Lic. Rodolfo Esaú Garza de Vega ロドルフォ・エサウ・ガルサ・デ・ベガ メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ出身。日本の中学・高等学校 で学ぶ。その後、モンテレイ工科大学(ITESM)で国際貿易を専攻し、ア ル ゼ ン チ ン ・ コ ル ド バ 市 に あ る Instituto Superior de Ciencias Económicas y Tecnológicas(ISCET)にて国際貿易学士号を取得。2002 ~2010 年、ヌエボ・レオン州最高裁判所認定の公式専門翻訳者(英語・ 日本語)となり、現在はアグアスカリエンテス州最高裁判所認定の同資 格を持つ。 . 2002~2004 年、ゼブラ・メキヒコにて製品・新規プロジェクトコーディネーターとして米国、日本、イ ンドネシア、メキシコを担当し、同社の技術、機械、製造工程などの移転に携わった。 2004~2006 年、Woodcrafters México 社の立ち上げに代表取締役として携わり、時間効率化およ び在庫縮小に貢献、同時にメキシコや海外市場への新規プロジェクトの導入・プロモーションに成 功した。 2006~2008 年には、フリーランスのコンサルタント、翻訳者、アナリストとして、多国籍企業、特に 日系企業、そしてヌエボ・レオン州、サン・ルイス・ポトシ州政府機関をサポートした。 2008~2013 年、プロメヒコ(ProMéxico、メキシコ政府投資貿易促進機関)日本オフィス(メキシコ大 使館商務部)商務参事官に就任し、墨日両国の連携を深めることに尽力。5 年間の就任期間中、 日本企業 62 社のメキシコ直接投資をサポートし、総額約 67 億 1,300 万米ドル、新規雇用 26,200 人を創出する規模の企業誘致に貢献した。 また、墨日経済推進政策の責任者として、大使館や駐日メキシコ代表部(経済省、農務部、観光 局)などと積極的に協力しメキシコ自動車産業の発展に努め、同産業の日本大手企業投資誘致 先として競争力あるメキシコのプロモーターとして重要な役割を果たした。 その他、墨日経済連携協定(EPA)に基づき設置されたビジネス環境整備委員会の会合や、経団 連およびメキシコ国際企業連盟(COMCE)の日本メキシコ経済協議会の会期中、その組 織運営に協力した。 同時に、投資貿易の新規機会を発掘・促進するため、日本協力銀行(JBIC)や三菱東京 UFJ 銀 行(MUFJ)との了解覚書(MOU)を締結し、連携強化を実現した。 2011 年には、日本オフィスは、プロメヒコの海外代表事務所の中で最も実績を上げたオフィスとし て最優秀賞を授与された。 2011~2012 年のアグアスカリエンテス州カルロス・ロサノ・デ・ラ・トレ州知事来日に際しては、日本 の大手企業との商談をサポートし、メキシコへの近年最も大規模な直接投資誘致の成功に貢献。 2013 年から本日現在、アグアスカリエンテス州政府の経済開発局長に就任、同州の経済開発競 争力強化政策推進に努めている。これまでに、外資企業による 95 の新規プロジェクトが決定、そ の 70%が自動車産業であり、59 億ドル以上の投資総額、4 万 2,000 人の新規雇用が創出された。 特に、アグアスカリエンテス州はメキシコの中で最も重要な日系企業の投資先であり、当国への投 資の 32%が同州になされている。その規模は、24 億 400 万ドルで、同州への直接投資の 70%を 占める。 就任以来、カルロス・ロサノ・デ・ラ・トレ州知事の日本、米国、中国への訪問を調整、・同行し、投 資額計 26 億ドル、12,900 人の雇用を創出する数多くのプロジェクトを実現に導いた。 その他、経済開発局長として行った功績は以下の通り: 2014 年 2 月年間雇用成長率、国内第 1 位(5.8%、国内平均成長率 2.7%の 2 倍強の数値)、2014 年第一四半期年間同州経済活動成 長率(ITAEE) 国内第位 1 位(9.8%、同時期国内平均成長率 1.8%)、2014 年 5 月同州の製造 業生産率は年間 35.7%の成長率を記録し国内トップとなる(国内平均 4.0%)。 エサウ・ガルサ・デ・ベガ局長は経済成長、投資促進および継続のためのプロモーターであること を表明し、メキシコのため、他国、特に日本との強固な絆、コミュニケーション、さらなる相互理解の 推進をめざして日々邁進している。
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