会計 V03L10 固定資産/T ソフトウェア説明書 まえがき 本ソフトウェア説明書は、 GLOVIA smart 会計 BP V03L10 固定資産/T のインストール及びインストール時の留意事項を中心に説明します。 (以降、本ソフトウェア又は本製品と略 記します。) 平成22年1月 第二版 Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 Adobe,Acrobat,Adobe Readerは、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)の登録商標または商標です。 Intel,Pentium,Xeonは、米国Intel社の米国およびその他の国における登録商標です。 GLOVIA,SystemWalker,NENKINは、富士通株式会社の登録商標です。 Business Professionalは、株式会社富士通南九州システムエンジニアリングの日本国における商標です。 Pervasive, Pervasive Software, Pervasive.SQL, Btrieve は米国および他の国における米国Pervasive Softwa re Inc. の商標または登録商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU KYUSHU SYSTEMS LIMITED 2010- 本ソフトウェア説明書では、各製品を次のように略記しています。あらかじめご了承ください。 ・「Microsoft® Windows Server® 2008 Standard Edition」 ・「Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition」 -->「Windows® 2008」または、「Windows Server® 2008」 ・「Microsoft® Windows Server® 2003 Standard Edition」 ・「Microsoft® Windows Server® 2003 Enterprise Edition」 -->「Windows® 2003」または、「Windows Server® 2003」 ・「Microsoft® Windows® 2000 Server operating system」 -->「Windows® 2000」または、「Windows® 2000 Server」 ・「Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system」 -->「Windows® 2000」または、「Windows® 2000 Professional」 ・「Microsoft® Windows NT® Server network operating system」 -->「Windows NT®」または、「Windows NT® Server」 ・「Microsoft® Windows® 7 Professional」 ・「Microsoft® Windows® 7 Ultimate」 ・「Microsoft® Windows® 7 Enterprise」 -->「Windows® 7」または「Windows 7」 ・「Microsoft® Windows Vista® Business」 ・「Microsoft® Windows Vista® Ultimate」 ・「Microsoft® Windows Vista® Enterprise」 -->「Windows Vista®」または「Windows Vista」 ・「Microsoft® Windows® XP Professional operating system」 -->「Windows® XP」または、「Windows® XP Professional」 ・「Microsoft® Internet Explorer®」 -->「Internet Explorer」 ・「Microsoft® Office 2000 Personal」 ・「Microsoft® Office 2000 Professional」 ・「Microsoft® Office 2000 Premium」 ・「Microsoft® Office 2000 Standard」 ・「Microsoft® Office 2000 Developer」 -->「Office 2000」 ・「Microsoft® Excel® 2007」 ・「Microsoft® Excel® 2003」 ・「Microsoft® Excel® 2002」 ・「Microsoft® Excel® 2000」 -->「Excel」 ・「Microsoft® Visual C++®」 -->「Visual C++」 ・「Microsoft® Visual Basic®」 -->「Visual Basic」 ・「PowerCOBOL 97 Pro」,「PowerCOBOL 97 Std」,「PowerCOBOL 97」 -->「PowerCOBOL 97」 ・「NetCOBOL 開発パッケージ for Windows」 ・「NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for Windows」 ・「NetCOBOL Professional Edition 開発パッケージ for Windows」 ・「NetCOBOL 開発パッケージ ライセンスパック for Windows」 ・「NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ ライセンスパック for Windows」 ・「NetCOBOL Standard Edition 開発パッケージ ライセンスパック for Windows」 ・「NetCOBOL Professional Edition 開発パッケージ ライセンスパック for Windows」 -->「NetCOBOL」 ・「Interstage List WORKS SE」 -->「Interstage/ListWORKS」または、「ListWORKS」 ・「SystemWalker/ListWORKS SE」 -->「SystemWalker/ListWORKS」または、「ListWORKS」 ・「Adobe® Acrobat®」 -->「Acrobat®」 ・「Adobe® Acrobat® Reader®」 -->「Acrobat Reader」 ・「Adobe® Reader®」 -->「Adobe Reader」 ・「PowerRW+ for GLOVIA-BP」 -->「PowerRW+」 ・「Business Professional®」 -->「B.P.」 ・「Business Professional®ランタイムシステム」 -->「B.P.ランタイムシステム」 ・「SymfoWARE Personal for Business Professional」 -->「SymfoWARE Personal for B.P.」 お願い ● 本書を無断で他に転載しないようお願いします。 ● 本書は予告なしに変更されることがあります。 ■ 記号の意味 本書で使用している記号の意味は、次のとおりです。 記 号 用 途 特に注意が必要とすること、又は、必ず行 わなければならないことを記述します。 本文の理解を深めるために、参考になる内 容を記述しています。 本文の詳細説明が記述されている、別の章 ・節を示します。 知っておくと便利なことを記述します。 【 】 画 面 上 に 表 示 さ れ る も の( ウ ィ ン ド ウ 、 メ ニ ュ ー 、コ マ ン ド 、ボ タ ン )の 名 称 や 、 キーボードのキーなどを示します。 「 」 参照してほしいマニュアルの記述を示 します。 “ ” 画面上の入力項目やその値を示しま す。 目 第1章 1.1 1.2 第2章 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 第3章 3.1 3.2 3.3 第4章 4.1 4.2 4.3 4.4 第5章 5.1 第6章 6.1 6.2 6.3 6.4 次 はじめに 8 収録内容 …………………………………………………………………………………… ライセンスについて ……………………………………………………………………… 動作条件について 11 ハードウェア条件 ………………………………………………………………………… ソフトウェア条件(サーバ) …………………………………………………………… ソフトウェア条件(クライアント) …………………………………………………… 必要ディスク容量 ………………………………………………………………………… インストール前提条件 …………………………………………………………………… 新規インストール 12 14 15 16 17 20 新規インストール ………………………………………………………………………… データベースのインストール …………………………………………………………… システムデータの作成 …………………………………………………………………… バージョンアップインストール データの移出 ……………………………………………………………………………… バージョンアップインストール ………………………………………………………… データベースのインストール ………………………………………………………… システムデータの作成 …………………………………………………………………… クライアントセットアップ クライアントセットアップ 9 10 ……………………………………………………………… ユーザ登録・システム動作確認 ユーザの登録 ……………………………………………………………………………… 起動及び印刷確認 ………………………………………………………………………… 印刷設定 …………………………………………………………………………………… データのバックアップ/復元 …………………………………………………………… 21 34 37 38 39 40 49 52 54 55 60 61 65 70 72 第7章 7.1 7.2 7.3 第8章 8.1 8.2 8.3 第9章 9.1 9.2 付録1 1 2 付録2 1 2 3 付録3 1 2 付録4 1 留意事項 78 制限事項 …………………………………………………………………………………… 使用上の注意 ……………………………………………………………………………… 機密保護機能の再設定 …………………………………………………………………… アンインストール 84 注意事項 …………………………………………………………………………………… アンインストール ………………………………………………………………………… プログラム及びデータの削除 …………………………………………………………… こんなときには 新しいコンピュータへのシステム移行 本ソフトウェアへのアップグレード ………………………………………………… …………………………………………………… 印刷プレビュー機能の使用方法 ……………………………………………………… 制限事項 ………………………………………………………………………………… メニューが表示されない場合は Internet Explorer セキュリティ強化の構成の変更 …………………………… メニュー表示のためのInternet Explorer の設定方法 ……………………… メッセージが出力される場合の設定方法 ………………………………………… Excel2007を利用する場合は ………………………………………………………………………………… ………………………………………………………………………………… Windows Server 2008 SP2を適用する場合は 適用手順 85 86 89 90 印刷プレビュー機能 注意事項 制限事項 79 82 83 ………………………………………………………………………………… 91 93 95 96 98 99 100 103 112 114 115 118 119 120 第1章 はじめに 本章では、以下の項目について説明します。 1.1 1.2 収録内容 ライセンスについて 8 1.1 収録内容 ■ CD-ROM 収録内容 本ソフトウェアCD-ROM内には、以下のソフトウェアが収録されています。 ・GLOVIA smart 会計 BP V03L10 固定資産/T ・GLOVIA-BPランタイムシステム V91L00 ■ オンラインマニュアル 本ソフトウェアでは、以下のオンラインマニュアルを提供します。インストール後の導入作業及び運用 を行う前に、必ずご一読ください。 マニュアル名 導入マニュアル)解説書 説明 本ソフトウェアの導入作業手順と項目の説明を行 っています。 本ソフトウェアの導入作業で使用する登録票の説 明を行っています。 本ソフトウェアをご利用(運用)する際に、目を 通していただきたい内容を説明しています。 少額減価償却資産システムの機能及び使用方法に ついて説明を行っています。 インパクトプリンタ使用時の設定手順について説 明しています。 ターミナルサービスでプリンタを使用する場合の 設定手順について説明しています。 平成19年度の固定資産税制対応に関して、本ソフ トウェアで機能追加された内容について説明して います。 平成20年度の固定資産税制対応に関して、本ソフ トウェアで機能追加された内容について説明して います。 平成21年度の固定資産税制対応に関して、本ソフ トウェアで機能追加された内容について説明して います。 導入マニュアル)登録票 運用マニュアル 少額減価償却資産システムガイド インパクトプリンタ設定ガイド ターミナルサービスプリンタ設定ガイド 平成19年度税制改正対応ガイド 平成20年度税制改正対応ガイド 平成21年度税制改正対応ガイド オンラインマニュアルを参照するには、Adobe Reader V7.0以降がコンピュータにインストールされて いる必要があります。 本ソフトウェアCD-ROM内には、Adobe Reader V9.1.0が収録されています。ご使用のコンピュータに インストールされていない場合は、以下のファイルを実行して、インストール画面の指示に従ってAdobe Reader V9.1.0をインストールしてください。 E:\ACROBAT\adbeRdr910_ja_JP.exe (CD-ROMドライブをEとした場合) オンラインマニュアルは、本ソフトウェアCD-ROM内の以下のファイルを実行することでご覧頂く ことができます。 E:\BPRO\MANUAL\KT\INDEX.HTM (CD-ROMドライブをEとした場合) 9 1.2 ライセンスについて 本ソフトウェアをインストール(レベルアップは除く)する際には、シリアル番号があらかじめ必要と なります。 本ソフトウェアご購入後、同梱の「ソフトウェアライセンス発行申請書」にご記入の上、ソフトウェアラ イセンス窓口までFAX又はe-mailにて送付ください。 申請書受理後、お客様へシリアル番号を発行いたします。 ※e-mailにて送付いただく場合には、本ソフトウェアCD-ROM内の「ソフトウェアライセンス 発行申請書.XLS」をご使用ください。 10 第2章 動作条件について 本章では、以下の項目について説明します。 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 ハードウェア条件 ソフトウェア条件(サーバ) ソフトウェア条件(クライアント) 必要ディスク容量 インストール前提条件 11 2.1 ハードウェア条件 本項では、本ソフトウェアをインストール及び動作させる上で必要となるハードウェア条件を以下に説 明します。 