別紙 各務原市デマンド型交通「ふれあいタクシー」業務仕様書(案) 1.業務の目的 各務原市地域公共交通会議が策定する「各務原市地域公共交通に係る総合的な計 画」に基づく効果的、効率的な公共交通サービスの確立 2.業 務 名 各務原市デマンド型交通「ふれあいタクシー」業務 3.運行事業者 運行開始までに道路運送法第4条における一般乗合旅客自動車運送 事業の許可を取得している者、もしくは取得する見込みの者 4.運行期間 平成27年10月1日から平成30年9月30日とする。 5.運行地区、乗降ポイント ①須衛・各務地区 (乗降ポイント:24) 市民球場前、須衛町1丁目、サンバレー前、稲田園前、福祉の里、須衛会本公民 館、金場公民館、JA 須衛出張所、東部公民館、宮東公民館、テクノプラザ、おが せ1丁目、北島団地公民館、村国座、岐阜バスコミュニティ、各務福祉センター、 おがせ町5丁目、おがせ池、温井公民館、おがせ公園、山の前公民館、おがせ町 8丁目、鵜沼市民SC前、羽場駅 ②鵜沼南地区 (乗降ポイント:13) 市民プール、ジョイフル各務原前、伊木の森、丸子団地、丸子町ふれあいセンタ ー前、大伊木町ふれあいセンター、大伊木、大牧団地公民館前、陵南福祉センタ ー前、鵜沼朝日町4丁目、鵜沼各務原町、アピタ・ユーホーム、名電各務原駅 6.運 行 日 月曜日~日曜日とする。 ※ 年末年始(12/29~1/2)は運行しない。 7.運行時間、便数 運行時間は7時台~17時台とする。※詳細はふれあいバス路線のダイヤ確定後に 決定する。 運行時間内において、乗り継ぎ拠点において、ふれあいバスの出発時間前までに到 着することとする。ただし、予約が無い場合は運行しない。 1 8.仮想ダイヤ デマンド型交通システム(ふれあいタクシー)のダイヤ(各停留所の発着時刻)は、 最寄り拠点のふれあいバス発着時刻との整合を図ることとする。 以下は事務局で検討中の案であり、最終的には市と運行事業者の協議により作成、 決定することとする。 ①須衛・各務地区 ※土日祝は③~⑩のみ運行 2 ※土日祝は③~⑩のみ運行 ②鵜沼南地区 ※土日祝は③~⑦のみ運行 ※土日祝は③~⑦のみ運行 3 9.使用車両 セダン型タクシー(乗客定員4名)1台を基本とする。 ※ タクシー事業者の事業用乗用自動車と併用する。 ※ 市が支給する指定のマグネットシートを各車両に備え、予約に応じて最適な車両 がデマンド運行を行う。 1便で運行する車両台数は、乗客が1人~4人の場合は1台での運行、5人~8人の 場合は2台での運行とし、最大2台までとする。但し、より利用者の利便性が向上す る場合はこの限りではない。(企画提案書の中に、記載して下さい。) ※ 10.予約受付 (1)予約は、運行事業者の電話にて受け付けることとする。受付時間については、 運行事業者の営業時間とし、期間は当日から1週間前までの便とする。 朝1便については前日の予約とし、2便目以降については、各便の出発時刻の 1時間前までを基本とする。運行事業者の電話で受け付けることとする。 但し、より利用者の利便性が向上する場合はこの限りではない。(企画提案書 の中に、記載して下さい。) (2)1便あたりの予約人数 1便あたりの予約人数は8人までとする。9人目以降の予約があった場合は次 の便を案内する。但し、より利用者の利便性が向上する場合はこの限りではない。 (企画提案書の中に、記載して下さい。) 11.運賃 基本運賃は大人(中学生以上)1乗車300円とする。 割引運賃は下表のとおりとする。 