まで(日曜日及び土曜日 並びに休日を除く。 )のそれぞれ午前 9 時から午後 5 時 45 分までとする。郵送又 -3- は宅配便等の場合は、平成 27 年 4 月 20 日(月)午後 5 時 45 分必着とする。 (オ) 照会窓口 参加表明書の作成について不明な点がある場合には、以下の場所に照会すること。 a 照会場所 2.(3).イに同じ(金沢市市長公室広報広聴課) b 照会期間 上記提出期間に同じ (カ) 参加表明書提出後、記載された内容の変更は認めない。 イ 企画提案書 以下に基づき作成した企画提案書を持参、郵送又は宅配便等により提出すること。なお、電送 は認めない。 (ア) 内容 a 企画提案書は、以下に掲げる課題に対して、各様式に基づきそれぞれ作成する。 各課題について、該当する様式に記載するものとする。 課題Ⅰ 海外からの来訪者数に高い比率を占めるアジア地域の方を主眼とした外国人が 直感的に理解し訪れたくなる金沢の魅力 課題Ⅱ 季節の風景、歴史的景観や工芸・芸能・食文化など世界に通用する本市の奥深 い魅力を表現したショートムービー 様式5 企画提案書 様式6 企画提案内容(任意様式) 様式7 質問書 b 様式についてはA4判とする。 c 提案に当たっては、課題ごとに基本的な考え方と具体的な企画提案内容を様式6に記述す ること。 なお、文章は簡潔にまとめ、文章を補完するためのイラスト、イメージ図、ゾーニング図 等を使用することができる。 (イ) 提出部数 様式5、様式6は各7部(イラスト、イメージ図、ゾーニング図等はカラーコピ ーとしてもよい。 ) (ウ) 提出場所 2.(3).イに同じ(金沢市 市長公室 広報広聴課) (エ) 提出期間 企画提案書提出者決定通知の日から平成 27 年 5 月 22 日(金)まで(日曜日及び 土曜日並びに休日を除く。)のそれぞれ午前 9 時から午後 5 時 45 分までとする。 郵送又は宅配便等の場合は、平成 27 年 5 月 22 日(金)午後 5 時 45 分必着とす る。 (オ) 質疑応答 a 提案内容に関する質疑は様式7に記載し、平成 27 年 5 月 8 日(金)午後 5 時 45 分までに 企画提案書の提出場所まで、持参、郵送、宅配便等又は FAX で送付するものとする。FAX 以外の電送は認めない。郵送、宅配便等又は FAX の場合も同時刻必着とする。なお、FAX の場合、送付した旨とその枚数を電話で連絡すること。 b 回答は、平成 27 年 5 月 15 日(金) (予定)までに、質疑の有無にかかわらず、企画提案 書を提出した全員に対し、質疑書及び回答書を送付する。 (カ) 厳正な匿名審査を行うため、作成者が判別できる内容の記載(特定の者と判別できる記号や ふちどりなども含む。 )がある場合は、失格とする。 (キ) 企画提案書提出後、記載された内容の変更は認めない。 (ク) 提出された企画提案書は、返却しない。 (3) その他 ア 書類等の作成に用いる言語、通貨及び単位は、日本語、日本円、日本の標準時及び計量法(平 成 4 年法律第 51 号)に定める単位に限る。 イ 提出書類の作成、提出及びプレゼンテーションに関する費用は、応募者の負担とし、参加報酬 -4- は支払わない。 6 特定方法、結果の通知等 (1) 企画提案書の提出者の選定方法 事務局は、「3 応募資格」に掲げる条件を満たしている参加表明者について、参加表明書の内容に より「7 企画提案書の提出者の選定基準」に基づき、「世界の金沢」プロモーションムービー選定 委員会の各委員に対し、資格要件、選定基準を満たしているかを確認し、企画提案書の提出者を決 定する。 (2) 企画提案書の特定方法 企画提案書及びプレゼンテーションの内容により、 「8 企画提案書の特定基準」に基づき、 「世界 の金沢」プロモーションムービー選定委員会の各委員が審査を行い、点数を付け、その審査結果の 合計得点が最も高い企画提案書の提出者を「世界の金沢」プロモーションムービー制作委託業務の 実施者として特定する。 審査結果の合計得点が最も高い企画提案書が同点で複数あった場合には、これらの企画提案書に ついてのみ、再度、あらかじめ設定した課題に対し提案された内容に関し、 「世界の金沢」プロモー ションムービー選定委員会の各委員の合議による優劣の比較審査を行い、評価項目に加算もしくは 減算を行い、合計得点の優劣を付け、特定するものとする。 (3) プレゼンテーションの実施 プレゼンテーションの日時、場所については、企画提案書の提出者に対し通知する。 (4) 「世界の金沢」プロモーションムービー選定委員会 「世界の金沢」プロモーションムービー選定委員会は、次の6名で構成する。 後藤徹(金沢美術工芸大学教授) 周航(北陸大学専務理事) セシル・アンドリュ(ビジュアルアーティスト) 川上広造(アーテックス株式会社代表取締役、グラフィックデザイナー) 秋草孝(金沢市広報ディレクター) 当田一博(金沢市市長公室長) (5) 審査結果の公表 審査の結果については、平成 27 年 6 月上旬頃(予定)に特定者を公表するとともに、企画提案書 の提出者に対し、審査結果を通知する。 なお、審査結果の詳細等について電話等での問い合わせには、いかなる場合も応じられない。 -5- 7 企画提案書の提出者の選定基準 評価項目 評価の着目点 運営体制 企画力 実績 判断基準 ① 運営組織(指揮系統) ② 人材配置(実施体制) 参加表明者の実行力を評価する。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 業務の内容により、実施者に必要 な能力、技術、感性等を評価する。 コンセプト オリジナリティ 計画性 妥当性(実現性) 技術力 能力適正 同種実績、類似実績 総括責任者等の経験年数を評価す る。 8 企画提案書の特定基準 評価項目 評価の着目点 業 務 実 施 方 業 業務の理解度 針及び手法 務 及び取組意欲 の 業務の実施方針 評価に当た 姿 っては、企画 勢 提案書の内 等 容 及 び プ レ 特定テーマに対する企 ゼ ン テ ー シ 画提案 ョンの結果 により総合 的に判断を 行う。 判断基準 配点 業務内容、業務背景等の理解が高く、業務への積 極性が見られる場合に優位に評価する。 業務への取組体制、実施チームの特徴、特に重視 する提案上の配慮事項等について(但し、課題に 対する内容を除く。)、的確性、独創性、実現性等 を総合的に評価する。 課 課題Ⅰについて、その的確性(希望条件との 題 整合が取れているか等)、実現性(提案内容が Ⅰ 理論的に裏付けられており、説得力のある提 案となっているか等)を考慮して総合的に評 価する。 課 課題Ⅱについて、同上 題 Ⅱ 合計 25 25 25 25 100 9 その他 (1) 非選定及び非特定理由の説明 ア 選定されなかった者及び特定されなかった者に対しては、その旨を書面により通知する。 イ 上記アの通知を受けた者は、通知をした日の翌日から起算して7日(金沢市の休日を定める条 例(平成2年条例第1号)第1条第1項各号に掲げる市の休日を含まない。 )以内に書面により、 説明を求めることができる。なお、その回答については、説明を求めることができる最終日の 翌日から起算して 10 日以内に書面により回答するものとする。 (2) 失格 次のアからウまでのいずれかに該当する場合は、失格とする。 ア 提出書類に虚偽の内容が記載されている場合 イ 関係者に対する不正な行為を行ったと認められる場合 -6- ウ その他この要領に違反する場合 (3) その他 ア 「世界の金沢」プロモーションムービー選定委員への質疑、照会、連絡、相談等は、いかなる 場合も認められない。 イ 提出書類は、選定及び特定を行う作業等必要な範囲において、複製を作成することがある。 ウ 提出書類に記載された総括責任者等は、特別の理由があると認められた場合を除き、変更する ことはできない。 エ 提出書類は、返却しない。 オ 特定した企画提案書について金沢市が必要に応じて展示、出版等を行う場合、特定者は、金沢 市に協力するものとする。 カ 特定した企画提案書の著作権は、特定者に帰属するものとする。但し、金沢市は特定者の許諾 を得ることなく、無償で企画提案書を利用すること(公表し、複製し、展示すること等をいう。 ) ができるものとする。 キ 具体的な実施作業は、契約後に金沢市と協議のうえ進めるものとする。 -7-
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