サーバ № 製品名 1 PRIMERGYシリーズ GRANPOWER5000 Mx80以降 2 メモリ 3 4 LANカード ディスクドライブ 5 4mmDAT装置 6 磁気ディスク装置 備考 Windows® 2003の場合、 Intel® Pentium® Ⅲ 1GHz 以上を推奨または、同等 のプロセッサ Windows® 2008の場合、 Intel® Xeon® 2GHz 以上のプロセッサ2CPU以上を推 奨、または、同等のプロセッサ 同時接続ユーザ数により必要に応じて増設 Windows® 2003の場合、1GB以上(推奨) Windows® 2008の場合、2GB以上(推奨) 同時接続ユーザ数により必要に応じて増設を推奨 本体に搭載可能であること CD-ROMドライブ FDドライブ (「債務管理システム」で銀行振込データをFDに 作成する場合、サーバまたはクライアントに必要) バックアップデータを外部媒体に退避する場合に必 要に応じて増設(どちらか選択してください) ハードウェア資源の見積り 【CPU数見積り】 総CPU数 = (同時接続ユーザ数)÷ 20 【メモリ量見積り】 Windows® 2003の場合、 メモリ使用量 = 512MB + (36MB×同時接続ユーザ数) Windows® 2008の場合、 メモリ使用量 = 650MB + (120MB×同時接続ユーザ数) クライアント ・Windows® 2000/XPの場合 № 製品名 1 FMVシリーズ 2 ディスプレイ装置 3 4 5 メモリ LANカード ディスクドライブ 備考 700 MHz 以上のプロセッサを推奨 Windows® 2000の場合、Intel® Pentium® Ⅱ以上を推 奨または、同等のプロセッサ 本体に接続可能で、Windows® 2000/XPに対応したデ ィスプレイ(1024×768以上) 256MB以上(512MB以上を推奨) 本体に搭載可能であること CD-ROMドライブ FDドライブ (「債務管理システム」で銀行振込データをFDに 作成する場合、サーバまたはクライアントに必要) 12 ・Windows Vista®/ Windows®7の場合 № 製品名 1 FMVシリーズ 2 ディスプレイ装置 3 4 5 メモリ LANカード ディスクドライブ プリンタ № 1 備考 1 GHz 以上のプロセッサを推奨 本体に接続可能で、Windows Vista®/ Windows® 7に 対応したディスプレイ(1024×768以上) 1 GB以上を推奨 本体に搭載可能であること CD-ROMドライブ FDドライブ (「債務管理システム」で銀行振込データをFDに 作成する場合、サーバまたはクライアントに必要) 製品名 備考 プリンタ ターミナルサービスに対応したプリンタで、 Windows® 2000/XP/ Windows Vista®/ Windows® 7で 使用可能なプリンタ レーザープリンタ必須(解像度400dpi以上推奨) 専用用紙(連続用紙)に印刷する場合は、4P以上の用紙が印刷可能なインパクトプリンタが 必要となります。 富士通製プリンタのWindowsターミナルサービス対応状況については、下記ホームページよりご確認 ください。 http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/hard/ac001.html 13 2.2 ソフトウェア条件(サーバ) № 本項では、本ソフトウェアをサーバにインストール及び動作させる上で必要となるソフトウェア条件 を以下に説明します。 Windows® 2003 ターミナルサーバ バージョン 製品名 備考 1 Microsoft® Windows Server® 2003 Service Pack2 2 5 Microsoft® Windows Server® 2003 クライアント アクセス ライセンス Microsoft® Windows Server®2003 ターミナル サービス クライアント アクセス ライセンス Microsoft® Internet Information Server Microsoft® Internet Explorer 8.0 6 MSXML(Microsoft XML Core Services) 4.0 Service Pack3 7 8 Adobe® Reader® Microsoft® Excel 7.0 以降 2000/2002/2003/2007 9 Pervasive PSQL Summit v10 Server for Windows 32-bit 10.10 3 4 № 以前 以降 バージョン 製品名 Microsoft® Windows Server® 2008 Service Pack2 2 5 Microsoft® Windows Server® 2008 クライアント アクセス ライセンス Microsoft® Windows Server® 2008 ターミナル サービス クライアント アクセス ライセンス Microsoft® Internet Information Server Microsoft® Internet Explorer 8.0 6 MSXML(Microsoft XML Core Services) 4.0 Service Pack3 7 8 Adobe® Reader® Microsoft® Excel 7.0 以降 2003/2007 9 Pervasive PSQL Summit v10 Server for Windows 32-bit 10.10 4 Microsoft® Windows Server™ 2003 R2 に対応。 64bit版は動作保障対象外。 添付ライセンス以上のクライアントを使用する場合、 別途必要 接続するクライアントOSに関係なく別途必要 IE7の場合、Service Pack2以降が適用さ れていること SOA連携機能を使用する場合に必須。 Microsoftダウンロードセンターより入 手してください。 本ソフトウェアCD-ROMに収録 いずれかのバージョンを選択してくださ い。なお、Excel2007を使用する場合には、 ボリュームライセンス版をご購入くださ い。 GLOVIA smart BPシリーズ製品(会計、人 事給与)を使用するユーザ数(同時接続) が5ユーザを超える場合のみ、別途必要。 購入例については、SA/SEハンドブックを ご参照ください。 Windows® 2008 ターミナルサーバ 1 3 以前 備考 以前 以前 以降 Windows Server 2008 Service Pack2の場合 10 SP2 以降 14 Microsoft® Windows Server® 2008 R2 及 び、64bit版、Microsoft® Windows Server® 2008 ServerCore、Microsoft® Windows Server® 2008 Hyper-Vは動作保障対象外。 添付ライセンス以上のクライアントを使用する場合、 別途必要 接続するクライアントOSに関係なく別途必要 IE7の場合、Service Pack2以降が適用さ れていること SOA連携機能を使用する場合に必須。 Microsoftダウンロードセンターより入 手してください。 本ソフトウェアCD-ROMに収録 いずれかのバージョンを選択してくださ い。なお、Excel2007を使用する場合には、 ボリュームライセンス版をご購入くださ い。 GLOVIA smart BPシリーズ製品(会計、人 事給与)を使用するユーザ数(同時接続) が5ユーザを超える場合のみ、別途必要。 購入例については、SA/SEハンドブックを ご参照ください。 2.3 ソフトウェア条件(クライアント) 本項では、本ソフトウェアをクライアントから接続し、動作させる上で必要となるソフトウェア条件 を以下に説明します。 ターミナルサーバが Windows® 2003 の場合 № 1 バージョン 製品名 Microsoft® Windows® 7 Professional 備考 いずれかのOSを選択してください Microsoft® Windows® 7 Ultimate Microsoft® Windows® 7 Enterprise Microsoft® Windows Vista® Business Service Pack2 以前 Microsoft® Service Pack2 以前 Microsoft® 2 Windows Vista® Ultimate Windows Vista® Enterprise Service Pack2 以前 Microsoft® Windows® XP Professional Service Pack3 以前 Microsoft®Windows® 2000 Professional Service Pack4 3 GLOVIA smart 会計 BP V3 クライアント ライセンス リモート デスクトップ接続 4 Microsoft® Excel 2000/2002/2003/2007 バージョン 備考 Microsoft® Windows Vista® Business Service Pack2 以前 Microsoft® Windows Vista® Ultimate Service Pack2 以前 Microsoft® Windows Service Pack2 以前 Microsoft® Windows® いずれかのOSを選択してください なお、Windows® XPを選択する場合で、 Windows® 2008の許可するリモート デス クトップ接続の種類に「ネットワークレ ベル認証でリモートデスクトップを実 行しているコンピュータからのみ接続 を許可する」を選択する場合は、 Windows® XP SP3である必要があります。 製品名 Microsoft® Windows® 7 Professional Microsoft® Windows® 7 Ultimate Microsoft® Windows® 7 Enterprise 2 3 4 いずれか1つを選択してください Windows® 7/ Windows Vista® / Windows® XPの場合はリモートデスクトップ接続 を、Windows2000の場合はサーバ添付の リモートデスクトップ接続又は、ター ミナルサービスクライアントを選択。 サーバにインストールするExcelと同 バージョンを選択してください。又、 使用するクライアント台数分のライセ ンスが必要 ターミナルサーバが Windows® 2008 の場合 № 1 4クライアント以上使用する場合に必要 Vista® Enterprise XP Professional GLOVIA smart 会計 BP V3 クライアント ライセンス リモート デスクトップ接続 Microsoft® Excel Service Pack3 以前 4クライアント以上使用する場合に必要 2003/2007 15 サーバにインストールするExcelと同バ ージョンを選択してください。又、使用 するクライアント台数分のライセンス が必要 2.4 必要ディスク容量 本項では、本ソフトウェアのインストール時に必要なコンピュータ(サーバ)のディスク容量につい て説明します。 種類 容量 1 プログラムファイル(新規インストール時) 2 3 プログラムファイル(バージョンアップ時) データファイル 80MB (※1) 10MB 16MB № 備考 Cドライブに別途62MB以上必要です(※2) 初期値 ※1 クライアントのセットアップを行う毎に、追加で約1MBの空き容量が必要です。 ※2 GLOVIA smart BPシリーズ製品が既にインストールされている場合は、必要ありません。 16 2.5 インストール前提条件 本項では、インストールを行う前に必要な確認とコンピュータの設定について説明します。 なお、使用するサーバのオペレーティングシステムにより前提条件が異なります。ご注意ください。 共通 メンバサーバもしくはスタンドアロンサーバとして構築されていること。 ターミナルサーバの構築及びその他の情報については、IKB PC-Windowsの【適用技術】-【Citrix /ターミナルサービス】をご参照ください。 ・ パートナー様向け:http://ikb.fujitsu.com/pcwin ・ SE会社様向け :http://ikb.solnet.ssg.fujitsu.com/pcwin ライセンスモード(Windows® 2003/2008 CAL)は、「接続デバイス数または接続ユーザー数」が選択 されていること。 Windows® 2003/2008 がNTFSパーティションにインストールされていること。 Windows® 2003/2008 がドメインコントローラ、セッションディレクトリサーバでないこと。 IPアドレスが静的に割り当てられていること。 サーバに、インターネット インフォメーションサービス(IIS)がインストールされていること。 ・ Windows® 2003の場合 Windowsの【スタート】から【コントロールパネル】を開き、【プログラムの追加と削除】-【Windows コンポーネントの追加と削除】から、インターネット インフォメーションサービス(IIS)を追加 してください(この際に、Active Server Pagesの追加も必ず行ってください) 。追加後、Windows の【スタート】から【管理ツール】-【インターネット インフォメーション サービス(IIS)マ ネージャ】を起動し、「Webサービス拡張」の「Active Server Pages」の状態を「許可」に変更 してください。 ・ Windows® 2008の場合 Windowsの【スタート】から【管理ツール】を開き、【サーバーマネージャ】から「役割の追加」 にて、Webサーバ(IIS)を追加してください(この際に、ASPの追加も必ず行ってください) 。 本ソフトウェアをインストールするサーバに、ソフトウェア条件(サーバ)記載のExcel及び、 Pervasive PSQL Workgroup(本ソフトウェアに添付) 又は Serverがインストールされていること。 なお、旧GLOVIA-BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)が既にインストール されている場合は、各製品のデータ移出を実施してからPervasive PSQL Workgroup 又は Serverの インストールを行ってください。 Pervasive PSQL Workgroup 又は Serverインストール時に”サービスとしてインストール”されている こと(アプリケーションとしてインストールしていないこと。) 旧GLOVIA-BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)と混在インストールしての 運用はできません。 旧GLOVIA-BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)のターミナルタイプが既に インストール(運用)されている場合、あらかじめバージョン・レベルを確認し、本ソフトウェア のバージョン・レベルと異なる場合には、先に該当ソフトウェアのバージョンアップを行ってくだ さい。(会計、人事給与いずれも同一バージョン・レベルの場合を除く) 確認例)Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントし、【GLOVIA-BP 会計/T 基 本システム】-【セットアップ】-【セットアップ履歴情報】で確認できます。 17 Windows® 2003 ターミナルサーバ ターミナルサービスが以下の条件でサーバ(以降ターミナルサーバと記載)にインストールされて いること。 ¾ ライセンスモードは、 「接続デバイス数または接続ユーザー数」が選択されていること。また、 ターミナルサーバが属しているドメインコントローラにおいても同様とします。 ¾ アクセス許可の互換性は、 「完全なセキュリティ」が選択されていること(推奨)。 ターミナルサービスライセンス コンポーネントがターミナルサーバ以外の Windows® 2003 にイン ストール(推奨)又は、ターミナルサーバにインストールされていること。 (以降、ライセンスサー バと記載) なお、Windows® 2000ライセンスサーバでWindows® 2003のターミナルクライアントアクセスライセ ンスを管理することはできません。Windows® 2003のライセンスサーバが別途必要です。 本ソフトウェアをご使用(運用)するユーザアカウントが以下の条件を満たしていること。 ¾ ドメインサーバ又は、ターミナルサーバにユーザアカウントが作成されていること(アカウン ト名は半角英数字8文字以内。ハイフン(-)、ピリオド(.)等の記号は使用しないでください)。 ¾ ターミナルサーバのPower Usersグループに所属していること。 ¾ ターミナルサーバのRemote Desktop Users グループに所属していること。 ターミナルサーバのレジストリにライセンスサーバが指定されていること。 下記のレジストリにライセンスサーバ名が指定されている必要があります。レジストリキーがない 場合は、作成してください。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\TermService \Parameters\LicenseServers\SERVER1 ↑ ライセンスサーバのNetBIOS名 作成例) 18 Windows® 2008 ターミナルサーバ ターミナルサービスが以下の条件でサーバ(以降ターミナルサーバと略記)にインストールされて いること。 ¾ ライセンスモードは、 「接続デバイス数または接続ユーザー数」が選択されていること。 ¾ ライセンスサーバが指定されていること。 TSライセンスがターミナルサーバ以外の Windows® 2008 にインストール(推奨)又は、ターミナル サーバにインストールされていること。(以降、ライセンスサーバと略記) なお、Windows® 2000及びWindows® 2003ライセンスサーバでは2008のターミナルクライアントアク セスライセンスを管理することはできません。 本ソフトウェアをご使用(運用)するユーザアカウントが以下の条件を満たしていること。 ¾ ドメインサーバ又は、ターミナルサーバにユーザアカウントが作成されていること(アカウン ト名は半角英数字8文字以内。ハイフン(-)、ピリオド(.)等の記号は使用しないでください)。 ¾ ターミナルサーバのRemote Desktop Users グループに所属していること。 本ソフトウェアではWindowsヘルプを使用するため、本ソフトウェアをWindows®2008にインストール してご使用の場合、Microsoft社より公開の以下のプログラムをダウンロードし、Windows® 2008へ 適用してください。 