Vol.19 H26.2.25 ㈱LBCコーポレーション LED施工事例 美容のプロが求める明るさを実現! −化粧品店施工事例− 先日、熊本県宇土市の福永薬局様に110形LED蛍光管160本を中心に弊社LED照 明を導入していただきました。こちらは商品の販売だけでなくメイクレッスンやマッサ ージなどのサービスも提供されている店舗で、導入後は見違えるように 明るい店舗となりました。 【導入前】 【導入後】 110形LED蛍光管 LIT110M48T 6000K ダイスター 第2弾 ダイスターと従来のトランジスタの違いは? 前号にて御紹介した画期的な新発明である「ダイスター」。では従来のトランジスタ とダイスターの違いはどういったものなのでしょうか。 図1.トランジスタとその回路記号 これまで微弱な電気信号の増幅には図1のような3端子のシリコントランジスタが使わ れてきました。今日ではトランジスタに代わってIC(集積回路)増幅器が使われるように LED なってきていますが、ICの中にはシリコントランジスタ増幅回路が形成されており本 +陽極 質的には変わっていません。 このたび岡本研正香川大学名誉教授が発明した新型増幅デ Si-PD Si-PD バイス「ダイスター」は、図2のように発光ダイオード -陰極 (LED)とシリコンフォトダイオード(Si-PD)を密着ないしは +陽極 -陰極 接近させただけという簡単な構造のものです。トランジス 図2.ダイスターの構造 光 タと同様の増幅作用を持たせるには図3のようにLEDとSiPDを回路接続し3端子構成にします。LEDとSi-PDは何でもいいというわけではなく、 LED 最適な組み合わせがあります。 図3.ダイスターと回路構成 ダイスターを使った交流アンプ(増幅器)は図4のように基本的にトラ ンジスタアンプと全く同じであり、回路抵抗の値を適切に選べば図 5のようにトランジスタアンプとほとんど同じ増幅率(数倍∼100倍以 上)と増幅波形が得られます。 図4.トランジスタアンプと ダイスターアンプの実際 出力電圧 入力電圧 トランジスタ トランジスタアンプ 鍾乳洞をコケから守れ! 近年鍾乳洞の照明がLED化されています。LED照明による空間演出の多様 さだけでなく、コケの発生を抑える役割が期待されているためです。従来の 照明の場合観光客に付着して持ち込まれた胞子や菌が照明の熱と光で成 長するのに対し、熱の発生が少ないLED照明の導入でコケやカビの発生を 抑制します。 高知県にある龍河洞もLED化した鍾 乳洞の一つで、これまでは年5回ほ どブラシを使用して鍾乳洞の洗浄を 行ってきました。こうした手間の削減 と鍾乳洞の景観を保つため、今全 国の観光鍾乳洞の救世主として LED照明が期待を集めています。 電 源 入力電圧 ダイスター ダイスタータアンプ 図4においてSi-PDに替えてより大きな電流を 流しうるSi太陽電池を使えば、スピーカーを 鳴らしたりモーターを駆動できる電力増幅器 となります。 入力 信号波形 出力 増幅波形 【高知県の龍河洞】 LBCコーポレーション お客様サポートセンター 出力電圧 電 源 図5.増幅波形(トランジスタアンプでもダイ スターアンプでもほとんど同じ) 【香川大学名誉教授 岡本研正】 お電話でのお問い合わせ メールでのお問い合わせ 087-811-0550 info@lbc-co.com 発行 株式会社LBCコーポレーション 編集 お客様サポートセンター http://www.lbc-co.com
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