新規考案の温度補正回路

フ ラックスゲート式 Flux-gate Type
磁気比例式 Open -loop Type
If により発生する磁界は、
ホール素子等磁電変換素子
Output で電圧に変換されAmpを経由
して出力されます。
If
Vcc
Vh
Amp
(CFC シリーズ)
フラックスゲート式磁気平衡電流センサーの動作原理
L1
Vcc
温度補償磁気比例方式 Compensating Open-loop type (CAL シリ ーズ)
If
Vcc
Vcc
Amp
L3
Is
Output
If
Vcc
Vcc
擾乱防止回路
RL
Vh
Amp
L2
L4
出力電圧温度補整信号発生回路
オフセットの温度補整信号発生回路
温度感知素子
磁気比例式と同じくIfに比例した電圧を出力しますが
その際、磁電変換素子近辺の温度を感知し、オフセットや出力の温度変動値を 補整する信号を増幅回路の途中に送り、総合的に温度特性を向上させて、
高精度の電流検出をおこないます。
磁気平衡式 Closed-loop Type
この時Isによって発生するL3の磁界は、被測定電流fによって発生する磁界と
Vcc
If
Vh
Ioo
Amp
Vcc
CFCーシリーズの電流センサはホール素子を使用しない高精度、
広帯域の電流センサです。
被測定電流Ifによって発生する磁界を二次巻線L1,L2で検出します。
L1.L2には矩形波発信器からの電流が流れていますが、Ifによって発生する
磁界に比例した電圧が発生しIfの電流センサとして動作します。
このセンサ電圧を電流増幅しL3にIsとして流します。
RL
Output
If により発生した磁界は磁電変化素子でその出力を電流増幅し、
Ifによって発生した磁界を打ち消す方向に巻かれた二次巻線に
に流します(Io)。 Ioの値は一次と二次の巻比できまり、
磁気回路の磁束は限りなゼロに近くなります。
逆向きになるようにしています。
Isは一次電流Ifとの巻線比によって決まりますが、磁界ゼロになる様に
流れますので一次電流Ifに比例した電流・電流波形が得られます。
Iftが高周波電流の場合には、L4によって交流の磁気平衡式センサとして
動作しします。 この為、直流から高周波まで安定した電流測定ができます。