「Windows Server 2008 用 Windows ヘルプ プログラム (WinHlp32.exe)」 <http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=0468fefd-b54f -4c57-8340-c6dd2ec20c0a> サーバにWindows® Server 2008 SP2 を適用している場合には、「Pervasive PSQL v10 SP2」以降が 適用されていること。 クライアント Windows® 2003/2008 ターミナルサーバを使用する場合、リモートデスクトップ接続でターミナルサ ーバに接続できること。 リモートデスクトップ接続を使用して、プリンタへの出力ができること。 19 第3章 新規インストール 本章では、以下の項目について説明します。本ソフトウェアをコンピュータ(サーバ)に、はじめてイ ンストールする場合、本章で記載している手順でインストール作業を実施します。 旧GLOVIA-BP製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)からバージョンアップする場合、旧 GLOVIA-BP製品とは別のサーバを使用する場合は、別サーバへ新規インストールを行ってから、データの 移行が必要になります。 先ず、「第9章 こんなときには」の「9.1 新しいコンピュータへのシステム移行」を熟読されてから 本章をお読みください。 なお、旧GLOVIA-BP製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)と同一サーバに本製品を使用する 場合は、本章ではなく「第4章 バージョンアップインストール」をご覧ください。 3.1 3.2 3.3 新規インストール データベースのインストール システムデータの作成 20 3.1 新規インストール 本ソフトウェアのインストールを行う前に、 「第2章 動作条件について」記載の条件を満たしている ことを確認のうえで、以下の内容に従って順にインストール作業を実施してください。 GLOVIA smart BPシリーズ製品の基本システムの運用を既に行っている場合、本ソフトウェアのイン ストール前に、基本システムデータのバックアップを必ず行ってください。 旧GLOVIA-BP 人事給与シリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2)又は、GLOVIA smart BP人事給与シリーズ 製品(V1/V2)のターミナルタイプをご使用の場合、本ソフトウェアのインストールを行う前に該当 ソフトウェアのバージョンアップインストールを実施してください。 旧GLOVIA-BP 会計シリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1)のスタンドアロンタイプ 又、LANタイプから本ソフトウェアへ移行する場合には、「第9章 こんなときには」を参照して インストール作業を実施してください。 本ソフトウェアのインストールを行う前に、必ず動作中のアプリケーションプログラムは全て終了 させてください。 また、ウィルスバスター等のウィルス検索アプリケーションが常駐している場合も、正しくインス トールできない可能性がありますので、これら常駐プログラムを含む全てのアプリケーションを終 了させてください。 本 ソ フ ト ウ ェ ア と 、 他 の業 務パッケ ージ および開 発用 ツール(Visual C++、Visual Basic、 PowerCOBOL97等)とは別々のコンピュータにインストールすることを推奨します。一部モジュール のバージョンの違いにより動作しない場合があります。 既にコンピュータに同バージョンのGLOVIA-BPランタイムシステムがインストールされている場合は、 GLOVIA-BPランタイムシステムはインストールされません。 既にコンピュータに以下の製品がインストールされている場合は、該当コンポーネントのアンイン ストールを行ってください。アンインストールについては、「第8章 アンインストール」を参照し てください。 ・ GLOVIA-BPランタイムシステム V80L10以前 ・ Business Professionalランタイムシステム 本ソフトウェアをインストールするコンピュータにPowerCOBOL97又はNetCOBOLシリーズ製品がイン ストールされている場合、GLOVIA-BPランタイムシステムはインストールされません。 PowerCOBOL又はNetCOBOLシリーズ製品をインストールする場合には、以下のコンポーネントが必要 です。該当コンポーネントがインストールされていない場合には、本ソフトウェアは動作しません。 PowerCOBOL97シリーズ製品のバージョンについては、V10.0.0A以降の製品をインストールしてくだ さい。 ・ COBOL97 ・ PowerCOBOL ・ MeFt 既にコンピュータにGLOVIA-BPランタイムシステムがインストールされている場合で、PowerCOBOL又は NetCOBOLシリーズ製品をインストールする場合には、GLOVIA-BPランタイムシステムをアンインストール後に、 該当ソフトウェアのインストールを行ってください。 アンインストールについては、「第8章 アンインストール」を参照してください。 21 【インストール】 本書記載の画面イメージについては、オペレーティングシステムのバージョンによりWindowsの操作方 法、画面イメージが異なります。ご了承ください。 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ロ グオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. ターミナルサービスマネージャで、現在ログオンしているユーザがいるかを確認し、ログオンユー ザがいる場合、以下の操作でログオフ依頼のメッセージを送信します。 1) Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】-【管理ツール】を開き、 【ターミナルサ ービスマネージャ】を起動します。(Windows® 2008の場合、【管理ツール】-【ターミナルサー ビス】を開き、【ターミナルサービスマネージャ】を起動します。) 2) メッセージを送信したいユーザ名もしくはセッション名を選択し、 【操作】メニューから 【メッセージ送信】をクリックし、送信したいメッセージを入力して送信します。 22 3. ターミナルサービスクライアントからのログオンを以下の操作で抑止します。 1) Windowsの【スタート】から【コマンドプロンプト】をクリックします。 2) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、【Enter】キーを押下します。 > CHANGE LOGON /DISABLE 4. CD-ROMドライブに本ソフトウェアCD-ROMを挿入します。 5. Windows® 2003の場合、Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】を開き、【プログラム の追加と削除】を実行します。(Windows® 2003の場合、項番6へ進んでください) Windows® 2008の場合、【コントロール パネル】を開き、【ターミナルサーバへのアプリケーション のインストール】を起動します。 下記画面が表示されますので、【次へ(N) >】ボタンをクリックします(Windows® 2008の場合、当画 面以降項番10へ進んでください) 23 6. 【プログラムの追加】をクリックし、続いて【CDまたはフロッピー(F)】ボタンをクリックします。 (Windows® 2008の場合、当画面は表示されません。) 7. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 8. 次の画面が表示されますので、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 24 9. 次の画面表示後、インストーラが実行されます。インストール完了まで【次へ(N)>】ボタンをクリ ックしないでください。(Windows® 2008の場合、当画面は表示されません。) 10. “標準(全コンポーネントをインストール)”が選択されていることを確認して、【次へ(N)>】ボタンをクリック します。 インターネット インフォメーションサービス(IIS)がインストールされていない場合は、次のメッ セージが表示されます。【いいえ(N)】ボタンをクリックし、インストールを中断します。 11. 次の2つのコンポーネントをインストールします。【次へ(N)>】ボタンをクリックします。 25 12. 【次へ(N)>】ボタンをクリックします。当画面以降で【キャンセル】ボタンをクリックした場合、コンポ ーネント“GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T”のインストールが中断され、次のコンポーネント のインストールを続行します。 13. シリアル番号を入力し、【次へ(N)>】ボタンをクリックします。 14. このコンピュータのAdministratorユーザ(管理者ユーザ)のパスワードを2度入力します。 26 15. 本ソフトウェアのインストール先を指定します。インストール先は初期表示されていますが、表示 されているインストール先を変更する場合には、【参照(R)…】ボタンから指定してください。 表示されているインストール先を確認して、【次へ(N)>】ボタンをクリックします。 インストール先のフォルダ名を変更する場合は、必ず半角英数字8文字以内で指定してください。 既に会計基本システムのインストールが行われている場合、インストール先は変更できません。 また、既に人事給与システムのインストールが行われている場合、インストール先のフォルダは人 事給与システムと同じフォルダを指定してください。 16. 次のディレクトリに、本ソフトウェアのインストールを行います。(インストール先を変更する場合 は、【< 戻る(B)】ボタンをクリックしてください) 【次へ(N)>】ボタンをクリックすると、プログラムのインストールを開始します。 17. プログラムのインストールが完了後、次の画面が表示されます。【完了】ボタンをクリックします。 27 【完了】ボタンをクリック後、確認画面が表示されます。 【OK】ボタンをクリックします。 18. 続いて、GLOVIA-BPランタイムシステムのセットアップが開始されます。 次のメッセージが表示された場合は、【OK】ボタンをクリックし、インストールを続行してください。 GLOVIA smart BPシリーズ製品が既にインストールされている場合は、次のメッセージが表示されま す。【OK】ボタンをクリックし、インストールを中断します。 また、次のメッセージが表示された場合は、後述「第8章 アンインストール」を参照し、該当ア プリケーションを削除後、GLOVIA-BPランタイムシステムのインストールを行ってください。 19. プログラムのインストールが完了後、次のメッセージが表示されます。【OK】ボタンをクリックしま す。なお、項番18でインストールがスキップされた場合には、当メッセージは表示されません 28 20. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。(Windows® 2008の場合、当画面は表示されません。) 21. 次の画面の【完了】ボタンをクリックします。 22. サーバOS を再起動します。再起動後は、管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンしま す。その際、“ログオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 23. 次に、本ソフトウェアのインストールフォルダに対してユーザにアクセス権を付与します。Windows の【スタート】から【マイコンピュータ】をクリックします。(Windows® 2008の場合、Windowsの【ス タート】から【コンピュータ】をクリックします。) 29 24. 次に、本ソフトウェアをインストールしたドライブを開き、インストールフォルダをマウスの右ク リックで選択します。続いて、“プロパティ(R)”を選択します。 25. 次の画面が表示されたら、「セキュリティ」タブを選択します。 ・Windows® 2003の場合 次に、【追加(D)…】ボタンをクリックします。 30 ・Windows® 2008の場合 【編集(E)…】“ボタンをクリックし、アクセス許可画面の【追加(D)…】ボタンをクリックします。 26. 次の画面が表示されますので、【詳細設定(A)…】ボタンをクリックします。 31 27. 次の画面が表示されますので、【今すぐ検索(N)】ボタンをクリックします。ユーザ又はグループが 一覧表示されます。対象のユーザ又はグループを選択して、【OK】ボタンをクリックします。 28. 次の画面に戻り、選択したユーザ又はグループが表示されます。続いて【OK】ボタンをクリックし ます。 29. 次の画面に戻り、選択したユーザ又はグループが表示されますので、アクセス許可に“変更”をチ ェックして【OK】ボタンをクリックします。 32 当設定以降に、新しいユーザ又はグループを追加した際には、追加したユーザ又はグループに対し てアクセス許可を上記項番23~29までの手順で必ず付与してください。 30. 『Internet Explorerセキュリティ強化の構成』を変更します。 ・Windows® 2003の場合 Windowsの【スタート】から【コントロールパネル】を開き、【プログラムの追加と削除】を実行 し、【 Windowsコンポーネントの追加と削除】をクリックします。 『Internet Explorerセキュリティ強化の構成』の”レ"(チェック)を外して【次へ】ボタンをクリ ックし、Windowsコンポーネントの追加と削除を実行します。 ・Windows® 2008の場合 Windowsの【スタート】から【管理ツール】を開き、【サーバーマネージャ】を実行します。 【IE ESC の構成】をクリックし、「Internet Explorerセキュリティ強化の構成」画面で管理者 及びユーザの設定を「オフ」に変更し、【OK】ボタンをクリックしてください。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストールは完了です。コンピュータを再起動し、 次項「3.2 データベースのインストール」の手順を実施してください。 33 3.2 データベースのインストール 本項では、本ソフトウェアが使用するデータベースのインストールについて説明します。 以下の手順でデータベースをターミナルサーバへインストールしてください。 なお、以下の手順を行っていない場合、次項以降で実行する処理が正常に動作しません。必ず当手順を 実施してください。 また、データベースのインストール後に、Windows Server 2008 SP2 を適用する場合には、「付録4 Windows Server 2008 SP2を適用する場合は」をご確認のうえで適用をお願いします。 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ロ グオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. データベースのCDをターミナルサーバにセットしてください。 3. Autorun.exeの実行により次の画面が表示されますので、「PSQL v10.10 Workgroup Edition インスト ール」をクリックしてください。 4. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 5. 使用許諾契約画面の内容を確認後、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 34 6. ライセンスキーを入力後、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 7. 次の画面が表示されますので、“サービスとしてインストールする(S)(Terminal Services システム に推奨)”を選択のうえで【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 8. 次の画面が表示されますので、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 35 9. 次の画面が表示されますので、【インストール(I) >】ボタンをクリックします。 10. 次の画面が表示されましたならば【完了(F)】ボタンをクリックします。 Windows Server 2008 SP2 を適用済みのサーバの場合には、続けて11. 12.を実行してください。 