特記仕様書(別紙1)(610KB)(PDF文書)

(別紙1)
茅野市災害対策拠点防災機能強化事業
特記仕様書
特記仕様書(設計条件等)
第1章
一般事項
第1節
事業の名称
本事業は「茅野市災害対策拠点防災機能強化事業」と称する。
第2節
事業の目的
本事業は、茅野市運動公園に整備されている池の水路を活用して、小水力発電機と蓄
電池、発電量計測記録装置等を設置するとともに、これらの装置等及び隣接する避難所
を 照 ら す LED 照 明 装 置 と 携 帯 電 話 等 の 通 信 機 器 の 充 電 接 続 口 を 整 備 し 、 再 生 可 能 エ ネ ル
ギーを軸とした地域の防災拠点機能の強化による安全・安心なまちづくりを推進すると
ともに、未利用エネルギーの活用による近隣の教育機関における環境教育に寄与するこ
とを目的とする。
第3節
事業の概要
1.事業名称:茅野市災害対策拠点防災機能強化事業
2.実施施設:小水力発電機とその制御装置、定置用蓄電池、発電量計測記録装置、キ
ャ ビ ネ ッ ト 、 通 信 機 器 の 充 電 接 続 口 を 備 え た LED 照 明 装 置 及 び 電 源 配 線
等による商用電源に依存しない自立発電システム
3 . 所 在 地 : 茅 野 市 運 動 公 園 ( 長 野 県 茅 野 市 玉 川 500 番 地 )
4 . 想 定 発 電 規 模 : 小 水 力 発 電 概 ね 0.4~ 1kW 程 度
5 . 事 業 期 間 : 契 約 日 か ら 平 成 27 年 3 月 31 日 ま で 。 た だ し 、 茅 野 市 災 害 対 策 拠 点 防 災
機能強化事業プロポーザル実施要領2(4)最適任候補者の選定に示す方法により決
定する最適任者が提案する工事行程が合理的な理由により本事業期間以内で完了しな
い等、事業期間の延長を要する場合は、議会の議決を経て、繰越による事業期間の延
長を行うことを予定している。
第4節
事業の内容
1.事業内容
事業の内容は次のとおり。
(1)小水力発電機
水 車 を 用 い た 概 ね 0.4~ 1kW 程 度 の 発 電 設 備 の 詳 細 設 計 及 び 設 置 工 事
(2)小水力発電機の制御装置、定置用蓄電池、発電量計測記録装置、キャビネット
小 水 力 発 電 機 の 制 御 装 置 、 夜 間 に お け る LED 照 明 装 置 や 災 害 時 等 に お け る 通 信 機
器の充電等の電気需要に一定期間供給できる定置用蓄電池、発電量等の事業効果を
把握するための発電量計測記録装置、これらの装置を格納するキャビネット(暴風
雪用設備としてであり、本キャビネットがないことによって事業の目的が達成でき
ないことがないよう最小限度の範囲のもの)の詳細設計及び設置工事
( 3 ) 通 信 機 器 等 の 充 電 接 続 口 を 備 え た LED 照 明 装 置 及 び 電 源 配 線 等
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LED 証 明 と 通 信 機 器 等 の 充 電 接 続 口 を 備 え た 装 置 4 か 所 の 詳 細 設 計 及 び 設 置 工 事
(4)設置場所
茅 野 市 運 動 公 園 ( 長 野 県 茅 野 市 玉 川 500 番 地 ) 内 ジ ャ ブ ジ ャ ブ 池 及 び 自 由 広 場
(5)系統連系
本設備は、商用電源に接続しない独立したシステムを想定
第2章
一般仕様
第1節
一般事項
1.適用法規及び規格
・ 日 本 電 気 規 格 調 査 会 標 準 規 格 ( JEC)
・ 日 本 工 業 規 格 ( JIS)
・ 日 本 標 準 規 格 ( JES)
・ 日 本 電 機 工 業 会 標 準 規 格 ( JEM)
・経済産業省令各技術基準
・ 発 変 電 規 定 (JEAC)
・ 系 統 連 系 規 程 ( JEAC)
・水門鉄管技術基準
・メーカー標準
・公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
・公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)