利用者の区分 割引運賃 ・ 小人(小学生) ・ 高齢者(満65歳以上) ・ 身体障がい者手帳所持者のうち第 1 種身体障がい者及びその介護 者(1名) 半額 ・ 身体障がい者手帳所持者のうち第2種身体障がい者 150円 ・ 療育手帳所持者のうち第1種知的障がい者及びその介護者(1名) ・ 療育手帳所持者のうち第2種知的障がい者 ・ 精神障がい者保健福祉手帳所持者及びその介護者(1名) ・ 未就学児童(ただし小人以上の同伴者1人につき2名まで。3人 目からは小人運賃を収受する。) ・ 1歳未満の乳児 回数券等は発行しない。他割引券等の利用は不可とする。 4 無料 12.運賃の取扱 (1)運賃は利用者の乗車時に事業者が料金を収受する。 (2)収受に要する釣銭は事業者において用意する。 (3)事業者は利用者から収受した運賃について、運行日及び便ごとに記録を作成 する。 13.ふれあいバス乗り継ぎ券 (1)事業者は、乗り継ぎ拠点にて、ふれあいバスに乗り継ぎされる方にのみ、市 が支給するふれあいバス乗り継ぎ券を渡すこととする。 (乗り継ぎ拠点) ①須衛・各務地区:市民球場前、岐阜バスコミュニティ、鵜沼市民SC ②鵜沼南地区:市民プール、アピタ・ユーホーム (2)市が作成した乗り継ぎ券を事業者に渡し、事業者は適正に管理する。 (3)乗り継ぎ券は、ふれあいバスでのみ使用可とし、ふれあいタクシーでの利用 は不可とする。 14.停留所の管理 (1)停留所の管理は事業者が適正に行う。 (2)破損等修繕が必要な場合は、市が新規購入または修繕を行う。 15.運行負担金 (1)須衛・各務地区及び鵜沼南地区のそれぞれの1便当たりの運行単価は、プロ ポーザルにより提案いただき、別途市との協議により決定し、各年度の開始時 に締結する年度協議書に定める。 (2)運行負担金は、運行費用(運行便数×運行単価)から、徴収した運賃収入、 国や県からの補助を受けた場合は補助金額の合算額を差し引いたうえで、経常 的に発生する人件費、通信費等の固定費を合算し、市へ請求することとする。 16.運行記録 (1)日報で、便ごとの出発時間、利用者数、利用者の区分(大人、障がい者、小 人、無料の乳幼児)、運賃収入額、出発地、目的地、所要時間、乗り継ぎ券発効 件数を記録する。 (2)月報で、運行日数、区分毎の利用者数(大人、障がい者、小人、無料の乳幼 児)、運行便数、運賃収入額、乗り継ぎ券発行件数を集計し、日報の写しを添付 して翌月10日までに市へ提出する。 17.事故等の報告 本業務中において、事故等緊急事態が発生した時は速やかに市へ報告し、事業者 の責任及び負担とし処理すること。 5 18.損害賠償責任 事故、故障等による自動車の破損、その他運転者の行為により人身、財物等に損 害を与えたときは、原因のいかんに関わらず事業者の責任とする。 19.協議、意見交換会の場 本業務の実施期間中、次の事項を協議、意見交換する場を設置できるものとする。 (1)業務実績報告書の内容に関する事項 (2)安全管理、車両管理に関する事項 (3)苦情、要望事項 (4)運行方法等に対する改善提言に関する事項 (5)その他必要事項 20.関係法令の遵守 業務の履行に関し、道路運送法、その他の関係法令を遵守すること。 21.運行を行うための事業者の条件 (1)平成27年9月30日までに運行区域内に中部運輸局が認可する乗合事業の営 業所を備え、且つ当該営業所に乗合事業を行うための運行管理者を備えること。 (2)中部運輸局岐阜運輸支局へ本仕様に基づく道路運送法第4条の乗合事業の申請 をし、平成27年9月30日までに許可を得ること。 (3)本業務の遂行にあたっては、市のパートナーとしてまちづくりの一部を担うと ういう認識のもと、運行に望むこと。 22.その他 本仕様書に定めなき事項又は疑義を生じた事項については、市と事業者の協議の 上、誠意をもってその解決にあたるものとする。 6
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