平成26年11月分薬品リスト

新規試用医薬品(平成26年11月薬事検討委員会)
アテディオ配合錠
エネーボ配合経腸用液
シダトレンスギ花粉舌下液
薬品名
規格
処
○
ジャカビ錠5㎎
ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒
リスペリドン錠1mg「アメル」
アテディオ配合錠
atedio
バルサルタン 80mg・シルニジピン 10mg/錠
メーカー
持田製薬
申請科
内 科
一般名
バルサルタン/シルニジピン
効能・効果
高血圧症
用法・用量
成人には1日1回1錠(バルサルタンとして80mg及びシルニジピンとして10mg)を朝食後に経口投与す
る。本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない。
使用目的
及び理由
シルニジピンは唯一のN型カルシウムチャネル阻害作用を介する交感神経系抑制作用を併せ持つ。
蛋白尿減少効果が期待できるだけでなく、ARBと配合することで、より強い降圧や臓器保護効果を示
しつつ、服薬アドヒアランスを維持して、安全に投与可能な薬剤と考えられる。
その他
院外処方限定での使用
エネーボ配合経腸用液
enevo
薬品名
250mL(300kcal)/缶
規格
メーカー
アボット
申請科
外 科
一般名
半消化態経腸栄養剤
効能・効果
一般に,手術後患者の栄養保持に用いることができるが,特に長期にわたり,経口的食事摂取が困
難な場合の経管栄養補給に使用する。
用法・用量
通常,標準量として成人には1日1,000~1,667mL(1,200~2,000kcal)を経管又は経口投与する。経
管投与では本剤を1 時間に62.5~104mL(75~125kcal)の速度で持続的又は1日数回に分けて投
与する。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。ただし,通常,
初期量は333mL/日(400kcal/日)を目安とし,低速度(約41.7mL/時間(50kcal/時間)以下)で投与
する。以後は患者の状態により徐々に増量し標準量とする。なお,年齢,体重,症状により投与量,
投与濃度,投与速度を適宜増減する。特に投与初期は,水で希釈して投与することも考慮する。
使用目的
及び理由
術後急性期の流動食(栄養補給剤)・重症急性期の栄養補助剤として使用(BCAAの強化)
慢性期の栄養補助剤として使用(超微量元素・条件付き必須栄養素の配合)
その他
薬品名
規格
効能・効果
処
○
シダトレンスギ花粉舌下液
cedartoren
200JAU/mL ボトル、2,000JAU/mL ボトル・パック
メーカー
鳥居薬品
申請科
内 科
一般名
標準化スギ花粉エキス
スギ花粉症(減感作療法)
1 .増量期(1~2週目) : 通常、成人及び12歳以上の小児には、増量期として投与開始後2週間、
以下の用量を1日1回、舌下に滴下し、2分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがい・飲食を
控える。
用法・用量
2 .維持期(3週目以降) : 増量期終了後、維持期として、シダトレン スギ花粉舌下液2,000JAU
/mLパックの全量(1mL)を1日1回、舌下に滴下し、2分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、う
がい・飲食を控える。
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使用目的
及び理由
その他
薬品名
スギ花粉症は、従来、抗ヒスタミン薬による対症的な治療が行われてきた。従来の治療は毎年一定の
期間に服用し続ける必要があり、根本的な治療とは言い難いものであった。本治療法はアレルギー
疾患の自然経過を改善させることが可能な治療法である。
2,000JAU/mL パックは、院外処方限定での使用
ジャカビ錠5mg
jakavi
劇○
処
○
5mg/錠
規格
メーカー
ノバルティス
申請科
内 科
一般名
ルキソリチニブリン酸塩
効能・効果
骨髄線維症
用法・用量
通常、成人には本剤を1日2回、12時間毎を目安に経口投与する。用量は、ルキソリチニブとして1回
5mg~25mgの範囲とし、患者の状態により適宜増減する。
使用目的
及び理由
ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤で、JAK1およびJAK2に高い選択性をもつ。骨髄線維症の病因は十分
に解明されていないが、JAK経路の恒常的な活性化の関与が考えられており、この経路を阻害するこ
とで、脾腫の縮小やサイトカインの産生抑制、骨髄線維症患者のQOL低下の主な原因である諸症状
の改善が期待できる。
その他
ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒
薬品名
2.5g/包
規格
メーカー
ツムラ
申請科
産婦人科
一般名
酸棗仁湯
効能・効果
心身がつかれ弱って眠れないもの
用法・用量
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状によ
り適宜増減する。
使用目的
及び理由
不安やイライラを和らげ、不眠に効果がある。精神症状の強い更年期障害などに使用。
その他
薬品名
院外処方限定での使用
劇○
処
○
リスペリドン錠1mg「アメル」
risperidone
1mg/錠
規格
メーカー
共和薬品
申請科
精神科
一般名
リスペリドン
効能・効果
統合失調症
用法・用量
通常、成人にはリスペリドンとして1回1mg1日2回より始め、徐々に増量する。維持量は通常1日2~
6mgを原則として1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、1日量
は12mgをこえないこと。
使用目的
及び理由
OD錠からの切り替え。
その他
規制区分:○
毒 :毒薬、 ○
劇 :劇薬、 ○
麻 :麻薬、 ○
向 :向精神薬、 ○
処 :処方せん医薬品
規制区分:○
習 :習慣性医薬品、○
生 :生物由来製品、○
特 :特定生物由来製品、○
放 :放射性医薬品
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