11. エージーテック社(AG-TECH CORP)のホームページ(http://www.agtech.co.jp/)より、インストール したデータベース製品に対応する「Pervasive PSQL v10 SP3」をダウンロードします。 (Pervasive PSQL v10 SP3 Workgroup、もしくは Pervasive PSQL v10 SP3 Server for Windows) 12. 11.でダウンロードしたファイルを手順に従ってインストールします。 注意1 インストールに当たっては、エージーテック社のダウンロードページにある「インストール に関する注意事項」及び「インストールの方法」を参照してください。 注意2 インストールモードの選択画面では、手順7.と同様に“サービスとしてインストールする (S)(Terminal Services システムに推奨)”を選択してください。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストールは完了です。 続けて次項「3.3 システムデータの作成」を実施してください。 36 3.3 システムデータの作成 本項では、本ソフトウェアが使用するデータの領域を作成するための手順について説明します。 以下の手順で初期データ作成をターミナルサーバから実行してください。 なお、以下の手順を行っていない場合、次章以降で実行する処理が正常に動作しません。必ず当手順を 実施してください。 1. Windowsの再起動後、管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、“ログ オン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【セットアップ】-【初期データ作成】をクリックします。 3. 次のメッセージが表示されますので、【OK】ボタンをクリックします。 4. 処理が実行され、次のメッセージが表示されます。【OK】ボタンをクリックし、処理が完了します。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストール作業は完了です。続いて、 「第5章 セットアップ」を参照し、クライアント環境の設定作業を実施してください。 37 クライアント 第4章 バージョンアップインストール 本章では、本ソフトウェアの旧GLOVIA-BP製品(GLOVIA-BP V1/V2 または GLOVIA smart BP V1/V2)を インストールしているサーバでバージョンアップを行う場合の手順について説明します。 尚、旧GLOVIA-BP製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)からバージョンアップする場合におい て、旧GLOVIA-BP製品とは別のサーバへ改めてインストールする場合には、旧環境からのデータの移行が 必要になります。この場合には「第9章 こんなときには」の「9.1 新しいコンピュータへのシステム 移行」をご参照ください。 4.1 4.2 4.3 4.4 データの移出 バージョンアップインストール データベースのインストール システムデータの作成 38 4.1 データの移出 本バージョンよりデータベースの変更を行っており、バージョンアップ後は旧データベースへの読み書 きができなくなります。その為、次項の手順を実施する前に、現バージョンのデータベースからデータの 移出を行う必要があります。 データ移行手順書に従い、現バージョンのデータベースからデータの移出を行った後、次項「4.2 バ ージョンアップインストール」の手順を実施してください。 なお、旧GLOVIA-BP 人事給与シリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)をご使用の場 合は、該当製品のデータ移出も必ず行ってください。各製品のデータ移入は、システム動作確認完了後に 行います。 データ移行手順書及びプログラムはGLOVIA-BP NET(http://www.mqs.co.jp/products/bp/sase.html) にて公開しておりますので、ダウンロードページより入手してください。 各製品のデータ移出を完了後、Pervasive PSQL Workgroup 又は Server を“サービスとしてインスト ール”を選択し、インストールを行ってください。 39 4.2 バージョンアップインストール 本ソフトウェアのインストールを行う前に、 「第2章 動作条件について」記載の条件を満たしている ことを確認のうえで、以下の内容に従って順にインストール作業を実施してください。 インストールを行う前に、インストールフォルダ “C:\BPRO\JOYZ”(インストールフォルダを C:\BPROとした場合)をバックアップしてください。 旧GLOVIA-BP 人事給与シリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1/V2)をご使用の場合、 本ソフトウェアのインストールを行う前に該当ソフトウェアについて、既存データの移出作業を実 施してください。データ移出については、各製品のデータ移行手順書をご参照ください。 なお、データ移行手順書及びプログラムについては、GLOVIA-BP NET(ホームページ)にて公開して おります。詳しくは、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。 旧GLOVIA-BP 会計シリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2,GLOVIA smart BP V1)のスタンドアロンタイプ 又、LANタイプから本ソフトウェアへ移行する場合には、「第9章 こんなときには」を参照して インストール作業を実施してください。 GLOVIA-BPシリーズ製品の基本システムがインストール(運用)されている場合、以下の条件を満た している必要があります。 1)本ソフトウェアのバージョン・レベルと異なる場合、同一バージョン・レベルの基本システムを インストールする必要があります。 2)本ソフトウェアと基本システムは同一のコンピュータにインストールを行う必要があります。 本ソフトウェアのインストールを行う前に、必ず動作中のアプリケーションプログラムは全て終了 させてください。 また、ウィルスバスター等のウィルス検索アプリケーションが常駐している場合も、正しくインス トールできない可能性がありますので、これら常駐プログラムを含む全てのアプリケーションを終 了させてください。 お客様の仕様で作成されたカスタマイズプログラム(オブジェクト、画面・帳票定義体、スクリプ ト等)は、ユーザカスタマイズ環境(\BPRO\JOYZ\USR配下)に作成する必要があります。もし、パ ッケージ環境に作成している場合は、インストールにより上書き又は、本ソフトウェアとカスタマ イズプログラムとの整合性がとれなくなり、誤動作の原因になります。作成・変更されたプログラ ムをユーザカスタマイズ環境に作成していない場合は、必ずインストール前にユーザカスタマイズ 環境に複写するようにしてください。 また、バージョンの非互換又はデータベース変更により、リコンパイル又は、再カスタマイズが必 要となる場合があります。詳しくは、弊社GLOVIA-BPサポートセンターまでお問い合わせください。 メニューのカスタマイズを行っている場合は、本ソフトウェアのインストール後、再度業務メニュ ーのショートカットリンク先を再設定する必要があります。又、技術資料(メニューカスタマイズ 編)をご参照の上、再カスタマイズを行ってください。 本 ソ フ ト ウ ェ ア と 、 他 の 業 務パッケ ージ および開 発用 ツール(Visual C++、Visual Basic、 PowerCOBOL97等)とは別々のコンピュータにインストールすることを推奨します。一部モジュール のバージョンの違いにより動作しない場合があります。 既にコンピュータに同バージョンのGLOVIA-BPランタイムシステムがインストールされている場合は、 GLOVIA-BPランタイムシステムはインストールされません。 既にコンピュータに以下の製品がインストールされている場合は、該当コンポーネントのアンイン ストールを行ってください。アンインストールについては、「第8章 アンインストール」を参照し てください。 ・ GLOVIA-BPランタイムシステム V80L10以前 ・ Business Professionalランタイムシステム 40 本ソフトウェアをインストールするコンピュータにPowerCOBOL97又はNetCOBOLシリーズ製品がイン ストールされている場合、GLOVIA-BPランタイムシステムはインストールされません。 PowerCOBOL又はNetCOBOLシリーズ製品をインストールする場合には、以下のコンポーネントが必要 です。該当コンポーネントがインストールされていない場合には、本ソフトウェアは動作しません。 PowerCOBOL97シリーズ製品のバージョンについては、V10.0.0A以降の製品をインストールしてくだ さい。 ・ COBOL97 ・ PowerCOBOL ・ MeFt 既にコンピュータにGLOVIA-BPランタイムシステムがインストールされている場合で、PowerCOBOL又は NetCOBOLシリーズ製品をインストールする場合には、GLOVIA-BPランタイムシステムをアンインストール後に、 該当ソフトウェアのインストールを行ってください。 アンインストールについては、「第8章 アンインストール」を参照してください。 旧バージョン(GLOVIA-BP V1)で起動セキュリティを行っている場合、バージョンアップ後に、再 度、利用者IDの登録とメニューの実行権限を設定していただく必要があります。 41 【バージョンアップ インストール】 本書記載の画面イメージについては、オペレーティングシステムのバージョンによりWindowsの操作方 法、画面イメージが異なります。ご了承ください。 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ロ グオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. 旧GLOVIA-BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2 または GLOVIA smart BP V1/V2)の「GLOVIA-BPランタイム システム」又は「Business Professionalランタイムシステム」のアンインストールを行った後、コンピュータを 再起動してください。 アンインストールについては、後述「第8章 アンインストール」を参照してください。 3. ターミナルサービスマネージャで、現在ログオンしているユーザがいるかを確認し、ログオンユー ザがいる場合、以下の操作でログオフ依頼のメッセージを送信します。 4. 1) Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】-【管理ツール】を開き、【ターミナルサ ービスマネージャ】を起動します。 2) メッセージを送信したいユーザ名もしくはセッション名を選択し、 【操作】メニューから 【メッセージ送信】をクリックし、送信したいメッセージを入力して送信します。 ターミナルサービスクライアントからのログオンを以下の操作で抑止します。 1) Windowsの【スタート】から【コマンドプロンプト】をクリックします。 2) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、【Enter】キーを押下します。 > CHANGE LOGON /DISABLE 42 5. CD-ROMドライブに本ソフトウェアCD-ROMを挿入します。 6. Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】を開き、【プログラムの追加と削除】を実行し ます。 43 7. 【プログラムの追加】をクリックし、続いて【CDまたはフロッピー(F)】ボタンをクリックします。 8. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 9. 次の画面が表示されますので、【次へ(N)>】ボタンをクリックします。 44 10. 次の画面表示後、インストーラが実行されます。インストール完了まで【次へ(N)>】ボタンをクリ ックしないでください。 11. “標準(全コンポーネントをインストール)”が選択されていることを確認して、【次へ(N)>】ボタンをクリック します。 インターネット インフォメーションサービス(IIS)がインストールされていない場合は、次のメッ セージが表示されます。【いいえ(N)】ボタンをクリックし、インストールを中断します。 12. 次の2つのコンポーネントをインストールします。【次へ(N)>】ボタンをクリックします。 45 13. 次の画面が表示されますので“修正”を選択して、 【次へ(N)>】ボタンをクリックします。当画面以 降で【キャンセル】ボタンをクリックした場合、コンポーネント“GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T” のインストールが中断され、次のコンポーネントのインストールを続行します。 14. シリアル番号を入力し、【次へ(N)>】ボタンをクリックします。(GLOVIA-BP V1からのバージョンア ップ時) 15. このコンピュータのAdministratorユーザ(管理者ユーザ)のパスワードを2度入力します。 46 16. プログラムのインストールが完了後、次の画面が表示されます。【完了】ボタンをクリックします。 【完了】ボタンをクリック後、確認画面が表示されます。【OK】ボタンをクリックします。 17. 続いて、GLOVIA-BPランタイムシステムのセットアップが開始されます。 次のメッセージが表示された場合は、【OK】ボタンをクリックし、インストールを続行してください。 GLOVIA smart BPシリーズ製品が既にインストールされている場合は、次のメッセージが表示されま す。【OK】ボタンをクリックし、インストールを中断します。 また、次のメッセージが表示された場合は、後述「第8章 アンインストール」を参照し、該当ア プリケーションを削除後、GLOVIA-BPランタイムシステムのインストールを行ってください。 47 18. プログラムのインストールが完了後、次のメッセージが表示されます。【OK】ボタンをクリックしま す。なお、項番17でインストールがスキップされた場合には、当メッセージは表示されません。 19. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 20. 続いて、次の画面の【完了】ボタンをクリックします。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストールは完了です。コンピュータを再起動し、 次項「4.3 データベースのインストール」を実施してください。 48 4.3 データベースのインストール 本項では、本ソフトウェアが使用するデータベースのインストールについて説明します。 以下の手順でデータベースをターミナルサーバへインストールしてください。 なお、以下の手順を行っていない場合、次項以降で実行する処理が正常に動作しません。必ず当手順を 実施してください。 また、データベースのインストール後に、Windows Server 2008 SP2 を適用する場合には、「付録4 Windows Server 2008 SP2を適用する場合は」をご確認のうえで適用をお願いします。 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ロ グオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. データベースのCDをターミナルサーバにセットしてください。 3. Autorun.exeの実行により次の画面が表示されますので、「PSQL v10.10 Workgroup Edition インスト ール」をクリックしてください。 4. 【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 5. 使用許諾契約画面の内容を確認後、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 49 6. ライセンスキーを入力後、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 7. 次の画面が表示されますので、“サービスとしてインストールする(S)(Terminal Services システム に推奨)”を選択のうえで【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 8. 次の画面が表示されますので、【次へ(N) >】ボタンをクリックします。 50 9. 次の画面が表示されますので、【インストール(I) >】ボタンをクリックします。 10. 次の画面が表示されましたならば【完了(F)】ボタンをクリックします。 