・公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)
・公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)
・その他関連法令、民間規格
2.保証条件
検収後2年以内に設計、製作不良又は、その他工事者の責任に帰すべき不都合が発
生した場合は、速やかにこれを無償で修理、又は、良品と交換すること。
また、保証期間を経過した後に、工事者の責に帰すると判断される原因により事故
が生じた場合、その修理・取替に要する費用については、協議の上決定するものとす
ること。
3.小水力発電機の構造
(1)小水力発電機を設置する水路の用排水機能は、既存排水路を維持し当該機能を
確保する設計・施工とすること。ただし、本事業の目的を達成する上で必要とな
る場合、既存排水路の一部を加工することは構わない。
( 2 )排 水 す る 河 川 が 増 水 し た 場 合 に お い て も 、機 器 の 機 能 に 支 障 を き た さ な い 構 造
や対策が講じられていること。
( 3 )流 水 中 の 枝 葉 等 の 障 害 物 が 機 器 に 入 り 込 ま な い 又 は 障 害 物 に よ り 発 電 機 の 機 能
に支障をきたさない構造であること。
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4.定置用蓄電池の構造
(1)大規模災害時等において昼夜を含め、機能を確保するために必要な安定した発
電 量 を 確 保 す る た め 、 自 由 広 場 が 避 難 場 所 に な り 、 LED 照 明 装 置 や 避 難 者 等 が 通
信機器の充電等の電力確保が一定量必要となることを想定し、大規模災害時に最
低限必要な電力がどれくらいかを勘案した上で、発電容量との不均衡のないよう
蓄電容量を提案し、定置用蓄電池の設計・施工とすること。
5.発電量計測記録装置の構造
(1)小水力発電機の発電量等の事業効果を把握するための発電量計測記録装置とし
て必要最低限の機能を確保する設計・施工とすること。
6.キャビネットの構造
(1)蓄電池、制御装置や発電量計測記録装置等を屋外に設置するに際し、暴風雪用
設備がないことによって、事業目的を達成できない場合、直接必要な最小限度の
範囲での暴風雪用設備(キャビネット等)を設計・施工とすること。ただし、格
納する蓄電池、制御装置や発電量計測記録装置等がそれぞれ屋外用として耐候性
を有しており、暴風雪用設備として最小限度の範囲とは認められず、不必要とな
る場合は、キャビネット等を仕様から除くことは構わない。
7 . 通 信 機 器 等 の 充 電 接 続 口 を 備 え た LED 照 明 装 置 の 構 造
(1)通信機器等の充電接続口(屋外用であるため防水等の耐候性を措置する)を備
え た LED 照 明 装 置 を 、 隣 接 す る 自 由 広 場 に お い て 3 か 所 、 水 力 発 電 機 や キ ャ ビ ネ
ット等周辺に 1 か所設置する設計・施工とすること。ただし、事業目的を達成す
る最適な方法として、当該設備の機能等が低下せず、かつ経済的に合理性が確保
さ れ る 場 合 、自 由 広 場 の LED 照 明 装 置 の 箇 所 数 を 追 加・変 更 す る こ と は 構 わ な い 。
(2)隣接する自由広場については、水車の設置場所から最寄りにあるトイレや水道
等の利用の便を確保しつつ、当該近辺が市内を通行する観光客等の一時的な避難
場所になることを勘案して、少なくとも 1 台は仮に大規模な夜間停電時でも極力
遠方からでも照明が点灯していることを視認できるような構造と有効的な配置
とすること。なお、自由広場のフェンス等の既存設備の機能や通常の施設の利用
に影響のない設置場所を選定すること。
(3)緊急時に避難者等が当該装置において通信機器等の充電を行うなどの活動をす
るにあたり、必要となる明るさと照明範囲を確保する設計・施工とすること。ま
た、水力発電機やキャビネット等周辺に設置する装置についても、仮に夜間停電
時に水車等に障害が生じた場合でも、蓄電池の電力のみで修復作業等が可能とな
る明るさや照明範囲を確保する設計・施工とすること。
