Reflection 2014 および Reflection Pro 2014 の新機能およびリリース ノート 最終改訂日: 2014 年 2 月 20 日 適用対象 Reflection 2014 Reflection Pro 2014 Reflection X 2014 Reflection for IBM 2014 Reflection for UNIX and OpenVMS 2014 Reflection Enterprise Suite 2014 概要 この技術ノートでは、Reflection 2014 および Reflection Pro 2014 で提供される新機能および製品リリ ースノートの概要について説明します。 Reflection 2014 製品群 ○ Reflection Pro 2014 (64 ビット) ○ ○ ○ Reflection X 2014 (32 ビット) ○ ○ ○ Reflection X 2014 (64 ビット) ○ ○ ○ Reflection for IBM 2014 ○ Reflection FTP クライアント 2014 SP1 ○ Reflection PKI Services Manager 1.3 **** ○ Reflection Security Gateway 2014 LE *** Reflection Pro 2014 (32 ビット) Reflection for the Web 2014 LE ** ○ Reflection for HP with NS/VT 14.1 SP3 * ○ Reflection X 14.1 SP3 * UNIX および OpenVMS ホストエミュレ ーション Reflection X Advantage 5.0 Reflection 2014 含まれる製品: IBM ホストエミュレーション この表は、Reflection 2014 の製品群に含まれる製品の一覧です。 製品群 ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ Reflection for UNIX and OpenVMS 2014 Reflection Enterprise Suite 2014 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ * Reflection X および Reflection for HP with NS/VT の新機能は、技術ノート 2553 (英語) に記載され ています。 ** Reflection for the Web 2014 Limited Edition の新機能は、技術ノート 2671 (英語) に記載されてい ます。 *** Reflection Security Gateway 2014 Limited Edition の新機能は、技術ノート 2672 (英語) に記載さ れています。 **** Reflection PKI Services Manager の新機能は、技術ノート 2688 (英語のみ) に記載されています。 Reflection for NonStop 2014 Add-On の新機能は、技術ノート 2707 (英語) に記載されています。 ここでは、Reflection 2014、Reflection X Advantage 5.0、および Reflection FTP Client 2014 の新機 能を説明します。 Reflection 2014 Reflection 2014 は、IBM、UNIX および OpenVMS、HP などの種類のホストに向けたエミュレーション を提供します。Reflection 2014 の新機能と解決された問題は、Reflection for UNIX and OpenVMS 2014 および Reflection for IBM 2014 にもあてはまります。 Reflection Pro 2014 は、Reflection 2014 でサポートされていたすべてのエミュレーションとともに、X サーバ技術を提供します。 新機能 API とマクロの改良 * Reflection ではマクロ、特に Microsoft Word や Excel などのアプリケーションの EXTRA! COM インタフェースや以前の VBA マクロを実行したときのパフォーマンスが大きく改善されま した。また、マクロの実行時間を短縮するため、マクロを呼び出したとき、Reflection 生産性機 能 (画面履歴、オートコンプリート、スペルチェックなど) は自動的に無効化されるようになりまし た。 * IBM ホスト、VT ホストの両方で新しいホットスポットを動的に定義するための、新しい API メソ ッドが追加されました。これにより、既定のホットスポットを作成するためのあらゆるオプションへ のアクセス、現在のホットスポットファイルへのホットスポットの追加、削除、および列挙、ホット スポットファイルの保存ができるようになります。 * 既存のセッションドキュメントを開くための操作が追加されました。 * Reflection 端末ユーザコントロール (TUC) が、Microsoft Visual Studio 2008 のツールボック スに自動的に追加されるようになりました。 * .NET API および VBA for the IBMScreen メソッドが強化され、行と列のパラメータを持つ MouseClick イベントを提供するようになりました。 * MouseEventArgsEx タイプのパラメータを MouseClick イベントハンドラに渡し、マウスでクリッ クした場所を行と列の値に変換できるようになりました。 * PComm "VB Script" マクロを記録し、Reflection にインポートして、実行できるようになりま した。 * VBA API は、InputActionMapSequence を SmartUx コントロールにアタッチできるようになり ました。 インストールの改良 * Reflection 2014 のインストール速度は、これまでのバージョンよりも著しく速くなりました。 * Reflection 2014 のインストールメディアのサイズは、これまでのリリースよりも小さくなっていま す。 * Reflection 2014 には、これまでのバージョンよりもかなり速くサービスパックを適用できます。 * 「Legacy EXTRA!」互換性機能は、既定の設定でインストールされます。 * Reflection 製品ヘルプは専用の Windows インストーラパッケージに分離されたため、管理者 が指定しなければ、ローカルヘルプファイルがインストールされることはありません。既定では、 Web 上のヘルプが使用されます。 * Reflection 許可ファイル (*.ACCESS) は、Windows ユーザアクセス制御 (UAC) とは関係なく 動作するようになりました。Reflection Permissions Manager には、ユーザの種類や権限に関 係なく、関連する操作が無効化される [書き込み禁止] という選択肢が新たに加わりました。 UAC にはこれに相当するものはありません。それでも、システム管理者は、特定の操作を [制 限付き] に設定することにより、通常どおり UAC からユーザにプロンプトを表示させることがで きます。 * Windows ユーザアクセス制御 (UAC) を Windows オペレーティングシステムで無効化すると、 すべての制限や、制限の徴候が排除されるため、システム管理者のユーザエクスペリエンスが 変化します。 * Attachmate カスタム設定ツールでは: - [インストールの種類] オプションの既定の値は、[インストールするユーザのみにインストー ルする] になりました。 - [UserProfile] フォルダは、[追加ファイルのパッケージの作成] の下にある [すべてのファイ ル] オプションの 1 オプションとなりました。 