首都高 快 適 走 行ビジョン ∼4つのプランを通じて「スムーズな走行」と「安心・便利なサービス」を提供します∼ 20150204 平成27年2月 はじめに 昭和37年12月に首都高が初めて開通してから、50年以上が 経過しました。 この間、ネットワークの拡充を図りつつ、東北道や東名高速等と 接続するなど、首都圏の高速道路網形成の一翼を担ってきました。 また、最新の管制システムによる渋滞緩和や、ITSを駆使した情報 提供など、お客様が快適に走行出来るための努力を重ねてきました。 このほど、都心部の渋滞緩和等を目的として整備を進めてきた 中央環状線が全線開通する運びとなりました。首都高速道路(株) では、この開通を大きな転換点と捉え、再び訪れる東京オリンピック・ パラリンピックや10年後の将来を見据え、既存の道路を賢く使う ことで、その機能を最大限発揮させるとともに、さらなる快 適 走行を実現するための総合的な施 策をまとめた「首都高 快適 走行ビジョン」 を策定することと致しました。 今後、本ビジョンに沿って様々な施策を順次実施していくこと で、 快適走行の実現を目指します。 これからも、弊社の取組みにご支援とご協力を賜りますよう、 < 目 次 > よろしくお願い申し上げます。 ◆首都高は新たなステージへ 2 ◆交通状況の変化予測 3 ◆快適走行に向けた4つのプラン 4 ◆4つのプランによる改善目標 5 PLAN1 上り勾配での速度低下対策 6 PLAN2 合流部の対策 8 PLAN3 交通集中への対策 10 PLAN4 快適な利用のためのサービス 12 平成27年2月 代表取締役社長 −1− 首都高は新たなステージへ 交通状況の変化予測 ■中央環状線が全線開通 中央環状線全線開通後の交通状況の変化を踏まえ、適切な対策を実施します。 昭和57年3月に堀切JCTから小菅JCTの区間が開通して以降、約30年を経て、平成27年3月にいよいよ 平日午前 ピーク時 中央環状線が全線開通します。 昭和57年3月開通 平成14年12月開通 昭和58年11月開通 平成19年12月開通 昭和62年9月開通 ➉ᶫ 㻶㻯㼀 凡例 平成22年3月開通 【中央環状線全線開通前】 平成27年3月開通 【開通後】 :渋滞 ( 0∼20km/h) :混雑 (20∼40km/h) 平日夕方 ピーク時 ■渋滞軽減の一方で、お客様満足度の向上に更なる努力が必要 ● 中央環状線の大橋JCT∼熊野町JCT間の開通では、渋滞が減少し、 お客様満足度が向上しました。 ● 中央環状線の全線開通では更なる渋滞の緩和が見込まれますが、 渋滞は一部で残る見込みです。 1500 渋滞・混雑量 ︵ ・時/日︶ 約 1 割減少 凡例 約 2 割減少 1000 【中央環状線全線開通前】 【開通後】 :渋滞 ( 0∼20km/h) :混雑 (20∼40km/h) ※ km 500 0 ■中央環状線の全線開通による交通状況の変化 H17年度 H25年度 2.7 3.4 お客様満足度調査 【5点満点】 中央環状線 全線開通後 (見込み) ● 都心環状線や都心環状線に接続する放射路線の上り方向を中心に交通状況が改善 ● 中央環状線の内側※において一日あたりの渋滞・混雑量が開通前に比べ約4割減少 ※渋滞・混雑量:40km/h以下の区間長×継続時間の累計 ● ※中央環状線および湾岸線を含まない 今後、既存の道路を賢く使うことで、その機能を最大限発揮させるとともに、快適サービスを向上させる施策も含 ● めた総合的な対策を進めます。 −2− 渋滞や混雑の一部が都心環状線周辺から中央環状線周辺に移行 −3− 4つのプランによる改善目標 快適走行に向けた4つのプラン ■中央環状線開通後にも残る課題 <交通状況の改善> ・上り坂や合流部、交通集中する区間などでは渋滞が発生する見込みです。 ・PA拡充等の要望をいただいていますが難しい状況です。 中央環状線全線開通前と比較して、 次のような状況を目指します。 ◆ 第2段階 :概ね10年後には、さらに半減 ・渋滞要因に合った対策を実施し、 渋滞を減らします。 (PLAN1∼3) ・より快適にご利用いただくため、 路外PA等を実施します。 (PLAN4) ◆ 第1段階 :東京オリンピック・パラリンピック※1に向けて、 渋滞・混雑量※2を半減 開通前 ※1 事業中の路線整備や改築事業が完成した状況を想定 ※2 40km/h以下の区間の長さ×継続時間 中央環状線全線開通 による削減 渋滞・混雑量 半減 ―主な実施検討箇所― 【渋滞対策】 第 1 段階 渋滞・混雑量 半減 上り勾配での速度低下対策 PLAN 1 東京港トンネル、池尻∼三軒茶屋、 ・速度回復誘導灯の設置 ・看板や路面標示によるお知らせ等 ・付加車線の設置 ネットワーク整備、 ボトルネック対策、 交通マネジメント、 等による削減 第 2 段階 渋滞・混雑量 高井戸、扇大橋、千住新橋、加平等 渋滞・混雑量の削減目標 合流部の対策 PLAN 2 ・時間帯により合流方法を変える「可変チャンネリゼーション」の導入 ・入口流入調整 ・より安全・快適に走行できる区画線運用への変更 ・拡幅による車線増 都心環状線の各JCT、大橋JCT、 西新宿JCT、熊野町JCT、板橋JCT、 江北JCT、堀切JCT等 実際のドライブでは、交通状況の改善により時間信頼性が高まります。 ① 渋滞による平均的なロス時間が減少 (より短い時間で到達) ② 旅行時間の最大値が縮減(大幅な余裕時間が不要) 交通集中への対策 PLAN 3 ・渋滞を避けた利用を促す各種情報の提供 ・事業中の路線整備及びネットワーク強化に向けた検討 例えば、 平日の7時∼19時の間に三郷から用賀まで走行する場合 箱崎JCT付近等 渋滞の影響によるロス時間※は ※最短の所要時間に対し、渋滞で余計にかかる時間(空いている場合=0分) 【快適サービスの向上施策】 ◆平均ロス時間 開通前 35分 ⇒ 第1段階 20分 ⇒ 第2段階 10分 中央環状線等 ロス時間分布の変化 平均35分 三郷から 最大 130分 開通前 平均20分 50% 構成比率 最大 80分 40% ຍᖹ 㮵ᶫ ᡪᶫ 用賀まで 第1段階 平均10分 最大 50分 20% ༓ఫ᪂ᶫ 東 名 高 速 Ụ㻶㻯㼀 30% 第2段階 10% 0% 凡例 :渋滞 :混雑 0分 10 分 20 分 30 分 40 分 50 分 60 分 70 分 80 分 90 分 10 0分 11 0分 12 0分 13 0分 PLAN 4 常磐 道 快適な利用のためのサービス ・ETCを活用した路外PA ・休憩機能の充実 ロス時間 㣤⏣ᶫ (災害や大きな事故等による影響は除く) :主要渋滞ポイント ᑠᯇᕝ ➉ᶫ 㻶㻯㼀 渋滞の主な要因 :上り勾配 ㇂⏫㻶㻯㼀 ᶫ㻶㻯㼀 :合流部(織り込み区間、JCT合流、入口合流) ୕㌺Ⲕᒇ :交通集中 ụᑼ :改築事業中 ᮾி 䝖䞁䝛䝹 【主要渋滞ポイントと渋滞の主な要因】 −4− <快適サービスの向上> 今後、次のような快適サービスの向上施策を実施します。 ◆ PAの需要があるが設置が困難な数区間において、 ETCを活用した路外PAの仕組みを整備 ◆ より安心して走行できる各種の情報をITSスポット※で提供 ※ITSスポット 道路と車載器の双方向通信により、渋滞回避や安全運転支援の情報提供を受けられるサービス −5− PLAN 1 上り勾配での速度低下対策 緩い上り勾配区間では、 無意識に速度が低下した車の後続車がブレーキを踏み渋滞が発生するため、その対策を進めます 施策① エスコートライトによる速度低下対策 施策④ 池尻・三軒茶屋 出入口間改良 【施策概要】 ・路側に設置した速度回復誘導灯の光を走行速度より少し 速い速度で流すことで、無意識の速度低下を防ぎます。 【実施方針】 ・3号渋谷線(下り)池尻∼三軒茶屋付近で実施します。その 効果を検証しながら、 設置箇所の拡大等を検討します。 ※1 (平成39年度完成予定 ) 出入口間に付加車線を設置し ます(両方向)。 また、ボトルネック区間をでき るだけ効率よく走行できるよ う、入口の位置を変更します。 改良前 ボトルネック※2を先頭に速度低下が発生 3%上り勾配区間 凡 例 池尻入口から: 本線から: 三軒茶屋出口へ: (ボトルネック区間) 三軒茶屋 出口 ボトルネック手前で 本線に合流 色 色 色 池尻入口 3号渋谷線(下り) 用賀方面へ 3号渋谷線(下り) 谷町方面から 交通容量のイメージ 渋滞 ➉ᶫ 㻶㻯㼀 ᑠᯇᕝ 㻶㻯㼀 ୕㌺ Ⲕᒇ スムーズ 改良後(イメージ) ボトルネック区間の車線当たり交通量が減少 ボトルネックを避けて 本線に合流 ụᑼ 付加車線 ( 約 300m) 三軒茶屋 出口 凡 例 池尻入口から: 本線から: 三軒茶屋出口へ: 色 色 色 池尻入口 入口位置の変更 3号渋谷線(下り) 用賀方面へ 3号渋谷線(下り) 谷町方面から ※1:大規模更新事業(床版の取り替え等)を含む。付加車線の設置や入口の位置変更は先行して実施の予定 ※2:ボトルネック:道路の勾配や合流等により交通容量が小さく渋滞の先頭となる箇所 凡例 :付加車線設置 :ネットワーク整備 (首都高) :ネットワーク整備 ༡ᮏ∾䜅㢌 (他事業主体) 【施策概要】 ・渋 滞の先 頭付近で、LED表示板により速 度回復を促す メッセージを表示します。 【実施方針】 ・現在、仮設置により試験的に実施していますが、今後、本 設置を検討します。 坂 登り 坂 登り 施策② 施策② 速度回復を促すメッセージの表示 施策① 坂 登り イメージ 坂 登り :構想路線 施策③ 看板や路面標示による上り勾配の注意喚起 【施策概要】 ・看板や路面標示を用いて、上り勾配の存在をお知らせすることで、 速度低下を防止します。 【実施方針】 ・現在実施中ですが、さらに効果の高い 実施方法について検討します。 施策③ 実施事例 実施事例 −6− −7− PLAN 2 合流部の対策 合流部では車線の減少等による渋滞が発生するため、その対策を進めます 施策① 交通需要の時間変化に応じたJCT合流部の運用変更(可変チャンネリゼーション) 施策⑤ 堀切・小菅JCT間改良(平成29年度完成予定) 【施策概要】 堀切JCTと小菅JCTの間(内回り)を3車線から4車線に拡幅します。 ・2路線の交通需要バランスが時間帯により変化するJCTにおいて「可変チャンネリゼーション」を導入し、合流部付近の車線数 改良前 や優先/非優先のバランスを柔軟に変化させます。 