( 4 )環 境 省 が 示 す「 LED 照 明 の 基 準 」( 別 添 1 )を 参 考 に 、共 通 部 分 に つ い て は こ れ
に 準 拠 し つ つ 、 柱 に 設 置 す る LED 照 明 の 高 さ 等 に つ い て は 設 置 場 所 の 環 境 に 応 じ
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た事業目的を達成するために適切な構造を有する器具とすること。
第2節
発 電 設 備 の 概 要 (小 水 力 )
1.主要事項
・ 想 定 設 備 容 量 : 小 水 力 発 電 概 ね 0.4~ 1 kW 程 度
・水車形式:事業目的を達成する適切な方式
・発電機:事業目的を達成する適切な方式の発電機
・ 使 用 水 量 : 利 用 可 能 最 大 水 量 0.045m 3/s
・想定有効落差:約2m(機器設置要件等による)
・連系する電力系統:電力系統への連系は想定しない
・発電量計測記録装置:有
2.水力発電設備の構成
本水力発電設備は、水車本体、架台、発電機及び制御装置より構成すること。
①水車は可能な限り効率の良いものを選定すること。
②発電機は小出力に最も適したものを選定すること。
③現況の排水施設の通りの排水機能を維持する対策をとるものとすること。
④機器及び電気配線等の防水対策をとること。
3.制御装置の構成
制御装置は、下記のとおりの機能を有し、運転可能なものとすること。
① 定 置 用 蓄 電 池 、LED 照 明 装 置 等 の 消 費 電 力 量 を 発 電 電 力 量 が 上 回 る 場 合 に お い て 、
機器装置に損傷を生じないように余剰電力を熱等により消費するための装置(ダ
ミー抵抗)を備えること。
② 定 置 用 蓄 電 池 へ の 充 電 、 LED 照 明 装 置 へ の 送 電 の 切 り 替 え 等 を 可 能 と す る こ と 。
③ LED 照 明 装 置 や 通 信 機 器 の 充 電 等 の 利 用 が 可 能 と な る よ う に 直 流 ・ 交 流 変 換 機 能
を有するものであること。
4.その他検討事項
①小水力発電機等から各装置への配線距離が長くなることによる電圧降下につい
て配慮すること。
②設計にあたっては、別添2(平面図、横断面図、測量データ)を参考にするとと
もに、現地測量を実施するなど現場状況をよく把握し必要となる付帯設備を選定
すること。
③小水力発電機の設置に当たって必要となる各種申請書類の作成や関係機関協議
を発注者とともに行うこと。
④故障時の対応において、特定業者にその対応が限られるようなシステム作りは、
できるだけ避けること。
⑤池の取水量を有効に活用しつつ、現状の池の水位を変化させないため、池の現存
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排水路付近に桝等を設けて発電機に導水するなどの工事を行うことは構わない。
⑥設置する池内に生存する魚等の生物の生育を阻害しないよう、池全体の流水環境
等を考慮に入れるともに取水口を適切な構造にし、池全体の環境との調和を図る
対策を講じること。
第3節
事業
1.共通事項
①詳細設計においては設計時にその都度仕様を確認しながら作業を進めること。
②工事に当たっては、事前に工事要領書、主要機器仕様及び施工図等を提出し、監
督員の承認を受けた上で工事に着工すること。
③河川協議資料等の作成、協力及び打合せ議事録の作成をその都度行うこと。
④産業廃棄物が発生する場合は所定の手続きに従って適切に処理すること。
⑤本仕様書の内容に対し変更を行う場合は、監督員の承認を得た後に実施すること。
⑥工事施工にあたっては、労働安全衛生法等関係法令等を遵守し、安全の確保に万
全の対策を講じなければならない。
⑦工事場所の状況に応じ交通整理員を配置し、車両運転中の事故、作業の種類、場
所等による交通阻害、車両の飛込み防止等に努めること。
⑧電気、ガス、水道等の施設に近接し工事を行う場合は、予め当該施設の管理者と
打ち合わせを行い、必要によりその立会を求め、指導を得て行うこと。
第4節
機器リスト
・発電量計測記録装置
1.データ表示項目:発電電力量(累積、時間帯、日別等)
・水車発電機