Reflection Security Gateway の改良 * Reflection Security Gateway Security Proxy を経由した、Reflection Security Gateway の 安全なトークン認可技術のサポートが追加されました。これにより、ネットワークを移動中のデー タが保護され、ホストシステムは SSL/TLS 暗号化保護の処理から解放されます。 * Setup.exe が更新されたため、Attachmate カスタム設定ツールを使用して構築された MSI パ ッケージのバージョンサポートが可能になりました。これにより、管理者は Reflection Security Gateway を使用して、エンドユーザの構成データを管理できるようになります。管理者は、製品 の構成データを使ってパッケージを作成し、これを定期的に更新することにより、複数のデスクト ップでの構成変更を一元化できます。 セキュリティの改良 * TLS 1.2 のサポートが追加されました。TLS 1.2 は、AES GCM モードや SHA256 ハッシュを 使用し、プロトコル保護を追加することにより、機密性や完全性を高め、移動中のデータのセキ ュリティを強化します。 * 認証のセキュリティを強化し、DoD および NIST 800-131A 推奨の両方を満足させるために、 SHA-256/RSA-2048 デジタル署名のサポートが追加されました。 * 3270 に対応した Reflection セキュリティプロキシのエンドツーエンド暗号化の実装。TLS で保 護されたリンクを経由した Reflection TN3270 接続を可能にします。FIPS 140-2 に適合した暗 号化を使用するこのリンクは、Attachmate Reflection セキュリティプロキシを介して、トークン パッシングを行い、Reflection Security Gateway を使ったアクセス制御を強制しながら、最終 的には IBM ホストで高速ログオン機能 (ELF) を実現します。 - セキュリティ:ホストまでのすべてのデータを暗号化する一方で、ホストシステムにアクセス 制御を追加します (メモ: 通常は、Reflection Security Gateway からホストへの接続の後 半は暗号化されず、プレーンテキスト形式のままです) 。証明書と二重暗号化を使った 2 要 素認証 (2FA) により、移動中のデータはこれまでになく強力に保護されます。 アップグレードの改良 * EXTRA! および Reflection の以前の キーボードマップファイル を [キーボードの割り当ての管 理] ダイアログボックスからロードできるようになりました。 * [KeepAlive] と [WordDelimiters] の VT セッション設定を、以前の EXTRA! .EDP ファイルから 移行できるようになりました。 * バージョン 8.0 以降のセッションファイルをサポートするために、Rumba セッションの互換性が 更新されました。 ユーザインタフェースの改良 * 新しいオプション [リボンのボタン名フッターを無視する] を設定して、リボンモードのツールチッ プの一番下に表示されていた [ヘルプを表示するには F1 キーを押してしてください] を非表示 にできるようになりました。 * リボンモードのクイックアクセスツールバー (QAT) ボタンは、作成後に編集できます。 * QAT、検索フィールド、検索ボタンを含むツールバーをブラウザモードで非表示にするには、新 しい [ナビゲーションバーの表示/非表示] 設定を使用します。 * ホストセッションで使用可能なフォントのリストは、選択されたホストコードページに基づいて表示 されるようになりました。 * 既定の選択モード (ブロックまたはストリーム) を選択するための新しいチェックボックス [矩形の 指定範囲] が追加されました。 VT の機能改善 * Reflection では、Attachmate KEA! 340 および 420 構成ファイルを .KTC 形式でロードし、移 行できるようになりました。 * [キーボードの割り当ての管理] で [テキストの送信] 操作を使用している場合、VT セッションで、 直接、「特殊文字を選択」できるようになりました。 * [書式のコピー] および [テーブルのコピー] 機能が UNIX および OpenVMS セッション、並びに ReGIS グラフィックセッションにも追加されました。 - [書式のコピー] 設定には、 [1 行ずつ] (CR/LF 付きの行)、[未フォーマットデータ] (CR/LF の付かないデータ)、[ワープロ用パラグラフ] (ワープロ用に書式設定されたデータ) の 3 つ のオプションがあります。 - [テーブルのコピー] には 2 つのオプションがあります。1 つは垂直スペース配置を使用した [桁数の検出] で、これは Reflection for UNIX and OpenVMS の既定の方法です。もう 1 つは [複数スペースまたはタブの置換] です。これは EXTRA! および KEA の方法で、 Reflection for UNIX and OpenVMS では [Copy Table Stream (テーブルストリームのコ ピー)] と呼ばれるものです。 * Windows 7 の VT 表示セッションに、香港増補字符集 (HKSCS) にある漢字のサポートが追 加されました。 * [接続中に終了を許可する] 設定が利用できるようになりました。この設定が無効になっている 場合、VT ホストに接続しているセッションを終了するには、まず、ホストから切断する必要があ ります。 * 新しい [端末ウィンドウで SSH ユーザ認証を処理する] 設定を使用すると、独立したダイアログ ボックスではなく、端末ウィンドウの中にユーザ名とパスワードのプロンプトやバナーを表示でき ます。 その他の機能改善 * Reflection TCP/IP 接続の最適化により、TN3270 と TN5250 セッションのパフォーマンスが改 善されました。 * TN5250 セッションで、大規模なデータベースクエリのデータを表示するときのパフォーマンスも 大幅に向上されています。 * Reflection オフィス統合機能は、Microsoft Office 2013 32 ビットと 64 ビットの両方をテストし、 サポートしています。 * アプリケーションに対する VMware Ready ロゴの仕様に基づいてテストされています。 * Citrix Ready ロゴの仕様に基づいてテストされています。 * 「Compatible with Windows 7」ロゴを獲得しました。 * Windows Server 2012 R2 プラットフォームのサポートを追加しました。 * Windows 8 および Windows 8.1 テストプラットフォームにより「Windows 8」ロゴを獲得しまし た。 * インストールプログラムに ISO 19770-2 ソフトウェア識別タグを追加しました。 解決された問題 API、オートメーション、およびマクロの問題 * キーストロークのたびに、「WinHLLAPIAsync Presentation Space Updated (WinHLLAPIAsync プレゼンテーションスペースが更新されました)」メッセージが送信されるよ うになりました。これにより、OpenSpan アプリ使用時のパフォーマンスが向上します。 * 以前の EXTRA! Basic マクロの WaitHostQuiet メソッドからの戻りが速すぎるというランダム に発生する問題が解決されました。 * 「割り当て済みの」操作に割り当てられているコンテキストメニュー項目をプログラム的に読み取 るときに発生していた InvalidCastException エラーが解決されました。 * Reflection の Automation または API インタフェース (VBA および .NET を含む) を使用してい る場合には、必ず PCI/DSS 特別編集ルールが守られていることを確認しました。 * Reflection は、InputMapActionSequence の .AddMenuItem メソッドのパラメータを検証する ようになりました。 * VBA FindField3 メソッドが、終了行と終了列の値を正しく作成するようになりました。 * Windows の入力ロケールが Reflection にインストールされた言語と異なる場合でも、以前の EXTRA! Basic マクロコンポーネントは正しく動作するようになりました。 * 複数のコマンドプロンプトを含む一部の Rumba マクロで発生していたコンパイルの問題が解決 されました。 * 移行した Rumba マクロのコードにローカライズされた変数名が使用されている場合でも、正しく コンパイルされるようになりました。 * VBA が PC にインストールされていないときに、VT セッションで VBA マクロを記録しようとする と阻止されるようになりました。 * VT セッションでホストにログインする以前の記録済みマクロを実行した場合、エラー「The server threw an exception. Exception from HRESULT:0x80010105 (RPC_E_SERVERFAULT)」が発生する可能性がありましたが、このエラーは修正されました。 * UNIX および OpenVMS セッション用に記録された起動マクロが、正常にログインできるように なりました。 * Internet Explorer を起動する、古い Reflection .RMA マクロを実行した場合、 Attachmate.Emulation.Frame.exe がクラッシュすることがありましたが、解決されました。 * 要素が見つからなかったときに、VBA WebDocument オブジェクトの GetElement**** メソッド から返される値が修正されました。 * EXTRA! COM インタフェースを使用して呼び出されていた Reflection PutString が、以前の EXTRA! と同じ方法で、入力フィールドをスパンするようになりました。 * VBA IbmScreen.WaitForControlKey が、呼び出されるたびに、適切にキーイベントを返すよう になりました。 * VBA マクロが、最初にイベントをトリガせずに、そのイベントで RemoveEvent() メソッドを呼び 出した場合に R2win.exe で発生していたクラッシュが解決されました。 * IbmHosts の IbmTerminal オブジェクトと PrintOptions オブジェクトで printDest プロパティを 使えるようになりました。 * 変換後の Rumba マクロで、AID キーには SendControlKeySync、その他の制御キーには SendControlKey が使用されるようになりました。 * .NET API を使用して VT TerminalType の設定をプログラム的に変更した場合、ユーザインタ フェースでの設定が更新されるようになりました。 * SetMousePos、TerminalMouse、および GraphicMouse メソッドの古い Reflection API を介 して、カーソルを正しく配置できるようになりました。 * タブ付きセッションの切り替えに Attachmate.Reflection.UserInterface.IView.Focus() を使用 している場合に DevComponents DotNetBar で発生することのあった例外エラーが解決され ました。 * 属性バイト位置に対して VBA GetField() メソッドを呼び出した場合に、3270 および 5250 セッ ションに対して有効なフィールド情報が返されるようになりました。 * VBA インタフェースが更新され、ActionID をすべて、プログラム的に作成できるようになりまし た。 ドキュメントの問題 * VBA および .NET のマニュアルが更新され、Wait メソッドでタイムアウト値に使用される測定 単位が明記されました。 * IbmTerminal プロパティの .NET API ヘルプが更新され、既定値の説明が追加されました。 * ActionID の作成に関する VBA マニュアルが更新されました。 * VBA および .NET マニュアルに、IbmScreen.MoveCursor プロパティに関する説明が明記さ れました。 * VBA マニュアルで、InputMapActionID 列挙に関する説明が改善され、必須パラメータが明記 されました。 ファイル転送の問題 * クラシック表示モードで、統合 FTP クライアントが正しく動作するようになりました。 * ホストのフィールドが小数部 4 桁と定義されているときに、5250 ファイルアップロードが正しく行 われるようになりました。 * ASCII/バイナリに対する [WRQ - 転送形式] の設定を変更し、VT セッションに正しく保存できる ようになりました。 * 5250 ファイル転送のアップロードおよびダウンロードにおける実際のレコード数が、[転送中] ダ イアログボックスに表示されるようになりました。 * Windows の [地域と言語のオプション] を日本語から英語に変更しても、ファイル転送で文字化 けが発生しなくなりました。 インストールの問題 * * 以下の Attachmate カスタム設定ツール (ACT) の問題に対処しました。 - 保存後、コンパニオンインストールファイルのインストールフォルダとショートカットフォルダ が既定の状態に戻ることはなくなりました。 - インストールが Setup.exe で使用されない限り、ACT では [インストールの追加とプログラ ムの実行] 機能は無効化されます。 - [以前のインストールの削除] オプションのサポートが終了し、ACT からも削除されました。 - [ホスト名] ボックスに入力する前に、UNIX および OpenVMS セッションの [その他の設定] ダイアログボックスを開けるようになりました。 更新された Reflection 許可ファイル (*.ACCESS) は、共通アプリケーションデータフォルダから コピーされ、ユーザの個人アプリケーションフォルダにある既存のファイルと置き換えられるよう になりました。 キーボードの問題 * [キー割り当て] ダイアログボックスでマウスをクリックして設定していた、黒い右向き三角形のイ ンジケータを、キーボード入力でも移動できるようになりました。 * VT キーボード割り当てで、コンマキーが正しく割り当てできるようになりました。 * 既存の [CTRL] + 任意のキーストロークの割り当てが、正しい設定で保存されるようになりまし た。 * [NumLock] インジケータとキーボードのライトが、VT セッションの Num Lock 状態を正確に反 映するようになりました。 * 警告メッセージ「The key <combo> is already mapped (キー <組み合わせ> はすでに割り当 て済みです)」は、キーボードの割り当て用ダイアログボックスにある [操作の選択] オプションを 使用した場合に一度だけ表示されます。 * [Shift] + [NumLock] キーの組み合わせで、VT セッションの [NumLock] の状態が正しく切り替 えられるようになりました。 * マウスでテキストを選択し、続けて [SHIFT] キーを押す操作が、VT セッションで正しく動作する ようになります。 Secure Shell の問題 * CacheSecureShellUserName プロパティが追加され、Reflection Workspace が閉じられるま で、SSH セッションで入力されたユーザ名をメモリに保存し、後のホストセッションで使用できる ようになりました。 * SSH セッションのステータスバーに、[接続しています] または [接続していません] が常に示さ れ、正しいステータスが適切な時点で表示されるようになりました。 * 端末ウィンドウ経由で認証を行っているときに、SSH サーバからの「Password too short (パス ワードが短すぎます)」メッセージが、ユーザに正しく渡されるようになりました。 * SSH 向けに設定された Reflection VT セッションドキュメントが、Reflection Security Gateway に正しく保存されるようになりました。 セキュリティ関連の問題 * OpenSSL で報告されたぜい弱性 CVE-2013-4353 に対する解決策が TLS 1.2 サポートに追 加されました。 * Reflection 証明書マネージャで無効な PKCS#11 プロバイダを選択したときに R2win.exe でク ラッシュが発生する問題が解決されました。 アップグレードの問題 * 古い Reflection 2007 .RD3X ファイルをロードしたときに <Backup Host> セクションが存在し た場合、3270 ホストセッションを保存または終了すると、「ファイル...を読み取れませんでした」 エラーが発生する問題が解決されました。 * 以前の EXTRA! .EDP ファイルを開こうとしても「ファイル...を読み取れませんでした」エラーは 表示されず、ホストセッションは正しく開かれます。 * 「Legacy EXTRA!」互換性を使用するホストセッションでは、スペースが既定の WordBoundary 文字列に設定されたため、画面上でテキストをダブルクリックすると、このテキストが選択可能 になります。 * [Field Plus] および [Field Minus] 操作について、以前の Reflection for IBM .RSF セッションフ ァイルでの 5250 キーボード割り当てが保存されるようになりました。 * FontName および CursorShape について、以前の EXTRA! .EDP セッションファイルでの 5250 設定が正しく移行されるようになりました。 * 以前の Reflection for UNIX and OpenVMS で [RCL スクリプトを実行] 操作に割り当てられて いたキーが正しくインポートされるようになりました。 * .RMA マクロの [以前の外部 Reflection マクロの実行] 操作に割り当てられていたキーが適切 に動作するようになりました。 * EXTRA! の VT セッションの [ファイルへ出力] チェックボックス設定を Reflection の VT セッシ ョンに移行できるようになりました。 * 以前の EXTRA! 3270 または 5250 セッションの実行中、[貼り付け後カーソルを移動する] オプ ションが保持されるようになりました。 ユーザインタフェースの問題 * 操作を割り当てる時、Reflection には、現在のセッションの種類に割り当てられる操作のみが 表示されるようになりました。 * 3270 セッションで、ホスト入力フィールドへの貼り付けが正しく折り返されるようになり、単語が 2 行に分割されたり、文字が分割されたりすることがなくなりました。 * クラシック表示モードで、Windows タスクバーにホストセッションウィンドウのタイトルが正しく表 示されるようになりました。 * 大文字で保存された Reflection セッションファイルをドラッグして、Reflection Workspace にド ロップできるようになりました。 * マクロの記録で使用される [開始] および [停止] ボタンの一貫性が向上し、使いやすくなりまし た。 * Windows の [上下に並べて表示]、[左右に並べて表示]、または [重ねて表示] 操作を使用した ときに、[ウィンドウの整列] ラベルが常に正しく表示されるようになりました。 * リボン表示モードで、Windows 7 Aero のスナップ機能が正しく、一貫性を持って動作するよう になりました。 * 「ウィンドウ」として配置されたホストセッションをリボン表示モードで再度開くと、最大化されたビ ューが保持されます。 * 1 つの画面にテキストが同じホットスポットが複数あっても、行が異なれば、そのホットスポットは 正しく動作します。 * ダブルバイト文字を処理する特定の状況を修正するために、SSH セッションの自動改行機能の 問題が解決されました。 * SNA で保護されていないフィールドに入っている IBM ホストにより生成されたデータに対し、必 要のないスペルチェックは行われなくなります。 * [選択内容を保持する] オプションが選択されている場合、[CTRL] + [V] を押して貼り付けしたと きに、Reflection ワークスペースは正しく動作します。 * [Alt] + [Shift] + X (X には英数字キーが入る) を押しても、文字は入力されなくなりました。 * UTF-8 日本語ホストシステムからキャプチャした画面を印刷したとき、出力の 改行は適切に処 理されます。 * ホストの文字セットが UTF-8 日本語に設定されているとき、画面履歴で端末画面全体が正しく キャプチャされます。 * マウスポインタとマウスの左ボタンで、テキストの複数行を強調表示することができます。 * 3270 セッションで、列 60 以降にある SNA の保護されたフィールドへの貼り付けを試みると、 ホストセッションと Reflection ワークスペースがフリーズする可能性があるという問題が解決さ れました。 * 3270 および 5250 セッションでフィールドの輪郭の色は正しく表示されるようになりました。 * Reflection ワークスペース設定項目すべてに、キーボードニーモニックが追加されました。 * ヘルプ > [Reflection ワークスペースのバージョン情報] を起動して、閉じたあとでも、フォーカス が端末セッションに残るようになりました。 * スペルチェックの [数字を含む単語は無視する] を設定すると、大文字と数字で構成される単語 が正しく無視されるようになりました。 * [ファイルへ出力] から [プリンタ] に切り替えると、整合性を維持するために、[出力開始] のステ ータスが、[印刷開始] に切り替えられます。 VT の問題 * VT セッションの ANSI の色は、以前の EXTRA! .EDP ファイルから正しく移行されるようになり ました。 * VT セッションで GraphicsTerminal プロパティを「restricted」に設定し、新しいセッションを作成 できるようになりました。 * 設定ダイアログボックスを開き、何も変更しないで閉じた後で、VT セッションを保存するための プロンプトが表示されなくなりました。 * ドキュメントのクローズについて、[ドキュメントの設定を保存するかどうか確認する] が設定され ている場合、特定の VT 設定ダイアログボックスにアクセスし、セッションを閉じた後に、変更の 保存を確認する想定外のプロンプトが表示されなくなりました。 * テーマを実際に変更していない限り、VT セッションを保存しても、カスタムテーマファイルは作 成されなくなりました。 * 実際に VT セッションへのデータ貼り付けが行われている間に押されたキーストロークはす べて、貼り付けが完了するまでキューに保存されます。 * [ホストウィンドウサイズを設定する] と [ダイナミック端末サイズ] を有効にして、ウィンドウのサイ ズを変更した場合、ウィンドウのサイズは VT または SSH セッションのホストに送信されるよう になりました。 * 以前の Reflection for UNIX and OpenVMS セッションからロードされたカスタム変換テーブル は適切に保存されます。 * 以前の EXTRA! で作成され、EXTRA! .EKM キーボードファイルへの参照を含む VT セッショ ン .EDP ファイルは、保存時、自動的に Reflection .RDOX セッションと .XKB キーボードファイ ルに変換されます。 * EXTRA! との互換性のあるセッションでは、EXTRA! .EDP ファイルを開くと、 SaveOnPartialClear パラメータが False に設定されます。 VT セッションの記録を変更して、ホスト印刷を可能にします。この場合は、アプリケーションが記録 を有効にしてプリンタまたはファイル (あるいは両方) へのデータ送信を開始します。 * VT セッションキーボードを更新して、[F1] を押しても、既定では Reflection ワークスペースのヘ ルプが表示されないようにします。 * TraceSessionStart の設定を有効にして、VT セッションを開始したときに、トレースボタンに正 しい「トレース」ステータスが表示されるようになりました。 * 表示モードがクラシック、またはブラウザであるときに、記録を開始または停止する機能が追加 されました。 * [キーボードの割り当て] および [マウスボタン割り当て] ダイアログで [ソフトリセット] を [端末リ セット]、[ハードリセット] を [設定ファイル内容を復元] と名前を変更して、VT セッションのリセット 操作をわかりやすくしました。また、VT クラシック表示モードの [リセット] サブメニューで [端末を クリア] を [端末] に変更しました。 * ハードリセット [ESC]c で、すべての機能が、保存されている設定に正しく設定されるようになり ました。 * VT-UTF8 端末を使用している場合の割り当て済みキーのリストに「NumPad1」を追加しま した。 * [検索結果] 画面で項目をダブルクリックすると、画面履歴に検索結果が表示されます。また、 [検索結果] 画面には、画面履歴に結果が表示されたかどうかも表示されるようになりました。 * VT セッションおよびその他の種類の端末すべてについて、キー割り当てリストに「LineFeed」オ プションが追加されました。 * EXTRA! .EDP ファイルを開いたときに、VT セッションでの端末の種類交渉フィールド [Use only the following type (次の種類のみを使用)] が正しく移行されるようになりました。 * [右クリックでクリップボードにテキストをコピーする] 設定が有効である場合、VT セッションで は、コンテキストメニューが表示されなくなりました。 * VT セッションで、単語をダブルクリックして選択すると、Windows のクリップボードにコピーされ るようになりました。 * VT 接続にリストアップされたモデムには、一意の名前が関連付けられるようになしました。 * 以前の Reflection のテキスト属性の名前および順番に合わせて、16 個の VT テキスト属性色 の割り当てオプションの名前が変更され、並べ替えられました。 * Session.Caption プロパティを使用する VT セッションホストが起動したマクロは、セッションのタ イトルを適切に変更できるようになりました。 * 表示される列の数が増えた結果、VT セッションに水平スクロールバーが表示されるようになり ました。 * UNIX および OpenVMS セッションがホストシステムから切断されたときに、コピー機能が動作 するようになりました。 * 印刷ジョブを停止するための [印刷開始] 機能が VT セッションに追加されました。 * 16 個の画面要素すべてに、VT セッションで ANSI の色を割り当てられるようになりました。 その他の問題 * TN3270E セッションで、ホストからのデータブロックのうち、最後以外のブロックにエラーが検出 されたときに PROG752 エラーが生成される問題が修正されました。 * ISPF メインメニューをシミュレートしている日本語 3270 デモセッションでカーソルの位置が無 効になる問題が修正されました。 * 管理者用ワークステーションを使って Reflection 設定ファイルを開き、[名前を付けて保存] を実 行すると、このファイルが Reflection Security Gateway 管理サーバに正しく保存されるように なりました。 * [ライトペン] 選択フィールドを切り替えたとき、SNA 変更データタグ (MDT) が、正しく「off」に設 定されるようになりました。 * 出力を PostScript プリンタに送信したときに、VT および ReGIS セッションの一部の印刷ジョブ で発生するクラッシュや文字化けの原因となる問題が解決されました。 * 2 バイト文字セット (DBCS) 印刷環境で、複数の 5250 スプールファイルを 1 つのファイルに印 刷できるようになりました。 * 日本語の UTF-8 ファイルの内容が長い行を折り返さずに表示しても、R2win.exe がクラッシュ することはなくなりました。 * DBCS 印刷ジョブの 5250 プリンタセッションで列配置に関する書式設定の問題が修正されま した。 * [Telnet - 応答モード] 設定を変更しても、Reflection for IBM セッションが正しく動作するように なりました。 * Reflection 環境収集ツールにより、ダイアログボックスはサポートされているすべての言語で正 しく表示されるようになりました。 Reflection 2014 ではサポートされなくなった機能 * DEC LK450 キーボードは、Reflection 2014 ではサポートされません。 Reflection X Advantage 5.0 Reflection X Advantage は Reflection X 2014 と Reflection Pro 2014 で利用できます。 Windows プラットフォームで Reflection X Advantage を実行する場合、Reflection X Advantage が機 能として Windows インストーラに含まれます。 Windows 以外のプラットフォームで Reflection X Advantage を実行する場合は、使用するオペレーテ ィングシステムに適したファイルをダウンロードしてインストールしてください。 新機能 Reflection X Advantage 5.0 には多数の変更が加えられており、以前のバージョンよりも使用および管 理が容易になっています。 クライアントの起動がより簡単に * [X クライアント]、[XDMCP 接続]、または [ラウンチグループ] で任意の定義をダブルクリックす るだけで接続を確立できます。クライアントによってセッションが自動的に開始されるようになっ たため、最初にセッションを起動することによって作業を開始する必要がなくなりました。 * 新しい [自動起動] オプションは、すべての種類の定義に使用できます。これにより、Reflection X Advantage の起動時に自動的に起動される構成を作成することができます。 * 新しい [ラウンチグループ] オプションにより、複数のクライアントをいっしょに起動できます。 構成がより簡単に * 最初の接続の確立を容易にする、新しいサンプル定義が用意されています。 * 新しいテンプレートによって、異なる種類のホストに接続するためのサンプル定義が提供されま す。 * X サーバ専用の定義カテゴリはなくなりました。すべてのサーバ設定が、セッションの定義に組 み込まれています。 * セッションの定義では、タブ付きのインタフェースが使用され、必要な設定を容易に見つけられ るようになりました。 * 新しい XDMCP 接続カテゴリにより、この種類のセッションを容易に構成できるようになりま した。 編成がより簡単に * 定義リストの編成に役立つ新しいオプションが用意されています。リストでは、定義をドラッグア ンドドロップで操作できます。また、新しいソートボタンにより、リストをアルファベット順にソートす ることもできます。 