Windows Server 2008 SP2 を適用済みのサーバの場合には、続けて11. 12.を実行してください。 11. エージーテック社(AG-TECH CORP)のホームページ(http://www.agtech.co.jp/)より、インストール したデータベース製品に対応する「Pervasive PSQL v10 SP3」をダウンロードします。 (Pervasive PSQL v10 SP3 Workgroup、もしくは Pervasive PSQL v10 SP3 Server for Windows) 12. 11.でダウンロードしたファイルを手順に従ってインストールします。 注意1 インストールに当たっては、エージーテック社のダウンロードページにある「インストール に関する注意事項」及び「インストールの方法」を参照してください。 注意2 インストールモードの選択画面では、手順7.と同様に“サービスとしてインストールする (S)(Terminal Services システムに推奨)”を選択してください。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストールは完了です。 続けて次項「4.4 システムデータの作成」を実施してください。 51 4.4 システムデータの作成 本項では、本ソフトウェアが使用するデータの領域を作成するための手順について説明します。 以下の手順で初期データ作成をターミナルサーバから実行してください。 なお、以下の手順を行っていない場合、次章以降で実行する処理が正常に動作しません。必ず当手順を 実施してください。 1. Windowsの再起動後、管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、“ログ オン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. 本ソフトウェアのインストールフォルダを開き、DBフォルダの名前を任意の名前に変更します。 (会 計基本システムのバージョンアップインストール時に当手順を行っている場合は不要です。 ) 3. DBフォルダを新規作成します。 (会計基本システムのバージョンアップインストール時に当手順を行 っている場合は不要です。 ) 52 4. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【セットアップ】-【初期データ作成】をクリックします。 5. 次のメッセージが表示されますので、【OK】ボタンをクリックします。 6. 処理が実行され、次のメッセージが表示されます。【OK】ボタンをクリックし、処理が完了します。 以上で、本ソフトウェアのサーバへのインストール作業は完了です。続いて、 「第5章 セットアップ」を参照し、クライアント環境の設定作業を実施してください。 53 クライアント 第5章 クライアントセットアップ 本章では、以下の項目について説明します。本章で記載している手順でクライアントの設定作業を実施 します。 5.1 クライアントセットアップ 54 5.1 クライアントセットアップ 本項では、クライアントのコンピュータから本ソフトウェアを使用する場合の環境設定から動作確認ま での手順について説明します。 以下の内容に従って順に設定作業を実施してください。 なお、本書記載の画面イメージについては、Windows® XPの画面イメージとなります。オペレーティング システムのバージョンによりWindowsの操作方法、画面イメージが異なります。ご了承ください。 本ソフトウェアのインストールを行う前に、「第2章 ことを確認してください。 動作条件について」記載の条件を満たしている 1. クライアントOS を起動し、通常使用(運用)するユーザでWindowsにログオンします。 2. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【アクセサリ】- 【リモート デスクトップ接続】をクリックします。 3. 次の画面が表示されますので、“コンピュータ(C)”にターミナルサーバのコンピュータ名又は、 IPアドレスを入力後、【接続(N)】ボタンをクリックします。 4. ログオン画面に、「2.5 バにログオンします。 インストール前提条件」で作成したユーザを入力して、ターミナルサー ※接続時に上記警告画面が表示される場合は、以下の対処を行ってください。 ・ 対処① リモートデスクトップ接続時に、【はい(Y)】をクリックします。上記の画面が毎回表示され ますが、「はい」をクリックすることで正常に接続されます。 ・ 対処② リモートデスクトップ接続画面より【オプション】ボタンをクリックします。 オプション画面が表示されますので、【詳細設定タブ】をクリックし、認証オプション(A) の「認証が失敗した場合でも常に接続する」を選択します。 55 次に、「全般タブ」をクリックし、「接続設定」で「保存」をクリックします。 その後、「閉じる」をクリックしオプション画面を閉じます 5. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【セットアップ】-【クライアントセットアップ】をクリックします。 6. 次の画面が表示されますので、【はい】ボタンをクリックします。 7. 次の画面表示後、【OK】ボタンをクリックします。 8. サーバがWindows® 2008の場合又はExcel2007がインストールされている場合、JIS2004追加文字の使 用制限を行います。 1) Windowsの【スタート】―【コントロールパネル】―【地域と言語のオプション】を起動し、 【キーボードの変更(C)…】ボタンをクリックします。 56 2) 次の画面が表示されますので、IMEを選択して【プロパティ(P)…】ボタンをクリックします。 ・Excel未インストール環境又は、Excel2003インストール環境の場合 ・Excel 2007インストール環境の場合 57 3) 次の画面が表示されますので、インストール環境に合わせて変換タブの操作を行います。 ・Excel未インストール環境又は、Excel 2003インストール環境の場合、【変換文字制限】ボタ ンをクリックします。 ・Excel 2007インストール環境の場合、【詳細設定】ボタンをクリックします。 58 4) 次の画面が表示されますので、インストール環境に合わせて操作を行います。 ・Excel未インストール環境又は、Excel 2003インストール環境の場合 以下にチェックを入れ、【OK】ボタンをクリックします。 ・[JIS ×0208文字で構成された単語/文字のみ変換候補に表示する] ・[外字の入力を許す] ・Excel 2007インストール環境の場合 以下にチェックを入れ、【OK】ボタンをクリックします。 ・[JIS ×0208文字で構成された単語/文字のみ変換候補に表示する] ・[外字の入力を許す] 9. ユーザ環境を有効にするために一旦、Windowsをログオフします。 なお、上記4~9の手順について、本ソフトウェアを利用するユーザすべてに対して実施してくださ い。 以上で、クライアントセットアップは完了です。続いて、 「第6章 手順を実施してください。 59 ユーザ登録・システム動作確認」の 第6章 ユーザ登録・システム動作確認 本章では、以下の項目について説明します。 6.1 6.2 6.3 6.4 ユーザの登録 起動及び印刷確認 印刷設定 データのバックアップ/復元 60 6.1 ユーザの登録 GLOVIA smart BPは、必ずユーザ(利用者)の登録が必要となります。本項では、GLOVIA-BPユーザの登 録手順について説明します。 (基本システムのSOA連携機能をインストールされている場合は、基本システムのソフトウェア説明書 「7.2 ユーザの登録(GLOVIA smart SOA連携機能を使用する場合)」を参照し、ユーザの登録を行って ください。本項の手順は省略できます。) 本項の手順については、本システムのクラインアントセットアップが完了している、クライアントのコ ンピュータより「管理者の方」が実施してください。 本項の手順は、GLOVIA smart BP V1/V2からのバージョンアップの場合は省略できます。次は、 「6.2 起 動及び印刷確認」の手順を実施してください。 1. クライアントOS を起動し、通常使用(運用)するユーザでWindowsにログオンします。 2. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【アクセサリ】- 【リモート デスクトップ接続】をクリックします。 3. 次の画面が表示されますので、“コンピュータ(C)”にターミナルサーバのコンピュータ名又は、 IPアドレスを入力後、【接続(N)】ボタンをクリックします。 4. ログオン画面に、本ソフトウェアを利用するユーザを入力して、ターミナルサーバにログオンします。 5. 本システムはInternet Explorer (以降,IE)を使用します。IEの設定を以下の内容に従って行 ってください。 1)エンコード IEの【表示】-【エンコード】をクリックし、以下をチェックしてください。 (メニューバーが表 示されていない場合は、 【ページ】-【エンコード】をクリック) ・「日本語(シフトJIS)」にチェック ・「自動選択」はチェックを外す 2)インターネットオプション ① IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【全般】タブ-【インターネット一時 ファイル】-【設定】ボタンより、「ページを表示するごとに確認する」を選択し【OK】 ボタンをクリックしてください。 ② IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イントラネット】を選択し【レベルのカスタマイズ】ボタンをクリックし、「中(低)」を選 択し【リセット】をクリックしてください。 ③ ②に続けて、セキュリティ設定の「スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」を「有効にする」をチェックし、【OK】 ボタンをクリックしてください。 ④ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イン トラネット】を選択し【サイト】ボタンをクリック後、“次のWebサイトをゾーンに追加する” に「http://localhost」と入力し、「このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:) を必要にする」のチェックを外し、【追加】ボタンをクリックし、【OK】ボタンをクリック してください。 61 ⑤ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【プライバシー】タブの「ポップアップ をブロックする」をチェックし、【設定】ボタンをクリックし、“許可するWebサイトのアドレ ス”に「http://localhost」と入力し、【追加】ボタンをクリックし、【閉じる】ボタンをク リックしてください。 ⑥ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブの【ローカル イン トラネット】ゾーンで「保護モードを有効にする(Internet Explorerの再起動が必要)」が表 示されている場合、チェックを外し、【OK】ボタンをクリックしてください。 警告画面が表示されたら、【OK】ボタンをクリックしてください。 6. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【固定資産業務メニュー】をクリックします。 7. GLOVIA smart にログインします。 GLOVIA-BP管理者IDでログインします。ログインID「MANAGER」、パスワード(初期値)「なし(未 設定)」を入力し、【ログイン】をクリックします。 複数業務をインストールした環境でバージョンアップインストールを実施している場合、以下のよう な画面が数回表示される場合があります。他の業務でバージョンアップが完了していない事が原因で 表示されるエラーとなります。特に問題はありませんので、【OK】をクリックし、以降の手順を実施 してください。 62 8. GLOVIA smart 業務メニューが表示されます。【GLOVIA-BP】-【固定資産】をクリックします。 ※固定資産のメニューが正常に表示されない場合は、「付録2 参照し、設定を行ってください。 9. メニューが表示されない場合は」を 固定資産メニューの【セットアップ】-【機密保護】-【機密保護機能詳細設定】をクリックします。 63 10. GLOVIA-BP管理者のID/パスワードを入力してください。 GLOVIA-BP管理者ID(初期値)は「MANAGER」、パスワードは「なし(未設定)」です。 11. 固定資産のユーザ(利用者)の登録を行ってください。バージョンアップの場合は、動作確認用のユ ーザを登録してください。データ移入後は、旧環境で設定した内容が有効となります。 新規インストールの場合は、続けて本業務を担当する方の「利用者ID」を全員登録してください。 GLOVIA-BP V1からのバージョンアップインストールの場合、旧バージョンで「機密保護機能を使用す る」と設定されていた場合は、 「7.3 機密保護機能の再設定」を参照し設定を行ってください。 次に「6.2 起動及び印刷確認」の手順を実施してください。 64 6.2 起動及び印刷確認 本項では、本ソフトウェアが正常に動作するかの確認方法について説明します。 以下の手順は、クライアントのコンピュータから実施してください。 1. クライアントOS を起動し、通常使用(運用)するユーザでWindowsにログオンします。 2. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、 【アクセサリ】- 【リモート デスクトップ接続】をクリックします。 3. 次の画面が表示されますので、 “コンピュータ(C)”にターミナルサーバのコンピュータ名又は、 IPアドレスを入力後、【接続(N)】ボタンをクリックします。 4. ログオン画面に、本ソフトウェアを利用するユーザを入力して、ターミナルサーバにログオンします。 5. 本システムはInternet Explorer (以降,IE)を使用します。IEの設定を以下の内容に従って行 ってください。 1)エンコード IEの【表示】-【エンコード】をクリックし、以下をチェックしてください。 (メニューバーが表 示されていない場合は、 【ページ】-【エンコード】をクリック) ・「日本語(シフトJIS) 」にチェック ・「自動選択」はチェックを外す 2)インターネットオプション ① IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【全般】タブ-【インターネット一時 ファイル】-【設定】ボタンより、「ページを表示するごとに確認する」を選択し【OK】 ボタンをクリックしてください。 ② IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イントラネット】を選択し【レベルのカスタマイズ】ボタンをクリックし、「中(低)」を 選択し【リセット】をクリックしてください。 ③ ②に続けて、セキュリティ設定の「スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」を「有効にする」をチェックし、【OK】 ボタンをクリックしてください。 ④ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イン トラネット】を選択し【サイト】ボタンをクリック後、“次のWebサイトをゾーンに追加する” に「http://localhost」と入力し、「このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:) を必要にする」のチェックを外し、【追加】ボタンをクリックし、 【OK】ボタンをクリック してください。 ⑤ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【プライバシー】タブの「ポップアップを ブロックする」をチェックし、【設定】ボタンをクリックし、“許可するWebサイトのアドレス” に「localhost」と入力し、 【追加】ボタンをクリックし、【閉じる】ボタンをクリックしてく ださい。 ⑥ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【詳細設定】タブの「Web ページのアニメーシ ョンを再生する」をチェックし、【OK】ボタンをクリックしてください。 65 ⑦ IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブの【ローカル イン トラネット】ゾーンで「保護モードを有効にする(Internet Explorerの再起動が必要)」が表 示されている場合、チェックを外し、【OK】ボタンをクリックしてください。 警告画面が表示されたら、【OK】ボタンをクリックしてください 6. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【固定資産業務メニュー】をクリックします。 GLOVIA smart のログイン画面が表示されます。利用者のユーザID/パスワードを入力し、【ログイ ン】ボタンをクリックします。 複数業務をインストールした環境でバージョンアップを実施している場合、「条件テーブルアクセス 異常」のエラー(「6.1ユーザの登録」の7項を参照)が数回表示される場合がありますが、特に 問題ありませんので、【OK】をクリックし、以降の手順を実施してください。 7. GLOVIA smart 業務メニューが表示されます。【GLOVIA-BP】-【固定資産】をクリックします。 66 8. 固定資産業務メニューが表示されます。 ※固定資産のメニューが正常に表示されない場合は、「付録2 参照し、設定を行ってください。 9. メニューが表示されない場合は」を 業務メニューの【セットアップ】-【固定資産基本情報】-【固定資産管理条件登録】をクリックし ます。 67 10. まず、次の画面が正常に起動できることを確認します。画面が表示されたら【実行】ボタンを押下し て、処理を終了します。 11. 次に、業務メニューの【システム管理】-【システム管理】-【操作履歴照会】をクリックします。 12. 次の画面が正常に起動できることを確認します。 68 13. 【操作履歴照会】画面の【基本】メニューから【印刷】を選択し、印刷条件には何も入力せず【適用】 ボタンをクリックします。操作履歴確認リストが正常に印刷される事を確認して処理を終了します。 操作履歴確認リストを印刷する前に、プリンタの設定が行われている必要があります。 14. 正常に動作することが確認できたら、【固定資産業務メニュー】-【セットアップ】-【固定資産基本 情報】-【セットアップ手順】をクリックし、起動されるヘルプを参照して、会社情報のセットアッ プが終わった段階で、物件登録等の業務処理を行ってください。 次項「6.3 印刷設定」の手順を実施してください。 69 6.3 印刷設定 本項では、本ソフトウェアで出力する帳票の出力先やフォントの変更方法について説明します。以下の 設定は、必要に応じて実施してください。 なお、ご使用のコンピュータにプリンタが追加されていない場合には、本項以降の手順を実施する前に必 ずプリンタの追加を行ってください。(接続するプリンタがない場合には、ダミーのプリンタを追加して ください。) 下記手順を実施する場合は、クライアントのコンピュータから、リモートデスクトップ接続で本ソフト ウェアを利用する、すべてのユーザに対して実施してください。 1. クライアントOS を起動し、通常使用(運用)するユーザでWindowsにログオンします。 2. Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【アクセサリ】- 【リモート デスクトップ接続】をクリックします。 3. 次の画面が表示されますので、“コンピュータ(C)”にターミナルサーバのコンピュータ名又は、 IPアドレスを入力後、【接続(N)】ボタンをクリックします。 4. ログオン画面に、本ソフトウェアを利用するユーザを入力して、ターミナルサーバにログオンしま す。 Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【セットアップ】-【印刷設定】をクリックします。 5. 6. 次のメッセージが表示されますので、業務が終了していることを確認後、【OK】ボタンをクリックし ます。 70 7. 次の画面で出力先プリンタ、フォント等を変更します。インストール後の初期値は以下の通りです。 プリンタ :通常使うプリンタ フォント :MS ゴシック 用紙サイズ :A4(専用用紙以外) 印刷開始位置:帳票ごと 印刷設定の操作方法等は、【ヘルプ(H)】メニューの【トピックの検索(H)】をクリックし、【目 次】タブ内の印刷設定をご参照ください。 次項「6.4 データのバックアップ/復元」の手順を実施してください。 71 6.4 データのバックアップ/復元 本項では、運用を始める前に本ソフトウェアで使用するデータのバックアップ/復元が正常に行われる かの確認方法について説明します。 また、業務の本稼動後、定期的にデータのバックアップを行う場合に、以下の手順でデータのバックアッ プを実施してください。(ターミナルサーバにて実施してください。) 1. データのバックアップ 次の手順でデータのバックアップを行います。 1) 管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、“ログオン先”には、そ のコンピュータ名でログオンします。 2) Windowsの【スタート】から【管理ツール】を開き、【ターミナルサービスマネージャ】を起動 します。(Windows® 2008の場合、【管理ツール】-【ターミナルサービス】を開き、【ターミナ ルサービスマネージャ】を起動します。) ターミナルサービスマネージャで、現在ログオン中のユーザがいないかを確認し、ログオンユ ーザがいる場合、以下の操作でログオフ依頼のメッセージを送信します。 3) メッセージを送信したいユーザ名もしくはセッション名を選択し、 【操作】メニューから 【メッセージ送信】をクリックし、送信したいメッセージを入力して送信します。 4) ターミナルサービスクライアントからのログオンを抑止します。 Windowsの【スタート】から【コマンドプロンプト】をクリックします。 72 5) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、【Enter】キーを押下します。 > CHANGE LOGON /DISABLE 6) Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【バックアップ】-【全データのバックアップ】をクリックします。 7) 次のメッセージが表示されますので、【OK】ボタンをクリックします。 8) 次の確認メッセージが表示されますので、続行する場合は、【はい(Y)】を、バックアップ先の フォルダ名を変更する場合は、【いいえ(N)】を又、処理を中止する場合は【キャンセル】ボタンをク リックします。 9) 次の画面が表示され、データのバックアップが始まります。 10) 次の画面が表示され、データのバックアップが完了します。 73 11) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、ログオン抑止を解除します。 > CHANGE LOGON /ENABLE 2. データの復元 次の手順でデータの復元を行います。 1) 管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、“ログオン先”には、そ のコンピュータ名でログオンします。 2) Windowsの【スタート】から【管理ツール】を開き、【ターミナルサービスマネージャ】を起動 します。(Windows® 2008の場合、【管理ツール】-【ターミナルサービス】を開き、【ターミナ ルサービスマネージャ】を起動します。) ターミナルサービスマネージャで、現在ログオン中のユーザがいないかを確認し、ログオンユ ーザがいる場合、以下の操作でログオフ依頼のメッセージを送信します。 74 3) メッセージを送信したいユーザ名もしくはセッション名を選択し、【操作】メニューから 【メッセージ送信】をクリックし、送信したいメッセージを入力して送信します。 4) ターミナルサービスクライアントからのログオンを抑止します。 Windowsの【スタート】から【コマンドプロンプト】をクリックします。 5) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、【Enter】キーを押下します。 > CHANGE LOGON /DISABLE 6) Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】をポイントします。次に、【GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T】-【バックアップ】-【全データの復元】をクリックします。 7) 次のメッセージが表示されますので、 【OK】ボタンをクリックします。 8) 次のメッセージが表示されますので、続行する場合は、【はい(Y)】を、復元元のフォルダ名を 変更する場合は、【いいえ(N)】を又、処理を中止する場合は【キャンセル】ボタンをクリックします。 75 9) 次の画面が表示され、データの復元が開始されます。 10) 次の画面が表示され、データの復元が完了します。 11) コマンドプロンプト画面で次のコマンドを入力し、ログオン抑止を解除します。 > CHANGE LOGON /ENABLE 以上で、本ソフトウェアのインストール作業はすべて完了です。続いて、以下の作業を実施してくださ い。 なお、「会計基本システム」 「債務管理システム」「部門財務分析システム」「物件管理システム」をご利用 の場合には、先に各製品のインストールを行ってください。 ・新規インストールの場合 1) 各サブシステム製品の新規インストール(ご購入時)又はバージョンアップインストールを実 施します。 2) 「導入マニュアル」を参照し、導入作業を実施します。 ※ 本ソフトウェアは、「平成21年度地方税申告対応プログラム(V28L03)」まで含まれております。 上記プログラム以降に提供した制度変更対応プログラムがある場合は、必要に応じて適用してくだ さい。また、アップデートパックの適用が必要な場合もあります。詳しくは、GLOVIA-BPホームペー ジをご参照ください。 76 ・バージョンアップインストールの場合 1) 各サブシステム製品の新規インストール(ご購入時)又はバージョンアップインストールを実 施します。 2) データ移行手順書に従い、第4章で移出したデータをシステムに登録します。 3) 旧GLOVIA-BP製品(GLOVIA-BP V1/V2)からバージョンアップを行った場合で、機密保護機能を ご使用時には、「7.3 機密保護機能の再設定」を参照し、設定を行います。 4) 「導入マニュアル」を参照し、導入作業を実施します。 ※ 本ソフトウェアは、「平成21年度地方税申告対応プログラム(V28L03)」まで含まれております。 上記プログラム以降に提供した制度変更対応プログラムがある場合は、必要に応じて適用してくだ さい。また、アップデートパックの適用が必要な場合もあります。詳しくは、GLOVIA-BPホームペー ジをご参照ください。 77 第7章 留意事項 本章では、以下の項目について説明します。 7.1 7.2 7.3 制限事項 使用上の注意 機密保護機能の再設定 78 7.1 制限事項 本項では、本ソフトウェアを使用する場合の制限事項について説明します。 本ソフトウェアでは、使用上の制限と、動作上の制限としているものがあります。以下に制限事項の内 容と対処方法を記します。 № 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 制限事項 備考(対処方法、その他) ListWORKSおよびAcrobat® との連携はできませ ん。 ターミナルサーバ(コンソール)での会計業務 の運用は行えません。 一台のコンピュータ又は、複数台のコンピュー タから同一ユーザでターミナルサーバにログオ ンしての運用はできません。 標準データ登録はターミナルサーバ(コンソー ル)から実行できません。 初期データ作成、データのバックアップ/復元 は、リモートデスクトップ接続から実行できま せん。 DAT装置へデータのバックアップ/復元はでき ません。 専用用紙(連続用紙)の印刷は、レーザープリ ンタには行えません。 ターミナルサービスに対応していないソフトウェア との連携はできません。 リモートデスクトップ接続からご使用ください。 インパクトプリンタのみでの運用はできませ ん。 用紙の交換指示メッセージは表示されません。 画面からの入力中に、項目一覧等のサブウィン ドウ(子画面)を表示した場合、元の画面(親 画面)をポップアップしてはいけません。 本ソフトウェアで提供するExcelシートを業務 メニュー以外から2つ以上起動すると正常に動 作しません。 本ソフトウェアで提供するExcelシートでは、 Excelマクロ を使用しています。その為、マク ロを無効にした場合には正しく動作しません。 また、Excel でマクロセキュリティレベルを 「高」にしている場合も正しく動作しません。 内部的にデータの並べ替え処理を行う際に、 TEMP環境変数に指定したディレクトリに作業フ ァイルが一時的に作成されます。 業務画面から入力する選択(Y,N )等は、英大 文字で指定しない場合エラーになります。(た だし、帳表作表指示画面は英小文字入力が可能 です) 期首日、締日の変更はできません。 西暦1931年1月1日(昭和6年1月1日) 以前の取得物件を登録することはできません。 ただし、和暦運用時には、昭和元年移行の取得 物件を登録することができます。 締日を月末とした場合、2月29日に取得した 物件の期首帳簿価額自動計算および償却達成月 が正しく計算されません。 部門移動を入力した場合、移動前の移動履歴の うち部門コード、申告先コードが修正できなく なります。 79 後述「7.2 使用上の注意」を参照してください。 リモートデスクトップ接続からご使用ください。 ターミナルサーバ(コンソール)上で実行してくだ さい。 OS標準のバックアップ機能又は、バックアップツー ルを使用してください。 「2.1 ハードウェア条件」に記載のプリンタを ご使用して頂くか、レーザープリンタ対応の帳票を ご使用ください。 専用用紙(連続用紙)以外の帳票については、レー ザープリンタをご使用ください。 特になし。 入力できるのは、最後に表示したウィンドウ(子画 面)のみです。元の画面(親画面)を後ろにずらし (ポップダウン)、子画面を前面に戻してください。 業務メニューから起動してください。 マクロの確認メッセージが表示された場合は「有効 にする」を選択してください。また、マクロセキュ リティレベルは「中」に変更して運用してください。 TEMP環境変数に指定されているドライブに十分な空 きを確保してください。 英大文字にキーをシフトしてから入力してくださ い。 なし。 なし。 なし。 なし。 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 法人税の年次繰越後は、物件の取得日付、1/ 1評価額、数量等の地方税に関係する項目の修 正ができません。 物件の登録/修正の際、摘要・配賦情報を入力 画面から登録した後、物件の登録/修正画面の 取消を行っても摘要・配賦情報が更新されます。 前年前取得物件で期首帳簿価額にゼロを入力す ると、システムが自動計算するため、システム の計算上ゼロになる場合以外は、期首帳簿価額 にゼロ円を入力することができません。 ”1/2 簡便法を使用する”に設定されていても、 新規取得入力および資本的支出入力でのシステ ムによる期首帳簿価額の自動計算は、原則法に よって算出されます。 先行入力データに対して、実際償却額入力、償 却停止情報(月別)、償却額照会等の指定はでき ません(先行3ヶ月の新規/異動入力、作表の み)。 当期以前取得の物件について、翌期の償却月設 定を行うことができません(償却開始/停止/ 再開日でのみ設定可能)。 定率法から定額法へ変更する場合、システムで は「法定耐用年数による方法」を採用しており、 「残存耐用年数による方法」は使用できません。 償却資産申請書、種類別明細表(増加資産用・ 全資産用)、種類別明細表(減少資産用)の各種 帳表を専用用紙にて印刷する場合は、インパク トプリンタが必要です。 固定資産管理条件登録で地方税システムを”使 用しない”として運用を開始した場合、途中で” 使用する”に変更しても登録済み物件は申告帳 表に反映されません。 非償却物件の入力はできません。 取得日付については、代行方法はありません。変更 して対応してください。他の項目については、地方 税ファイル修正で修正してください。 なし。 税制改正適用時期以前の物件であっても入力可 能です。 部門移動の履歴を管理できません。 なし。 申告確定処理後は物件の削除、取得日付、取得 金額の修正はできません。 損金算入限度額計算の際、端数は初年度に繰り 入れされます。 月次決済には対応していません。 条件ファイル自由修正により、確定の解除を行い、 処理を行ってください。 なし。 検索絞り込み条件において、コードが空白のデ ータのみを絞り込む事はできません。空白は全 件指定を意味します。 償却資産申請書関連の作表を行う場合、”A4L BP”と”A4専用用紙”の作表指示を同時に 行わないでください。 動作環境設定で"ClientName"を変更した場合、 正常に動作しない場合があります。 平成15年度税制改正対応にて追加された償却 方法「少額」の物件は、固定資産のセットアッ プファイルからの登録はできません。 「GLOVIA-BPランタイムシステム」は、Cドライブにインス トールされます。 本システムで、JIS2004の追加文字(2バイトお よび4バイト追加文字)は使用できません。 なし。 80 なし。 