【実施方針】 4車線 6号三郷線(下り) 三郷方面へ 小菅出口 3車線 ・中央環状線全線開通後の交通状況を踏まえ、導入を検討します。 また、 機器の技術開発を進めます。 都道450号 綾瀬川 小菅出口 導入前 導入後 時間帯によっては合流路線に偏って渋滞が発生 渋滞 優先/非優先のバランスを柔軟に調整し最適化 非運用時 合流路線 中央環状線線 (内回り) 葛西方面から 小菅JCT ➉ᶫ 㻶㻯㼀 ᑠᯇᕝ 㻶㻯㼀 堀切JCT 合流路線 中央環状線線 (内回り) 江北・川口方面へ 本 線 本 線 6号向島線(下り) 箱崎方面から 改良後(イメージ) 4車線 6号三郷線(下り) 三郷方面へ 4車線 運用時 可変式 表示板 都道450号 小菅出口 合流路線 綾瀬川 中央環状線線 (内回り) 葛西方面から 小菅JCT 凡例 線 ༡ᮏ∾ 䜅㢌 運用時イメージ (機器等は検討中) 堀切JCT :拡幅による車線増 :ネットワーク整備 (首都高) 本 右 車 線 へ 可変式 路面標示 中央環状線線 (内回り) 江北・川口方面へ :ネットワーク整備 6号向島線(下り) 箱崎方面から (他事業主体) :構想路線 施策② 入口流入調整 施策④ 板橋・熊野町JCT間 改良(平成29年度完成予定) 【施策概要】 ・交通量のピーク時間帯前後に、入口を短時間閉鎖し、本線の更なる交通量増 板橋JCTと熊野町JCTの間(両 方向)を3車線から4車線に拡幅 します。 加を抑えます。また、数台が一度に本線へ合流するような入口において、合流 手前で間隔調整を行い、合流摩擦を減らします。 改良前 3車線 3車線 熊野町JCT 【実施方針】 ・実施方法や一般道への影響等を検討するとともに、入 板橋JCT ○ 口流入調整機器(開閉バー等)について検討します。 間 区 渋滞 × 迂回 入口閉鎖のイメージ 改良後(イメージ) 施策③ 交通状況に合った区画線改良 【施策概要】 ・交通量の変化に伴う交通状況の変化に 合った区画線に改良します。 【実施方針】 ・最新の交通状況を踏まえ、安全性と円滑 性の両面から実施方法を検討します。 4車線 4車線 <実施イメージ> <現状> 熊野町JCT 合流を解消し、 より安全に 左への合流で 合流しにくい 板橋JCT 合流に伴う 速度低下 −8− 合流を解消し、 スムーズで快適に −9− PLAN 3 交通集中への対策 交通集中を緩和するため、各種交通情報の広報やネットワーク整備等を進めます。また、工事や 事故・故障車による渋滞を減らす対策も進めます 施策① 広域交通情報の提供 施策⑦ 渋谷入口新設(平成30年度完成予定) 【施策概要】 中央 ・ルートを選択できる比較情報を提供します。 渋谷駅周辺から中央環状線を利用しやすくなるほか、 池尻入口の交通分散化が図られます。 環状 線 ・広域迂回が可能なルートの情報を提供します。 西新宿JCT 都心環状線 【実施方針】 ・都心環状線経由と中央環状線経由を選択できる情報 外苑 幡ヶ谷 都心環状線経由と中央環状線経由の 選択情報を提供 霞が関 初台南 谷町JCT 至中央道 提供を実施します。 渋谷駅 ・他道路にまたがる広域情報提供について検討します。 大橋JCT 渋谷入口(下り)新設 池尻 至東名高速 環 状 ➉ᶫ 㻶㻯㼀 施策② 混雑日や混雑時間帯の積極的PR 【施策概要】 ・混雑日や混雑時間帯の広報を行い、非混雑時の利用を 促します。 