1.形式:事業目的を達成する適切な方式
2.数量:1式
3 . 定 格 出 力 : 概 ね 0.4~ 1kW 程 度
4.材質:防食、強度を考慮したもの
・制御装置
1 . 定 格 出 力 : 事 業 目 的 を 達 成 す る も の ( 概 ね 0.4~ 1kW 程 度 )
2.制御方式:事業目的を達成する適切なもの(手動等による切替、ダミー抵抗や
直流・交流変換機能を有するもの)
4.設置場所:屋外用
・定置用充電池
1.種類:事業目的を達成する適切な方式
2.数量:1式
3.定格出力・容量:事業目的を達成する適切なもの
・ LED 照 明 装 置
1.形式:事業目的を達成する適切な方式
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2.数量:4式(ただし、事業目的を達成する最適な方法として、当該設備の機能
等が低下せず、かつ経済的に合理性が確保される場合、追加・変更することは構
わない)
3.定格出力:水力発電機の出力を考慮した事業目的を達成する適切なもの
4.その他:利用しやすく安全性が確保された構造において、通信機器の充電等が
可能な接続口(屋外用として防水対策が施されているもの)を有するもの
第5節試運転調整、検査特記事項
1 .試 運 転 調 整 ・ 完 成 検 査 を 実 施 す る こ と 。
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(参考)
<システム概念図>
※機器の接続順等は必ずしも本図によらず、最適なシステムを提案すること。
池排水口付近
小水力発電機
避難所(自由広場):3台
池排水口付近:1台
制御装置
発電量計測記録装置
定置型蓄電池
LED照明装置
電源配線
(空中線又は地中線)
・LED照明
・LED照明柱
・(通信機器充電用)接続口
(必要に応じ)キャビネットに格納
<配置概念図>
※各装置は、最適な配置を提案すること。
至 公園大橋
自由広場(避難所)
道路
トイレ
電源配線
(空中線又は地中線)
LED照明装置(3台)
※エリア内のフェンス外
至 諏訪中央病院
川久保川
歩道橋
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ジャブジャブ池
水力発電機
制御装置
発電量計測装置
定置用充電池
LED照明装置(1台)
(別添1)
※環境省資料より抜粋
LED防 犯 照 明 器 具 技 術 基 準
1 適用範囲
本 書 は 、 白 色 系 LEDモジュールを 光 源 と し た LED防 犯 照 明 器 具 ( 以 下 、「 器 具 」 ) に 適 用 す る 。 器
具 は 専 用 に 設 計 さ れ た LEDモジュールを 使 用 し た も の で 、従 来 の 蛍 光 灯 等 の 器 具 に 管 型 LEDを 取 り 付
けたものは適用外とする。
2 適用規格
器 具 は 、次 の 規 格 に 示 す 必 要 性 能 を 満 た す 他 、本 書 に 示 す 事 項 を 満 足 す る こ と 。た だ し 、規
定事項に関し重複する項目がある場合には本書を優先とする。
(1) 適 用 規 格
① JIS C8105-1:2010 照 明 器 具 - 第 1部 安 全 性 要 求 事 項 通 則
② JIS C8105-3:2011 照 明 器 具 - 第 3部 性 能 要 求 事 項 通 則
③ JIS C8153:2009 LEDモ ジ ュ ー ル 用 制 御 装 置 - 性 能 要 求 事 項
④ JIS C8154:2009 一 般 照 明 用 LEDモ ジ ュ ー ル - 安 全 仕 様
⑤ JIEG-001(2005) 照 明 学 会 ・ 技 術 指 針 照 明 設 計 の 保 守 率 と 保 守 計 画 第 3版
⑥ 電気用品安全法
⑦ JIS C8152-1:2012 照 明 用 白 色 発 光 ダイオード(LED)の 測 光 方 法 - 第 1部 : LEDパッケージ
⑧ JIS C8152-2:2012 照 明 用 白 色 発 光 ダイオード( LED)の 測 光 方 法 - 第 2部:LEDモジュール及 び LED
ライトエンジン
⑨ SES E1901-3: 2012 防 犯 灯 の 照 度 基 準 ( 日 本 防 犯 設 備 協 会 基 準 )