1/2 簡便法を使用する資産種類の物件は、自動計算 を行わず、利用者が登録してください。 なし(年次繰越後に設定してください)。 なし。 なし。 なし。 申告帳表をシステムで作表しない場合でも、地方税 システムを”使用する”の設定にして運用を行って ください。 なし。 なし。 なし。 別々に帳表作成(出力指示)を行ってください。 "ClientName"を変更しないでください。 異動入力より、新規物件個別入力にて該当物件の登 録を行なってください。 インストールディレクトリの変更はできません。 特になし。 40 本システムと連携するデータにおいて、JIS2004 の追加文字(2バイトおよび4バイト追加文字) は使用できません。 81 特になし。 7.2 使用上の注意 本項では、本ソフトウェアを使用する場合の運用上の注意事項について説明します。 データバックアップおよび復元を行う際は、「6.4 て運用を行ってください。 一台のコンピュータ又は、複数台のコンピュータから同一ユーザでターミナルサーバにログオンし ての運用はできません。ユーザ固有のファイルを同時に使用するため、正常に動作しません。 以下の設定を行うことで、同一ユーザのログオンを防ぐことができます。 データのバックアップ/復元」の内容に従っ ・Windows® 2003の場合 Windowsの【スタート】-【管理ツール】-【ターミナルサービス構成】を開き、【サーバー設 定】にて、「各ユーザを1セションに制限します」を「有効」にします。 ・Windows® 2008の場合 Windowsの【スタート】-【管理ツール】-【ターミナルサービス】-【ターミナルサービス構 成】を開き、【設定の編集】にて、「1ユーザにつき1セションに制限する」を「はい」にしま す。 82 7.3 機密保護機能の再設定 本項では、旧GLOVIA-BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2, GLOVIA smart BP V1/V2)からのバージョン アップインストールを実施し、旧バージョンにて機密保護機能をご使用の場合、以下にご留意して頂く内 容について説明します。 本ソフトウェアでは、旧バージョンから新たな機能が追加されております。その為、機密保護機能をご 使用の場合、再設定が必要となります。オプションシステムをご使用になる場合は、オプションのインス トール実施後に再設定を行ってください。 なお、旧バージョンにて、メニューのカスタマイズを行っている場合には、技術資料(メニューカスタマ イズ編)を参照して再設定を行ってください。技術資料については、GLOVIA-BP NET(サポート担当者様 専用)よりダウンロードしてください。 「機密保護機能詳細設定」にてGLOVIA-BP管理者ID/パスワードを入力する際、旧バージョンで GLOVIA-BP管理者IDに設定済みのパスワードを入力してください。 GLOVIA-BP V1からのバージョンアップインストール実施時 本バージョンでは、メニュー構成の変更や新たに機能追加を行っていますので、ご使用になるすべ ての利用者IDに対して機密保護機能の再設定(実行権限の設定画面を呼び出し、必ず【適用】ボ タンをクリックしてください。)を実施してください。 GLOVIA-BP V2からのバージョンアップインストール実施時 旧バージョンから、新たに機能追加(GLOVIA smart SOA連携機能追加)を行っていますので、ご使 用になるすべての利用者IDに対して機密保護機能の再設定(実行権限の設定画面を呼び出し、必 ず【適用】ボタンをクリックしてください。)を実施してください。 GLOVIA smart BP V1/V2からのバージョンアップインストール実施時 本バージョンから、新たにGLOVIA smart SOA連携機能を使用される場合、ご使用になるすべての利 用者IDに対して機密保護機能の再設定(実行権限の設定画面を呼び出し、必ず【適用】ボタンを クリックしてください。)を実施してください。 83 第8章 アンインストール 本章では、以下の項目について説明します。 8.1 8.2 8.3 注意事項 アンインストール プログラム及びデータの削除 84 8.1 注意事項 本項では、本ソフトウェアを削除する際の注意事項について説明します。 アンインストールを行う場合、あらかじめ起動されている全てのアプリケーションプログラムを終 了させてから実行してください。 アンインストールでは、プログラム及びデータ用フォルダは削除されませんので、【マイコンピュー タ】から削除してください。詳細は、「8.3.プログラム及びデータの削除」を参照してください。 GLOVIA-BPランタイムシステムをアンインストールした場合、GLOVIA smart BPシリーズ製品は動作しなくなり ます。 85 8.2 アンインストール 本項では、本ソフトウェアを削除する場合の手順について説明します。 本ソフトウェアのアンインストールを実行する前に、必ず「8.1.注意事項」を参照してください。 なお、以下の作業は、ターミナルサーバにて実施してください。 GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/Tのアンインストール 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ログオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. 常駐プログラムを含む、全てのアプリケーションを終了してください。 3. Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】を開き、【プログラムの追加と削除】を実 行します。(Windows® 2008の場合、【コントロール パネル】を開き、【プログラムと機能】を起 動します。) 製品の一覧から「GLOVIA smart 会計 BP 固定資産/T」を選択し、【変更と削除】ボタンをク リックします。(Windows® 2008の場合、【アンインストール】ボタンをクリックします。) ・Windows® 2003の場合 ・Windows® 2008の場合 86 4. アンインストール確認画面が表示されますので“削除”を選択し、【次へ(N) >】ボタンをクリ ックします。 5. 次のメッセージが表示され、【OK】ボタンをクリックすると、プログラムの削除が開始されます。 なお、アンインスール実行中に、共有ファイルの検出又は、削除等の画面が表示された場合、【い いえ(N)】ボタンをクリックしてください。 6. アンインストール終了後、コンピュータを再起動してください。 GLOVIA-BPランタイムシステム(Business Professionalランタイムシステム)のアンインストール 1. サーバOS を起動します。管理者ユーザ(Administrator)でWindowsにログオンします。その際、 “ログオン先”には、そのコンピュータ名でログオンします。 2. 常駐プログラムを含む、全てのアプリケーションを終了してください。 3. Windowsの【スタート】から【コントロール パネル】を開き、【プログラムの追加と削除】を実 行します。(Windows® 2008の場合、【コントロール パネル】を開き、【プログラムと機能】を起 動します。) 製品の一覧から「GLOVIA-BPランタイムシステム」又は「Business Professionalランタイムシステム」又は「NetCOBOL Standard Edition クライアント運用パッケージ」を選択し、【変更と削除】ボタンをクリック すると、プログラムの削除が開始されます。(Windows® 2008の場合、【アンインストールと変更】 ボタンをクリックすると、プログラムの削除が開始されます。) ・Windows® 2003の場合 87 ・Windows® 2008の場合 なお、アンインスール実行中に、共有ファイルの検出又は、削除等の画面が表示された場合、【い いえ(N)】ボタンをクリックしてください。 4. アンインストール終了後、コンピュータを再起動してください。 88 8.3 プログラム及びデータの削除 本ソフトウェアのアンインストールでは、Windowsのプログラムフォルダやレジストリを削除する仕様 となっており、プログラム及びデータは削除されません。削除を行う場合は、以下のフォルダ及びファイ ルを【マイコンピュータ】にて削除してください。 1. インストールフォルダの削除 但し、基本システムがインストールされている場合には、削除を行わないでください。 BPRO\ (インストールの時に指定した名前で作成されます) │ └─<JOYZ> (このフォルダ以下を削除してください) │ ├─ <BACKUP> ├─ <BIN> ├─ <DB> (データを削除したくない場合は、アンインストールを行う前に「全デ │ ータのバックアップ」を行うか、このフォルダ内のファイルすべてを │ バックアップしてください) ・ ・ └─ <USR> (カスタマイズプログラムを格納します。データを削除したくない場合 は、このフォルダ内すべてをバックアップしてください。) 2. Windowsフォルダのメニュー定義ファイルの削除 Windows\ │ └─BPKT.INI (Windowsインストールフォルダ) (以下のファイルを削除してください) (固定資産メニュー定義ファイル) 3. WindowsフォルダのGLOVIA-BP環境定義ファイルの削除 但し、他のGLOVIA-BP製品がインストールされている場合には、削除を行わないでください。 Windows\ │ └─JOY2000.ini (Windowsインストールフォルダ) (以下のファイルを削除してください) (GLOVIA-BP環境定義ファイル) 4. 運用者フォルダのGLOVIA-BP環境定義ファイルの削除 但し、他のGLOVIA-BP製品がインストールされている場合には、削除を行わないでください。 Documents and settings\ (Windowsインストールドライブの運用者フォルダ) │ ├─<ユーザ1> (クライアントユーザ毎のフォルダ) │ │ (以下のファイルを削除してください) │ └─ JOY2000.ini (GLOVIA-BP環境定義ファイル) ├─<ユーザ2> │ │ │ └─ JOY2000.ini ・ ・ クライアントユーザの分だけファイルを削除してください。 89 第9章 こんなときには 本章では、以下の項目について説明します。 9.1 9.2 新しいコンピュータへのシステム移行 本ソフトウェアへのアップグレード 90 9.1 新しいコンピュータへのシステム移行 本項では、以下のGLOVIA-BP会計シリーズ製品(以降、移行前システムと記載)がインストールされて いるコンピュータから、新しく導入するコンピュータへシステムの移行を行う場合の手順について説明し ます。 ・GLOVIA-BP 会計/S 固定資産システム,GLOVIA smart 会計情報 GLOVIA-BP 固定資産/S ・GLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム ・GLOVIA-BP 会計/T 固定資産システム,GLOVIA smart 会計情報 GLOVIA-BP 固定資産/T 下記手順に従って、システム移行を実施してください。 1. データの移出 データ移行手順書に従い、移行前システムのコンピュータ(サーバ又はクライアント)から各種デ ータの移出を行います。 データ移行手順書及びプログラムはGLOVIA-BP NET(http://www.mqs.co.jp/products/bp/sase.html) にて公開しておりますので、ダウンロードページより入手してください。 2. カスタマイズプログラムのバックアップ 移行前システムのコンピュータ(サーバ又はクライアント)から、お客様の仕様で作成されたカス タマイズプログラム(オブジェクト、画面・帳票定義体、スクリプト、メニューデータ等)をMO 等の外部媒体又は、他のコンピュータにバックアップしてください。 3. 動作環境の確認(移行前システム) 移行前システムの現在のシステム環境を確認します。次の操作で、移行前システムの設定内容を確 認します。 4. ¾ GLOVIA-BP 会計/S 固定資産システム,GLOVIA smart 会計情報 GLOVIA-BP 固定資産/S Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA-BP 会計/S 固定資産システム】 -【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。“基本情報”の設定内容を確認してくだ さい。 ¾ GLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム 各クライアントより、Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA-BP 会計 /L 固定資産システム】-【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。“基本情報”の設 定内容を確認してください。 ¾ GLOVIA-BP 会計/T 固定資産システム,GLOVIA smart 会計情報 GLOVIA-BP 固定資産/T 【リモートデスクトップ接続】にてターミナルサーバに接続し、各運用ユーザでWindowsにログ オンします。続いて、Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA-BP 会計 /T 固定資産システム】-【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。“基本情報”の設 定内容を確認してください。 ターミナルサービスの導入 「第1章 はじめに」及び、「第2章 スの導入を行ってください。 動作条件について」をご一読後、Windowsターミナルサービ 5. 本ソフトウェアのインストール 新しいコンピュータへ本ソフトウェアのインストールを実施します。「第3章 新規インストール」 の「3.1 新規インストール」、「3.2 データベースのインストール」及び「3.3 システ ムデータの作成」記載の手順に従って、インストール作業を実施してください。 6. クライアントセットアップ 「第5章 クライアントセットアップ」の「5.1 クライアントセットアップ」記載の手順に従 って、クライアントの設定作業を実施してください。 91 7. 動作環境設定(クライアント) 移行前システムで使用していたシステム環境を設定します。すべての運用ユーザに対し、項番3.で 確認した内容にあわせた項目の設定が必要です。 1) 動作環境設定の起動 【リモートデスクトップ接続】にて新しいターミナルサーバに接続し、本ソフトウェアを使用 (運用)するユーザでWindowsにログオンします。 続いて、Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA smart 会計 BP 固定 資産/T】-【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。 2) 基本情報の設定 【基本情報】タブから、必要な項目を設定してください。但し、“クライアント名”(通常、ク ライアントセットアップ時のユーザとなります。)については、変更しないでください。 尚、 “インタフェースモード”は運用中システムの振替伝票インタフェースレイアウトの部門コ ード桁数に応じて設定してください。 8. システムの動作確認 「第6章 ユーザ登録・システム動作確認」記載の手順に従って、システムの動作確認を実施して ください。(すべてのクライアント(ユーザ)で実施してください。) 9. データの移入 データ移行手順書に従い、項番1で移出したデータをシステムに登録します。 10. クライアントセットアップの再実行 当製品のスタンドアロンタイプ又はLANタイプからの移行、又はユーザを追加した場合には、再 度、「第5章 クライアントセットアップ」の「5.1 クライアントセットアップ」記載の1~7 を実行してください。 11. カスタマイズプログラムの復元 項番2.でバックアップしたカスタマイズプログラムを復元してください。なお、移行前システムと の非互換又はデータベース変更により、リコンパイル又は、再カスタマイズが必要となる場合があ ります。詳しくは、弊社GLOVIA-BPサポートセンターまでお問い合わせください。 また、メニューのカスタマイズを行っている場合には、再カスタマイズが必要となります。詳しく は、技術資料(メニューカスタマイズ編)をご参照の上、再カスタマイズを行ってください。 92 9.2 本ソフトウェアへのアップグレード 本項では、旧GLOVIA BPシリーズ製品(GLOVIA-BP V1/V2)のGLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム(以降、 移行前システムと記載)がインストールされているサーバに、本ソフトウェアのインストールを行う場合 のアップグレード手順について説明します。なお、他のGLOVIA-BPシリーズ製品がインストールされてい る場合には、各製品の「ソフトウェア説明書」を参照し、項番1~5と同様の手順を実施してください。 