施策④ 横浜環状北線 (平成28年度完成予定) 横浜環状北西線(平成33年度完成予定) 渋谷入口 高樹町入口 (下り) 第三京浜 港北IC 横浜町田IC 過去のデータから混雑状況を5段階で予想 保 日 月 火 水 木 金 土 A B C 6 13 20 27 D 7 14 21 28 E 1 8 15 22 29 金港JCT ス 三ツ沢線 ᶓ⎔≧す⥺ 現在35分 渋 谷 凡例 :ネットワーク整備 横浜港 開通後20分 羽 田 空 15分短縮 港 渋谷→池袋の所要時間の変化 (首都高) 横浜環状北線・北西線経由 狩場線 :ネットワーク整備 保土ヶ谷バイパス経由 (他事業主体) ༡ᮏ∾䜅㢌 東池袋出口 西池袋出口 :構想路線 竹橋JCT 池袋 金沢支線 渋滞が 多い 羽田空港 空港中央出口 ᶓ⎔≧ ⥺ 京浜臨海部 湾岸線 5 12 19 26 新生麦 横羽線 出入口 大黒線 湾岸線 新横浜 生麦JCT 横浜横 須賀道 路 4 11 18 25 谷 バ イ パ 川崎線 横浜環状北線 鶴見 産業集積地 新横浜 馬場 出入口 出入口 横 浜 新 道 3 10 17 24 31 土 ヶ 有明JCT 大井JCT 鶴見川 東京湾 アクアライン ■渋滞予想カレンダー 渋滞が 少ない 横浜環状北西線 横浜青葉IC 浜崎橋JCT 羽田空港 多摩川 設中) 谷町JCT 渋谷 大橋JCT 東名高速 ますが、今後、 提供内容や広報媒体の充実を図ります。 川線 (建 渋谷→羽田空港の所要時間の変化 ᬕᾏ⥺ 港北ニュータウン ・現在、渋滞予想カレンダーをホームページに掲載してい 品 五反田 増設入口の 半径1㎞圏域 横浜港や羽田空港と東名高速とのアクセスが向上し、保土ヶ谷 バイパスの混雑緩和も期待されます。 【実施方針】 2 9 16 23 30 ㇂ධཱྀ 既設入口の 半径1㎞圏域 ᑠᯇᕝ㻶㻯㼀 芝公園 天現寺 中央 他道路にまたがる 広域迂回の交通情報を検討 ※高谷JCT新設、 南本牧ふ頭 出入口新設についても推進 します。 横浜環状線位置図 渋谷入口 (下り) 谷町JCT 渋谷 高樹町入口 大橋JCT 施策⑥ 小松川JCT新設(平成31年度完成予定) 多 渋滞の規模 E 施策⑤ 晴海線(平成29年度完成予定) D C B A 湾岸線と晴海をダイレクトにつなぎ、都心部へのアクセスが 向上します。 新たな結接点ができることで、 箱崎JCTなどのボトルネック 箇所を迂回しやすくなります。 渋 小松川ジャンクションなし 東北道 関越道 東京外かく環状道路 常磐道 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 東名高速 ETCを活用して、少ない用地で一般道とのアクセスを可 能としたり、大規模な施設に直接アクセスできる出入口 の整備についても検討します。 施策③ 非混雑帯の利用を促すインセンティブ施策 中 小松川ジャンクションあり 央 【施策概要】 環 状 豊洲出入口 ど、利用日や利用時間帯、利用経路を非混雑帯に誘導 線 東北道 京葉道路 ・店舗での買い物に利用できるポイント付与を行うな 川線 小松 ↓ 川 中 7号 します。 ↓ 荒川 【実施方針】 ・最新の交通状況を踏まえ、効果的な実施方法を検討 晴海線位置図 −10− 完成イメージ 関越道 東京外かく環状道路 常磐道 中央環状線 中央道 京葉道路 都心環状線 葛西JCT していきます。 