2/10(水) 研究トピックスの紹介(口頭発表) 13:00〜13:15 水素社会実現に向けての NMIJ の取り組み−水素ディスペンサーの JIS 規格化及び 欧州調査の報告− 〇小谷野泰宏、〇森中泰章(工学計測標準研究部門) 13:15〜13:30 長さ測定に関わるプレスリリースからの紹介 ◯尾藤洋一、堀 泰明、近藤余範(工学計測標準研究部門) 13:30〜13:45 テラヘルツ波微弱電力の精密測定技術の開発 〇飯田仁志、木下 基、雨宮邦招(物理計測標準研究部門) 情報の高密度化により、近い将来テラヘルツ帯を利用した無線通信の実現が期待されている。そ こではテラヘルツ波の正確な電力計測が重要となるが、一般にテラヘルツ波は発生電力が極め て小さいため、極低温環境が必要となるなど測定は容易ではなかった。そこで我々は液体ヘリウ ム冷却を行わずに常温で測定するための高感度センサを開発し、精密な絶対電力測定を実現し た。 13:45〜14:00 LED の全光束評価のための新しい標準の開発 〇中澤由莉、神門賢二、丹羽一樹、座間達也(物理計測標準研究部門) LED は、前面のみに光が放射されるものが多いことから、球形光束計の壁面に光源を設置する 2π 幾何条件での全光束測定のニーズが高まっている。このため、2π 幾何条件で使用できる分光 全放射束標準が世界的に必要とされている。そこで、分光放射計を組み込み高精度な分光放射 測定を可能にした配光測定装置を用いた測定・評価により、2π 幾何条件用の分光全放射束標準 の開発を行った。
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