⑩ JIS C61000-3-2: 2011 電 磁 両 立 性 - 第 3-2 部 : 限 度 値 - 高 調 波 電 流 発 生 限 度 値 ( 1 相
当 た り の 入 力 電 流 が 20 A 以 下 の 機 器 )
⑪ JIS C61000-4-5: 2011 電 磁 両 立 性 - 第 4-5 部 : 試 験 及 び 測 定 技 術 - サ ー ジ イ ミ ュ ニ テ
ィ試験
⑫ JIL 5004:2013 日 本 照 明 器 具 工 業 会 規 格 公 共 施 設 用 照 明 器 具
⑬ 光 害 対 策 ガ イ ド ラ イ ン ( 「 街 路 照 明 器 具 の ガ イ ド 」 ) :平 成 10年 3月 環 境 庁
3 技術基準
器 具 の 構 造 、配 光( 光 の 形 状 と 明 る さ )及 び 光 特 性 等 に つ い て は 、以 下 項 目 を 満 足 す る こ と 。
(1) 構 造
器 具 は 、 お よ そ 15年 ( 設 計 寿 命 6万 時 間 相 当 ) の 耐 用 年 数 を 有 し 屋 外 環 境 で の 使 用 に 耐 え 得
る構造とすること。
① 器具取付部は腐蝕および、振動に考慮した材質とする。
② 器具には電子式の自動点滅器が内蔵されていること。
③ 器 具 に は LED制 御 装 置 を 内 蔵 し て い る こ と 。
④ 器具は、取付バンドを用いて電力柱又は鋼管ポールに取り付けができること。
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⑤ 器 具 は 、 電 力 柱 な ど の 取 付 部 か ら 10cm 離 れ た 位 置 で 70kg の 静 荷 重 に 耐 え る こ と が で き
る こ と 。ま た 、使 用 す る 管 轄 内 の 電 力 会 社 等 で 規 定 さ れ た 値 が あ る 場 合 に は 、そ の 値 に 耐
えることができること。
⑥ 器 具 は 、 防 塵 防 水 性 能 IP23 以 上 を 満 た し て い る こ と 。
⑦ 器具は、ワイヤーなどによる落下防止の対策を講じること。
⑧ 電 波 障 害 の 発 生 が 抑 制 さ れ て い る 器 具 で あ る こ と 。 ( 表 1)
⑨ 器 具 は 、 落 雷 に よ る 故 障 発 生 の 低 減 を 目 的 に 電 源 線 と 筐 体 と の 間 に 15kVの サ ーシ ゙電 圧 を
印加しても故障が無く、再使用が可能であること。
表1
(2) 配 光
( 公 社 ) 日 本 防 犯 設 備 協 会 が 定 め る 「 防 犯 灯 の 照 度 基 準 ( SES E1901-3) 」 に お け る ラ ン ク
SS以 上 ( 10VA以 下 の 場 合 ) と す る 。
① 周 囲 へ の 不 必 要 な 漏 れ 光 を 避 け る た め 、 器 具 水 平 状 態 に お い て 上 方 光 束 比 5%以 下 で あ る
こと。
( 3) 光 特 性 ・ 寿 命 ・ 電 磁 両 立 性
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4 試験成績書の提出
本書規定事項の確認は、計算書や試験成績書等の書類にて行えるようにすること。
LED道 路 照 明 器 具 技 術 基 準
1 適用範囲
本 書 は 、 白 色 系 LEDモジュールを 光 源 と し た LED道 路 照 明 器 具 ( 以 下 、「 器 具 」 ) に 適 用 す る 。 器
具 は 専 用 に 設 計 さ れ た LEDモジュールを 使 用 し た も の で 、LED制 御 装 置 と 組 み 合 せ て 器 具 に 内 蔵 し た
ものとする。
2 適用規格
器 具 は 、次 の 規 格 に 示 す 必 要 性 能 を 満 た す 他 、本 書 に 示 す 事 項 を 満 足 す る こ と 。た だ し 、規
定事項に関し重複する項目がある場合には本書を優先とする。
(1) 適 用 規 格
① JIS C8105-1:2011 照 明 器 具 - 第 1部 安 全 性 要 求 事 項 通 則