以前の Reflection X からのアップグレードが容易に * Reflection X 13.x および 14.x の設定が自動的にインポートされ、それらを以前のバージョンと 同じように使用できます。インポートされた X クライアントおよび XDMCP の定義をダブルクリッ クするだけで、接続を確立できます。 * バージョン 13.x および 14.x で「config」と呼ばれた Reflection X サーバは、「config」と呼ばれ るセッションに移行されます。以前のバージョンと同様、このサーバは Reflection X Advantage の起動時に自動的に実行されます。 管理がより簡単に * ユーザが X Manager または X Manager for Domains を初めて起動したきに自動的に使用可 能になるカスタムテンプレートを作成できます。 * 新しいコマンドラインオプション -execOnly を使用して Reflection X Advantage をスリムダウン モードで起動すると、設定編集機能へのアクセスをユーザに許可することなく、あらかじめ用意 しておいた定義を表示し、使用させることができます。 バージョン 5.0 のその他の新機能 * ドメインノードコンポーネントでは、認証用によりセキュリティの強化された SHA-256 RSA アル ゴリズムが使用されるようになりました。 * Secure Shell クライアント接続では、ホスト認証用に SHA256 アルゴリズムがサポートされるよ うになりました。 * [セッションの定義] の [全般] タブに、セッションの共有を無効化するためのオプションが新たに 追加されています。 * [セッションの定義] の [全般] タブに、セッションのインスタンス数を制限するためのオプションが 新たに追加されています。 * 新しいセッション定義では、ユーザベース認証が既定で有効化されることはありません。 * セッションの定義のマウス設定に、スクロールホイールを設定および無効化するためのオプショ ンが追加されています。 * キーボードの割り当てでは、修飾キーのカスタム割り当てがサポートされるようになりました。 * コマンドラインユーティリティ rxmgr および rxmgrdomains で、-client の前に -session を付け る必要がなくなりました。-client オプションで指定されたクライアントは、設定されたセッションを 開始するか、またはセッションを求めるプロンプトを表示します。 * [セッションの定義] の [記録の設定] タブに、SSH デバッグ出力を記録するためのオプションが 新たに追加されました。 * 新たに作成された XDMCP 接続の定義では、既定で [直接] オプションが使用されます。 * GLX クライアントは、Windows だけではなく、どのプラットフォームでも実行できるようになりま した。また、分散セッションでも実行できます。 * 最後のクライアントが閉じられたときに、セッションを自動的に停止し、X Manager を終了するた めの新しいセッションオプション [最後のセッションでの操作] が追加されました。 * Reflection X Advantage の既定の設定では、Attachmate サイトにある製品ヘルプが使用され ます。ローカルにインストールされたヘルプを使用したい場合は、別途、これらのファイルをイン ストールする必要があります。ローカルヘルプファイルをインストールした後、このローカルヘル プを使用するように、インストール済みの各 Reflection X Advantage アプリケーションを設定し てください。 * Reflection X Advantage ドメインデータベースがいつでもバックアップできるようになりました。 まず、Reflection X Advantage サービスを停止する必要はありません。 * ユーロ記号が、既定のキーマップでサポートされるようになりました。 * PKCS#11 対応スマートカードによるユーザ認証で、証明書に記録されている公開鍵の使用が サポートされるようになりました。 * Reflection X Advantage により使用されている RSA (現在の EMC) BSAFE 暗号化モジュー ルは、このリリースで Crypto-J 6.1 にアップグレードされました。 * LK450 キーボードのサポートが追加されました。 * Windows システムでは、インストーラに別途、「Java Runtime Environment (JRE)」機能が追 加されました。この機能を選択すると、関連するインストーラにより、正しく構成された JRE がイ ンストールされます。Attachmate は、Java のセキュリティ更新を提供するために、必要に応じ て、更新された Java インストールパッケージを提供します。メインインストーラパッケージに適 用した更新とは別にこれらのパッケージをダウンロードし、適用することができます。この機能が インストールされていない場合、インストールされている JRE を代わりに使用するように Reflection X Advantage を設定できます。 * コマンドラインユーティリティ rxmgr および rxmgrdomains に新しいオプション (-xdmcp) が追 加されました。このオプションで、既存の XDMCP 接続定義を使用、またはコマンドラインに必 要なすべての接続情報を直接指定することにより、XDMCP セッションの起動をサポートできま す。 バージョン 5.0 以降サポートされない機能 * Mac オペレーティング システムでの Reflection X Advantage のサポートは終了しました。 * Java Web Start を使用した Reflection X Advantage の配布は終了しました。 解決された問題 * [バッキングストア] が [表示中の画像が隠れた時に保存] に設定されている場合に、 PseudoColor で色が正しくレンダリングされるようになりました。 * FIPS モードで実行されている場合、ドメインモードコンポーネントの認証には TLS 1.2 が使用さ れるようになりました。 * TCL/Tk メニューアプリケーションの使用時に報告された複数のメニュー表示問題が修正されま した。これらの問題には、他の X アプリの実行後、応答が遅くなる、画面がちらつく、ドロップダ ウンメニューの表示に問題が生じる、メニューがメインウィンドウの背後に表示されるなどがあり ました。 * Reflection X Advantage でのフォント処理は、Reflection X 14 と同様に行われるようになりま した。これは両製品に共通性を持たせるためです。 * X クライアントから Windows のクリップボードに大量のデータ (260KB) をコピーしても、データ の切り捨てや破損が生じないようになりました。 * ウィンドウの表示の種類が [クライアントをデスクトップに表示する] であるときに、HP Debugger X クライアントが正しく表示されるようになりました。 * rxmgr コマンドラインに -import オプションを指定すると、既定の定義が作成されないように なり、インポートされた定義の順序が保持されるようになりました。 * node.log ファイルにエラー「[ERROR]: Caught exception while running: java.awt.HeadlessException」が記録される原因となった問題が解決されました。 * 日本語システムで作成された共有セッションに参加しようとしたときに、メッセージ「Joined Peer Session An unexpected error occurred (ピアセッションに参加しましたが、想定外のエラーが 発生しました)」が出てエラーとなる問題は解決されました。 * 多角形をタイル状に描画したときに、Reflection X Advantage が突然停止し、 ArrayIndexOutOfBoundsException エラーが出る問題が解決されました。 * GLX クライアントアプリケーション LsPrePost の使用時に報告されたウィンドウのちらつき問題 が解決されました。 * MIT 共有メモリ拡張機能のサポートが改善されました。 Reflection FTP クライアント 2014 SP1 Reflection FTP クライアント 2014 (15 SP6) に含まれる新機能および解決された問題は次のとおりで す。 FTP クライアントの新機能 * SSL/TLS 接続は TLS バージョン 1.2 に対応しました。 FTP クライアントで解決された問題 * 所有者およびグループ属性が FTP または SFTP サーバでサポートされている場合、FTP クラ イアントにこれらが表示されるようになりました。 * Tandem/NonStop Guardian FTP サーバに接続されている場合、ホストファイルリストにすべ てのファイルが正しく表示されます。 * セミコロンを含むファイル名が、ドラッグアンドドロップダウンロードの後に不完全にならなくなり ました。 * FTP クライアントのヒープオーバーフローのぜい弱性に関するセキュリティの修正が追加されま した。詳細については、技術ノート 1708 (英語) の「Security Updates and Reflection」を参照 してください。 * ネットワーク障害などにより転送が中断されても、FTP クライアント API の LastError プロパテ ィが正しく設定されるようになりました。 * 複数のアプリケーションから同時に多数の SFTP ファイル転送を実行できるようになりました。 Secure Shell の更新 Reflection for UNIX and OpenVMS および Reflection FTP クライアントには、以下の Secure Shell 更新が適用されます。 Secure Shell の新機能 * Secure Shell 接続が、SHA256 に対応しました。この新しい、より安全なアルゴリズムへの対 応は、既定で構成されています。[Reflection Secure Shell の設定] ダイアログボックスの [暗号 化] タブでこの設定を表示および編集するか、構成ファイルキーワードを使用してこの設定を変 更することができます。この対応の更新には、次の項目に関する変更が含まれています。 - HMAC (Hashed Message Authentication Codes) [暗号化] タブ:「SHA256」および「SHA512」が選択されている場合、クライアントは、新しい OpenSSH サーバに対応するために、鍵交換時に追加の値を送信するようになりました。 新しい Macs キーワード値: hmac-sha2-256、hmac-sha2-512 - 署名アルゴリズム [暗号化] タブ:RSA 署名のリストに「SHA256」が追加されました。 新しい x509rsasigtype キーワード値: sha256 - 鍵交換アルゴリズム [暗号化] タブ:鍵交換アルゴリズムのリストに「DH Group Ex SHA 256」が含まれました。 新しい HostKeyAlgorithms キーワード値: x509v3-rsa2048-sha256、 [email protected] * scp コマンドラインユーティリティが、Windows サーバからファイルをダウンロードするための新 しいスイッチ (-z) に対応しました。既定では、すべてのダウンロードについて、ファイル名の照合 では大文字小文字が区別されます。-z オプションを使用すると、ダウンロードで、サーバのファ イル名指定にワイルドカードを使用した場合、大文字小文字は区別されません。 * [Reflection 鍵エージェント] メニューに [SHA1 署名のみを使用] という新しいオプションが含ま れました。このオプションをオン (既定) にすると、エージェントは SHA1 署名のみを使用します。 SHA256 署名への対応を有効にするには、このメニューオプションをオフにしてください。注意: このオプションをオフにすると、サーバリスト要求への応答が長くなるために、一部のサーバに 転送するエージェントに対応できなくなる場合があります。 * SHA1 に対応しない古いサーバに接続する場合に、RSA 署名の種類を MD5 に明示的に設定 する必要があります。以前は、バージョン 2.1 ~ 2.4 (2.1 および 2.4 を含む) のサーバに接続 する場合、クライアントが署名の種類を SHA1 から MD5 に自動的に変更していました。MD5 が安全ではないと見なされるようになったため、クライアントはこの変更を自動的に行わなくなり ました。この更新のために、現在の署名の設定が SHA1 (既定) になっている場合は、接続に 失敗する可能性があります。SHA1 に対応していないサーバに接続するには、[Secure Shell の設定] ダイアログボックスの [暗号化] タブを使用して、RSA 署名の種類を MD5 に変更してく ださい。 解決された Secure Shell の問題 * 公開鍵アップロードユーティリティは、OpenVMS サーバ上の ODS-2 および ODS-5 の両方の ディスク構造への鍵のアップロードを正しく処理するようになりました。 * NextUpdate を使用しないで OCSP を使用するように証明書が設定されている場合に証明書 の検証に断続的に失敗する問題が解決されました。 * 特定のリモートコマンドの実行により、RSSH15.EXE がクラッシュすることがなくなりました。 * Secure Shell (SSH) ホストキーアルゴリズムが、Reflection for Secure IT サーバアプリケーシ ョンに合わせて並べ替えられました。 * SSH クライアントは、システムの証明書格納場所から、中間証明書を読み込み、検証できるよ うになりました。 製品の入手 登録されているお客様は、Attachmate Download Library の以下の Web サイトから、最新の製品リリ ースをダウンロードすることができます。https://download.attachmate.com/Upgrades/ ファイルを選択してダウンロードするには、ログインしてソフトウェア使用許諾契約書に同意することが求 められます。Download Library の Web サイトの使用方法については、技術ノート 0200 (英語) を参照 してください。 Reflection 2014 の購入については、SalesRecept@attachmate 宛てにお問い合わせください。 対応プラットフォーム Reflection 2014、Reflection for IBM 2014、および Reflection for UNIX and OpenVMS 2014 の対応 プラットフォームについては、「技術ノート 2698」 (英語のみ) を参照してください。 Reflection Pro 2014 および Reflection X 2014 の対応プラットフォームについては、「技術ノート 2704」 (英語のみ) を参照してください。 Reflection 2014 のインストールおよびアップグレードに関するリファレンス インストール * Reflection 2014、Reflection for IBM 2014、および Reflection for UNIX and OpenVMS 2014: Reflection 2014 マニュアルのページ (http://support.attachmate.com/manuals/reflection2014.html) にある「Installation and Deployment Guide (インストールおよび展開ガイド)」を参照してください。 * Reflection Pro 2014 および Reflection X 2014: http://support.attachmate.com/manuals/reflection2014.html?prod=RXA にある「Reflection X Advantage プランニングとインストールガイド」を参照してください。 アップグレード Reflection 2014 インストーラには、製品に応じて、Attachmate 製品をアップグレードして従来の製品を 削除する機能を持つものと、インストールを完了する前に手動で Attachmate 製品を削除するよう求め るものとがあります。 Reflection 2014 へのアップグレードに関する詳細については、技術ノート 2702 (英語) を参照してくだ さい。 インストールリリースノート Reflection 2014 では、次の .NET 要件に注意してください。 Windows 8、Windows 7、または Windows Vista での Attachmate インストールプログラムの使用 既定では、Windows 8、Windows 7、または Windows Vista にインストールする場合、インストールに 必要な .NET Framework のベースレベルがあります。これらのプラットフォームに Attachmate インスト ールプログラム (setup.exe) を使用して Reflection 2014 をインストールする場合は、適切 な .NET Framework がインストールされていることが検証され、必要であれば自動的にインストールさ れます(これは、Attachmate インストールプログラムを使用するインストールにのみ当てはまり、MSI に よって Reflection 2014 を直接インストールする場合には当てはまりません)。 Reflection 2014 には、Microsoft .NET Framework 4.0 を必要とするいくつかのオプション機能があり ます。Reflection 2014 のプライマリインストールでこれらの機能が選択されている場合に、このフレーム ワークがまだインストールされていないときは、プライマリインストールの完了後に Attachmate インスト ールプログラムによって自動的にインストールされます。このソフトウェアの 32 ビット版および 64 ビット 版はいずれも、Reflection 2014 とともに配布されています。 注意:Microsoft Windows Server 2008 R1 を使用しており、.NET Framework 4.0 が必要な場合 は、.NET Framework 4.0 がサーバにインストール済みであることを確認する必要があります。 Attachmate インストールプログラムによって .NET がこのサーバに自動的にインストールされることは ありません。 MSI による直接インストール MSI によって Reflection 2014 を直接インストールする場合、.NET 4 Framework がフルインストールさ れていないと、Windows インストーラによって警告ダイアログボックスが表示され、インストールが中止 されます。インストールする製品機能が .NET 4 を必要としない場合は、コマンドラインに 「SKIPDOTNET=1」プロパティを追加することにより、このテスト条件を省略することができます。 Windows XP 環境でのインストール Windows XP 環境に Reflection 2014 をインストールする場合は、Reflection をインストールする前に Microsoft .NET Framework 2.0 SP1 以降がインストールされていることを確認する必要があります。こ の要件は、インストールする製品機能に関係なく、MSI または setup.exe によって実行されるインストー ルに適用されます。Windows XP 環境でのインストール時にこの最小要件が満たされていない場合は、 警告ダイアログボックスが表示され、インストールが中止されます(setup.exe プログラムでは、必要 な .NET Framework が Windows Vista および Windows 7 以降上に存在するものと見なされます)。上 記の「MSI による直接インストール」と .NET 4 の要件について説明したセクションは、Windows XP 環 境でのインストールにも適用されます。 Reflection 2014 の評価 Reflection 2014 評価版ソフトウェアのインストーラには、製品に応じて、Attachmate 製品をアップグレ ードして従来の製品を削除する機能を持つものと、評価版のインストールを完了する前に手動で Attachmate 製品を削除するよう求めるものとがあります。現在インストールされている Attachmate を 保持するには、他の Attachmate 製品がインストールされていないマシンに Reflection 2014 評価版ソ フトウェアをインストールすることをお勧めします。 Reflection 2014、Reflection for IBM 2014、または Reflection for UNIX and OpenVMS 2014 の評価 版ソフトウェアの入手後、次の Reflection 2014 マニュアルページで「Evaluation Guide (評価ガイド)」を 参照してください。 http://support.attachmate.com/manuals/reflection2014.html Reflection Pro 2014 の評価版ソフトウェアの入手後、前述の評価ガイドを参照して、ワークスペース機 能を確認してください。Reflection X Advantage 機能を評価するには、次のマニュアルページで 「Reflection X Advantage Evaluation Guide (Reflection X Advantage 評価ガイド)」を参照してくださ い。 http://support.attachmate.com/manuals/reflection2014.html?prod=RXA Reflection for NonStop 2014 Add-On を評価するには、次の評価フォームに記入してください。 http://www.attachmate.com/Evals/terminal-emulation/rnonstop/eval-form.htm マニュアル Reflection 2014 製品のマニュアルは http://support.attachmate.com/manuals/reflection2014.html にあります。 プライバシについて:製品ヘルプの動作 Attachmate 製品内から [ヘルプ] をクリックすると、更新または 増補された製品マニュアルがある Attachmate サポートサイトへの直接接続が自動的に試行される場 合があります。この製品の動作には cookie が使用されますが、個人の識別情報を収集するものではあ りません。Attachmate は、オンラインヘルプ資料がカスタマサポートで果たす役割を評価するために、 内部ツールおよび外部のデータ収集サービス (Google Analytics など) の両方を使用しますが、この情 報は、製品の改善に役立てます。Attachmate の完全なプライバシポリシは、Attachmate.com Web ペ ージの最下部にある「Privacy and Legal」リンクからご確認いただけます。お使いのデスクトップの設定 から、前述の直接接続操作を無効にするか、IT ネットワークのポリシによって、そのような接続は自動的 にブロックされます。 注意:この文書の英語版 (http://support.attachmate.com/techdocs/2699.html) に、最新情報が含まれ ている場合があります。
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