デジタルデザイン3プロジェクト報告 立命太郎(学生番号:141421356) 1.テーマ 論文タイトルに基づく活動理論研究の話題分析 2.目的 活動理論研究において著名な研究者の論文タイトルから、活動理論研究における主要な話題を抽出す る 3.データ CiNii を用いて、活動理論研究において著名な以下の 3 研究者の論文タイトルを収集した。 山住勝弘氏、石黒広昭氏、茂呂雄二氏 詳細は添付1を参照。 4.方法 上記データに対して、KH Coder を用いて、対応分析および共起ネットワーク分析を行った。 5. 結果 対応分析の結果は以下の図1に、共起ネットワーク分析の結果は以下の図2に示す。 6.考察 対応分析の結果(図1)の結果では、山住勝弘氏の近くに、 「拡張」、 「結び目」といったキーワードが 特徴的な語句として布置されている。茂呂雄二氏の近くには、言葉、心理、言語、といったキーワード が布置されている。石黒広昭氏の近くには、「食」、 「教室」、「保育園」などがある。 7.今後取り組むべき課題 今後は、分析対象を、3 者以外の研究者の論文に広げる必要がある。さらに時間的な変遷を分析するこ とによって、同分野における話題の変遷を明らかにする必要があるだろう。 1 0.5 0.0 -0.5 言語 状況 -1.0 実践 石黒広昭 食 困難 学ぶ 書く 教室 可能 伴う フィールド 共通 日本語 取り出し 学 過程 石黒 介助 行為 教授 広昭 授業 保育園 -1.5 成分2 (48.46%) 言葉 知 雄二 イン 創造 基礎 茂呂 特集 ブックガイド 趣旨 想像 心理 タラ 子ども 茂呂雄二 勝広 イノベーション 山住 課題 活動 一般 原理 総合 拡張 学会 自治 カリキュラム 社会 現場 ワーク ハイブリッド 教育 課程 教師 山住勝広 結び目 専門 学習 試み -1.0 -0.5 0.0 0.5 成分1 (51.54%) 図 1 論文タイトルに対する対応分析 2 1.0 1.5 行為 教室 フィールド 学 保育園 食 実践 過程 大会 野村 可能 日本語 衞 授業 開発 石黒広昭 試み カリキュラム 総合 一般 広昭 石黒 活動 結び目 教授 社会 ワーク 教育 取り 困難 研究 学習 共通 書く 伴う 山住勝広山住 理論 原理 成人 学ぶ 介助 勝広 学会 リサーチ ハイブリッド 芳 関西大学 拡張 専門 現場 イノベーション 自治 特集 教師 課題 日本 課程 雄二 茂呂雄二 創造 図2 茂呂 著者の論文タイトルに対する共起ネットワーク分析 3 添付1:分析対象文献一覧 山住勝広 山住勝広,2011,「結び目」の中の総合的な学習 : ハイブリッドな教育イノベーションの活動理論的研究(【一 般 A-6】教育方法・教育課程(1) 山住勝広,2000,現場におけるカリキュラム開発の発達的ワークリサーチ : 活動理論から「拡張による総合 学習活動」(EILA)へのアプローチ 山住勝広,2004,教師の拡張的学習と協働的専門性?関西大学の試み (第 50 回〔日本社会教育学会〕研究 大会課題研究) ? (成人の学習) 山住勝広,2010,野村芳兵衞における教育原理としての協働自治 石黒広昭 石黒広昭,1998,発達 N-4 教室において「書くこと」を学ぶこと 石黒広昭,2000,「授業のエスノグラフィーの可能性と困難」 (30 状況的アプローチ 3 : 教育実践のエスノグ ラフィー) 石黒広昭,2001,PD65 「共通言語」なしの教授学習過程 : 「日本語学習児」に対する「取り出し授業」 石黒広昭,2004,フィールドの学としての日本語教育実践研究 石黒広昭,2005,保育園における 15 ヶ月児の介助を伴う食行為の研究 茂呂雄二 茂呂雄二,2008,今求められる創造性と想像力をはぐくむ教育 (特集 子どもの想像力を伸ばし創造性の基 礎をはぐくむ) 茂呂雄二,2008,イメージとことばのちから (特集 「言葉の力」を育てる) 茂呂雄二,2008,理論編 状況に根づいた活動 (特集 状況論がひらく看護?インタラクションの精緻な分析) 茂呂雄二,2009,言語心理学 (特集 ことばへのアプローチ 143 冊?言語研究のためのブックガイド) 茂呂雄二,2010,企画の趣旨(実践知・臨床知の創造と質的方法 4
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