~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム【高校生コース】~ Q&A 【4分野共通】 問1 申請要件として、平成28年3月下旬までに開始される留学計画となっていますが、3 月末に出発した場合、帰国は4月以降になりますが、問題ないですか。 (答)平成28年3月31日までに出発するプログラムであれば、対象となります。帰国が4月以 降になっても問題ありません。 問2 対象とする留学期間が14日以上となっていますが、出国や帰国のための移動日を含 めてよいですか。 (答)支援対象となる14日以上とは、海外での実際のプログラム実施期間(土日を含む)を指 します。したがって、留学活動を伴わない出国や帰国のためだけの移動日は含まれません。 問3 申請に当たっての所得制限はありますか。 (答)申請要件として、(独)日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金(予約採用)に準ず る家計基準を満たしている家庭を対象とします。 なお、家計基準については、家計基準的確性判定表をオンラインシステムに掲載します ので、在籍高等学校等において確認してください。 問4 事前・事後の研修、留学後の高校生ネットワークの構築及び大学生コミュニティとの 連携とは何ですか。 (答)事前・事後の研修は、留学目的や留学活動の成果が明確になるような研修会として現在、 準備中です。 また、留学後の高校生ネットワークの構築及び大学生コミュニティとの連携では、イン ターネットを利用し、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」に参加した高校生や 大学生、支援企業、教育関係者等による交流等を想定しています。 問5 事前研修の実施はいつですか。 (答)事前研修は、出発時期に合わせて2回に分けて行う予定です。 具体的には、6月中旬~9月の間に出発する生徒については、6月5日(金)に行います。 また、10月~28年3月に出発する生徒については、8月下旬に開催する予定です。 なお、内容の詳細は検討中ですが、4分野共通で行う全体会と各分野ごとに分かれて行 う分科会とで構成し、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」派遣生としての心構 えや海外で生活する上で留意すべき点等について、留学経験者からの体験談やアドバイス 等含め、東京で日帰り開催する予定です。 問6 留学プログラムは、誰が作成するのですか。 民間が作成したプログラムに、参加する形でもよいですか。 (答)プログラムは、留学しようとする高校生本人が在籍する高等学校等の協力を得て、作成 してください。ただし、学校が作成するプログラムや民間作成のプログラムであっても、 生徒の意向と合致しており、在籍高等学校等の学校長が、教育上、有益と認めるプログラ ムであれば活用することが可能です。 問7 教員の引率は必須ですか。 (答)教員の引率は必須ではありませんが、申請時には、学校として、生徒の留学の進捗状況 の把握や安全確保に関する体制が整っている必要があります。 問8 プログラム実施期間の長短は、採択に影響しますか。 (答)14日以上のプログラムから申請できますが、本プログラムは1か月以上のものを推奨し ています。また、目標に照らして、適切な留学期間となっているか否かについて審査の対 象となります。 問9 どのようにして申請したらよいですか。 (答)申請の主な流れは、以下のとおりです。 生徒 → 在籍高等学校等 → (独)日本学生支援機構(JASSO) 問10 中高一貫教育校の中学3年生は、申請することができますか。 (答)中等教育学校又は併設型の中高一貫教育校の中学校(※)に在籍する3年生が申請でき ます。その際、派遣期間中に、 ・中等教育学校にあっては後期課程に、 ・併設型にあっては併設型の高等学校に 在籍する見込みであり、当該学校長により、平成27年度の派遣が許可(見込みを含む) されていることが必要です。 ※ 高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続する形態の学校 問11 第2次選考として面接審査が予定されていますが、どこで、どのような形で行うので すか。 (答)第2次の面接選考については、全員を東京に集める方法は取らず、全国を8ブロック( 北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州、沖縄県)に分け、4月に実施しま す。各地域における日程は、以下のとおり予定していますので、学校所在地に応じた会場 で受験してください。また、日程の変更はできません。 ①北海道(札幌市):4月20日(月) ②東北(仙台市):4月24日(金) ③関東(東京都江東区):4月15日(水)、16日(木) ④中部(名古屋市):4月23日(木) ⑤近畿(神戸市):4月22日(水) ⑥中国・四国(岡山市):4月21日(火) ⑦九州(福岡市):4月20日(月) ⑧沖縄(中頭郡西原町):4月24日(金) 問12 採択に当たって、地域バランス等の考慮はありますか。 (答)高校生コースでは、学術的な学びを中心とするアカデミック分野だけでなく、スポーツ ・芸術、プロフェッショナル、国際ボランティアの各分野を設けました。これは、多様な 分野に意欲と能力のある高校生に留学への関心を持ってもらうようにするためです。 同様に、全国各地の高校生に留学への関心を持ってもらうようにするため、300名の募 集人数のうち200名程度は、地域ブロック(以下参照)ごとの高校生数に配慮しながら採 択者数を決定する予定です。残り100名程度については、地域ブロックにこだわらずに採 択者を決定する予定です。 全国各地の多くの高校生からの応募を期待しています。 (参考)地域ブロックの区分 北海道・東北 : 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 関東 : 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 中部 : 新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 近畿 : 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 中国・四国 : 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県 九州・沖縄 : 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 問13 学校単位で申請するに当たって、人数制限はありますか。 (答)高校生コースでは、特定の学校の生徒のみが支援を受けるのではなく、より多くの生徒 ・学校に支援の機会を提供したいと考えています。このため、地域バランスを考慮した採 択を行うほか、申請時の応募人数についても、1校当たり最大10名とする制限を設けます。 問14 採択後、どのような方法で留学経費が支払われますか。 (答)今回の募集における高校生への留学経費の支払いについては、所属高校において派遣留 学生の振込先(保護者の口座を想定)を取りまとめ、JASSOに連絡いただいた上で、JASSO から直接、入金することとしています。 また、対象生徒の留学の進捗状況、経費面について所属高校は責任を負うものとします。 なお、次回募集における留学経費の支払方法については、学校を通じて支払いすること も含め、現在、検討中です。 問15 日本人生徒のみが参加するプログラムであっても申請してよいですか。 (答)日本人生徒のみで活動するプログラムよりも、留学先において、同世代の外国人高校生 等と切磋琢磨する内容が十分盛り込まれているプログラムを積極的に支援したいと考えて います。 【アカデミック分野】 問16 アカデミック分野で支援するプログラムは、どのような内容のものを想定しています か。 (答)単なる語学学習にとどまるのではなく、語学をツールとして活用し、様々な専門科目( 政治、法律、科学、歴史など)を学習する内容のプログラムを想定しています。中でも、 ディスカッションやリサーチ活動を取り入れたり、成果をプレゼンテーションするような プログラムを積極的に支援したいと考えています。 (ポイント) ・ 留学先が、語学学校であることをもって対象外とはしません。語学学校主催によるものであ っても、プログラム全体として上記内容を満たしていると判断できれば、支援の対象となりま す。 【スポーツ・芸術分野、プロフェッショナル分野、国際ボランティア分野の3分野共通】 問17 成績要件が課されないようですが、語学ができなくても問題ないですか。 (答)スポーツ・芸術やプロフェッショナルなど、分野によっては、必ずしも語学が堪能でな くとも、留学可能なプログラムがあると思われます。ただし、十分な留学成果を収めるた めには、日常会話や専門用語など一定程度の語学力が必要になることが考えられます。 このため、申請書に記載された「語学能力試験、資格等の点数・結果」についても、目 的の実現可能性の観点から、審査に当たって参考とします。 問18 所属高校で履修する教科・科目との関連が薄い分野であっても、生徒が自らの特技を 生かして参加を希望する場合、支援の対象となりますか。 (答)学校長が、教育上、有益と認める留学計画であれば、申請を妨げるものではありません。 なお、関連する受賞歴や外部試験の結果をはじめ、留学目的や達成目標、留学計画につ いて第1次では書面、第2次では個別面接により、本人のやる気、意欲等含めしっかりと 確認することとしています。 【スポーツ・芸術分野】 問19 スポーツ・芸術分野で支援するプログラムは、どのような内容のものを想定していま すか。 (答) 1.スポーツ分野においては、単なる試合観戦にとどまるのではなく、自ら海外チームに 参加し、練習や試合を通して、チームメイトとコミュニケーションを取りながら、語学 や戦術面、フィジカル面を学ぶようなプログラムを積極的に支援したいと考えています。 また、競技種目について、何かしら制約を加えるものではありませんが、多大な危険 が伴う可能性のあるものについては、採択しないことがあります。 2.芸術分野においては、単なる博物館、美術館鑑賞に止まるのではなく、専攻する学術 領域への理解を深めるため、自ら海外の学校に連絡を取り、レッスンや発表会への参加 を通して技術を磨くようなプログラムを積極的に支援したいと考えています。 問20 ここで言うスポーツとは、競技者のみを指していますか。 (答)競技者のみでなく、スポーツ科学やスポーツマネジメント等、競技活動をより効果的に 行うために必要な領域を学修するプログラムについても、支援の対象とします。 【プロフェッショナル分野】 問21 プロフェッショナル分野で支援するプログラムは、どのような内容のものを想定して いますか。 (答)単なる工場見学等にとどまるのではなく、専攻する学術領域への理解を深めるため、自 ら海外の学校や企業等に連絡を取り、語学や技術指導を受け、スキルアップを目指すよう なプログラムを積極的に支援したいと考えています。 【国際ボランティア分野】 問22 国際ボランティア分野で支援するプログラムは、どのような内容のものを想定してい ますか。 (答)単なる自然体験型の観光にとどまるのではなく、NGO等が主催する支援活動に参加す るほか、その国が置かれている現状や歴史、文化などを学びながら、自分たちにできるこ とは何か、問題解決には何が必要なのか等、専門家とのディスカッションを通し、国際ボ ランティアについて理解を深めるようなプログラムを積極的に支援したいと考えています。 (ポイント) ・ 上記内容を満たしていれば、過去のボランティア経験は問いません。 ただし、活動先が紛争地域や我が国と国交がない場合など、安全面に問題があると判断され る場合は、支援の対象外となります。
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