平成27年度通所型介護予防事業 委託事業者公募要項 「複合型プログラム」 北九州市保健福祉局健康推進課 ― 目 次 ― 1 公募の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 二次予防事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 応募資格及び委託の条件・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 委託事業の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5 委託料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 6 応募手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 7 委託先候補の決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 8 契約・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 【資料】プログラム例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 公募の趣旨 北九州市では、要介護状態等になるおそれの高い高齢者(二次予防事業対象者)を 対象に、心身の機能を向上させ、対象者個々の「意欲」を高めることにより、自立し た日常生活を営むことができるよう、「運動器の機能向上」「口腔機能向上」「栄養改 善」等を目指した事業を展開しています。 今回、通所型の「複合型プログラム」を実施する事業者を公募します。 2 二次予防事業の概要 基本チェックリストの結果から、運動器の機能低下、口腔機能低下、低栄養等の対 象者を選定(国の基準)します。 選定された二次予防事業対象者のなかで、統括支援センター・地域包括支援センタ ーが必要と認めた高齢者に対して、通所型や訪問型でのサービスを提供し、生活機能 の低下を予防します。 ●二次予防事業対象者決定∼介護予防事業参加までの流れ <二次予防事業対象者の決定>(国の基準) 基本チェックリストの実施 ※基本チェックリスト(健康いきいきチェック)を 65 歳以上で要支援・要介護認定を受けてない者に郵送(P )。 ①基本チェックリスト①∼⑳項目(生活機能に関する項目)のうち 10 項目以上該当する者 ②基本チェックリスト⑥∼⑩(運動機能に関する項目)の 3 項目以上に該当する者 ③基本チェックリスト⑪⑫(栄養状態に関する項目)の 2 項目全てに該当する者 ④基本チェックリスト⑬∼⑮(口腔機能に関する項目)の 2 項目以上に該当 <二次予防事業対象者へのアプローチ> 訪問等で、二次予防事業対象者の心身の状況や介護予防に関するニーズを把握する。 <地域包括支援センターによるケアマネジメント> 二次予防事業対象者や家族と相談し、対象者の状況に応じた介護予防事業等を案内する。 3∼6ヵ月毎に、状況確認・評価を実施し支援の見直しを行う。 通所型介護予防事業(複合型)への参加 ※通所型介護予防事業での評価等によりケアマネジメントの評価を行う 1 3 応募資格及び委託の条件 (1)応募資格 ア 委託の条件を満たし、市内に事業所又は営業所を有しており、契約期間中に適 切かつ効果的に介護予防事業を提供できる法人又は事業者。 イ 暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する法人又は事業者 でないこと。 (2)委託の条件 ア イ ウ エ オ カ キ 過去5年間に、法令に基づく違反等で処分を受けてないこと。 市の示す内容、人員配置でプログラム実施が可能であること。 事業開始までに個別評価やプログラム実施に必要な用品を揃えること。 参加者の心身状況に応じて、安全対策及び緊急時の対応策をとること。 対象者の個人情報の保護に努め、本事業遂行の目的以外に使用しないこと。 介護予防に関する市の研修会や内部研修等で従事職員の資質向上を図ること。 事業の円滑な運営のために、各区統括支援センター、地域包括支援センターや地 域団体等と充分な連携を図ること。 ク 対象者の意欲を引き出し、介護予防に効果的なサービスを提供すること。 ケ その他、市の指示に従うこと。 4 委託事業の内容 (1) プログラム全般 ア イ ウ エ オ (2) プログラムは1回1時間30分∼2時間。原則、土・日曜日、祝日は避け、 9時30分∼16時30分の時間帯に教室を開催する。 参加者の状況に応じて事前訪問等を行い、心身の状態について確認する。 参加者の状況に応じた個別計画作成や集団指導・個別指導を行う。 各プログラムにおいて、市の定める個別評価を実施する。 参加者に対し、市の指定する内容の傷害保険を準備する。 実施単位 約10∼16人に概ね週1回3ヶ月間(1クール (3) 12回) 実施内容 二次予防事業対象者に対して、「運動器の機能向上」「口腔機能向上」「栄 養改善」のプログラムを一体的におこなう。筋力向上のプログラムを基本 に、口腔機能向上や栄養改善のプログラムは1クール1回以上おこなう。 2 (4) 人員配置 ア 高齢者への指導経験のある健康運動指導士等 1名 イ 看護師等高齢者の看護や介護の経験者 1 名 ウ 体力測定時及び結果説明時(計4回)は、上記の従事者の他、高齢者の介 護や看護の経験者 1名 エ 栄養改善プログラム時は管理栄養士等 1名 オ 口腔機能向上プログラム時は言語聴覚士・歯科衛生士等 1名 (5) 実施会場 原則、委託事業者の施設(区の状況によってはこの限りではない)。 ※実施については、介護保険サービス事業とは完全に区別し、介護保険制度及 び医療制度の基準に抵触しない範囲で実施すること。 (6) 必要物品 (ア)体力評価用具 握力計、膝伸展筋力測定器など、市が指定する体力評価が実施できる用具。 (イ)エクササイズマット、ソフトバレーボール、棒体操用棒、セラバンドなど プログラム実施に必要な用具を人数分。 (ウ)AED (7) 送迎 原則、送迎は行わない。実施会場の立地条件等の理由で送迎が必要と思わ れる場合は個別に保健福祉局健康推進課と協議する。 5 委託料 (1)単価(1クール)のめやす 約 500,000 円程度 (2)支払い方法 全日程終了後の実施報告書により履行確認後、口座振替にて支払いを行う。 6 応募手続き (1)応募申し込み ア 応募する法人・事業者は、次のア∼エにより、必要書類を提出すること。 (様式については北九州市のホームページからダウンロードできます。) 提出書類 3 (ア)応募申込書(様式1) (イ)法人・事業所の状況(様式2) a 事業種別と事業所 b 職員構成 c 保有機器等の状況 d これまでの保健・医療・福祉への取り組み状況 e 過去5年間における法令違反等による処分の有無 (ウ)通所型介護予防事業の運営に関する計画(様式3) a 運営方針、具体的な実施計画(企画案) b 受託可能な範囲・内容及び箇所数 c 事業実施にかかる人員体制及び研修計画 d 設備整備計画 e 将来にわたっての安定的な受託事業運営の考え方 f 緊急時対応に関する計画 g 個人情報保護に関する計画 h 今後の保健・医療・福祉の取り組みに対する考え方 i その他特色としたいこと (エ)教室1クールに係る経費についての考え方(様式4) イ 応募受付期間等 平成 27 年 2 月 9 日∼13 日 9:00∼16:30(祝日は除く) ウ 受付場所 北九州市保健福祉局地域支援部健康推進課 北九州市庁舎9階 北九州市小倉北区城内1番1号 電話 093−582−2018 担当:河津・佐野 エ 受付方法 必ず事前に電話で予約し、応募書類を持参すること。 (2)追加書類の提出 北九州市が必要と認める場合は、追加書類の提出を求める。 (3)ヒアリングの実施 北九州市が必要と認める場合は、応募書類等の提出後にヒアリングを実施する。 (4)著作権の帰属等 応募書類等の著作権は、応募者に帰属する。ただし、北九州市は事業者候補決 定の公表等で必要な場合には、応募書類の内容を無償で使用できる。 なお、提出された書類は理由の如何にかかわらず返却しない。 4 (5)費用の負担 応募に関する費用は応募者の負担とする。 (6)使用言語及び単位 応募に関する提出書類における言語は日本語を使用すること。 (7)資料の取扱い 北九州市が提供する資料は、応募に係わる検討以外の目的で使用することを禁 ずる。また、この検討の目的の範囲内であっても、北九州市の了承を得ることな く第三者に対して、これを使用させる又は内容を提示することを禁ずる。 7 委託先候補の決定 (1)委託先候補の決定方法 委託先候補については、以下の審査基準により、提出書類及び必要に応じて行 うヒアリングをもとに審査する(採点方式で順位を決定する)。 【審査基準】 ア イ ウ エ オ カ キ 地域の高齢者が安心して通所型介護予防事業を受けられるような経営理念を 持っているか。 通所型介護予防事業を高い効果で継続して提供できる能力を有しているか。 北九州市における保健・医療・福祉への取組みに、これまで協力してきたか。 また、受託後も継続して協力していくことができるか。 北九州市における保健・医療・福祉関係団体と連携した取組みが実施されてい るか。また、受託後もこれら関係機関との連携を進めていくことができるか。 人員、研修体制等、安定的に本事業を運営していくことができるか。 対象者の状況に応じた教室(内容)ができるか。 適切に経費の計画ができているか。 (2)審査結果 委託先候補の決定は、平成27年2∼3月中旬の予定。審査結果については、 応募者に文書で通知する。 (3)決定の取り消し 暴力団または暴力団員若しくは暴力団員と密接な関係を有するものであるこ とが判明したとき(通知にあたり、必要な官公庁へ紹会を行います)。 8 契 約 5 委託先候補として決定した法人等は、北九州市保健福祉局健康推進課と具体的な協 議を行った上で、委託契約を締結するものとする。 ただし、教室参加希望者の状況により、審査結果の順位に従い順次委託を開始する ため、年度内に事業を開始できず委託契約できない場合もある。 なお、契約にあたっては連帯保証人が必要となる場合がある。 【参考】通所型介護予防事業委託までのスケジュール(予定) 平成27年2∼3月中旬 委託先候補者選定及び決定通知 平成27年4月1日 委託契約の締結 6 ●プログラム例(複合型プログラム) 回数 テーマ 運動 1 内容 スタッフ その他 開講式、事前評価 オリエンテーション ・健康運動実践指導者等 健康チェック・問診 2名 身体評価 ・看護師 1 名 活動機能評価 総合的体力評価 2 コンディショニング1 測定結果の説明 健康チェック ・健康運動実践指導者等 結果の説明(個別) 2名 ストレッチなどの運動 ・看護師 1 名 個別ノート記録 連絡事項 3 コンディショニング2 4 コンディショニング3 5 コンディショニング4 6 コンディショニング5 7 コンディショニング6 8 コンディショニング7 9 筋力増強1 10 筋力増強2 健康チェック プログラム1 ストレッチなどの運動 ・健康運動実践指導者等 口腔機能向上 (15 分) プログラム1 当日のプログラム ・看護師 1 名 ストレッチなどの運動 ・歯科衛生士 1 名 (15 分) 【栄養改善プログラム】 栄養改善 個別ノート記録 ・健康運動実践指導者等 プログラム2 連絡事項 1名 1名 認知症予防等のプ ・看護師 1 名 ログラム ・管理栄養士等 1 名 口腔機能向上 【その他のプログラム】 プログラム2 ・健康運動実践指導者等 1名 栄養改善 ・看護師 1 名 プログラム3 健康チェック 身体評価 11 【口腔機能向上プログラム】 栄養改善 事後評価 活動機能評価 ・健康運動実践指導者等 2名 ・看護師 1 名 総合的体力評価 健康チェック 12 レクレーション 閉講式 ストレッチなどの運動 結果の説明(個別) 閉講式 ・健康運動実践指導者等 2名 ・看護師 1 名
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