下記手順にて、システム移行を実施してください。 1. データの移出 データ移行手順書に従い、移行前システムのコンピュータ(サーバ又はクライアント)から各種デ ータの移出を行います。 データ移行手順書及びプログラムはGLOVIA-BP NET(http://www.mqs.co.jp/products/bp/sase.html) にて公開しておりますので、ダウンロードページより入手してください。 2. カスタマイズプログラムのバックアップ 移行前システムのコンピュータ(サーバ又はクライアント)から、お客様の仕様で作成されたカス タマイズプログラム(オブジェクト、画面・帳票定義体、スクリプト、メニューデータ等)をMO 等の外部媒体又は、他のコンピュータにバックアップしてください。 3. 動作環境の確認(移行前システム) 移行前システムの現在のシステム環境を確認します。次の操作で、移行前システムの設定内容を確 認します。 4. 5. ¾ サーバ Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム】 -【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。 “基本情報”の設定内容を確認してく ださい。 ¾ クライアント Windowsの【スタート】から【すべてのプログラム】-【GLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム】 -【セットアップ】-【動作環境設定】を実行します。 “基本情報”の設定内容を確認してく ださい。 LANタイプのアンインストール サーバ及び、クライアントから以下のコンポーネントを削除します。アンインストールについては、 移行前システムの「ソフトウェア説明書」を参照してください。 ¾ サーバ ・GLOVIA-BP 会計/L 固定資産システム ・GLOVIA-BPデータベース(サーバ)又は、SymfoWARE7000 for BusinessProfessional(サーバ) ¾ クライアント ・GLOVIA-BP 会計情報システム(クライアント) ・GLOVIA-BPデータベース(クライアント)又は、SymfoWARE7000 for BusinessProfessional(クライアント) ・GLOVIA-BPランタイムシステム又は、BusinessProfessionalランタイムシステム インストールフォルダの削除 サーバ及び、クライアントからLANタイプのインストールフォルダ及び、関連ファイルを削除し てください。インストールフォルダを削除する前に、項番1で移出したデータを必ず別のフォルダに コピーし、削除しないようにしてください。 93 ・C:\BPRO\JOYZ ・%systemroot%\BPZBA.INI ・%systemroot%\JOY2000.INI (インストールドライブをCドライブとした場合) (クライアントのみ) (サーバとクライアント) %systemroot%は、WindowsインストールドライブのWindows又はWinntフォルダです。 6. ターミナルサービスの導入 「第1章 はじめに」及び、「第2章 スの導入を行ってください。 動作条件について」をご一読後、Windowsターミナルサービ 7. 本ソフトウェアのインストール 「第3章 新規インストール」の「3.1 新規インストール」、「3.2 データベースのインス トール」及び「3.3 システムデータの作成」記載の手順に従って、インストール作業を実施し ます。 8. データの移入及び、システム動作確認 前項「9.1 新しいコンピュータへのシステム移行」の項番6.以降の手順に従って、データの移行 及び、システムの動作確認作業を実施してください。 94 付録1 印刷プレビュー機能 本章では、印刷プレビュー機能について説明します。 印刷プレビュー機能を使用される場合は、「2 制限事項」をご確認の上ご使用ください。 以下の項目について説明します。 1 2 印刷プレビュー機能の使用方法 制限事項 95 1 印刷プレビュー機能の使用方法 1. 印刷プレビューの使用設定 1)印刷プレビュー機能を使用する場合は、業務メニューの【オプション】-【印刷モード】をクリ ックしてください。 2)印刷モード設定の画面より、以下のいずれかを選択し、【OK】ボタンをクリックします。 ・(印刷プレビュー)行わない(初期値) ・(印刷プレビュー)行う(プレビューの終了を待ち合わせしない) ・(印刷プレビュー)行う(プレビューの終了を待ち合わせる) 本設定は、ユーザ毎(利用者ID)毎に設定可能です。 本設定は、運用中に変更可能です。 96 2. 印刷プレビューの使用方法 1)印刷プレビューを「行う」と設定された場合、以下のように印刷プレビュー表示されます。 次に、画面の「Print」ボタンをクリックします。 2)印刷ダイアログ画面より、【印刷】ボタンをクリックすると、プリンタに印刷されます。 97 2 制限事項 本項では、印刷プレビュー機能を使用する場合の制限事項について説明します。 以下に制限事項の内容と対処方法を記します。 □ プレビュー表示時に印刷対象データがない場合、以下の内容のメッセージが画面に表示される場合が あります。 表示されるメッセージ:「The preview cannot be done. There is no page.」 □ プレビュー表示時の印刷ダイアログ画面にて、プリンタの変更及び印刷部数の設定はできません。 □ ターミナルサーバに自動的にマッピングされたクライアントのプリンタに、プレビューからの実際の 印刷は行えません。 ターミナルサーバにプリンタの追加を行うか、GLOVIA-BPの「印刷モード設定」で「指定したプリン タに印刷」を選択し、出力先のプリンタ名を設定してください。 98 付録2 メニューが表示されない場合は 本章では、Internet Explorer (以降,IE)において本ソフトウェアのメニューが表示されない場合 の設定内容について説明します。 以下の項目について説明します。 1 2 3 Internet Explorer セキュリティ強化の構成の変更 メニュー表示のためのInternet Explorer の設定方法 メッセージが出力される場合の設定方法 99 1 Internet Explorer セキュリティ強化の構成の変更 『Internet Explorer セキュリティ強化の構成』を変更します。本項での設定を行っていないと、次項の IEの設定でレベルのカスタマイズボタンが非活性となりボタンが押せないことがあります。 1.Windows® 2003の場合 ① サーバに「Administrator」でログインし、以下の処理を行います。 【コントロールパネル】→【プログラムの追加と削除】を選択します。 ②【 Windowsコンポーネントの追加と削除】をクリックします。 100 ③『Internet Explorerセキュリティ強化の構成』の”レ"(チェック)を外し、Windowsコンポーネン トの追加と削除を実行します。 2.Windows® 2008の場合 ① サーバに「Administrator」でログインし、【管理ツール】-【サーバーマネージャ】を選択しま す。 ② 次の画面が表示されますので、【IE ESCの構成】をクリックします。 101 ③ 次の画面が表示されますので、管理者及びユーザを【オフ】に変更し、【OK】ボタンをクリック します。 102 2 メニュー表示のためのInternet Explorer の設定方法 本項では、Internet Explorer(以降、IE)において本ソフトウェアメニュー表示のための設定方法に ついて説明します。 (注)本項の以下の1.~5.の設定手順は、ユーザ名毎にそれぞれ行って下さい。 サーバにリモートデスクトップ接続/ターミナルサービスクライアントで接続し、運用するユーザ名でロ グインの上、以下のIEの設定を実行してください。 1.エンコードを設定します IEの【表示】-【エンコード】をクリックし、以下をチェックしてください。 (メニューバーが表示 されていない場合は、【ページ】-【エンコード】をクリックします。) ・「日本語(シフトJIS)」にチェック ・「自動選択」はチェックを外す 103 2.インターネット一時ファイルを設定します ①IEの【ツール】-【インターネット オプション】をクリックします。 ②インターネット オプションの【全般】タブ-【閲覧の履歴】-【設定】ボタンをクリックします。 104 ③インターネット一時ファイルと履歴の設定より「Webサイトを表示するたびに確認する」を 選択し、【OK】ボタンをクリックしてください。 3.ローカルイントラネットを設定します ①IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イントラ ネット】を選択し【レベルのカスタマイズ】ボタンをクリックします。 【レベルのカスタマイズ】ボタンが押せない場合、【詳細設定】タブより【リセット】ボタンをクリ ックし、IEの設定をすべてリセット後、上記2より再設定を行ってください。 105 ②セキュリティ設定-ローカルイントラネットのリセット先「中低(規定)」を選択し【リセット】 をクリックしてください。 ③警告メッセージ「このゾーンの設定を変更しますか?」が表示されますので、【はい】ボタンをク リックしてください。 4.ActiveXコントロールを設定します ①「3.ローカルイントラネットを設定します」に続けて、セキュリティ設定-ローカル イントラ ネットの「スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化と スクリプトの実行」を「有効にする」をチェックして、【OK】ボタンをクリックしてください。 106 ②警告メッセージ「このゾーンの設定を変更しますか?」が表示されますので、【はい】ボタンをクリ ックしてください。 5.Webサイトを設定します ①IEの【ツール】-【インターネットオプション】-【セキュリティ】タブ-【ローカル イントラ ネット】を選択し【サイト】ボタンをクリックしてください。 ②ローカル イントラネットで、「イントラネットのネットワークを自動的に検出する」にチェックし、 【OK】ボタンをクリックします。 107 ③インターネットオプションのセキュリティタブに戻ったら、【OK】ボタンをクリックします。 Windows 2008 の場合、 「保護モードを有効にする(Internet Explorer の再起動が必要)」のチェッ クを外し、【OK】ボタンをクリックして、インターネットオプション設定を終了します。 警告画面が表示された場合は、【OK】ボタンをクリックしてください。 108 6.本ソフトウェアのメニューがローカルイントラネット以外のゾーンで表示される場合 上記画面のようにステータスバーに「インターネット」と表示され、業務メニューが「ローカルイン トラネット」のゾーンで表示されない場合は、以下の手順でWebサイトの設定を行います。 ①この「インターネット」と表示されている部分をダブルクリックすると現在開いているページの「イ ンターネットセキュリティのプロパティ」画面が開きます。 続けて、【ローカル イントラネット】を選択して【サイト】ボタンをクリックしてください。 109 ②下記画面が表示されますので、【詳細設定】ボタンをクリックします。 ③ローカル イントラネットで、“このWebサイトをゾーンに追加する”欄に「http://localhost」と 表示されていることを確認し、 【追加】ボタンをクリックします。 ※SOA連携機能を使用する場合、GLOVIA smart 基盤サーバのURL(http://SOAサーバ名)も追 加してください。 ④【閉じる】ボタンをクリックしてください。 110 ⑤下記画面に戻ったら、【OK】ボタンをクリックしてください。 ⑥インターネットオプションのセキュリティタブで、【OK】ボタンをクリックして、インターネッ トオプション設定を終了します。 111 3 メッセージが出力される場合の設定方法 本項では、Internet Explorer (以降,IE)において、警告メッセージやステータスバーに各種メッ セージが表示されて、本ソフトウェアのメニューが表示されない場合の設定方法について説明します。 1.以下のメッセージが表示された場合は、【閉じる】ボタンをクリックして表示画面を閉じ、表示され ているURL(http://localhost もしくは http://SOAサーバ名)を【ローカル イントラネット】に 追加してください。 手順は前項「2 メニュー表示のためのInternet Explorer の設定方法」の6.を参照してください。 2. 「プライバシーメッセージ」が表示された場合は、【OK】ボタンをクリックして、IEの設定を以 下のように行ってください。 IEのステータスバーに表示されているアイコン(IEの右下)をダブルクリックしてください。 112 「プライバシーレポート」が表示されます。先頭に表示されているサイトをクリックして、【概要】 ボタンをクリックします。 プライバシーポリシーが表示されます。「常にこのサイトにCookieの使用を許可する」を選択して、 【OK】ボタンをクリックしてください。 プライバシーレポートの画面およびメニューを閉じて、再度メニューを表示してください。 113 付録3 Excel2007を利用する場合は 本章では、サーバにExcel2007をインストールして本システムをご利用される場合の設定について説明 します。 以下の項目について説明します。 1 2 注意事項 制限事項 114 1 注意事項 1.『信頼できる場所の設定』を行います。 ① サーバに「BPを運用するユーザ」でログインし、以下の処理を行います。 (注)本設定手順は、ユーザ名毎にそれぞれ行って下さい。 サーバにリモートデスクトップ接続/ターミナルサービスクライアントで接続し、運用するユーザ 名でログインの上、設定を行ってください。 ② Excel2007の「Officeボタン」をクリック後、「Excelのオプション」をクリックしてください。 115 ③ Excelのオプションの「セキュリティセンター」をクリック後、「セキュリティセンターの設定」を クリックしてください。 ④セキュリティセンターの「信頼できる場所」をクリックすると、信頼できる場所の設定画面が表示 されます。次に、「新しい場所の追加」をクリックします。 116 ⑤「Microsoft Officeの信頼できる場所」の設定画面が表示されますので、「パス」にGLOVIA-BPのイ ンストールフォルダ(例:C:\BPRO)を入力し、「この場所のサブフォルダも信頼する」をチェック し、「OK」をクリックしてください。 ⑥「Microsoft Officeの信頼できる場所」の設定画面で、入力した「パス」が表示されていることを 確認してください。確認できたら、「OK」をクリックしてください。 117 2 制限事項 制限事項 動作保証は、Excelの旧バージョンで作成したファイルと互換性を保つ、Excel2007の「互換モード」 (Excel97-2003ブック:XLS)のみとします。 運用中にお客様の操作により、誤って「互換モード」以外でファイルを保存された場合は動作保証 いたしません。 ※互換モードの拡張子・・・XLS <互換モードの表示例> 118 付録4 Windows Server 2008 SP2を適 用する場合は 本章では、既にデータベースをインストールしたサーバに対してWindows Server 2008 SP2 を適用する 場合の手順について説明します。 以下の項目について説明します。 1 適用手順 119 1 適用手順 「GLOVIA smart GLOVIA-BP」がインストールされているサーバに、Windows Server 2008 SP2を適用する 場合は、以下の手順に従ってください。 1. サーバに、「administrator」でログインします。 2. Windows Server 2008 SP2を適用します。 適用に当たっては、マイクロソフト社のサポート情報を参照してください。 3. 「コントロールパネル」-「プログラムと機能」を開いて、「Pervasive PSQL」のパージョンレベル を確認してください。 4. エージーテック社(AG-TECH CORP)のホームページ(http://www.agtech.co.jp/)より、インストール したデータベース製品に対応する「Pervasive PSQL v10 SP3」をダウンロードします。 (Pervasive PSQL v10 SP3 Workgroup、もしくは Pervasive PSQL v10 SP3 Server for Windows) 5. 4.でダウンロードしたファイルを手順に従ってインストールします。 注意1 インストールに当たっては、エージーテック社のダウンロードページにある「インストール に関する注意事項」及び「インストールの方法」を参照してください。 注意2 インストールモードの選択画面では、新規インストールと同様に“サービスとしてインスト ールする(S)(Terminal Services システムに推奨)”を選択してください。 120
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