② JIS C8105-2-3:2008 照 明 器 具 -第 2-3部 : 道 路 及 び 街 路 照 明 器 具 に 関 す る 安 全 性 要 求 事 項
③ JIS C8105-3:2011 照 明 器 具 - 第 3部 性 能 要 求 事 項 通 則
④ JIS C8131:2006 道 路 照 明 器 具
⑤ JIS C8147-1:2011 ラ ン プ 制 御 装 置 -第 1部 : 一 般 及 び 安 全 性 別 要 求 事 項
⑥ JIS C8147-2-13:2008 ラ ン プ 制 御 装 置 -2-13部 : 直 流 又 は 交 流 電 源 用 LEDモ ジ ュ ー ル 用 制
御装置の個別要求事項
⑦ JIS C8152-1:2012 照 明 用 白 色 発 光 タ ゙イ オー ド( LED)の 測 光 方 法 - 第 1部 : LEDパッケージ
⑧ JIS C8152-2:2012 照 明 用 白 色 発 光 タ ゙イ オー ド( LED) の 測 光 方 法 - 第 2部 : LEDモジュール及
び LEDライトエンジン
⑨ JIS C8153:2009 LEDモ ジ ュ ー ル 用 制 御 装 置 - 性 能 要 求 事 項
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⑩ JIS C8154:2009 一 般 照 明 用 LEDモ ジ ュ ー ル - 安 全 仕 様
⑪ JIS C8155:2010 一 般 照 明 用 LEDモ ジ ュ ー ル - 性 能 要 求 事 項
⑫ JIS C 61000-3-2:2011 電 磁 両 立 性 - 第 3-2 部 : 限 度 値 - 高 調 波 電 流 発 生 限 度 値 ( 1相 当
た り の 入 力 電 流 が 20A以 下 の 機 器 )
⑬ 電気用品安全法
⑭ 道 路 照 明 施 設 設 置 基 準 ・ 同 解 説 平 成 19年 10月 (社 )日 本 道 路 協 会
⑮ 道 路 ・ トンネル照 明 器 材 仕 様 書 平 成 20年 改 訂 ( 一 社 ) 建 設 電 気 技 術 協 会
⑯ LED道 路 ・ トンネル照 明 導 入 ガイドライン( 案 ) 平 成 23年 9月 国 土 交 通 省
3 技術基準
器具の構造および配光(光の形状と明るさ)については、以下項目を満足すること。
(1) 構 造
器 具 は 、 お よ そ 15年 ( 設 計 寿 命 6万 時 間 相 当 ) の 耐 用 年 数 を 有 し 屋 外 環 境 で の 使 用 に 耐 え 得
る構造とすること。
① 照 明 ポールと の 接 合 部 は 、 振 動 に 考 慮 し た 構 造 と す る 。
② 器 具 に は 、 LEDモジュールお よ び LED制 御 装 置 が 内 蔵 さ れ て い る こ と 。
③ 既 設 器 具 よ り も 器 具 受 圧 面 積 が 大 き い 場 合 に は 、 JIL 1003: 2009「 照 明 用 ポ ー ル 強 度 計
算 基 準 」 に 規 定 す る 所 定 の 計 算 を 行 い ポール強 度 の 確 認 を 行 う こ と 。
④ 器 具 は 、 耐 風 速 60m/s に 耐 え う る 構 造 と す る こ と 。
⑤ 器具は、ワイヤーなどによる落下防止の対策を講じること。
⑥ 電 波 障 害 の 発 生 が 抑 制 さ れ て い る 器 具 で あ る こ と 。 ( 表 1)
⑦ 器 具 は 、 落 雷 に よ る 故 障 発 生 の 低 減 を 目 的 に 電 源 線 と 筐 体 と の 間 に 15kVの サージ電 圧 を 印
加しても故障が無く、再使用が可能であること。
表1
(2) 配 光
カ ッ ト オ フ 配 光 と し 、 図 1に お け る 設 置 条 件 に て 表 2を 満 足 す る こ と 。
図1 設置状況図
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表2
4 試験成績書の提出
本書規定事項の確認は、計算書や試験成績書等の書類にて行えるようにすること。
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