東関東道 湾岸道路 堀切JCT 15分短縮 袋 京葉道路 都心環状線 晴海出入口 (仮称) 開通後15分 池 ※新設されるJCT等の名称は仮称です 中央環状線 中央道 少 谷 現在30分 東名高速 東関東道 湾岸道路 小松川 ジャンクション −11− 施設一体型出入口イメージ PLAN 4 快適な利用のためのサービス お客様のニーズに対応した快適サービスの向上施策を進めます PAの不足を補う施策や、 休憩施設の拡充等を進めます 移動途中や移動後のニーズに対応 <お客様の声> ■新たな休憩施設の確保 【施策概要】 ・PAをもっと増やしてほしい ・既存PAの拡大や、PAの機能・快適性の向上を図ります。 ・ガソリンスタンドを作ってほしい ・ETCを活用し、首都高を一旦降りて休憩や給油を行う仕組みを ・店舗を増やすなど休憩施設としての機能を高 めてほしい 整備します。 首都高 ・PAと公園を連結し、一体的に整備する 「ハイウェイオアシス」事業 を推進します。 ③ 再度、 首都高へ 【実施方針】 ・リアルタイムの交通状況や経路別の所要時間を 知りたい ・今後、 実施箇所等について検討し、実施します。 ・目的地までのルートや所要時間を知りたい ・日時や目的地の設定による所要時間等を提供しています。 ① 首都高から 一般道へ 一般道 情報提供の充実により、快適な首都高ドライブをサポートします ② 路外施設に 立ち寄り ITSスポットによる情報提供の充実 道路上の「ITSスポット」通過時に、車載器との双方向通信により、道路交通情報や安全運転支援サービスが 受けられます。 ● 交通が特定の時間や場所に集中するのを減らしたり、 事故の防止が可能となります。 ● ● PAが無い区間において、首都高の出口から一旦、一般道路に出て首都高の外 【路外PAイメージ】 の施設を利用し、再度、首都高に乗り直す 「路外PA」 の仕組みを整備します。 ■休憩機能の拡充 高速道路上に 約1,600基整備済み ETCと同じ通信方式 で経路情報を収集 車載端末での表示例 首都高の交通情報提供サービス 【首都高ドライバーズサイト】【mew-ti】無料スマートフォンアプリ※ 首都高 検索 GPSと連動し、 「所要時間と経路の確認」 「現 ・リアルタイムルート検索 な情報を提供します。 ・工事予定・交通規制情報 詳しくは→http://www.mew-ti.jp/pc/ 首都高の道路情報等のお問い合わせ 首都高お客様センター TEL:03-6667-5855 営業時間7:00∼20:00(年中無休) 耳の不自由な方のFAX通信 FAX:03-3249-1161 一体的に整備する「ハイウェイオアシス」事業を推進します。 情報の確認ができるほか、首都高速道路上で 在位置に応じた経路選択支援情報」など便利 ・過去の渋滞データ 首都高を降りずに公園や地域を散策できるよう、 川口PAと公園を連結し、 過去2時間の首都高全域における規制・渋滞 ・首都高速道路交通状況マップ ※ ・渋滞予想カレンダー ● ● この他、公共交通機関への乗り換えが可能な施設等についても整備検討を進めます。 ダウンロードはこちら iPhoneアプリ 䝎䜴䞁䝻䞊䝗䛿䛣䛱䜙 㼕㻻㻿㻌㻣 ௨ୖ 東京都千代田区霞が関1-4-1 Androidアプリ 䝎䜴䞁䝻䞊䝗䛿䛣䛱䜙 㻻㻿㻠㻚㻜 ௨ୖ ※首都高技術(株)が提供しています。 −12− JCT手前での経路別 PAからの所要時間 所要時間案内 (川口PAからの例) (板橋JCTからの例) ht tp://w w w.s h uto ko.j p −13− 【川口ハイウェイオアシス 整備イメージ】 (整備主体:川口市)
© Copyright 2024 ExpyDoc